かごの中の瞳

劇場公開日:

かごの中の瞳

解説

「007 慰めの報酬」「ネバーランド」のマーク・フォースター監督、テレビシリーズ「ゴシップガール」のブレイク・ライブリー主演によるサスペンス。夫のジェームズと赴任先のバンコクで幸せな結婚生活を送るジーナは、子どもの頃に遭った交通事故が原因で失明してしまったが、献身的な夫の支えで何不自由のない生活を送っていた。ある時、医師のすすめで受けた角膜移植により片目の視力を取り戻した彼女は、心から喜ぶ一方で、初めて目にした夫の姿が夢想していた素敵な夫ではなく、地味で冴えない中年男だったという現実に直面する。これまで眠っていた好奇心や冒険心が目覚め、流行りのファッションで着飾り、外の世界へと飛び出していくジーナ。そんな妻にジェームズは疑念と嫉妬を感じるようになる。ジーナ役をライブリー、夫のジェームズ役を「エベレスト 3D」「猿の惑星:新世紀(ライジング)」のジェイソン・クラークがそれぞれ演じる。

2016年製作/109分/R15+/アメリカ
原題または英題:All I See Is You
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2018年9月28日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10

(C)2016 SC INTERNATIONAL PICTURES. LTD

映画レビュー

3.5夫婦のボタンの掛け違い。

2018年10月30日
Androidアプリから投稿

可笑しかった。人の愚かさをとてつもなくお洒落な映像で描いていて、人によってまったく見え方が異なると思うのだが、自分にとっては100%ブラックコメディだった。

妻が視力を取り戻すことでエロに積極的になり、マジメ人間の夫はドン引きしつつも嫉妬の感情を刺激されてしまう。夫婦間の食い違いが悪い方へ悪い方へ転がっていくのだが、決して突拍子のない話ではない。

誰だって理想と現実に折り合いをつけて暮らしているのだが、この夫婦に限っては、視力回復という嬉しいはずの事態が、夫婦のバランスを狂わせてしまったのだ。

どれだけ事態が悪くなっても、映像がスタイリッシュなのでなんとなく悲壮感さを感じない。バカだなあと愚かしさを愛でてしまうのは監督の意図にあったか、なかったか? いずれにせよ「こんなの観たのとないわ!」という新鮮さは最後まで失われなかった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
村山章

3.5ブレイク・ライブリーの顔の変化が気になった

2018年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

怖い

盲目のヒロインが危険な目にあうサスペンスは多いが、妻の視力回復で夫婦仲が変化するさまをスリラーに仕立てた点はオリジナリティーがある。ただ、映画に入り込めなかったのは、ブレイク・ライブリーの顔の印象(特に鼻の形)が変わったせいだ。デビュー前や下積み時代の女優が整形するのは珍しくなく、昔の写真が当然のように発掘され比較される時代、彼女も「整形ビフォア・アフター」のゴシップ記事常連だったが、トップ女優になりライアン・レイノルズと幸せな家族も築いたこの時期に…という衝撃が消えず。

それでバイアスがかかった可能性もあるが、視力回復後のジーナに共感できない。もちろん夫の後半の行動は決して擁護できないが…本作の評価は男女で分かれそう。マーク・フォースター監督は「ステイ Stay」の虚実が錯綜する映像世界が好きだった。本作の映像もスタイリッシュで、視覚障害者の感覚を映像で表現する試みも興味深い。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
高森 郁哉

3.0そこに愛はあるんか?

2022年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

目が見えていないときの妻は内気で、夫に頼っていたが、目が見えるようになって夫と息が合わなくなっていく。
そこに愛が無くなったように見えるが、目が見えるようになったことで現れた妻の変化は、それはそれで妻の性格で姿であると思う。
別に妻は変わっていないと思う。
見どころとしてはそれに振り回される夫だが、見ていて悲しい。可哀そう。同情もできた。
ただ、序盤のテンポが悪く、30分くらいで見るのを止めそうになった。
最後は気持ちいい終わり方ではないが、納得は良く終わり方であった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
naopon

3.0ほんとに見えてないのは誰?っつぅことだ

2021年2月21日
iPhoneアプリから投稿

ほんとに見えてないのは誰?っつぅことだ

コメントする (0件)
共感した! 0件)
TMGE