Fukushima 50のレビュー・感想・評価
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過ちを風化させないために
どこまでが事実を元にしているのかは不明ですが、
未曾有の大災害が、自然を舐めすぎた人類と王様気取りのアホな政治家たちによる人災だったということを風化させないための大事なメモリアル作品だと思いました。
50人のヒーロー、ヒロイン達の闘いと家族への深い愛情についてシッカリ讃えていて感動的に描いてある脚本に好感がもてました。
福島富岡町出身の友人のFBには、防護服を着て一時帰宅し荷物を取りに行ったときの日記がアップされています。
帰れなくなってしまった故郷の公園、桜並木への郷愁が綴られるたび胸がしめつけられます。
その日記と本作品がオーバーラップし、涙がこぼれました。
震災の人災は、まだ全然終わっていませんよね!
復興オリンピックで聖火が福島からスタートするなどという美談で、大人災を風化させることがないよう祈るばかりです。
学校で観せてみてはどうか?
日本人は観て知っておいた方がいい。
渡辺謙と佐藤浩市の影で佐野史郎が頑張ってて、
「アイツ邪魔だなぁ」と当時の腹立たしさが甦えります。
あと、吉岡里帆は何を演ってもアザト可愛いので、
もう本当に可愛いって事で良いのではないかと思いました。
個人的にはボヘミアンラプソディ以来のヒット作
全体的にはあまり評価が高くないようですが、個人的にはボヘミアンラプソディ以来のヒット作で、何度泣いたか分からないくらい泣きました。
福島原発事故のことは自分もブログに書いたりして、理論的にどういう事故だったのかということは、そこそこ深いレベルまで理解していましたし、自分は理系の人間なので、メルトダウンや水素爆発の経緯も科学的には理解できていたのですが、現場レベルでどういうことが起きていたのか、どういう状況だったのか、それが非常によく分かる映画でした。
もちろん、映画ですから大なり小なり脚色はあるでしょう。しかし、それを差し引いても『おそらく現場はこれくらい酷く、切迫した状況だったんだろうな…』ということが手に取るように分かる映画でした。そして、現場の人間と東電本部との距離感や温度差、無理解で取り乱した当時の官邸の様子もよく分かりました。
死の恐怖が間近に迫りながら、やれることはすべてやろうと必死で作業した現場作業員の勇気には敬服するばかりです。と同時に、原発に無理解な政治家が権力を振りかざして『これは命令だ』と、トップダウンで現場の作業に横槍を入れる理不尽さは見ててただただ歯痒かった。
映画とは関係ない話ですが、事故前には国会でも、原発の全電源喪失に備えた安全対策が必要ではないか、ということが議題にあがっていました。しかし『我が国の原発は世界一安全だから対策は不要』と答弁し、たった数十億円の非常用電源の設置費用をケチり、このような大事故を招いたのは、他でもない当時の安倍首相でした。それを考えると、どのツラ下げて、もう一度首相をやろうと思ったのか、彼の人間性には甚だ疑問を感じます。
東電にしろ、政治家にしろ、もう少し責任感をもって仕事に臨んで欲しいと切に願います。あまりにも無知だし、あまりにも他人事だし、あまりにも無責任です。その泥を被るのは他でもない、現場の人間であり、周辺住民なのです。その責任をもっと感じて欲しいと思います。
渡辺謙と佐藤浩市の迫力と優しさに惚れる。
あの時ニュースで毎日のように報じられた福島第一原発の事故の様子を、誰もが不安な気持ちで見ていた。何か事が起こると誰のせいだと「責任論」を言いたくなるが、そんな気持ちを吹き飛ばしてしまうような驚くべき現場の活躍の様子が描かれる。現場を必死で守っていた人々がいたことを知れただけでもこの映画を見て良かったと思う。外から見ると、想定外のことが起きて、現場は大混乱でなすすべがなかったかのような印象を持っていた。しかし実際は震災直後から組織立って対処するプロ集団であった。現在の状況はどうなのか、このままだとどうなるのか、今できることは何なのか、すべて客観的に冷静に判断して実行している。現場には、自分たちが何としてでも守らなければならないという熱い思いがあふれている。皆が相手のことを思い、信頼関係で結ばれている最高のチームだ。対照的なのが東電本店と官邸である。それぞれの立場で物を言うだけで、何もできない無能ぶりである。日本や国民を思う気持ちは嘘ではないだろうが悪役に見えてしまう。
津波も原発事故も大きく言えば自然の力である。自然の前では我々は無力のことが多い。恐らく自然を完全に支配することなどこれからも不可能であろう。しかし人類はいつも困難に立ち向かい乗り越えてきた。原発の作業員の勇気や、町を追われた人々の逞しさ、自衛隊や米軍の支援などを見ると少しだけ未来に希望を持たせてくれる、そんなことを感じさせる作品でした。
評価し辛い作品
映画として観ると在り来たりな作品。
だが現在の日本の政治状況を考えると、客観性に欠ける作品でもある。
実際にあった災害なので、それぞれの立ち位置にいる人達の描き方が浅いようでドラマとしてはあまり評価出来ない。
ただ配役は凄いです。
今をときめく吉岡里帆などを脇で使ってるし、原発作業員は殆んど主役級なので。
佐藤浩市もハリウッドに行くか?
追記ですが、劇中でアメリカ大使が日本人に対処出来る事案ではないと言わせてるがこれは案に当時の民主党政権をディスってるのだと。
原作は門田隆将ときて納得。
彼は関西の政治バラエティ番組で菅直人に食ってかかってたからね。
やっぱり評価はしづらい作品です。
批判に批判してる工作者に何か思うことはないの?
この映画は冒頭でおもいっきり保身に走る。「この物語は事実に基づくが、フィクションも混ぜる」と言ってあるのだ。その時点でこれはもはや「相棒」シリーズと何ら変わらない。
だが、ここにおいて「事実と異なる!」と騒ぎ立てるのはおかしい。
正しくは、「卑怯な逃げ道を作ってるんじゃない!」だろう。
物事を厄介にしているのは、中途半端にドラマをねじ込んでいるからだろうが、架空の話を混ぜた時点で現実の原発事故による避難生活者たちや、彼らを愛するものたちは少なからず怒りの感情を覚える。
人の心を理解するものなら、事実をつまみ食いして勝手にデコレーションして、「お涙頂戴」に仕立てあげることが、原発事故のせいで崩れもしなかった家をも追い出され、野性動物や心無い空き巣どもに荒らされ放題にされている避難生活者の神経をどれほど逆撫でするかは理解できよう。出来ないというのならそれはもはや人でなしだ。
この監督はお涙頂戴すればいい映画になると信じて、様々な人の気持ちを考慮せず、こざかしくも批判が起こることだけは察知して逃げ道だけ作って公表した。
開き直り・言い訳は情けない行為だ。恥を知るべきだろう
現実に起こったことを、現実の作業員の名前で再現しつつ、為政者や所長の名前はぼかす。権力を悪者として描きたいばかりに、権力に屈していると認識できよう。また、ストーリーの展開上、やむを得ず事実をねじまげるので、批判されたときのためにテロップで予防線まで作って保身に走る始末だ。そんなに傷つきたくないのか。人を傷つけるような映画を作っておきながら!
これは素晴らしい監督のやる行いではない。
心の底から軽蔑してもあまりある。
さて、タイトルの通りだが、気になる連中が跋扈している。
レビューにすらなっていない「批判への批判(必ずといっていいほど高評価)」を放置していることだ。
こいつらは映画についてひとことも語らず、常に文句を垂れながらちゃっかり最高または最高に近い評価をしている。
なぜこれらがいつまでも消されないのだ?まさか運営的にはこれらもレビューなのか?
高評価を行う連中が誰一人として「それは違うんじゃないかな」と指摘できないあたり、高評価帯の自浄能力の無さが露呈しているように思える。
映画(物語)であるとしても・・・☆
ほとんど何のプロローグもなく地震の場面から始まる。
この映画が製作されるのには、9年という時間が必要だったのだろうかと。
渡辺謙と佐藤浩市のダブル主演。
ダブル主演という言葉には、いつもどうかなぁ・・と思いますが、今回は
比較的納得して見ました。
二人だけではなくて、脇を固める俳優もオールスター。
火野正平が とても良い味を出していて印象に残りました。
実際にあったことを映像化する難しさも感じたが、良く出来ていると思う。
政府と東電の間で、振り回される現場。
何もわからずに命令だけ出し続ける中央の人間。
死にもの狂いで闘おうとする現場の人々。
きっと現実は、もっと凄まじいものだったことと思われる。
「決死隊」に志願する人、使命が果たせなかったと謝る人の場面など
物語と分かっていても 切ない気持ちにさせられます。
家族のことも、安っぽい家族愛みたいな感じで描かれていなくて良かった。
震災は、今もなお続いている。
F1でたくさんの人が働き、地元に帰ることができない人々。
こういった映画を見る度に、離れて暮らす自分達に何が出来るかと
問われているように思う。
もう一つは、中央と直面する現場の温度差。
今の新型コロナウィルスの状況を見ても、何も変わっていないような気が
して、暗い気持ちになってしまった。
まだ9年。
月日が流れているようでまだ9年。リアルすぎる話でどうなんかと思ったけど風化する前にしっかり確認しておいた方がよいかも。
何か間違っていたのかなー、というセリフがあるけど多くの人が想像してなかった災害だし間違ってた人なんていなかったんじゃないかなー。あの状況で必死にたたかう現場の人達の姿をみて泣けた、こんなだったとは知らなかったし。
リアルだった
この映画の中に登場した、とある役柄そのままを実際に経験した者にとって非常にリアルな映像だった。と共に、よくぞ映像化して頂いたと非常に感動しました。
大熊町の入り口に掲げられた【原子力明るい未来のエネルギー】というアーチが最後に出てきましたが、実際に震災直後に原発に向かう時に通り、真っ暗なところで車のライトに照らされ、ものすごく不気味な印象があったことを思い出しました。
また、満開の綺麗な桜並木では帰還困難のため誰も見る人がいないけど、これからもずっと変わらず咲いていくというメッセージが受け取れて感慨深くなりました。
事故後のほんの数日間の
出来事を扱った事で、集中力は高まったが今だに続いている事という認識はむしろ薄まった。
吉田所長のお葬式で終わらせるのはどうかと思った。
見どころシーンも多く、セットも良かった。
今だから作れるのか?とも思うが、5年くらい早くに作って欲しかった映画。
なんでタバコがこんなにうめえんだ
当時小学生だったこともあり、正直原発事故に関してはあまりにも知らないことが多かった。緊急速報から始まる冒頭、"そんなに急がんでいいよ"と言ったその瞬間に津波が襲ってくるシーン、どれも当時本当にあったことなのにわたし自身が忘れ風化させてしまっていたため、一鑑賞者として恐怖を感じてしまった。この恐怖を目の当たりにした人が大勢いたのに。東日本大震災を風化させてはいけない、と強く思った。
佐藤浩市ら演じる福島第一原発の職員たちの、決死の思いでふるさと、日本を守ろうとする姿はあまりにも印象的。私たち現代人には欠けている精神であり、この映画を見て思い知らなければならない。失敗し戻ってきてしまった工藤らや弱音を吐いてしまう前田がしきりに謝る姿は、日本人らしい精神で、印象的だった。現場の人々のそれぞれの正義感を全ての役者が全力で演じきっていて素晴らしかった。佐藤浩市さんと吉岡秀隆さんが本当に素敵。リアリティのある大作には必ずいてほしい役者さんです。
タバコを吸うよしやんと伊崎のシーンと息子を見て思わず涙する伊崎の父の表情が印象的。
批判的に見るのは構わないが
我が国は幾多の試練を乗り越えて今の日本を形作ってきた。日本人一人一人が国を思い、自分に課せられた責任と向き合ってきた。
そういった意味においてこの映画は東電を美化するものでもなければ、当時の政権を揶揄するものでもない。
批判的に見るのは構わないが、そういう人とは共に歩みたいとは思わない。できればこの国から去って頂きたい。
風化させてはいけない事象だけに賛成
書き手のイデオロギーに対しては置いておいて、3.11福島第一原発の事故に対しては風化させてはいけないし、作品の出来は良し悪しにかかわらず発信し続ける必要があるであろう。
作品としても団塊の世代させたらピカイチの渡辺謙、佐藤浩市のw主演が素晴らしい。社会派映画を作ることには上手な若松監督が絶妙なさじ加減で物語を展開している。無駄な前置きもなく地震発生となる演出も全く飽きずラストまで集中力を維持できた。
観ていない人は東電賛辞はおかしいぞとか、現政権をかなり支持している右寄りの作家の書いた作品ではないかと懸念するかもしれないが、思いほか中立的に描かれているし東電幹部や本部の描かれ方も辛辣である。
臨場感もありキャストの生かし方もいい。未曾有の大災害ではあるが最悪の結末をギリギリの状況で回避できたことに対してこんな戦いがあったのだと、この事実を風化させずに伝えていくことは必要だと思える。
左右関係なく社会派エンターテーメンとして観ていただきたい渾身の一作。
拍手をおくりたい
非常に、良くできていました。
素晴らしい。
これこそ価値のある映画と言えるものかと思えました。
働いている身としては今日や明日を頑張ろうと思える内容でもありました。
いつもみたいにネタバレを避けているわけではなく、もうどこが良かったとかないですね。全て良かったです。まとめ方も
あの当時多くのひとが政府や東電のくそどもの対応に腹立たしかったかと思いますが
その辺りもけっこう忠実に描かれてました。
またテレビの遠目では発電所の屋根がぽぽぽーんしてただけだったし、シーベルト説明されてもなんのこっちゃだった人も多かったかもしれませんね。
映画の「現場にいるということ」「爆薬庫の前で働くということ」の表現力、演技、爆発のタイミング、、恐かったし、非常に秀逸。
セリフもとても自然。リアルでしたね。
BGMはどの映画も非常に大切なパーツのひとつだし自分も観賞の際は自然に気にしてしまうのですが、
この映画必要最低限しか流しません。すごいね。必死な場面や泣ける場面でも演技やセリフの言い方で表現してくれる。素晴らしい。
そういえば自衛隊と数秒程度のやり取り、
あれも良かった。
ありふれたよく聞くセリフですが演技力により泣けてきます。失礼しましたが良かった。
政府や上司のクズ以外は日本人らしい礼節にあふれてましたね。いろんな場面で。
反面、心温まりはしたけど日本とアメリカの比較も良かった。
戦時中そのままです。変わってないんだよな。
生きていた日本人がだれでも知っている現実のストーリーを根幹に、しっかり映画としても見応えあるし、人を育てる内容でした。
こういう映画は実際にあった出来事としてどんどん学校でも見せるべき。
廃棄物の映像もラストで映したのも大事なことだと思いました。
そういえば減点対象にはしないけど
タバコはよくないな。そこはだめだ。
全てが事実なら
映画で描かれていた全ての台詞や事柄が事実であれば胸に刺さる映画でした
広島市に生まれ育った自分にとって
原子力や放射能などのワードは
小さい頃から教育を受けてきましたが
化学的ではなかったように思います
吉田所長のリーダーとしての行動
決断
感情が漏れ出てしまうところ
人間らしさ
色々と思うところありました
自分がこの立場に立った時に
できるだろうか
怖くて怖くてボー然としてしまうのでは、と思います
ここで働く人達は放射能の怖さは
誰よりも知っていたはずなので
目の前に起きてる現状を
少しでも食い止めたい気持ちが伝わってきます
今も福島は大変な現状が続いていますが
終わりの見えない戦いは続いている事を
認識しなければならないと思います
当時の様子を鮮明に思い出す。
2011年3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災での、巨大な津波による被害をうけた福島第一原子力発電所の事故で、奔走し奮闘した人々のヒューマンドラマ。
忘れることができない、いや決して忘れてはいけない、大地震と津波。
これは、東電・吉田所長物語といっても良いだろう。本当は何が起きていたのか?真実は何か?が良くわかった。
現場での東電の奮闘に反する本店の指示、海水注入し続けてよかったよ。
当時の様子や、「イラカン」や「ただちに人体や健康に影響を及ぼすことはない」という言葉を思い出し、政府や東電幹部の嘘や間違った指示対応に、悔しくて怒りで目頭が熱くなった。
あ~田中角栄が首相だったらどうだったかな~と、ふと頭を過る。田中角栄が大蔵大臣だったころ、昭和39年の東京オリンピック、代々木競技場の吊り屋根構造の膨大な費用を、よっしゃよっしゃ俺が全責任を取ると快諾した、あの手腕。東海道新幹線開業のときもそうだよね~。ただね~ロッキード事件のワイロが残念だけど、国のお金の有効活用とリーダーシップは、認めないわけにはいかない。
と、話が違う方向に行ってしまいましたが、この映画は、日本人ならぜひ見ていただきたい作品です。
それでも向き合っていく覚悟
コロナで映画館は控えていましたが
様子を見て鑑賞
感想は
当時の緊迫感
どうしようもなさ
立ち向かう決意
ひたすらリアルに描写されており
コロナで気落ちしてるところを勇気づけられました
あとこの映画は政治的なメッセージは一切無いと思います
ただ原発と共に育った作業員の人々が
故郷を守るために戦った記録
当時の政権の個人名は出てきませんし
(まあ出さないのが逆に皮肉っちゃ皮肉かもね…)
あとどうしてもそんなに過去の話ではないため
この映画の話なのか
実際に起こった当時の印象なのか
鑑賞後に議論するのは難しい作品だと
思いましたが
自分にはとりわけ美談には感じませんでした
ただ綴るに留まった印象
原作は門田隆将氏の吉田所長へのインタビューをもとにした作品
現場を投げ出して職員が逃げたと報じた朝日新聞や
それまとめて事態を収拾したと吹聴する当時の首相などに
真っ向から反論する形で話題になりました
冒頭いきなり地震が発生するところから始まり
津波による非常電源停止から原子炉の冷却システムが止まり
どんどん悪化していく事態をなすすべ無く対応に追われ
意味不明なタイミングでの首相の視察など様々な
対応に迫られる福島第一原発の吉田所長や
伊崎当直長とスタッフの奔走が描かれます
当時原発の様子はワイドショーなどでは御用学者が
安全だ安全だ爆発はないと言い張り
NHKの遠影カメラでしか様子はわからない程でしたが
いきなり水蒸気爆発を起こした映像は正に恐怖でしたし
正しい情報はわからずいよいよ日本もおしまいかと
思わされましたし自分は中部地区でしたが日々線量を
気にしていた記憶があります
この映画で感じたのは福島に建設された原発と共に育ち
生活として関わってきた原発をどうにかして
故郷を守ろうと言う気持ちで立ち向かい
最悪の状態は防げたものの帰れない場所を作ってしまった
事への責任などといった感情が現場の作業に携わった
方々にあったのだなと思ったことでした
9年経った今でも完全に元通りには当然なっていませんが
少しずつ回復が進んでいることは幸いなことです
むしろ損害がつづいていなければ「困る」らしい
反原発派の連中の未だに続く福島へのヘイトには
憤りを感じます
原発は推進か反対かという二極論ですぐ語られますが
自分は手放せるか出来ないかだと思うし
出来ないと思います
前述の通りひとつの地域を活性化させる経済面
資源の少ない国での効率の高い発電方法
1度すった甘い蜜から逃れられるでしょうか
もし現世の文明で否定したとしても
巡り巡ってまた関わることになると思うからです
ならしっかり向き合って付き合い方をはっきりしていく
事が文明の責務だと思います
あの地震に耐えた原発もあるのですから
クルマも内燃機関を止め電気自動車にすると
言ってますがその電気を作るのに石油を燃やしていたら
結局やってることは同じです
これからも議論はつづくエネルギー産生法
こうした作品などをもっても色々考える
キッカケになると良いと思いました
ちゃんと知っておかないといけない
正直まだ胸がつまるんやけど、ちゃんと観ておいて、覚えておかなあかんなと思う映画でした。そして、今いかに奇跡の上に自分が生きてるのかを知ることができました。やっぱり自然を把握することはできなくて、コントロールできると思うのは人の奢りで、それでもうまく付き合ってうちらは生きていかなあかんのやと思います。
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