Fukushima 50のレビュー・感想・評価
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戦士達の秘められた戦いを見届けろ!
フクシマ50と呼ばれていた人たちがいた事は当時聞いて知りましたが、3.11や福島原発で悲惨な出来事は我が身のことのように恐れて、現地の方々が無事いて欲しいと祈っていました。
まさかこの内容を映画してしまうとは。必見だと思い観ました。
感想
専門用語が多く深くは内容を理解できませんでしたが、決死の戦いには挑んでいたことが伝わり感動しました。また、人間ドラマも描かれておりそこも楽しめました。フィクションとは違う圧倒的なリアリティで緊迫感がありました。
作風からドキュメンタリードラマのような作品のようにも感じました。それ故に、役者さんを観ていてモデルの人の顔が浮かび違和感を感じてしまう人も一部いました。
もう一つ不満点、わざとらしいかっこつけの演出や脚本が違和感を感じさせました。
総評
9年前も前なのか、とつい最近の様に感じていることが映画になったことに驚きました。
ノンフィクションな物語から描かれる圧倒的リアリティに震え、感動しました。私たちの生活を守るために戦ってくれた勇者たちに感謝を捧げます。
120分のCM !?
記憶にまだ新しく、結局何一つ解決していない事故の映像化なので、まずエンターテインメントとして「楽しい」なんて言えない作品です。
CMを観た時から「絶対観たい!」と思っていたのに、丁度上映予定時期がコロナの自粛期間に被り、結局映画館には行けず、苦肉の策の配信上映も、我が家の小さなPCで1500円かい・・と足踏みしようやくレンタル解禁で鑑賞です。
渡辺謙・佐藤浩市ら名優の共演に期待値が高すぎたのか、意外にあっさりした印象でした。現場の緊張した空気がいまいち伝わって来ず、キャストの怒鳴り合う声だけが虚しく耳に残ります。この辺は庵野監督「シン・ゴジラ」の方がはるかに上手いと思いました。
でも、
内容に関してどうこう以前に、CMに疑問が山積です。
結局本編の見せ場を全部つないでしまっていて、「CMを伸ばしただけかい?」とツッコミたくなります。
スピルバーグ監督なども、観客の楽しみを奪わないため情報を徹底的にシャットアウトしていましたが、結論も内容も見えしまっているこの作品についてはもう少しそのあたりを考慮されても良かったのではないでしょうか?
いきなり開始5分で津波かよ💦
東日本大震災、津波による福島第一原子力発電所の事故を追ったヒューマンドラマ。
劇場公開時またまた賛否両論あったらしいが、私から言わせて頂けるのであれば、「みんな頑張ったんだよ💦」であり、東京電力が悪いだの、政府が悪いだの、あまり考えず観て頂きたいのが率直な感想である。
また別でHBO制作の「チェルノブイリ」を観た事もあってか、「日本は投げ出したりせずにあの数日をよくぞ乗り切ってくれた!」と思わせてくれた映画でした。
福島原発に居た皆さんの行動がメインの話だったのも良かった。
当時印象に残ったのはやはり吉田所長である。
「彼が先陣に居なかったら、福島はどうなっていたのだろうか?」
2年後すぐお亡くなりになった時は切なかったなぁ、、。
未来に残す映画としてはいいと思います。
しつこい様ですが、あの時日本のみんなは頑張ったんだ‼️
画一的事務的大手メジャー邦画感に埋没する実在の人物達
すまん物申させてくれ。事務的大仰演出 × クサい演技。豪華キャストなんだけど本当にごくごく一部の主要キャスト以外演技が残念。左から右に"文字通り"順番に流れる = 前の人の発言を待ってから言っていくセリフの割り振りも事務的で、その他大勢への演出が雑な気がしてしまった。まるで卒業式で後輩が贈る言葉を一人ひとり順番に言っていくように、「(心の声)〇〇が△△と言ったら自分の番だぞ…」みたいな。言ったら「はい、よくできました」みたいな、お遊戯会じゃないんだから。キャラクターの描き分けもそれぞれの温度差もなく、まるで皆同じヤツ。タイトルにもなっているくらいで50人皆実在の人物やモデルがいる筈なんだから、もっと敬意を持って描き分けてくれ!!!!!
もちろん集団心理みたいなものもあるだろうけど、例えば上司に食ってかかるやつもいれば後ろに引いている人もいるだろ。なんで皆同じ熱量で隣の人が言うのをしっかりと待ってから綺麗に同じくらいの文量一行ずつ言っていくんだよ、と。そんなの現実じゃありえないから!しかもそれがキャラクター名ちゃんと付いているような、演じ手もそこそこには有名な人がやってるようなキャラクター達にも起こっているから、もはや手癖だろと笑うしかない。そんな画一的押し問答と(専門的なことを扱うので不可避でもあるが)絵に描いたような説明セリフが、ダメ邦画あるあるの過剰な情緒性と混ざり合って、なんとも言えぬ代物になっている気がした。
原作未読だけど監督脚本が違っていたら…と考えてしまった。オファーした人たちは(すっかりネタ映画?問題作?日本アカデミー賞愚の骨頂)『ホワイトアウト』見ていなかったのかな?モブキャラ等の人数含む規模感を束ねてきた経験(実際には束ねられていない気もするが)と一応興行収入の実績から、出資者的には安牌な選択肢なのかもしれないけど、感情がまるで付いていかない。型にはめられ過ぎていて浅く薄っぺらい。本当は真摯な態度で作っているのかもしれないが感じ取る側として、なんか全体的に上っ面な気がして興醒めしちゃう。それくらい演技がクサい、演出がダサい。ごめんムリ拒否反応が。
ザ・大手メジャーの邦画という感じで、好きになれなかった。逆に海外との差を見せつけられるように、奇しくもドラマ『チェルノブイリ』がいかに傑作かを感じた。CGなどで差がつくのは仕方ない部分もあるが、もっと根底・本質的な部分で。と、正直かなり物申したい作品。あとタイトルにもなっているフクシマ50というのが世界からの呼称ってのは分かるんだけど、作中何度も出てくるアメリカ・海外報道パートどうにかならんかったものかね。あれ出てくる度に、多分途端に冷めちゃう人もいたろう。佐野史郎は明らかに笑わせにきてる。渡辺謙のキャラクターは良かったかも。ここに書き綴ったことは無論本作への評価であり、事実として私たちが、また次の世代が学ぶべきものはたくさんある。だからこそより一層本作の上述したような点は悔やまれる。《現場》本部長!
勝手に関連作『チェルノブイリ』『シンゴジラ』『ユナイテッド93』(←本来こうあるべきだという例に)、たとえ原作が良いとしてもお構いなしにつまらなくするポスタービジュアルのダサいお涙頂戴メジャー邦画
Fukushima 50
東日本大震災時の福島第一原発事故で戦い続けた作業員たちを描いた作品。
吉田所長と伊崎がタバコを吸いながら話すあの言葉。
人は誰しも常に選択をして生きている。
特に震災時のような環境で困難な選択を迫られたときには、自分が正しいと思う選択をするしかない。
浅野が若い作業員に対してかけるあの言葉。
目の前のことだけではなく、その先の未来も考えて選択しなければならない。
被災された方々にとっては観るのが辛いかもしれない。
しかし、この震災を経験していない人達がこの出来事を知り、後世に語り継いでいくために必要な作品だと思う。
映画作品としてまとまるように脚色はされていると思うが、実際にあの現場で自分達の仕事に誇りとプライドを持って戦い続けた人たちがいると言うことは紛れもない真実だろう。
日々の仕事に対する向き合い方に関しても考えさせられる作品ではないだろうか。
事前に専門用語を少しでも予習しておくとより理解できると思う。
序盤に独特な演出があったように思うが、個人的に佐藤浩市さんの演技が良かった。
入場時に配布された原作試し読みの小冊子を読んだところ、やはり映画は脚色されているところがあるようなので原作も読んでみたい。
命懸けの奮闘の果てに
後世に残したい作品だと思いました。
あまりに感情的…等々、賛否両論あると思いますが、
ただ単に物事の時系列を正確に表しただけなら、映画である必要がないように思います。
実際はもっと、淡々と事が進んでいったのかもしれませんが、
放射能という見えない恐怖、、
また爆発といったわかりやすい恐怖、、
とにかく、現場で対応した人々の感じた恐怖や、その家族の想いといったものを、少々デフォルメあるなりに、ストレートに表現し、観るものに伝えたいという思いが込められた傑作だと思います。
実際に福島の被爆地に親族がいる、自分にとっては心に刺さる内容でした。
関係した人々の想いが、後世まで受け継がれますように。
日本人は一度は観ておくべき
これは点数がつけられない。
3月11日の東日本大震災による福島第一原発事故の時に、最後まで原発の現場に残って被害を食い止めようとした人達の話。
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3.11の時まだ名古屋に住んでたから、揺れもそこまで大きくなかったし、原発の事故もなにか大変なことが起きてることは分かったけど、どこか遠い国で起きてることのような感じがして、ピンと来てなかったことは覚えてる。
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だからこの映画を見て、あの日あの原発内でこんなアルマゲドンみたいなことが起きてたことを知らなかった自分に恥ずかしくなった。
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それに実際にあった事件を映画にした中で、私が初めてちゃんと記憶にあることだから、すごい感動してしまった。
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警報が出て緊急避難した住民の人達がもうそこに戻れないこと、何度もニュースで見た原発所内の映像だったり色んなことを現実として見ているからこそ、刺さるものがあった。
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人によっては見れない映画だろうし、もっとこの事故に関わってた人はいて明確な悪者なんていない(映画内では総理が悪いみたいに見て取れる)から、ダメなところもある映画だとは思うけど、賛否両論覚悟でこの映画を作ったことに意味があると思うんだよな。
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私みたいなよく理解もしてない人間がこの映画についてとやかく言いたくないけど、私は良かったと思う。
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ちなみにマイベストアクターは本店の偉い人の中で1番右側にいたおじさん!文句のつけ方がやけに日本っぽくてリアルだった(笑)
あんなに過酷だったとは
よくぞここまで再現したなと驚きました。
CGによる再現がすばらしく、全体として良い仕上がりの映像でした。
ただ、予備知識なしでこの映画を見たら、吉田所長が、ただひたすら怒りを爆発させるばかりの映画だと思うことでしょう。なぜこの所長の下で多くの勇者たちが団結したのか、この映画からは理解できないのが難点でしょう。
これはおそらく原作に問題があると思います。
私も国会事故調査委員会の報告書を大部分、読破しましたが、(たぶん書籍数十冊分の分量がありますが)、吉田所長に対するヒアリング全文から滲み出ていた、所長の健全で優秀な人間性。この人の下で働くことは幸せだな、と、読むものに感じさせる魅力を、渡辺謙演じる吉田所長像から見つけられなかったことが残念です。
上記報告書は、多くの政治家に対しても何時間ずつ掛けてヒアリングをしています。発言を逐語的に文章化したものなので、残酷なまでに政治家一人一人の人間性や品性があぶり出しになっていました。
菅直人首相や枝野官房長官など、人格的には、ほとんど0点だと私は判断しましたが、(なかでも海江田大臣は飛び抜けて酷いですが)、そのような中で、中国から帰化した(きっと苦労も重ねてきたにちがいない)福山副長官の人間性には、私はかなりの驚きと高評価をしたものです。
しかし福山副長官に相当する登場人物が、この映画では官邸側に設定されておらず、「官邸=低能の巣」という画一的な図式に塗りつぶされていたのが、ちょっとフェアではないとは感じました。
実はこの映画、私は観るつもりはなかったのです。
しかし、菅直人の腰巾着みたいなライターが「映画の中での菅首相の描き方が酷過ぎる」という趣旨の記事を書いていたので、そこまで擁護するのなら、それじゃあ鑑賞してみようか、と思い立ったのです。
腰巾着による非難記事とは裏腹で、佐野史郎さんは、菅首相の「人間性と品格」とを、きわめてリアルに正確に演じていました。
菅直人が自分の腰巾着に頼んで記事を書かせたのだろうと推察しますが、こういうことを突発的に行う衝動を心の闇の奥底に抱えている点も含め、「人間の屑の屑」を総理に選んでいた日本の不幸が、よくわかります。
国会事故調のヒアリングに対して、吉田所長は終始冷静に対応をしていましたが、ただ一カ所だけ、感情を高ぶらせる部分があります。
私のジャマをした人たちに、どうか仕返しをしてください、と、死を目前にしていた所長は、ヒアリング担当官に訴えたのです。
この映画によって、吉田所長の仇が討てていると良いのですが、菅の腰巾着の雑文を見るかぎり、まだまだもっと打たねばならないのだろうな、と感じる次第でした。
リーダーとはいかなる存在か!
リーダーのあるべき姿をまじまじと感じさせる。
現場では死を覚悟し、全力で原発の暴走を食い止めようとしている。
福島第一原子力発電所の最前線のリーダー、そして所長、この2人は、部下の人生を気遣い、的確に対応していく。
一方で、東京本社のトップは現場の状況も構わず、一辺倒な指示しか出さない。さらに、国のトップである首相は、現場を混乱させる現地視察や、現場で怒鳴り散らすあり様。
現場のリーダーは上からの指示に本気の意見をぶつける。その一方で指示通りに、時には現場判断で、部下を動かす。
部下は自分たちが感じる意見を上にぶつけてくれている上司の姿を見て、自分の意思で動けるのだろう。
リーダー像のあるべき姿とあらざるべき姿の両方が描き出されている。
そして2人のリーダーの友情や家族に涙が止まらない。
3.11原発事故は本当に日本の危機であったことが理解できる映画。アメリカはもはや一国の問題ではないということを認識していた。
日本の歴史を知る上でも一度はこの映画を見るべきで、後世に伝えていくべき映画。
この福島の原子力の街では、現在住民が普通には帰れずにいる。その街には現在も「未来のエネルギー」という看板が寂しく掲げられている。
よく映画化してくれた
炉心爆発までまさに紙一重、危機一髪だった。身命を賭して東日本を救ってくれた吉田所長はじめ現場関係者並びに自衛隊、米軍に感謝の極みである。一方、メルトダウンをなかなか認めようとしなかった東電本社&政府を映して欲しかった。日本国民全員が目を逸らさずしっかりと見るべき映画である。
原発は制御可能と驕っていた結果がこれである。高校生の時に少し囓ったが、やはり原発の何と危ういことか。しかも流浪の孫請け労働者の犠牲の上に成り立つ。それでも原発推進する人は必見である。
日本人として観ておこう
日本人として観ておきたい作品。
知らなかったことだらけで、勉強になりました。日本ほんとに危なかったんやな〜〜( ĭωĭ )まさに奇跡‥。今平和に暮らしてられるのもこの方達がいてくれたからと言っても過言ではありません。
豪華キャストで見応えあり!
超チョイ役なのに斎藤工を使ってるあたりもすごい。👍
良いとか悪いとかじゃないけど
知らなかった・・・
奇跡の物語かもしれない
ぜひ見て欲しい。と、言えない。
感情を引きずる・・・。
悲しいのか、辛いのか、ホッとするからなのか、涙のでる感情ってなんだろう。
いつもどおりの幸せをが一番の幸せ。
原発が福島に来たことによって、幸せも一緒に運んできた。
決して、原発が悪ではない。
原発の暴走を食い止め、ふるさとをまもる為に生身の人間が必死に対峙した。
と言いながらも、原発で働く多くの人々は、ふるさとを失った。
真実は闇だ。だが、言葉を選ばずに言えば、帰宅困難地域が福島県の一部で済んだのは、奇跡があっただけ。
一つ一つのシーンが大切な映画ではない。
全体で感じる映画なのかもしれません。
一つ一つをみれば、米軍に関係するシーンを入れるならば、あんなに薄くしなくても良かった。
という感想もありますよ。
賛否両論あると思うが、後世に語り継ぐべき作品
・極限状態のなか決死の覚悟で対応されたFukushima 50 の方々に感謝・感激気持ちでいっぱいです。
・2号機の爆発防げたのは、たまたまだったって事実は衝撃を受けた。
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