クリード 炎の宿敵のレビュー・感想・評価
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ロッキーのまま
今のロッキーを見て
過去の人たちの面影から
30年間を想像させてもらいました。
エイドリアーンの顔が何度も蘇りました。
セコンドのロッキーの動き
体に染み付いていますね。
ロッキーはボクサーそのもの
ロッキーのありふれた
言葉でも心震えます。
それは過去の映像が
紐付いているからでしょうか
あの曲の歌詞はロッキーを
歌ったんでしょうね(笑)
また味わいたいです。
ロッキーは不滅ですね^_^
ロッキーの服のセンスも
変わりませんね
カーン♫カーン♫カーン♫カーン♫
全てをリアルタイムに映画館で
見られたのは幸せな世代です。
いい年の取り方教えて貰いました。
様々な親子の形が印象的
前作に感動をいただいたため今回も楽しみでした。しかも宿敵ドラコの因縁が絡むとなると期待が高まります。
そこでロッキー1~4とクリードをDVDでおさらいしてから映画館へ。うん、やっぱりテレビの画面より映画館のスクリーンで見てこそのシリーズです。
ファイティングシーンがよりリアルに描かれ、その激しい動きに相反する陰影の強いドラマの展開が強烈に印象に残ります。
アドニスが何故戦うのか、それを自分自身で確信する部分を言葉少ない描写で見せる巧妙さ。そして闘いの最中に殻を突き破るシーン見事です。
前作から続くアポロとアドニスの関係を中心に、アドニスと義母、アドニスとビアンカの子へと繋がり。それだけではなく敵側のドラコと息子ヴィクターの関係。憎むべき宿敵のはずが・・・泣かされました。ヴィクターと母の描きも心に刺さります。ロッキーと自身の息子。エイドリアンへの語りかけも変らず良いですね。
殴り殴られ傷つき合う激しい闘いの周囲で静かに描かれる家族愛。こんなにも優しさに包まれて映画館をあとにできるとは思いもしませんでした。
心が動く定番作品
ロッキーからのいつものストーリー展開。結末も予想ができるのに、つい観てしまう。観ているうちに映画の世界に引き込まれてしる。約33年前のロッキー4からの続編となるが、これだけのオリジナルキャストが出演するのは凄いことだと思う。
男泣き
クリード2を見た感想、上手に続編を作れたと思っております。前作のクリードチャンプを継ぐ男に関しては、ロッキーシリーズを見ていなくても楽しめる内容でしたが今回はロッキー4の遺伝子を継いでいるということで少しロッキーシリーズを見ないとよくわからないような内容でした。良かった点はストーリー性やカメラワークが素晴らしく映像もお金がかかってるような内容でした個人的にはロシアで戦う時の主人公の入場シーンが1番よかったです。第1戦はアメリカ、第2戦はロシアという部分がやはりロッキー4を上手に受け継いでいるなと思いました。個人的最終評価は10点中7点です。ドラゴ親子の過去にあまり触れられていないという部分のみマイナス点です。それ以外は最高でした!
ほぼロッキーの焼き直し
およそロッキーである。シルヴェスター・スタローンが製作して出演もしているから、どうしてもそうならざるを得ないのだろうが、世界観もテーマもロッキーそのままなので、必然的にデジャヴを覚えてしまう。ロッキーを観れば、この映画は観る必要がない。何のためにこの映画を作ったのだろうか。
もちろん役者が違うから、それなりに楽しめることは楽しめる。130分もそれほど長くは感じない。しかし、いかんせん残るものが何もない。いつもながらの家族第一主義ですべておさめようとしている。アメリカ人は文明的、技術的な側面では著しく進歩してきた。しかし人生観や哲学となると、フロンティア時代の開拓精神から一歩も踏み出していないように見える。もはやアメリカの時代は終わったのだ。
感無量。どちらかというとロッキー3のやり直し
ロッキー4のノリで、ふざけ半分で観に行きましたが・・・完全に打ちのめされました。
ロッキー愛に溢れている、かつ、新しいことにも挑戦している、凄い映画だった。
ロッキーってこんなに暗い映画だったっけ?と思うくらいに、ドキュメンタリータッチに撮られています。中盤まで音楽はほぼなし。俳優の近くにカメラが常にあり、セリフも少なく、いちボクシング選手の苦悩を静かに撮っているという印象を受けました。(例えるなら、「レスラー」とか「ミリオンダラー・ベイビー」に近い?)完全に体感映画となっていました。全く新しいリアルなロッキーでした涙。
全く新しい映画にしつつ、かつ、一点の揺るぎなく「ロッキー1」の頃を彷彿とさせる「魂」を見事に描ききっていました。製作者がロッキーシリーズをよく分かっています。「スティーブン・ケイプル・Jr.」監督に対しては感謝してもしきれません。
本作、何が良かったのか?
<リアルなどん底>
まずなんと言っても、リアルなどん底が描けているところ。文字通り容赦が無い(最近の映画は、ちゃんと描かないからねぇ・・・)。第一戦の試合の結果は、ある意味「負ける」よりも屈辱的でしょ笑。身体も心もコテンパンに打ちのめされ、主人公は塞ぎ込んじゃって一人でずっと苦しみ続けるんだよね。誰にも相談できず、話し相手がいない。まるでかつての不器用なロッキーを観ているかのようだった笑。この痛々しいまでのかっこ悪さに、思わず見入ってしまった。見事でした。「ロッキー1」に欠かせないのは「痛々しさ」と「孤独」。だって、彼にはポーリーしか友達がいないんだもの笑。「孤独で不器用で痛々しい男」がちゃんと描けていた。
<殴られることに意味がある>
ロッキーはどんなに打ちのめされても立ち上がる。後半の展開はその通りになっていく笑。トレーニングシーンでも、腹筋叩きまくったり、ランニング中に倒れて立ち上がる描写があったり、正に「分かり易過ぎ良い」笑。最後の試合で、クリードは倒されても倒されても立ち上がる。ロッキー4と同じじゃん!でもオッケー!それが観たかった!
ロッキー・ザ・ファイナルでも言ってたじゃん?殴られても立ち上がることに意味があるってさ!
<何故戦うのか?あなたは解りましたか?>
「お前はこの試合に勝てる。なぜなら、何故戦うか?お前にはわかっているからだ」
最後の試合でのロッキーの台詞だ。映画の中で、主人公は「何故戦うのか?」と常に問いかけられる。最初は「父親であるアポロのため」であったが、映画の中盤で、クリードはそこに意味を見出せなくなってしまう。
この答えはロッキー3の、名「エイドリアンの説教」シーン(笑)にある。ロッキー3ではとても分かり易かったが、本作では、アドニスがハッキリと口にしないので解り難い。でもちゃんと映像で見せていく。
負けた後のどん底の中、夜中、ふらっとボクシングジムに行き、おもむろにサンドバッグを打ちはじめる。そこで彼は気づく。「ここが俺の居場所だ。」という台詞がある。つまり、「自分はボクサーだ」ということだ。「戦わなければ、自分は何者でもない」・・・と。つまり、自分からボクシングを取ったら、何者でも無くなってしまう・・・ということ。「何故戦うのか?それは自分の為だ。」と気づくのであった!
この辺りの展開は見事ですわ。ロッキー3のエイドリアンにかけてるところがホントに泣ける。
<夫婦の成長物語>
アドニス君の奥さんも良かった。最初の方は、ちょっと頼りなさそうな印象でしたが、ラストはエイドリアンそのもの。強い女へと成長していました。夫婦の成長物語としても見れる。
<敵を良く描く>
あと、ドラゴ側も良かった。
序盤から中盤にかけてドラゴの息子は完全なヒール役で、血も涙もない「殺し屋」という印象。ドルフ・ラングレンが上手い。最初、星一徹のような頑固親父という印象を与えておきながらの・・・ラストのあの展開。敵役のドルフラングレンとドラゴの息子にが泣かされるという・・・ここも上手い。
<リアルなファイトシーン>
あと、ボクシングの試合のシーンは、とてもリアルになりましたね。すごく良かった。泣ける話にする為に(笑)、シナリオに力を入れておいて、かつ、アクションシーンにも手を抜かないという・・・。
やっぱり胸熱!
ストーリーの展開的には前作と似たような感じだったけど、やっぱり熱くなる展開だった。過去作のストーリーはあまり詳しくは知らないけど、それでも十分にストーリーには十分に入り込めた。
ボクシングシーンは迫力があってよかった。ヴィクターにも背景や経緯があって、最後の局面ではどちらにも感情移入できた。もっと、ヴィクターもプライドや思念を越えた魂の打ち合いみたいな展開になったらもっと感動的だったかもしれない。
やっぱりロッキーのテーマは反則です。否が応でも、テンション上がって感動してしまう 笑
闘う理由
父から受け継いだ歴史と強さの
ぶつかり合い。
よりハングリーな精神や
闘う目的を自分におとしこんで
迷いがない方が勝つ。
一戦目では
闘う意味を昇華できなかった
アドニアスは負傷。
二戦目では
十分に準備し勝利する。
見所は、
アウェイでのロシアでの
戦い。
入場では彼の前で唄う
妻のビアンカの声で
敵陣の空気を切り裂くのが
気持ちいいです。
勝利のパンチが
炸裂するころには、
伝説のミュージックで
興奮が最高潮に。
本作では、
勧善懲悪のストーリーではなくて、
敗者のドラゴ親子に
心情がいくシーンが多かったです。
冷酷無情な国や妻の仕打ち、
環境での
父子の絆が
冷淡な敵というイメージに
つながらない。
だから、
アドニアスの
勝利のカタルシスが
少し弱いと感じたのが
贅沢でしょうか。
お互いの事情をオープンにした
勝負で、どちらかに
肩入れしにくいスタンスが
残念。
どっちも頑張れでは、
普通のスポーツ観戦になって
しまうのが
なぜか物足りない気が
してしまいました。
次回作がドラゴなのかな。
ロッキーの思い入れが強すぎてのジレンマ。
シルベスター・スタローンと言うよりもロッキー・バルボアが大好きでいとおし過ぎて、ロッキーに共感アンド感情移入し過ぎた人はとても多いかと思いますが、そんなロッキー大好き人間にとっては見逃せないクリードの新作。
「ロッキー4」の最強ボクサー、イワン・ドラゴの息子が出てきて、ドルフ・ラングレンも出演しているとあれば期待をするなと言うのが無理と言う物です。
で、感想はと言うと…普通に面白いです。
でも、なんとなくノレない感じがしなくもないと言うのが、個人的な感じ。
原因はどうしてもロッキーシリーズに重ねて観ているからかなと。
なので、やっぱりロッキーがエイドリアンのお墓に語りかけるシーンにあのビル・コンティのBGMが流れると涙腺が緩くなる様な熱い物が込み上げてきますし、ラストであの「gonna fly now」が掛かると拳をギュッと握りたくなります。もう、それはそれはパブロフの犬の状態みたいにw
ロッキーが唯一と言っていいコンプレックス的な息子との交流の葛藤もラストで解消されていくのには「ランボー 最後の戦場」で実家に帰っていくランボーの姿を重ね合わせた様な報われた感があります。
結局、「クリード」自体を単体作品としての観られず、あくまでもロッキーシリーズの流れとして観ていて、今までのロッキーシリーズに重ね合わせているからかなと。
観る側がロッキー離れが出来ていないんですよねw
これは単体の作品として観ていない、観る側の問題と作り手側が過去のロッキーシリーズの意識を組み込み過ぎる所も問題かと。
でも、どうしてもロッキーシリーズの思い出を期待してしまうし、期待せざるおえない訳ですから、自分で言っててなんですが、困ったもんですw
ロッキー2とロッキー4のオマージュを骨組みに組み込んでるので予定調和と言えば予定調和ですが、それが心地好いですし、歴史のある作品のスピンオフなだけに王道パターンを踏んでいても過去の名シーンとの重ね合わせる所も多いです。
難点は主人公のアドニス・クリードは生い立ちこそ、波乱がありますが、アポロ・クリードの息子でロッキーをトレーナーに付けている時点でもう血統の良さは申し分無し。
勿論、楽な人生を送ってきた訳ではないけど、ハングリーさに関しては少し薄くもあるので、アドニスよりもイワン・ドラゴの息子のヴィクター・ドラゴの方に感情的にも肩入れをしてしまう所ですねw
ドラゴの30年前の敗戦からの苦難と元母親のブリジット・ニールセン演じるルドミラが良い感じで嫌な奴でw
圧倒的な強さとハングリー感でどうしてもアドニスよりもヴィクターの方が魅せる訳で、これはアドニスとヴィクターのダブルストーリーとも言えますが、なんと言っても影の主役はロッキーな訳ですから、なかなかアドニスは難しい立場なんですよね。
マイケル・B・ジョーダン演じるアドニス・クリードに思い入れを持てないと言うよりかは、同じ主人公でもシルベスター・スタローン演じるロッキー・バルボアが稀代の感情移入アンド愛すべきキャラクター過ぎて、比較する方が酷な訳とそこにこれまたハングリーの塊を体現したヴィクターがいる事でいろんな事が重なって、魅力が薄くなってるからかなと思いますが如何でしょうか?
あと、ビル・コンティの音楽が掛かるとグッと来る分、作中のレゲエやヒップホップに何か違和感があるんですよね。
まぁ現代の若者を主人公にしているボクシング映画なので、作中の音楽までなにがなんでもビル・コンティでなければいけない懐古主義な訳はないんですが、やっぱりあの一連のロッキーのBGMが流れると嬉しいしw、ここでもロッキーシリーズの伝統を意識してしまってます。
ラストではアドニスの勝利にもリングに上がらず、“お前の時代だ”と言った台詞はアドニスだけでなく、ボクシング界からのさよならを意味していると思うだけに切ない。
未練タラタラにしがみつくのを見ていたい訳ではないけど、やっぱりリングを通して、人生を戦うロッキーの姿をいつまでも見ていたいんですよね。
アポロのトレーナーのデュークの息子が出てきたりと胸熱な感じが多いのに、何かノレないのは個人的なロッキーの思い入れが強すぎるだけですが、ロッキーに思い入れが強い人は多いと思うので、この辺りのジレンマがむず痒かったりしてしまうのがちょっと難しい感じです。
かと言って、ロッキーのボクサーとしての見せ場は「ロッキー・ザ・ファイナル」でこれ以上の無い有終の美の大団円を迎えた訳ですから、ボクサーのロッキーは求めませんが、やっぱりロッキーに注目してしまう。
ロッキーが活躍した時代との背景は違うので比べるのが野暮でアドニス・クリードの活躍を素直に見るととても面白い作品なんです。
なんですが、ロッキーと言う単語をアドニス以上に書きましたがw、ロッキーファンの戯言の感想の1つとして思って頂ければ幸いです。
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