飛行機メーター
解説・あらすじ
ピクサー・アニメーション「カーズ」のメーターが主人公の短編。「ピクサー・ショート・フィルム Vol.2」に収録。
2011年製作/5分/アメリカ
原題または英題:Air Mater
スタッフ・声優・キャスト
- 監督
- ロブ・ギブス
- 製作
- キム・アダムス
- 製作総指揮
- ジョン・ラセター
- 原案
- サリタ・ホワイト
- ジョン・ラセター
- ロブ・ギブス
- ジム・カポビアンコ
- ダニエル・チョン
- バレリー・ラポンテ
- 編集
- トービン・ザン・ブロック
- 音楽
- マーク・マザースボウ
ピクサー・アニメーション「カーズ」のメーターが主人公の短編。「ピクサー・ショート・フィルム Vol.2」に収録。
2011年製作/5分/アメリカ
原題または英題:Air Mater
山口智充、「カーズ」&「プレーンズ」でみせた驚きの“演技力”
2013年12月31日山口智充「プレーンズ」吹き替え版に参戦! エリート戦闘機に
2013年10月7日乗り物が生き物の様に暮らす世界を舞台にしたレース・アドベンチャー映画『カーズ』シリーズのスピンオフ短編。
飛行機が暮らす街プロップウォッシュ・ジャンクションを訪れたメーターは、「誰でも飛べる様になります。保証付き!」と書かれた看板に誘われ、「スキッパーの飛行学校」の門を叩く。
翼を取り付けたメーターは、いざ飛び立とうとするのだが…。
『カーズ2』(2011)のDVD/Blu-ray特典として収録された5分程度の短編作品。『メーターの世界つくり話』(2008-2012)という短編シリーズの中のひとつとしてカウントされている。
「嘘じゃないよぉ!」というメーターのとぼけた一言から始まるこの物語では、彼がアクロバット飛行チーム「ファルコン・ホークス」に所属するまでの経緯が語られる。
本当か嘘か、最後までハッキリとはわからないというのがこのお話のキモなのだが、ちょっと待って欲しい。本編『カーズ2』において、我々はメーターがロケットエンジンで空を飛んでいるところを既に目撃しているので、メーターのつくり話が事実だったところでなんの驚きもない。
『カーズ』(2006)の後ならともかく、何でもありになってしまった『2』の後では、この「メーターのトンデモ話は嘘か誠か?」というフォーマットは通用しないのである。
『2』が場を荒らしていなければ、普通に楽しい小噺として何の違和感も無く受け入れられた事だろう。メーターの可愛らしい所が全面に出ているし、出番が少ないにも拘らず老教官スキッパーのキャラクターはしっかりと立っているし、5分の短編とは思えない程満足感の高いアニメーションだった。
全てはリアリティラインをぐちゃぐちゃにしてしまった『2』が悪いのだ!
「今度は飛行機の映画を作ればいいのに」とこちらにウィンクしながら呟いたメーター。この言葉通り、本作の2年後に『カーズ』シリーズのスピンオフである『プレーンズ』(2013)が公開される事になる。コレが俗に言う「匂わせ」ってヤツかっ!
カーズ クロスロード
2017年カーズ2
2011年メーターの東京レース
2008年カーズ
2006年ラジエーター・スプリングス 500 1/2
2014年タイムトラベルメーター
2012年飛行機メーター
2011年メーターと恐怖の火の玉
2006年