レッド・ブレイド

劇場公開日:

レッド・ブレイド

解説

「冷たい熱帯魚」「ヒミズ」の園子温が原案の忍者アクション。俳優として活躍し「HiGH&LOW THE RED RAIN」などでアクション監督も務める坂口拓が総合演出、「大阪外道」で「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2012」オフシアター・コンペティション部門グランプリを受賞した石原貴洋が監督を務め、女優のほかグラビアやファッション誌でモデルを務める小倉優香が映画初主演でアクションにも挑んだ。いじめられっ子の高校生マコは図書室で見つけた忍者の児童書「雷風刃」を読むことが唯一の心やすらぐ瞬間だった。そんな彼女の目の前に「雷風刃」に登場する忍者のヒロとユウが現れ、導かれるようにマコは江戸時代へとタイムスリップする。伊賀の世界で伝説の忍者・才蔵の指南のもとマコの忍者修行がスタートするが、「雷風刃」の悪人・原田勘助が現実世界に出現してしまう。主人公マコ役を小倉が演じるほか、搗宮姫奈、花影香音、岩永ジョーイ、総合演出の坂口らが顔をそろえる。

2018年製作/日本
配給:AMGエンタテインメント
劇場公開日:2018年12月15日

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映画レビュー

3.0もっといいものがある

2024年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

この作品はいったい誰に見せたかったのだろう?
そもそもなぜ、アクションだったのだろう?
新人女優とアクション俳優たち
ちょい役で登場した元体操選手の意味
マジックハンドの様なプロット
このアクション俳優たちの所属事務所のPR作品だったのかなと思ってしまう。
様々な観点から見て、ブレてませんか?
まず「あるもの」で考える必要がある。
料理と同じ。
ファッションモデルが俳優に挑戦したいということで事務所が動いた。
それを聞いた監督が、いつものスタッフを用意した。
大まかな使えるものが決まれば、そこで脚本が書かれる。
アクション俳優たちが得意とするジャンル
今回はそれを背景にした物語が最適だったわけだ。
当然予算も「あるだけ」になる。
さて、
私なら…
売らなければならないのはアクション事務所ではなく新人女優。
彼女がしたいと言ったのがアクション。
そうであれば、単純に彼女をアクションスターにする物語でよかったように思う。
これをドキュメンタリータッチで描いた作品
忍者アクションをするために必要なトレーニング
そのために頑張る人たちがいる。
彼女は売れっ子モデルで少々鼻が高い。
何でもできると思い込んでいる小娘。
私は何でもできるし何をしても成功したという高いプライド。
アクションの真似っこで着いたあざ
それが気になって仕方ない。
段々嫌になる。
しかし後戻りなどできない状況 できない苦悩 あざ
次第に打ち解けていく仲間意識
彼らの彼女らの私生活と個人的な練習、そしてバイト生活 夢
それらを知りながらアクションを学び、日光江戸村のような場所で通しの寸劇を観客の前で行う。
またはショート作品をゴールにする。
様にならないアクションと演技に四苦八苦しながら成長する物語。
短い作品でもどれだけ大変なのかを体と心に刻む。
作品には、物語とは関係のない訓練中の彼女の素顔を入れる。
斜に構えていた時と本気の違い
それが観客に伝わる。
何度も使われてきた型だが、そこには嘘がない。
コテンパンにされた新人アクション俳優のドキュメンタリー
これでよかったんじゃないかと思う。

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R41

2.5最後にもう一回、坂口拓の活躍が見たかった

2023年12月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

家庭も学校も嫌いでふとした事から、大好きな忍者の絵本の世界へ入り込むアクションファンタジー。
監督 石原貴洋、原案 園子温、総合演出 坂口拓というかなり濃い布陣による忍者映画です。
冒頭の坂口拓の立ち回りがすごく、「狂武蔵」の時より武蔵っぽかったですね。
なのですが、坂口拓が活躍するのはここまで。
そこからは主役の小倉優香 を始めとする、クノイチ三人娘の活躍劇になります。
でも三人ともアクションはそれなりに頑張っていたとは思います。
あと敵役の岩永ジョーイの動きがよく、後半のアクション部分を引っ張っていました。
終わってみると、クノイチ三人娘が可愛いだけの作品でしたか。
最後にもう一回、坂口拓の活躍が見たかったですね。

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白波

0.5ダメな典型

2023年10月14日
PCから投稿

最初の30秒でダメな映画というのは予想できたが、ダメさ加減を確認した。

園子温が原案とあるので、独りよがりの妄想のようなストーリーだろうと思っていたが、期待を裏切らない酷い展開だった。
アクションを撮りたい一心で制作した映画のようだが、
(冒頭から10分、ただただアクションシーンだけ見せられたらそうとしか思えない)
斬新とも言えなくもない殺陣は、重い日本刀を振っている見えず、
軽い模擬刀のチャンバラごっこというノリのシーンに見えた。
血しぶきの代わりに小麦粉を土煙のように散らすのも意味不明。
この土煙はアクションシーンの至る所で使われているが、却ってリアルに見えない。
主人公が自転車をシーンにも なぜかピンクの土煙を使って違和感を増幅させていた。
音声に関してもチャンバラシーンでは効果音を無くし、リアルさを追求してるのかと思っていたら、忍術シーンには安っぽい効果音を使うなど一貫性がない。ひょっとしてチャンバラシーンでは手数の多さに効果音をつけるのを諦めていただけのだろうかと邪推されても仕方ないだろう。

これ程アクションに極振りしている映画なのに、主人公にアクションの得意な女優でなく グラビアアイドルを起用しているのが最もダメな点であろう。

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ビン棒

0.5美少女チャンバラ劇

2023年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza