プロメアのレビュー・感想・評価
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今石x中島の本領発揮
トリガーの今石洋之監督のセンスは映画館向きだと思っていたけど、ここまでやってくれるとは。「劇団☆新感線」の座付き作家、中島かずきとの名コンビによる3本目の作品だが、これまで2人がやってきたことの集大成という趣だった。スピーディーな展開に、熱いキャラクターたち、むやみにスケールがでかい世界観はアニメならでは、中島かずきらしい、流れ者たちの反逆の物語でもあり、歌舞伎を意識した演出に目を見張る。応援上映もやるらしいが、さぞ盛り上がるだろう。
ビジュアルも革新的、シンプルでポップな絵柄で質の高いイラストレーションが動いているような印象を与える。スパイダーマン:スパイダーバースが斬新なビジュアルで驚かせたが、こちらも負けていない。メインキャストの3人も演技も最高、元々中島氏があてがきしたらしいので、ハマりまくっていた。彼は多くの役者と仕事しているので、普通のアニメ演出家よりも多くの役者を知っているのが大きい。
中途半端感が、、、、
スパイダーマン・スパイダーバースの後にリリースされたことが不幸でした。自分にとっては。
まず、目に飛び込んできた映像の作り込みの既視感がスパイダーバースだと気付くのに数秒もかかりませんでした。その後、BGMを認識してしまいましたが、ますますスパイダーバースと重なるような制作品でした。しかし、時折現れる雑な作画やノイズにしかなってないBGMが残念でした。
配役についても、堺雅人にあの役は全く合ってません。声が堺雅人のままなのでキャラと声のギャップが多少窮屈でした。また、松山ケンイチや早乙女太一がそんなに悪くはなかったと思いますが、本作品を本職の声優さんたちで固めたら、別の印象をもったことは確信できますが、演出そのものを多少丸めていく必要があります。カッコいいかと言われれば「?」だし、可愛いわけでもない、絶望感や恐怖もさほどなかったし、ワクワクもしなかったし、、、あれ?なんだろ?
ただ、作品のコンセプトや楽しませ方へのチャレンジは十分に理解できます。
その意気込みと完成物の中途半端さ加減のギャップが残念でなりません。
テレビTOKIOの深夜アニメでやってそう。
ウルサイ、ウザイ、ウットシイ。
サイレントで見ている。あと、5分。
サイレントで見たら、少しだけ我慢できた。物語は所詮子供だまし。
最後のエンドロール見ているが、繊細さが感ぜぬばかりか、赤系統の色を使い過ぎる。
難聴と視力障害がある人は不快感が残るだけだと思ったが、全て健常であっても疲れないの?
この類は見れない。残念ながら。
テレビトキオの深夜アニメでやってそう。と思ったら、
えっ!エヴァンゲリオンなの?
エヴァンゲリオンが恐ろしくなる。
少年向け熱血アニメ‼️元気が出ます‼️
名と形は重要
◯◯展とか◯周年展とかってなかなか遠くまできてくれなくて、うぅ〜都心はズルい…
と、常々思ってはいたが今回の「中島かずき展」はなんと地元に来てくれる!
そんな朗報に嬉しさのあまり配信視聴。
あー、もう2.3回劇場で観とけば良かったなって熱くて熱くてすごい迫力。
好き嫌いははっきり分かれる中島かずき氏作品。
声優に関してはアニメという入りづらいコンテンツなので俳優さんを当てるのは仕方なしとは思うけど、今作は間違いでもなかったかな。
三角と四角、あり得ない色彩、とんがったスタイル、8ビットのような街並み。
リアルな世界に寄せようなんてさらさらない、完全アニメの世界。
そこで繰り広げられる魅力的なキャラとロボとギミック。
「この格好じゃ力出ねぇ!」
確かに確かに。
ロボの形は信念の形だからね。
ドリルが出た時は皆興奮したに違いない!
ストーリーに関しては、勧善懲悪と友情があればいいじゃないか。わかりやすくて。
昨日の敵は今日のバディ。
スパイダーバース観たくなってきた。
勝手に妙な名前をつけるんじゃない!
世界の衝撃の真実を知ったらどうするか
好きなキャラクターの存在が、その作品を好きかどうかに影響を及ぼす。
メインキャラクター5名の声は俳優が担当。
態度がでかい主人公ガロ・ティモス...松山ケンイチさん
もうひとりの主人公リオ・フォーティア...早乙女 太一さん
陰日向にガロの手助けをする財団の理事長クレイ・フォーサイト...堺 雅人さん
ネズミのビニー...ケンドーコバヤシさん
科学者デウス・プロメス博士...古田 新太さん。
独特なキャラクターの容姿が個性的で魅力的。
スピーディーで迫力ある戦闘シーン。
メカ登場時の構図の良さ。
斬新なアングル。
パステルカラーのアーティスティックな絵が印象に残る。
スケールが大きく、テーマも正義について考えさせられる。
中島かずき色
あっけらかんとした、クヨクヨしない主人公に、屈折した影のあるライバル。そして、陰謀を画策するラスボス。王道の設定。最初は敵対する主人公とライバルだが、最後は理解し合い協力する。単純明快なストーリーだが、演技と絵と音楽が盛り上げていく。劇団☆新感線でもできそう(が、問題は年齢かな)。
平板なパステル系の色使いが新鮮だった。リオの造形も少女マンガ的で良い。そのリオの声が早乙女太一なのもぴったり♥ 松山ケンイチも上手い。が、やはり堺雅人は想像を超えてすごかった。倍返しや別班よりすごいかも。
原作の映像化について議論がかわされる昨今、きっちりオリジナル作品を作ることは素晴らしい。中島かずきも火消しをキーワードに、こんな壮大な物語を書けるのはすごい。新感線でもそうだけど、哀しさや切なさが必ず織り込まれているところがいい。光があれば影もある、それが描かれることで、深みが出ると思う。
2024年1月1日の放送だったので、ずっと津波注意報が画面に出ていた。この放送を楽しみにしてた被災地の人もいたかもしれない。災害は時を選ばず起きるけど、お正月というのは本当に辛い。再建を心から祈ります。
BS11の放送を録画で視聴。
トリガーの熱い展開
突然変異の生命体バーニッシュが各地に出現、それは別の生命体プロメアと感受性の近い人が影響を受けたものであった。
プロメアの影響もあり地球滅亡が近づいており、地球脱出のためバーニッシュを犠牲にしたワームホール技術を使おうとする。
途中途中に謎のギャグ要素がある
メインキャラの声優に役者を起用していて違和感がある
最後の方は謎の熱い展開で盛り上がる
ちょっと子供っぽい
近未来消防隊がバーニッシュと呼ばれる発火能力を有した新人類のテロリストを捕まえたら……っていう映画
TRIGGERだけあってアクションシーンの完成度がずば抜けて高く、本作の主題である炎を使った戦いは炎が形を持って荒れ狂うように描かれており、新鮮で面白かった また、氷を使った武器やロボ・メカも前衛的でとても面白かった キャラデザも米山舞さんがかかわっているだけあって、美しさとかっこよさを共存出せたユニセックスな感じが良かった(特に、リオ)
しかしストーリーやキャラクターは作りがお粗末で、ストーリーはアンパンマンみたいに単純だし、キャラクターはずっと同じこと言ってるしうざいしで好きになれなかった あと、声優さんじゃなくて俳優なのもなんとなくいやだった アーティストは豪華だった
堺雅人の声があまりに分かりやすい(笑)松山ケンイチと早乙女太一は気...
上手くストーリーはまとまってはいるんだけど…
超超超!オタク映画
どうしたら一般化できるのか
壮大なスケールで善悪が分かりやすく、演出が派手なので、まさにエンタ...
火事場のバカ男!
Amazon Prime Videoで鑑賞。
主人公が困難を勢いだけで突破していく熱血な単純明快ストーリーかと思い込んでいましたが、バーニッシュを巡る偏見や差別に考えさせられ、それを利用して己の曲がった正義を貫徹しようとする黒幕との激烈なバトルに手に汗握りました。
「天元突破グレンラガン」は未見ですが、終局に向けてテンションが爆上がりしていったらしいとは小耳に挟んでおり、本作もご多分に漏れず爆上がりしていきました。ほぼ前振り無しに巨大ロボットが登場し(名前がデウス・エックス・マキナなので潔い)、相手方にもロボットが登場したのには驚きました。
スピーディーで熱い展開もさることながら、画の感じやカット割りが独特で、クセになるようなビジュアルの数々にも圧倒されました。滅殺開墾ビームはさすがにワロタwww。
※修正(2024/03/23)
作家性が前面にでたポップな作品。
内容は、SFチックな世界観とロックでポップな消防士と仲間が活躍し地球を🌏救う物語。好きな言葉は『宇宙一の火消しバカよ!』最初から最後まで一貫して貫く主人公の信念の様なもの。好きなシーンは、独特の台詞回しとキャラクター名が見栄を張る様に表現されるところ。グレンラガンやキルラキルを見ても分かる通り小さな主人公が世界を巻き込み途轍もなく大きな問題と対峙し解決へと導く物語構成。奇跡が起こりすぎる展開がコメディとして表現されている。激しすぎる映像が逆に疲れて眠気を呼んでしまいました。観る前からテイスト解ってたのですが、好き嫌いは分かれる作品だろうと思います。物語の結果ではなく、物語の工程の作家性が暴れ過ぎた作品は流行の名残を感じました。
45点
映画評価:45点
《グレンラガンやキルラキルは視聴済です》
この作品の良い所は、
オリジナル脚本でありながら、
しっかりとストーリーが作り込まれていて、
制作陣のやる気が感じられる所です。
逆にアニメやゲーム化されていたものではない為、オリジナル設定に馴染みがもてないのが難点でした。
いきなりバーニッシュとか言われても、
あんまり理解出来ないし、作中通して一生懸命その特性や習性を教えてくれるけど、こちらは受け入れるしかないから感情移入しづらかった。
映画という2時間の箱に納めるには、
とてつもなく勿体ない作品でした。
アニメ版だったら、まず日頃の火消し活動から仲間たちのやり取りが深く垣間見えるし、
クライマックスに向けてクレイの本質も見えてくるなんて最高じゃないですか!
結局2時間だったから、
個性的な仲間の存在が薄くなり、
主人公はただの無鉄砲バカに見え、
アイナが何で主人公に惹かれているのか理解できないから応援できないし、お姉ちゃんについても説明不足になり、
クレイもただの悪者に見えてしまうし、
もっと愛着が沸いていたら今の2000倍は楽しめたと思うと少し残念です。
ただ勘違いしてほしくないのは、
勿体ないというだけで普通に良作です。
見て面白いし、ちゃんとまとまってもいます。
【2022.7.31観賞】
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