エデン、その後

劇場公開日:

エデン、その後

解説

「ヌーヴォー・ロマン」の旗手と呼ばれたフランスの作家で前衛的な作品を多数手がけた映画監督でもあるアラン・ロブ=グリエの監督第4作。カフェ・エデンにたむろするパリの大学生たち。退廃的な遊戯や儀式に興ずる彼らの前に、謎の男が姿を現す。男が差し出した麻薬らしき粉末を摂取したバイオレットは、死や性愛をめぐる様々な幻覚に襲われる。ロブ=グリエ監督にとって初のカラー作品で、めくるめくエロティックな幻想を極彩色の映像で表現した。バイオレット役に「あの胸にもう一度」のカトリーヌ・ジュールダン。日本では、特集上映「アラン・ロブ=グリエ レトロスペクティブ」(18年11月23日~、東京・シアター・イメージフォーラム)で劇場初公開。

1970年製作/98分/フランス・チェコスロバキア・チュニジア合作
原題または英題:L'eden et apres
配給:ザジフィルムズ
劇場公開日:2018年11月24日

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(C)1970 IMEC

映画レビュー

4.0とても良い映画

2019年1月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

*『アラン・ロブ=グリエ レトロスペクティブ』 2/6本目。 ん〜、難解でした(笑) *この映画を語れるほど、文学や美術等に造詣が深くありません…以上。

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stoneage

2.5ピエト・モンドリアン「コンポジション」

2018年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

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いぱねま

3.0前衛的すぎて・・

2018年12月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

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ちゆう

4.0眼福な絵づくり

2018年11月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

大学生 ヴィオレット は友人とともにカフェ 「エデン」 でごっこ遊びに興じる日々。でも、楽しくはない。 そんな或る日、 「エデン」 に謎の男がやって来た。彼の “恐怖の粉末” を口にして以来、叔父の絵を巡った騒動に巻き込まれてしまう。 カフェエデンの内装(モンドリアン 『コンポジション』 )や チュニジアの民家に登場する裸婦(マグリット 『無謀な企て』 )など様々な絵画のオマージュがデジャヴを生み出し、原色の眩しい色彩がいかんなく鑑賞者を威圧してくる。これでロブ=グリエ特有の反復も散りばめられてしまうと、もう目眩でくらんでしまう。 そんな暴力的な耽美を存分に堪能できます。 個人的な感想としては、(ネタバレになるので伏せます)主演女優といい、よくこれだけ俳優を集められたなと感嘆致しました。みなさん裸体が美しい。 (以下、追記:2018/12/01) 2018/11/29(木)、紀伊國屋書店 新宿本店、中条省平 氏の講演会より ロブ=グリエは人形好きのペドフィリアで、連れ添いの妻(カトリーヌ・ロブ=グリエ)が娘と勘違いされることを喜んだそうだ。また、ロブ=グリエはカトリーヌ夫人一筋で、かつ、夫婦は浮気を許容しあっていたという。(!?) だが、そんなロブ=グリエも唯一、「エデン、その後」の出演女優とは寝ていたという。(女優名は明かされなかったため、誰と特定したわけではないのですが) 話を聞いて ああ確かに好きそうだなと 妙に納得してしまいました。(笑) 西洋人に典型的な ボン!キュッ!ボン!なグラマラス美女 というよりは 繊細な少女性のあるコケティッシュさ が際立っている気がする。

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ゆうれい