劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンのレビュー・感想・評価
全503件中、121~140件目を表示
ずっと待っていました
世間は鬼滅の刃一色だけど、ぶっちゃけ比に成らないくらい嗚咽漏らしました。始まって10分でもう涙。感動のアニメ10話がまた見たくなる、そんな冒頭。
アニメでは再会できなかった二人のその後。いじらしぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!
お願いだから早く!ヴァイオレットを抱きしめなさいよ!!と悶えたラスト。
わたしはこの作品が何よりも愛おしいのでまた劇場公開中に来るし、何度でも二人の幸せを祈って涙して多幸感で立ち上がれなくなって、でも顔がぐちゃぐちゃ過ぎてお手洗いに立ち去るまでを繰り返すと思います。絶対に、この作品と京都アニメーションを忘れません。
泣きました。
公開から随分経ってますが、やっと見に行けました。
この映画は全くヴァイオレットを知らない初見だと面白くないと思うけど、知ってる人にとっては堪らない作品ですね。
前半は兎も角、後半は涙、涙でぐちゃぐちゃになってしまいました。
ロングラン上映されているのも頷けます。
良かったです
場内のあちこちから鼻を啜る音が聞こえてきてました。
あの手この手で泣かせにきてるんだけど、子供使うのはズルいなぁーと思う人なんだけどまんまとウルウルしてしまいました笑
絵も素晴らしく力作です。
ちょっと感動を強要しすぎでは・・?
TV版とスペシャル、外伝をNetflixで観て、そのまま映画鑑賞。
TV版はすごく良かった。
言葉は所詮記号なので不十分。気持ちをしっかり伝えることは難しい。
そこに、「手紙」というローテクな手段を通すことで、人の素直な気持ちを言葉に乗せられる(表現できる)。この作品を観て、手紙の良さを再発見できたのは本当に良かった。TV版は自然に感動できた。
ただ、この映画版はちょっと自分には合わなかった。
評価も高いみたいだし、その理由もわかる。
映画館で周りの人も泣いてたようだし。
けど、あまりに演出がベタすぎないか??
病弱な子供が亡くなる、なんてあまりに安易なストーリーだと思うし、しかも、このサブストーリーがメインストーリーに全く関係がない。
それと、少女漫画的な展開もどうにも・・少佐に感情移入できるのも、単に美男子だからでしょう。普通に考えると、かなり情けない男、としか思えない。少佐の兄さん(大佐)の方が、よっぽどこの作品の中で精神的に成長してる。
それに、ストーリーとしても、やはりあの状況で少佐が生きてるのがおかしい。
あれだけの爆発で生きてる、ってのは無理があるだろう。この結末のために無理やり話をねじ曲げたようにしか感じられなかった。ヴァイオレットの成長は、少佐の言葉を探っていく過程で育まれたものだ。結局、少佐が生きてたなら、TV版までの葛藤は何だったのよ?という気持ちになってしまった。
そもそも、「願えば望みは叶う」というテーゼは危険なんだよな。。
願えば何でも叶うなら苦労はない。特に人の生死は。何でも叶うならあの少年は死ななくてもすんだだろう。あと、恋愛も。誰かが誰かを好き、という気持ちがすべて叶うわけはない。
その辺りの機微を、ヴァイレットの成長とともに描いて欲しかった。そうであれば、少佐とは結ばれない結論になるけれど。少佐とヴァイオレットの関係性は、男女間の恋愛関係とはとても思えないもんな。
まぁ、最後は「愛」、という結論は賛成するけども。。
多少ウルッときた場面があったけど、TV版と比較して良いと思える場面が少なかった。
ただ、映像はさすがの京アニクオリティでした。
※もしクレジットの中で京都アニメーション放火事件で亡くなった方がいたら、謹んでご冥福をお祈りします。
何度みても新しい発見があり、道しるべとなるような作品
とてもとても感動したので初めてレビューを書きます。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの素晴らしいところは、難しいテーマを「愛」という軸で織りなしていてハーモニーを感じるところです。
そして、自分自身に語りかけてきてくれるので、いろいろなものを見つめ直す良いきっかけになっています。
私の場合は、心がやけどしていたような状態だったと気づくことができました。心が癒やされて爽やかにしてくれる作品です。
目の前の課題に取り組んでいく姿勢や、お金や利害関係だけで行動するのではなく、相手の気持ちに寄り添いながら成長し、精一杯生きていく凛とした強さも感じる作品です。
絵コンテ、脚本、演出、音・音楽が調和していて、映像も美しく、何度みても新しい発見があるとても貴重な作品です。新しい発見がある度に、この映画のすごさを感じています。
まさに芸術作品だと思います。
また観にいきたいです。
★7つです、個人的に。
ドルビーシネマで12回。
普通の映画館で1回。
合計13回鑑賞しました(これからまだ行く予定です)。
【感想】
<全体>
まず、「間」をとても大切にしている作品です。
一番長いところで10秒くらいの「シーン」とした間があります(他にも随所に)。
その辺りに情緒性を感じます、この辺りが深く心に染み渡るといいますか。
監督が特に「レイアウトに力を割いた」とおっしゃっているように、
カット割りが深々しい。
シーンとシーンのオーバーラップ(重ね合わせるようなトランジション)がドラマティックです。
こちらはほぼ、ほとんどのシーンで使われているのではないでしょうか。
<自己犠牲的な愛が随所に散りばめられている>
脇役の演出も見逃せません。ここにも愛(自己犠牲的な愛)をテーマに描かれているように感じます。
たとえば、
・アイリス・カナリーが、自分の実績になるかもしれない手紙を書くという欲求を抑えて、いけ好かない電話を提案するシーン。
・郵便社前でヴァイオレットに敵対的に腕を掴まれた大佐が、船上では逆に助ける仕草で腕を掴むシーン。
・「ワシらは助かるがの」と言った、おじいさんの真意や眼差し。「み~んな傷ついとったんじゃ」という表現からは、ヴァイオレットとホッジンズ(ライデンという敵国の人)が現れた後に感じた表現として印象的(敵国人への感情移入)。
<オーケストラの生収録が最高>
この事実はCDを購入して知りました。なんと、ドイツにあるスタジオ(施設が良いらしい)に出向いて、わざわざテイクされているとのこと...(この機械音時代に、なんという手縫い感。。。><)また、音楽全体にとても一貫性があります。歌を含めて編曲に(ほぼすべて?)エヴァン・コールさんが入っておられる点は見逃せません(こうした、一貫性のある介入は非常に良く感じました)
<お一人おひとりが自分の役をしっかりと果たしておられる>
監督、脚本、世界観設定、演出、演者、音楽、原画、色彩...これらすべてが見事なハーモニーを醸し出しているように思います。まさに「作品」です。
電話やメールが普及した今だからこそ見るべき作品
小説とは少し違ったけど凄い良かったです。
泣きます。マスクの変えは必須です。エンドロールのとき誰一人帰る人は居らず終わって照明がついても数秒間シーンとした空気が続き立つ人も居ませんでした。それぐらい満足感と感動をみんな味わっていたと思います。
アニメや小説を読んでなくても見てほしい
手紙の素晴らしさを改めて感じることができます。
予想できた展開・・・だがしかし
やはりギルは生きていましたね。
個人的に生きていなくてもよかったかなって思っちゃったりもしたんですが、『愛してる。』を見つけなくちゃいけないので、「それは必然か・・・。」と思いながら観ていました。
最初のアンのお母さんの手紙はやはり泣けますね。50年に渡って手紙を残すというアンのお母さんの心意気に再度涙涙でした。
この映画で一番の見どころと感じたのは、ユリスが両親、弟、そして友人に残した手紙でした。自分が1番両親に甘えたかっただろうに・・・。早くに尽きてしまう自分の命の灯火を受け入れて死に向かうその姿勢にグッときました。
最後にヴァイオレットがギルと再開した時にずっと泣いていましたが、「言葉がいらない。」とはまさにあのような状態のことを言うのでしょうね。言葉はなくとも表情、態度が積年の思いを語っており、とてもナイスな描写に仕上がっていました。
総じて、とても良い映画だったので是非とも多くの人に鑑賞してもらいたいものです。
なくなって言われる方が無理な話
3回見に行ってきましたが見る視点を変えたりしていました。語彙力なくて申し訳ないのですがすごいです。何回も泣いちゃう場所があるし感情移入したらもう最後です。タオルが必要になります。そのくらい素晴らしいさくひんでした。円盤も買おうと思います!
本当はハッピーエンドではないのではないか
現代人のメタファーであるヴァイオレットが、
文字通りの自動機械のように感情を失った存在であったが、感情を取り戻していく物語。
感情の取り戻し方を教えてくれる。
人を愛し愛される、
いつだってハッピーエンドになるわけではなく
この物語も本当はすれ違ったのではないか。
ハッピーにならなくても人生は続くもの。
ウーバー自動手記人形サービスです
鬼◯のような継ぎはぎ物じゃなく、1映画として出来上がっている予備知識不要の作品。
世界や職業にはまるで実在するかのような迫真性があり、作品のタイトルにもなっている主人公の適当な名前にも妙に説得力がある。
上映期間長めの良作。見る価値あり。
良い点
・京アニクオリティ
・良い題材とストーリー。感動的。
・実在する欧州の雰囲気や気品が感じられる。
・カトレアからベルへの場面転換
・料金
悪い点
・導入部の母だ祖母だ曾祖母だややこしい
・焼きそばって和食?捨て石要員か
・義手だけハイテク
・普通死んでそうな怪我
・患者の帽子、なぜ後半かぶっていないのか
・患者の友達がアニメ色が強い
・海が浅い。少しは溺れてほしい。
優しい涙で溺れた。
泣ける映画と話題の今作。興味を持ちTVアニメと外伝を観て今作に挑んだ。原作は読んでいない。
感想
おおまかに
傑作だと思った。こんなに泣いた映画は久しぶりだ。優しさの涙で溺れた。
内容
完結編ということで、集大成的な作品になっていた。『愛している』これだけの言葉を伝えるのがこんなにも難しいということを改めて教わった。
今作は、アンの孫にあたるデイジーのヴァイオレットを追う物語、病気を患って死期が近い少年ユリスの代筆、本題であるヴァイオレットのエカルテ島でのギルベルト少佐との再会の3編が同時進行していく物語だった。各々の物語のクライマックスが来るたびに涙腺が崩壊してしまうので大変だった。
特に、エカルテ島の話は二人ともの気持ちが理解できるので辛かったです。ディート・フリート大佐のポジションが唯一のヴァイオレットの理解者であり、ギルベルトの理解者でもあるという立場だったのでなんて優しい人なんだ!と好きになってしまった。ラストは、幸せな気持ちになりました。本当に良かった。ただ、TVシリーズの頃から変わらないから仕方ないが、展開が読みやすいという微妙な点もあった。
作画
とにかく綺麗。絵映えする作品だなと思った。ヴァイオレットの笑顔が美しい。ディート・フリート大佐の顔の優しさ。ギルベルト少佐の涙の美しさ。全てがハイクオリティだった。
bgm
泣かせる演出の一つにbgmがある。いつも良い場面で盛り上がる曲が流れるので泣いてしまうのだ。特に、クライマックスで流れるみちしるべが盛り上げ上手で涙腺崩壊しました。
時代の変化
手紙から電話に移り変わる時代を舞台に描く今作は、今の時代でも言える共通のテーマをもっており、考えさせられた。手紙という文化を廃れさせていけない!素敵なメッセージだと思った。
総評
今の京アニだからこそ、重みを感じる傑作。大切なことは伝えれるうちに伝えよう!この言葉の重みを感じながらこれから生きていこうと思う。とにかく泣けるので、まだ観ていない人がいれば見て欲しい!
最後に、この映画を作ってくださったスタッフの皆様。本当ありがとうございました。
けっこう良かった
けっこうみんなが尺を伸ばしてることに指摘してるけど、あのくらいの映画基準のグダグダでも個人的に全然気にならなかったしむしろあの尺伸ばしは高評価。
個人的に???って思ったところは最後のヴァイオレットエヴァーガーデンがギルベルトの掛け声に明らかに300m以上離れてるだろってところの海の上で気づくところ。好意的に解釈すればそんなに離れてても声が聞こえるくらいヴァイオレットエヴァーガーデンはギルベルトをあいしてたゆえに再開できなかったことへの心残りがある。悪く言えば無理があるぞ!
あとは最後の「あいしてる」の解釈だと思う。恋愛的なあいしてるなのか家族愛に似たあいしてるなのか。好みがわかれると思うけど、自分は恋愛対象ではないことを願ってる。
冒頭のファンサービスは涙を枯らせに来てたし、カトレアの電話のくだりは予想通りで笑ってしまった。手紙を依頼した少年の家族に優しさを見せられず感謝を伝えきれず素直になれない様子はガンガン伝わってきてすごくいい。終盤の少年の最期を看取れず約束を果たせない、しかもギルベルトにも会えない状況になってしまったヴァイオレットちゃんのくやしさや無念さ悲しさ葛藤が感じ取れて涙が出た。冒頭のSincerelyからの最後のあいしてる で心からあいしてるになってるのは凝ってる。
個人的に好きな言葉はディートフリートの「だが、今のお前には麻袋に詰めてヴァイオレット前に放り投げてやりたい気分だ」(間違ってるかも)
これは、もう、あれよ、、、、(語彙力崩壊)最高。
ヴァイオレットエヴァーガーデンはアニメ史に残る名作になるのは確実
京アニ版の君に届けのような映画
京アニ版の君に届けのような、正統派少女漫画の映画だと思いました。
少女漫画のお約束のてんこ盛りなので、少女漫画的な展開が苦手な方にはお勧め出来ませんが、恋愛物が好きな人は嵌ると思います。繊細な男女の心理を丁寧に描いています。
映像は水等の自然の描写にとにかく圧倒されました。
鬼滅の刃とはテイストの違う背景描写です。ジブリの背景画に近いかも。
映画館の大画面で観るべき作品の一つだと思いました。
アニメ未視聴でも楽しめた
私はアニメは観ていません。この映画が、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の完全なる初見となります。
テレビ版アニメが私の入会している動画配信サービス(アマプラとdアニメストア)で配信されていないという理由から本当は観る予定はなかったのですが、「完全初見でも面白かった」というレビューが多かったことや☆4.4という異常に高い評価を見て、今更ながら鑑賞することにいたしました。
結論から言えば、非常に良かった!!
初見の人にも分かりやすいような世界観の説明があったため、テレビ版未鑑賞でも全く問題なく観ることができましたし、京都アニメーションの代名詞とも呼べる圧倒的な作画の美しさがこの作品でも冴え渡っていました。背景やキャラクターの作画が良いことはもちろんですが、キャラクターの一挙手一投足、表情筋や眼球の僅かな動きで感情を表現するような細かな心理描写。京都アニメーションの強みでもある「生きたキャラクター」がこの作品でもしっかりと描かれていました。テレビ版アニメ未鑑賞の私でも涙腺に響くシーンがいくつもあったので、テレビアニメからのファンの人は号泣でしょうね。劇場のあちこちからすすり泣く声が聞こえてきました。本当に素晴らしい作品でした。
・・・・・・・・・
かつては兵士として道具として、愛を知らずに育てられた少女・ヴァイオレット・エヴァーガーデン(石川由衣)。終戦後は手紙の代筆を行なう「自動手記人形」という職業に就き、その卓越した才能から広く名を知られる存在となっていた。彼女は戦争中に行方知れずとなった彼女を大切に世話してくれた恩人であるギルベルトという男性に対する思いを胸に仕事を続けていた。ある日ギルベルト(浪川大輔)が書いたものと思われる手紙が宛先不明でヴァイオレットの働く郵便社に届けられたことから、彼女はギルベルトを探すため、手紙が発送された島へ向かうことになった。
・・・・・・・・・・
ヴァイオレットは愛を知らず道具のように扱われ育てられ、戦争によって心も身体も傷つき、大切な人さえも失った。そんな彼女が「自動手記人形」という手紙の代筆業を行なっていくうちに、様々な「愛」に触れ、ギルベルトが最後に残した言葉である「愛してる」の意味を探していく。
今作ではまず時系列がテレビアニメの数十年後から始まり、ヴァイオレットに代筆の依頼をした女性のひ孫にあたるデイジーが、祖母の遺品に残されたヴァイオレットの手紙と新聞記事を元に、ヴァイオレットの足跡を追うような形で描かれます。現在(デイジーの時代)と過去(ヴァイオレットの時代)という2つの時系列から描かれます。
また、過去の時系列では、ギルベルトの所在が判明して、ヴァイオレットと郵便社社長のホッジンズが辺鄙な島へ向かう話と、ヴァイオレットが手紙の代筆を請け負った余命幾許もない病気の少年の話が同時並行で描かれます。この2つのストーリーが絶妙にリンクしている部分があったりして、比較して観てみるのも面白かったです。
テレビアニメのファンの方がレビューで「テレビアニメで観たシーンを繰り返し流すのでテンポが悪い」とおっしゃっていましたが、私のような完全初見の人間からしてみれば世界観の説明やヴァイオレットとギルベルトの関係を知るためには絶対必要なシーンでしたので、私はむしろ高評価です。多少しつこいくらいヴァイオレットがどれだけギルベルトに恩を感じているのか、ギルベルトに特別な感情を抱いているのかを過去の回想を交えて描写したからこそ、ラストシーンで私はあれほど感動したのだと思います。
最近は新海誠監督作品とか鬼滅の刃とか、アニメ映画が映画業界を台頭しているように感じます。良質なアニメ映画がたくさん作られるのはアニメオタクである私にとってもこれは非常にうれしいことですので、今後もどんどん今作のようなハイクオリティのアニメが増えてくれることを願っています。
本当に素晴らしい作品です。オススメです!!
隣の席の人も泣いていたので泣ける人がほとんどだと思いますが、個人...
隣の席の人も泣いていたので泣ける人がほとんどだと思いますが、個人的にはアニメと似ている話があるせいか先の展開が分かってしまって感動出来なかったし、終盤では眠くなる始末でした。
全503件中、121~140件目を表示