クリード 炎の宿敵のレビュー・感想・評価
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ロッキーのまま
様々な親子の形が印象的
前作に感動をいただいたため今回も楽しみでした。しかも宿敵ドラコの因縁が絡むとなると期待が高まります。
そこでロッキー1~4とクリードをDVDでおさらいしてから映画館へ。うん、やっぱりテレビの画面より映画館のスクリーンで見てこそのシリーズです。
ファイティングシーンがよりリアルに描かれ、その激しい動きに相反する陰影の強いドラマの展開が強烈に印象に残ります。
アドニスが何故戦うのか、それを自分自身で確信する部分を言葉少ない描写で見せる巧妙さ。そして闘いの最中に殻を突き破るシーン見事です。
前作から続くアポロとアドニスの関係を中心に、アドニスと義母、アドニスとビアンカの子へと繋がり。それだけではなく敵側のドラコと息子ヴィクターの関係。憎むべき宿敵のはずが・・・泣かされました。ヴィクターと母の描きも心に刺さります。ロッキーと自身の息子。エイドリアンへの語りかけも変らず良いですね。
殴り殴られ傷つき合う激しい闘いの周囲で静かに描かれる家族愛。こんなにも優しさに包まれて映画館をあとにできるとは思いもしませんでした。
心が動く定番作品
男泣き
クリード2を見た感想、上手に続編を作れたと思っております。前作のクリードチャンプを継ぐ男に関しては、ロッキーシリーズを見ていなくても楽しめる内容でしたが今回はロッキー4の遺伝子を継いでいるということで少しロッキーシリーズを見ないとよくわからないような内容でした。良かった点はストーリー性やカメラワークが素晴らしく映像もお金がかかってるような内容でした個人的にはロシアで戦う時の主人公の入場シーンが1番よかったです。第1戦はアメリカ、第2戦はロシアという部分がやはりロッキー4を上手に受け継いでいるなと思いました。個人的最終評価は10点中7点です。ドラゴ親子の過去にあまり触れられていないという部分のみマイナス点です。それ以外は最高でした!
ほぼロッキーの焼き直し
およそロッキーである。シルヴェスター・スタローンが製作して出演もしているから、どうしてもそうならざるを得ないのだろうが、世界観もテーマもロッキーそのままなので、必然的にデジャヴを覚えてしまう。ロッキーを観れば、この映画は観る必要がない。何のためにこの映画を作ったのだろうか。
もちろん役者が違うから、それなりに楽しめることは楽しめる。130分もそれほど長くは感じない。しかし、いかんせん残るものが何もない。いつもながらの家族第一主義ですべておさめようとしている。アメリカ人は文明的、技術的な側面では著しく進歩してきた。しかし人生観や哲学となると、フロンティア時代の開拓精神から一歩も踏み出していないように見える。もはやアメリカの時代は終わったのだ。
感無量。どちらかというとロッキー3のやり直し
ロッキー4のノリで、ふざけ半分で観に行きましたが・・・完全に打ちのめされました。
ロッキー愛に溢れている、かつ、新しいことにも挑戦している、凄い映画だった。
ロッキーってこんなに暗い映画だったっけ?と思うくらいに、ドキュメンタリータッチに撮られています。中盤まで音楽はほぼなし。俳優の近くにカメラが常にあり、セリフも少なく、いちボクシング選手の苦悩を静かに撮っているという印象を受けました。(例えるなら、「レスラー」とか「ミリオンダラー・ベイビー」に近い?)完全に体感映画となっていました。全く新しいリアルなロッキーでした涙。
全く新しい映画にしつつ、かつ、一点の揺るぎなく「ロッキー1」の頃を彷彿とさせる「魂」を見事に描ききっていました。製作者がロッキーシリーズをよく分かっています。「スティーブン・ケイプル・Jr.」監督に対しては感謝してもしきれません。
本作、何が良かったのか?
<リアルなどん底>
まずなんと言っても、リアルなどん底が描けているところ。文字通り容赦が無い(最近の映画は、ちゃんと描かないからねぇ・・・)。第一戦の試合の結果は、ある意味「負ける」よりも屈辱的でしょ笑。身体も心もコテンパンに打ちのめされ、主人公は塞ぎ込んじゃって一人でずっと苦しみ続けるんだよね。誰にも相談できず、話し相手がいない。まるでかつての不器用なロッキーを観ているかのようだった笑。この痛々しいまでのかっこ悪さに、思わず見入ってしまった。見事でした。「ロッキー1」に欠かせないのは「痛々しさ」と「孤独」。だって、彼にはポーリーしか友達がいないんだもの笑。「孤独で不器用で痛々しい男」がちゃんと描けていた。
<殴られることに意味がある>
ロッキーはどんなに打ちのめされても立ち上がる。後半の展開はその通りになっていく笑。トレーニングシーンでも、腹筋叩きまくったり、ランニング中に倒れて立ち上がる描写があったり、正に「分かり易過ぎ良い」笑。最後の試合で、クリードは倒されても倒されても立ち上がる。ロッキー4と同じじゃん!でもオッケー!それが観たかった!
ロッキー・ザ・ファイナルでも言ってたじゃん?殴られても立ち上がることに意味があるってさ!
<何故戦うのか?あなたは解りましたか?>
「お前はこの試合に勝てる。なぜなら、何故戦うか?お前にはわかっているからだ」
最後の試合でのロッキーの台詞だ。映画の中で、主人公は「何故戦うのか?」と常に問いかけられる。最初は「父親であるアポロのため」であったが、映画の中盤で、クリードはそこに意味を見出せなくなってしまう。
この答えはロッキー3の、名「エイドリアンの説教」シーン(笑)にある。ロッキー3ではとても分かり易かったが、本作では、アドニスがハッキリと口にしないので解り難い。でもちゃんと映像で見せていく。
負けた後のどん底の中、夜中、ふらっとボクシングジムに行き、おもむろにサンドバッグを打ちはじめる。そこで彼は気づく。「ここが俺の居場所だ。」という台詞がある。つまり、「自分はボクサーだ」ということだ。「戦わなければ、自分は何者でもない」・・・と。つまり、自分からボクシングを取ったら、何者でも無くなってしまう・・・ということ。「何故戦うのか?それは自分の為だ。」と気づくのであった!
この辺りの展開は見事ですわ。ロッキー3のエイドリアンにかけてるところがホントに泣ける。
<夫婦の成長物語>
アドニス君の奥さんも良かった。最初の方は、ちょっと頼りなさそうな印象でしたが、ラストはエイドリアンそのもの。強い女へと成長していました。夫婦の成長物語としても見れる。
<敵を良く描く>
あと、ドラゴ側も良かった。
序盤から中盤にかけてドラゴの息子は完全なヒール役で、血も涙もない「殺し屋」という印象。ドルフ・ラングレンが上手い。最初、星一徹のような頑固親父という印象を与えておきながらの・・・ラストのあの展開。敵役のドルフラングレンとドラゴの息子にが泣かされるという・・・ここも上手い。
<リアルなファイトシーン>
あと、ボクシングの試合のシーンは、とてもリアルになりましたね。すごく良かった。泣ける話にする為に(笑)、シナリオに力を入れておいて、かつ、アクションシーンにも手を抜かないという・・・。
やっぱり胸熱!
闘う理由
父から受け継いだ歴史と強さの
ぶつかり合い。
よりハングリーな精神や
闘う目的を自分におとしこんで
迷いがない方が勝つ。
一戦目では
闘う意味を昇華できなかった
アドニアスは負傷。
二戦目では
十分に準備し勝利する。
見所は、
アウェイでのロシアでの
戦い。
入場では彼の前で唄う
妻のビアンカの声で
敵陣の空気を切り裂くのが
気持ちいいです。
勝利のパンチが
炸裂するころには、
伝説のミュージックで
興奮が最高潮に。
本作では、
勧善懲悪のストーリーではなくて、
敗者のドラゴ親子に
心情がいくシーンが多かったです。
冷酷無情な国や妻の仕打ち、
環境での
父子の絆が
冷淡な敵というイメージに
つながらない。
だから、
アドニアスの
勝利のカタルシスが
少し弱いと感じたのが
贅沢でしょうか。
お互いの事情をオープンにした
勝負で、どちらかに
肩入れしにくいスタンスが
残念。
どっちも頑張れでは、
普通のスポーツ観戦になって
しまうのが
なぜか物足りない気が
してしまいました。
次回作がドラゴなのかな。
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