クリード 炎の宿敵のレビュー・感想・評価
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闘う理由
父から受け継いだ歴史と強さの
ぶつかり合い。
よりハングリーな精神や
闘う目的を自分におとしこんで
迷いがない方が勝つ。
一戦目では
闘う意味を昇華できなかった
アドニアスは負傷。
二戦目では
十分に準備し勝利する。
見所は、
アウェイでのロシアでの
戦い。
入場では彼の前で唄う
妻のビアンカの声で
敵陣の空気を切り裂くのが
気持ちいいです。
勝利のパンチが
炸裂するころには、
伝説のミュージックで
興奮が最高潮に。
本作では、
勧善懲悪のストーリーではなくて、
敗者のドラゴ親子に
心情がいくシーンが多かったです。
冷酷無情な国や妻の仕打ち、
環境での
父子の絆が
冷淡な敵というイメージに
つながらない。
だから、
アドニアスの
勝利のカタルシスが
少し弱いと感じたのが
贅沢でしょうか。
お互いの事情をオープンにした
勝負で、どちらかに
肩入れしにくいスタンスが
残念。
どっちも頑張れでは、
普通のスポーツ観戦になって
しまうのが
なぜか物足りない気が
してしまいました。
次回作がドラゴなのかな。
ロッキーの思い入れが強すぎてのジレンマ。
シルベスター・スタローンと言うよりもロッキー・バルボアが大好きでいとおし過ぎて、ロッキーに共感アンド感情移入し過ぎた人はとても多いかと思いますが、そんなロッキー大好き人間にとっては見逃せないクリードの新作。
「ロッキー4」の最強ボクサー、イワン・ドラゴの息子が出てきて、ドルフ・ラングレンも出演しているとあれば期待をするなと言うのが無理と言う物です。
で、感想はと言うと…普通に面白いです。
でも、なんとなくノレない感じがしなくもないと言うのが、個人的な感じ。
原因はどうしてもロッキーシリーズに重ねて観ているからかなと。
なので、やっぱりロッキーがエイドリアンのお墓に語りかけるシーンにあのビル・コンティのBGMが流れると涙腺が緩くなる様な熱い物が込み上げてきますし、ラストであの「gonna fly now」が掛かると拳をギュッと握りたくなります。もう、それはそれはパブロフの犬の状態みたいにw
ロッキーが唯一と言っていいコンプレックス的な息子との交流の葛藤もラストで解消されていくのには「ランボー 最後の戦場」で実家に帰っていくランボーの姿を重ね合わせた様な報われた感があります。
結局、「クリード」自体を単体作品としての観られず、あくまでもロッキーシリーズの流れとして観ていて、今までのロッキーシリーズに重ね合わせているからかなと。
観る側がロッキー離れが出来ていないんですよねw
これは単体の作品として観ていない、観る側の問題と作り手側が過去のロッキーシリーズの意識を組み込み過ぎる所も問題かと。
でも、どうしてもロッキーシリーズの思い出を期待してしまうし、期待せざるおえない訳ですから、自分で言っててなんですが、困ったもんですw
ロッキー2とロッキー4のオマージュを骨組みに組み込んでるので予定調和と言えば予定調和ですが、それが心地好いですし、歴史のある作品のスピンオフなだけに王道パターンを踏んでいても過去の名シーンとの重ね合わせる所も多いです。
難点は主人公のアドニス・クリードは生い立ちこそ、波乱がありますが、アポロ・クリードの息子でロッキーをトレーナーに付けている時点でもう血統の良さは申し分無し。
勿論、楽な人生を送ってきた訳ではないけど、ハングリーさに関しては少し薄くもあるので、アドニスよりもイワン・ドラゴの息子のヴィクター・ドラゴの方に感情的にも肩入れをしてしまう所ですねw
ドラゴの30年前の敗戦からの苦難と元母親のブリジット・ニールセン演じるルドミラが良い感じで嫌な奴でw
圧倒的な強さとハングリー感でどうしてもアドニスよりもヴィクターの方が魅せる訳で、これはアドニスとヴィクターのダブルストーリーとも言えますが、なんと言っても影の主役はロッキーな訳ですから、なかなかアドニスは難しい立場なんですよね。
マイケル・B・ジョーダン演じるアドニス・クリードに思い入れを持てないと言うよりかは、同じ主人公でもシルベスター・スタローン演じるロッキー・バルボアが稀代の感情移入アンド愛すべきキャラクター過ぎて、比較する方が酷な訳とそこにこれまたハングリーの塊を体現したヴィクターがいる事でいろんな事が重なって、魅力が薄くなってるからかなと思いますが如何でしょうか?
あと、ビル・コンティの音楽が掛かるとグッと来る分、作中のレゲエやヒップホップに何か違和感があるんですよね。
まぁ現代の若者を主人公にしているボクシング映画なので、作中の音楽までなにがなんでもビル・コンティでなければいけない懐古主義な訳はないんですが、やっぱりあの一連のロッキーのBGMが流れると嬉しいしw、ここでもロッキーシリーズの伝統を意識してしまってます。
ラストではアドニスの勝利にもリングに上がらず、“お前の時代だ”と言った台詞はアドニスだけでなく、ボクシング界からのさよならを意味していると思うだけに切ない。
未練タラタラにしがみつくのを見ていたい訳ではないけど、やっぱりリングを通して、人生を戦うロッキーの姿をいつまでも見ていたいんですよね。
アポロのトレーナーのデュークの息子が出てきたりと胸熱な感じが多いのに、何かノレないのは個人的なロッキーの思い入れが強すぎるだけですが、ロッキーに思い入れが強い人は多いと思うので、この辺りのジレンマがむず痒かったりしてしまうのがちょっと難しい感じです。
かと言って、ロッキーのボクサーとしての見せ場は「ロッキー・ザ・ファイナル」でこれ以上の無い有終の美の大団円を迎えた訳ですから、ボクサーのロッキーは求めませんが、やっぱりロッキーに注目してしまう。
ロッキーが活躍した時代との背景は違うので比べるのが野暮でアドニス・クリードの活躍を素直に見るととても面白い作品なんです。
なんですが、ロッキーと言う単語をアドニス以上に書きましたがw、ロッキーファンの戯言の感想の1つとして思って頂ければ幸いです。
堪能すべきは肉体美
ドラゴ親子〜〜(涙)
このレビューのタイトル自体がちょっとネタバレっぽくって
申し訳ないけど、でも、書かずにいられなかった!!
ドラゴ親子〜〜〜(涙)
映画全体は流石によく出来てます。
できればネットで町山智浩氏のこの映画の解説を
ちょっと聴いてから観るとオ〜〜って感じです!
とにかく年明けだし、気分が上がって
スッキリするものをみたい人にはお勧めです!
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
最近は何やかんや言いながら
やっぱ家族映画全盛なんですよ。
SFの形、ホラーの形、パニックものの形
表面のルックは違えども行き着くところは皆家族〜〜。
なのでついに「ロッキー」も家族映画ジャンルになりましたよ!
「ロッキー」シリーズの第四作で、
クリードの父親アポロを殴り殺したのち、
ロッキーに負けて全てを失ったドラゴとその息子。
実はドラゴに勝ったロッキーもまた、
エイドリアンの死後、
実の息子との絆をいつのまにか失っていた〜〜。
アポロの息子アドニス・クリードを通じて
大事な家族を再び取り戻す二人の父親の物語。
ロッキーもさる事ながらドラゴ親子に、ああ〜〜〜(涙)
@もう一度観るなら?
「絶対映画館です!ボクシングと映画は相性抜群!」
大きな男の美しい控えめさ
ロッキー・バルボアが病院の廊下の隅に現れるシーンに泣けました。あの大きなロッキーが、こんな風に体を小さくかがめて控えめに登場させるとは、何という演出なのでしょう。
スタローンも、ここにきて良い年の取り方をしたなぁと思います。
ロシアの人達が皆んな傲岸不遜で狭量だという誤った印象を与えてしまう
それぞれの家族
家族を作り父になったアドニス
チャンプの妻としての覚悟を持ち母にもなったビアンカ
息子と向き合ったロッキー
息子と二人三脚で進んでいくドラゴ
血の繋がらないアドニスを実の息子のように愛するメリー・アン
皆がそれぞれの絆を育てていくのに
でもドラゴの元嫁だけは妻であったことも母であること否定してただの女として着飾り美貌を保とうとしてるのが印象的だった
結局何のために闘ったんだ?
ドラゴを何で今出すのかがわからなかった。
だって1番の仇でしょ。
それを2段目にぶつけるなんて。
そんなことを想いながら。
前回だと、アポロの弔いって側面あったけど
完全にアメリカvsソ連の代理戦だった。
今回は、各個人の恨み辛み。
もう少し葛藤を色濃く画いてもよかったかも。
親父になったアドニス。
それらの葛藤。
ドラゴ親子の4からのアナザーストーリー
どれもちょっと薄いかな
(ドラゴ親子の話は映画化できるかも)
ロッキーも親子の軋轢に苛まれてたんだな。
しかし、どれも中途半端で少し眠くなった中盤。
やられた後のリベンジに燃える段階をみたいのに
何故ニューメキシコのシーンはトレーニングのみなの?
あそこで、星空の下ロッキーと話でもしてからの
ドラゴ再挑戦ならワクワクしたかもね。
それとドラゴの息子とは闘い後のストーリーも
有って良かったかも?
(握手するとか、バックヤードで話すとか?)
1stが良かっただけに、ちょっと残念だな。
どうせ仇討ちシリーズなら、トミーガンの息子とか
大暴れ為てからのドラゴで良かったカモネ?
最後はロッキーが息子に会いに行く。
主役はやっぱりロッキーだったんだね。
何か色々考える2作目だった。
惜しい
ビアンカとの結婚や娘の誕生などを経てアドニスが成長する王道ストーリー。流石の安定感。
ただ、宿命の敵であるヴィクターの内面の描き方が大味で残念。単なる勧善懲悪にはせずヴィクターにもヴィクターの物語を入れようとした意欲こそ感じるが、母親が帰った瞬間メンタル負けするなんて、ビアンカや母親が見守るアドニスとの対比としてあまりに安直だ。それに、あの結末じゃあ途中で罵られた通り只のファザコンです。
結局、“最後は正義が勝つ”的なアメリカらしい傲慢さの印象が強くなってしまった。
号泣
メチャメチャに賞賛されたクリードの続編にして、言わずと知れたロッキーシリーズの最新作、本日鑑賞してきました。
ドラゴ親子の人生への感情移入は勿論ありましたが、とはいえしっかりとクリードチームにも気持ちが入るよう上手く演出、また俳優達の顔が素晴らしかったと思います。前作も涙腺緩みっぱなしでしたが、今作は二人がリングに上がる流れで涙が止まらなくなってしまって、「リングに上がるということ」を選択した二人に大拍手でした。
何の為に闘うか?
変化球は一切なし!どストレートな感動作
ロッキーsongを聞く🔥熱くなる❗❗❗
ファンの不安を吹き飛ばす見事な続編
初めてクリード2の情報を知った時は正直に言うとかなり心配だった。
というのも個人的には前作が余りにも傑作だったために
これ以上続けるとストーリーがマンネリ化してチープなものになると思ったからである。
また、続編の敵がドラゴの息子というのもなんだか安易過ぎる設定だと感じていた。
しかし蓋を開けてみれば本作は前作に引けを取らない大傑作で、自分の心配はただの杞憂であった。
本作は良い意味で実に「ロッキーらしい」ものである。
コンラン戦での敗北後、怒涛の快進撃で一気にヘビー級チャンピオンになったアドニス・クリード。プロポーズも成功させ、子供を授かり彼は今やまさしく幸せの絶頂にいた。
だが、その前に父イワンに徹底的に鍛え上げられたハードパンチャー、ヴィクター・ドラゴが立ちはだかる。
ドラゴに完膚なきまでに打ちのめされたアドニスは一転して絶望のどん底に叩き落とされてしまう。彼はいかにして這い上がるのか、何のために戦うのか、それはぜひ
劇場で観て欲しい。
ロッキーシリーズではいつもどん底にいる人々が必死にもがいて這い上がろうとする様を描いてきた。
本作はそういったストーリーの肝をしっかり抑えて見事に表現している。
前作と変わらず音楽のセンスもピカイチで「ロッキーのテーマ」こと『Gonna Fly Now』の流れるタイミングでは思わず胸が熱くなる。
観て絶対に損は無い。年初めの1本にどうだろうか。
また、事前に『ロッキー4』も観ておくとより深く本作を楽しむことができるだろう。
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