パピヨンのレビュー・感想・評価
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リメイクではなく新作
原作や昔の作品を知らずに観た。真実をベースにしながらもあちこち脚色されていると後で知った。
●●にはならないで!と願いながらも、打ち砕かれる展開。ドキドキしつつ、ため息をつきつつ観た。途中、神に遣える天使の筈のシスターの憎かったこと。それがひときわ印象に残っている。
ドガとの2人の関係は不思議で、友情なのか正義感なのか仲間意識なのかはたまた愛情なのか読み解けなかった。
ラストのどんでん返しには涙が自然と溢れた。一緒になって叫びたい気持ちだった。
主人公のチャーリー・ハナムをネットで調べたが、この作品の彼が最高に格好いいと思った。はまり役ですね。
生き地獄!! 2人の男たちは独房から脱出できるか!?
古い映画のパピヨンを観てないのです。
スティーブ・マックイーンと
ダスティン・ホフマンが出演と言うことを
知って、演技派の男気のあるストーリーを
イメージしました。
こちらのリメイクは、何回も監獄島、脱獄を
試みるけど失敗に終わる場面!
囚人服から裸になり、地面が土の泥に塗れて
泥だらけになるシーンは、正に泥試合でした。
ルイ役をしたラミ・マレックは小柄な体で
口を割らない、抑えた感情のなか
力強さを感じる熱演でした。
刑務官が囚人に対する情け容赦ない
襲撃とも思える『終劇』が最後まで見られました。
囚人の1人がギロチンで処刑される場面は、
ショッキングで自分も同じ目に合うのか
と緊張感がいっぱいになりました。
崖の上から海に飛び降りたとき!!
海面に映った太陽に一筋の光、微かな希望が
感じられました。
パピヨン役のチャーリー・ハナムは
ルイを脱出に導く男性、2人の友情が
見られたストーリーでした。
実話の小説を元にした映画でしたが
小説を読んだことがないのです。
事実と異なる演出はあるかもしれませんが
張り詰めた空気があった面白味のある
作品でした。
過去鑑賞
これもレビューしてなかったですね。
シャフナー監督のマックィーン&ホフマン主演のオリジナル版も何回かは観ているのものの時間が経っているので細部までは覚えていないので比較出来ないんですが、泥臭さが抜けて洗練された今時な感じになっていましたが、良い出来ではないかと思います。
パピヨン役のチャーリー・ハナムさん、表情によってはマックィーンに似ていましたね。
獄中生活によって痩せ細っていく様には役者魂も感じられました。
原作のある作品なので、多分ストーリーは変わっていないと思いますし、それを何故リメイクしたか?不思議な気もしますが、スティーヴ・マックィーンさんとダスティン・ホフマンさんという名優がかつて演じたオリジナル版をまだ観た事無い方が観るきっかけになってくれれば良いような気がします。
驚愕すべき心の強さ
面白くなかったわけではないのですが、
流刑地での過酷な囚人生活がどんなものだったかを知る
不屈の精神力
1973年作の「パピヨン」のリメイクです。
スティーブ・マックイーンのパピヨンをチャーリー・ハナムが、
ダスティン・ホフマンの演じたドガを「ボブミアン・ラプソディ」の
ラミ・マリックが演じています。
会話と説明の少ない映画です。
その分映像で分かる工夫がされています。
ご存じの通り、脱獄映画です。
それも実話で、アンリ・シャリエールの原作の映画化。
無実の罪で終身刑を言い渡された通称パピヨン(胸に大きく綺麗な蝶々のタトゥーが彫られている)
演じるチャーリー・ハナムはマックィーンに負けず劣らずの美形
(異論のある方、すみません)
私的にはピース・レジャーとマックーンを足して2で割った感じ。
オマケに肉体が惚れ惚れするほど引き締まって美しい。
一回目の脱獄で痩せ細っても、あばら骨すら美しい(バカか!?)
これだけでも観た甲斐があった(ますますアホ!!)
パピヨンとドガの奇妙な友情。
ラミ・マレックがひ弱な頭脳犯を、フレディ・マーキュリーとは別のアプローチで
実力を見せます。
パピヨンの独房での2年間。
そして更に暗闇の刑とも言える光を遮断された独房での数年間。
狂わない精神の信じ難い強さ・・不屈の心は何処から生まれるのか?
オリジナルではあまりにも執念深くて、憎しみを朧えた刑務所長。
リメイクでは少しマイルドに変わってます。
見応えのある良作だと思います。
かなりの
名作のリメイクは難しい。
オリジナルを見てると、どうしてもくらべてしまいますね。
そして、そのオリジナルが好きな作品だったら、
採点は低くなるんじゃないかなあ。
ストーリーは、知ってるわけだし、
どう違うかばかり気になってw
オリジナルは「大作」って感じでしたが、
こちらは、はしょりすぎというか、
コンパクトになったように感じました。
脱獄や投獄の過酷さが描ききれてないというか。
オリジナルのドガの老け方なんてすごいもんなw
まあでも、初めてパピヨンを見た人は
楽しめたんじゃないでしょうか。
オリジナルへのリスペクトも感じますね。
どちらも好き
オリジナルをもう一度観ないとダメだな
数年前に観て、良かった印象があって、しかしタイトルも含め記憶が曖昧になっていたところ、プライムでランダムに再生したら、ああこれだ、となり合点した。ところが、これはリメイクというのを、あとで知り、そういやあもっとアナログな感じだったなあ、でオリジナル情報をキャスト含め確認し、数年前に観たのはオリジナルほうでこれじゃない、と再合点した。
ちょっとオリジナルの記憶が曖昧だが、間違えてしまうくらいシーン等は変えてない、ということかもしれない。でも、以前観たときより最後の解放感がないような気がした。ドガが島に残るわけだけど、オリジナルのほうは残る理由も頷けるきれいでのどかなところって演出だったような。長い時間を共有したようなそんな感慨があって印象が良かったはずだけど、そこもちょっと欠けていた。
なんにしろ、オリジナルをもう一度観ないとダメだな。。
でも、これはこれで十分良いと思う。
メガネ君のルックスが印象的!!
出だしは入り込みやすく、主人公よりドガ(メガネ君)がいつやられるのかが気になって観ていました。内容自体は特に所内はありふれたもので普通だと思いますし、極悪な所長やライバルもいない為、ハナムを観ているだけで単調に感じました。
オリジナル版は未鑑賞
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