劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンのレビュー・感想・評価
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兄弟愛と、サムズアップと
DolbyCinema再開してたので、ついつい行ってしまいました6回目。
6度目ともなれば、ギルの女々しいヘタレぶりも多少は受け入れられました。
何度も観て今更泣きはしませんが、映像と細やかな演出との秀麗さにただただ浸るばかり。
崖の上での兄弟再会。ディー兄の「行けよ」と、すれ違うときのモノ言いたげな瞳。
あれはやはり、兄から弟への
「生きて、自由になりなさい」「心から、愛している」
なんでしょうかね。大佐殿の不器用さ、いいですね。お前こそ素直になれよと。
それとデイジーへの郵便局長? のサムズアップ
今更泣かないと言いつつ,あそこではグッと。
ヴァイオレットは子供達にどんな表情であれを教えたのか?
ユリスの前でのように無表情なままか それとも優しい笑顔?
島に移って変化はあったのか?
サムズアップで心が動いたのはT2以来です。
なお郵便局長? が、かつてヴァイからギルへの手紙を託された子供(注1)だといいなと思い何度も観ますが、髪の色も違うし、別人なんでしょうね 残念。
あとは海での再会シーン。何度観ても。
初見では、何ダラダラやってんの?と興醒めでしたが、いやいや違う。
少佐が自分との再会を拒んでいると理解し,静かに去ろうとするヴァイオレット
それでも船上から、少しずつ遠ざかる島をただただ見つめるヴァイオレット
あの彼女の内に、これだけの感情が秘められていたかと
いい歳して少女の感情に同調してしまうのは自分でもどんなもんかいと思いますが
あの演出には、心が揺さぶられます。
設定その他に色々疑問異論がありつつも、何度も観てしまい毎回毎回心を揺さぶられる。
初見だけでは、自分の心にこんなに響くと思わなかった。名作。
(注1)正確に言えば、必ず届けるとか何とか言いながら。強風ぴゅーぴゅー吹き荒れる中、箱の上に無造作にポンと大切な手紙を置いた、将来性豊かな子供
スクリーン前方で世界観に没頭出来る
絵が美しいというのはこんなにも没入出来るものかと知った。
人生でこんなに劇場リピートしたの初めて。
号泣し過ぎ、嗚咽抑えて酸欠気味にまでなった映画(笑)
テレビシリーズ観れなくても予習動画を薦めて、知り合いに薦めまくりました。
それで楽しめるつくりなのも素晴らしい。
たくさん言いたい感想はあるけど、書ききれない。
美しく言葉少ない描写に、観る度にいろんな角度から見れて、発見がある。
最初は少佐の言動が理解出来なくて、せっかくの夜の海のシーンも少佐に共感出来なくて、えっヴァイオレットちゃん、こんな男やめときなよ! ってなったけど(笑)、改めて少佐としての立ち位置で頑張って見てみたりしてたらなんだか理解出来たりして。
考察されてる方のを見ると、背景や演出にもちゃんと意図や意味があると知ってますます深く大好きになる。
…これはヴァイオレットエヴァーガーデンというひとりの女の子のお話。
それを見守り見届けた私達。
この先も彼女達は生きていくけど、
感じたことはそれぞれの胸に、私達が見ることが出来るのはここまで。
この劇場版への、そんな制作さんの想いもしっかり伝わって、
よかったね、しあわせになってね…!と、送り出す淋しさと祝福の出来る、とてもとても素晴らしい映画だった。京アニさん最高です。
原作との違いなどを指摘する方々のレビューを見て、これはこれ、それはそれで読みたいなと思った。
なんやこれ、、、なんで今まで見なかったんや、、なんで5ヶ月もやってんだよぉぉぉお(泣)ありがとうありがとうありがとうただただありがとうm(_ _)m
映画館で泣いたの初めてでした。映画でなくとはこういうことなのかと、、公開日が9月中旬、京アニであまりにもアニメの次元を超えた作画や背景の綺麗さ、そして前々から評判が良かったのは存じていましたが、自分はアニメを見てないからついていけないと思い、遠ざけ、でもやっぱり見てみたい、でもアニメ見てないから万全の状態で楽しめない、また遠ざけ、気がつけば1月中旬。なんか面白い映画あってないかなーと探していると、ティージョイ博多はなんとまだヴァイオレットエヴァーガーデンをやっていて、はぁあ、これはそういえば京アニは様々な困難を乗り越えてついに待望の映画化できたんだなぁと、5ヶ月もロングラン上映をやってくれているのにこれはアニメ好きは見なければと思い、とりあえず5分で分かるヴァイオレットエヴァーガーデンを3つ見て、即明日見に行きました。もうほんとに最高でした。作画、背景、最高に綺麗すぎる、キャラの微細な動きから共感もできたり、いちいち劇中の1シーン1シーンの音楽が合いすぎだし、ヴァイオレットちゃんほんとに可愛すぎる!少佐はやっぱり道具じゃなく、完全にヴァイオレットちゃんを一人の少女として見ていたし、まじでホッジンズの大バカヤロォオオは涙が出ました!やっぱホッジンズまじで好きですわ。第2の主人公位ある今作は。完全にヴァイオレットの父さんポジションwあと病院のシーンはやはり言わずもがなですね、、そこで目の中で収まっていた涙が一気に流れ落ち、完全に号泣してしまいました。でも初めての涙がヴァイオレットエヴァーガーデンでほんとにほんとに良かったです。そっから少佐に向かってヴァイオレットが海に飛び込むのにはびっくりしました!ヴァイオレットはほんとにほんとに可愛すぎる!そこで流れる道しるべ映画バージョン、しかもあとでアニメ版と聴き比べましたが壮大感が違うwそりゃシーンで流したくなるわwあのシーン合いすぎ!その後ヴァイオレット泣き崩れながらも必死に必死に喋ろうとしたら少佐が抱きついて、あぁ良かったヴァイオレットちゃんほんとに少佐と一緒になれて、、やっと願いがかなったね、、(泣)その後電波塔完成花火めちゃくちゃ綺麗これも音楽が合い、普通ハッピーエンドとか恋愛アニメとかでよく花火出てくるんですが普通それって感動しないんですが、さすが京アニ次元が違いました!ホッジンズがいつも身近にいたヴァイオレットちゃんがいると思い、喋りかけようとしたシーンは切なかったぁwでもヴァイオレットの願いが叶い、涙を浮かべるも笑みがある、いやこのシーンだけで泣きました。京アニは人を感動させ泣かすプロフェッショナルですね!自動手記人形という職業、とても魅力的でしたぁ!あとエンディングの歌が記憶に残る位ほんとに感動した。一曲目は予告で聞きまして、二曲目歌優しすぎるわ!涙出ますわあんなん。そして最後のヴァイオレットと少佐結ばれてほんとに良かった。ここまでキャラに感情移入できる作品は類を見ない!聲の形も涼宮ハルヒ少失やその他沢山の名作も感動しましたが、ヴァイオレットエヴァーガーデンは、はっきり言って次元が違った。翌日ネットフリックス契約して13話一気見して、あとエクストラエピソードと、外伝残して、我慢できず翌日また映画見に行ったんですが、更に更に泣いてしまいました!いやこれまだまだ見たいわ!140分めちゃくちゃあっという間に感じました。ほんとに京アニの魂がこもりにこもった最高の作品です!今から外伝見て、数日後三回目絶対みます。エヴァ延期されて落ち込んでいる場合では無かった!でもヴァイオレットの物語はついにピリオドを打たれたわけで、、寂しいけどしっかり終わらせてくれることが一番良い!ほんとに感動をありがとう!ヴァイオレットエヴァーガーデンは自分のナンバーワンかもしれない。こんな短期間一気観したんですが、リアタイで見て、その時の雰囲気を味わえたら、ほんとに良かったやろなぁ。こんな名作をほっておいて鬼滅やらわけわからん映画ばっかり見た自分をガチで殴りたい。なんで?鬼滅より弾性これやろ?クオリティも圧倒的ヴァイオレットエヴァーガーデンだし興行収入逆だろ!鬼滅は量でヴァイオレットは質だ!と愚かなこと思ったりしますwまぁ興行収入で比べる時点でその映画の面白さを決めるのは絶対間違いですしそれでもヴァイオレットエヴァーガーデンは圧倒的人気ですしほんとに人の気持ちを変えてくれます。あと一年上映されてくれぇえwDVD出たら即買いですわ!
なんども、なんども、泣かずにはおれませんでした。そして円盤買います。
ずっと待っていました
泣きました。
ちょっと感動を強要しすぎでは・・?
TV版とスペシャル、外伝をNetflixで観て、そのまま映画鑑賞。
TV版はすごく良かった。
言葉は所詮記号なので不十分。気持ちをしっかり伝えることは難しい。
そこに、「手紙」というローテクな手段を通すことで、人の素直な気持ちを言葉に乗せられる(表現できる)。この作品を観て、手紙の良さを再発見できたのは本当に良かった。TV版は自然に感動できた。
ただ、この映画版はちょっと自分には合わなかった。
評価も高いみたいだし、その理由もわかる。
映画館で周りの人も泣いてたようだし。
けど、あまりに演出がベタすぎないか??
病弱な子供が亡くなる、なんてあまりに安易なストーリーだと思うし、しかも、このサブストーリーがメインストーリーに全く関係がない。
それと、少女漫画的な展開もどうにも・・少佐に感情移入できるのも、単に美男子だからでしょう。普通に考えると、かなり情けない男、としか思えない。少佐の兄さん(大佐)の方が、よっぽどこの作品の中で精神的に成長してる。
それに、ストーリーとしても、やはりあの状況で少佐が生きてるのがおかしい。
あれだけの爆発で生きてる、ってのは無理があるだろう。この結末のために無理やり話をねじ曲げたようにしか感じられなかった。ヴァイオレットの成長は、少佐の言葉を探っていく過程で育まれたものだ。結局、少佐が生きてたなら、TV版までの葛藤は何だったのよ?という気持ちになってしまった。
そもそも、「願えば望みは叶う」というテーゼは危険なんだよな。。
願えば何でも叶うなら苦労はない。特に人の生死は。何でも叶うならあの少年は死ななくてもすんだだろう。あと、恋愛も。誰かが誰かを好き、という気持ちがすべて叶うわけはない。
その辺りの機微を、ヴァイレットの成長とともに描いて欲しかった。そうであれば、少佐とは結ばれない結論になるけれど。少佐とヴァイオレットの関係性は、男女間の恋愛関係とはとても思えないもんな。
まぁ、最後は「愛」、という結論は賛成するけども。。
多少ウルッときた場面があったけど、TV版と比較して良いと思える場面が少なかった。
ただ、映像はさすがの京アニクオリティでした。
※もしクレジットの中で京都アニメーション放火事件で亡くなった方がいたら、謹んでご冥福をお祈りします。
何度みても新しい発見があり、道しるべとなるような作品
とてもとても感動したので初めてレビューを書きます。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの素晴らしいところは、難しいテーマを「愛」という軸で織りなしていてハーモニーを感じるところです。
そして、自分自身に語りかけてきてくれるので、いろいろなものを見つめ直す良いきっかけになっています。
私の場合は、心がやけどしていたような状態だったと気づくことができました。心が癒やされて爽やかにしてくれる作品です。
目の前の課題に取り組んでいく姿勢や、お金や利害関係だけで行動するのではなく、相手の気持ちに寄り添いながら成長し、精一杯生きていく凛とした強さも感じる作品です。
絵コンテ、脚本、演出、音・音楽が調和していて、映像も美しく、何度みても新しい発見があるとても貴重な作品です。新しい発見がある度に、この映画のすごさを感じています。
まさに芸術作品だと思います。
また観にいきたいです。
★7つです、個人的に。
ドルビーシネマで12回。
普通の映画館で1回。
合計13回鑑賞しました(これからまだ行く予定です)。
【感想】
<全体>
まず、「間」をとても大切にしている作品です。
一番長いところで10秒くらいの「シーン」とした間があります(他にも随所に)。
その辺りに情緒性を感じます、この辺りが深く心に染み渡るといいますか。
監督が特に「レイアウトに力を割いた」とおっしゃっているように、
カット割りが深々しい。
シーンとシーンのオーバーラップ(重ね合わせるようなトランジション)がドラマティックです。
こちらはほぼ、ほとんどのシーンで使われているのではないでしょうか。
<自己犠牲的な愛が随所に散りばめられている>
脇役の演出も見逃せません。ここにも愛(自己犠牲的な愛)をテーマに描かれているように感じます。
たとえば、
・アイリス・カナリーが、自分の実績になるかもしれない手紙を書くという欲求を抑えて、いけ好かない電話を提案するシーン。
・郵便社前でヴァイオレットに敵対的に腕を掴まれた大佐が、船上では逆に助ける仕草で腕を掴むシーン。
・「ワシらは助かるがの」と言った、おじいさんの真意や眼差し。「み~んな傷ついとったんじゃ」という表現からは、ヴァイオレットとホッジンズ(ライデンという敵国の人)が現れた後に感じた表現として印象的(敵国人への感情移入)。
<オーケストラの生収録が最高>
この事実はCDを購入して知りました。なんと、ドイツにあるスタジオ(施設が良いらしい)に出向いて、わざわざテイクされているとのこと...(この機械音時代に、なんという手縫い感。。。><)また、音楽全体にとても一貫性があります。歌を含めて編曲に(ほぼすべて?)エヴァン・コールさんが入っておられる点は見逃せません(こうした、一貫性のある介入は非常に良く感じました)
<お一人おひとりが自分の役をしっかりと果たしておられる>
監督、脚本、世界観設定、演出、演者、音楽、原画、色彩...これらすべてが見事なハーモニーを醸し出しているように思います。まさに「作品」です。
電話やメールが普及した今だからこそ見るべき作品
予想できた展開・・・だがしかし
やはりギルは生きていましたね。
個人的に生きていなくてもよかったかなって思っちゃったりもしたんですが、『愛してる。』を見つけなくちゃいけないので、「それは必然か・・・。」と思いながら観ていました。
最初のアンのお母さんの手紙はやはり泣けますね。50年に渡って手紙を残すというアンのお母さんの心意気に再度涙涙でした。
この映画で一番の見どころと感じたのは、ユリスが両親、弟、そして友人に残した手紙でした。自分が1番両親に甘えたかっただろうに・・・。早くに尽きてしまう自分の命の灯火を受け入れて死に向かうその姿勢にグッときました。
最後にヴァイオレットがギルと再開した時にずっと泣いていましたが、「言葉がいらない。」とはまさにあのような状態のことを言うのでしょうね。言葉はなくとも表情、態度が積年の思いを語っており、とてもナイスな描写に仕上がっていました。
総じて、とても良い映画だったので是非とも多くの人に鑑賞してもらいたいものです。
なくなって言われる方が無理な話
本当はハッピーエンドではないのではないか
ウーバー自動手記人形サービスです
優しい涙で溺れた。
泣ける映画と話題の今作。興味を持ちTVアニメと外伝を観て今作に挑んだ。原作は読んでいない。
感想
おおまかに
傑作だと思った。こんなに泣いた映画は久しぶりだ。優しさの涙で溺れた。
内容
完結編ということで、集大成的な作品になっていた。『愛している』これだけの言葉を伝えるのがこんなにも難しいということを改めて教わった。
今作は、アンの孫にあたるデイジーのヴァイオレットを追う物語、病気を患って死期が近い少年ユリスの代筆、本題であるヴァイオレットのエカルテ島でのギルベルト少佐との再会の3編が同時進行していく物語だった。各々の物語のクライマックスが来るたびに涙腺が崩壊してしまうので大変だった。
特に、エカルテ島の話は二人ともの気持ちが理解できるので辛かったです。ディート・フリート大佐のポジションが唯一のヴァイオレットの理解者であり、ギルベルトの理解者でもあるという立場だったのでなんて優しい人なんだ!と好きになってしまった。ラストは、幸せな気持ちになりました。本当に良かった。ただ、TVシリーズの頃から変わらないから仕方ないが、展開が読みやすいという微妙な点もあった。
作画
とにかく綺麗。絵映えする作品だなと思った。ヴァイオレットの笑顔が美しい。ディート・フリート大佐の顔の優しさ。ギルベルト少佐の涙の美しさ。全てがハイクオリティだった。
bgm
泣かせる演出の一つにbgmがある。いつも良い場面で盛り上がる曲が流れるので泣いてしまうのだ。特に、クライマックスで流れるみちしるべが盛り上げ上手で涙腺崩壊しました。
時代の変化
手紙から電話に移り変わる時代を舞台に描く今作は、今の時代でも言える共通のテーマをもっており、考えさせられた。手紙という文化を廃れさせていけない!素敵なメッセージだと思った。
総評
今の京アニだからこそ、重みを感じる傑作。大切なことは伝えれるうちに伝えよう!この言葉の重みを感じながらこれから生きていこうと思う。とにかく泣けるので、まだ観ていない人がいれば見て欲しい!
最後に、この映画を作ってくださったスタッフの皆様。本当ありがとうございました。
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