愛がなんだのレビュー・感想・評価
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20代後半非リア向け
俳優さん達の演技は素晴らしかったので星2つ
なんでもない普通な人の1週間を眺めてる映画です。
展開は何もないので、この映画のような経験をしたことがある人は高評価でしょう。あとは、なんか凄いって錯覚した人は高評価でしょうね。そう思う人が多ければ監督の勝ちです。
成田凌カッコイイ!
友人と貸切モーニングにて!
大学生です。
まず原作ファンではないです!
岸井ゆきのさんをインスタで知って観に行きました!
率直に観た感想を述べると、すごくリアリティの高い 身の回りでよくある出来事を見ているかのようでした。それくらい役者さん達の演技の上手さと作品にかけられてる熱が伝わってきた気がします。
観終わった後 凄くすっきりした感じで、友達と作品について話し合うのも楽しかったです。
是非気になる方 劇場で観て頂きたいです。
おすすめします。
面白いけど共感はしたくない。
「サッドティー」や「知らない、ふたり」でおなじみの今泉力哉監督の作品、かつ好きな女優さんである岸井ゆきのが主演なため観に行きました。
マモちゃんに尽くし過ぎるテルちゃん、そんなテルちゃんに引いてしまい自由なスミレさんに恋をするマモちゃん、誰にも熱を入れずふわふわと生きるスミレさん、芯が強いけどナカハラくんを振り回しているヨウコ、ヨウコが自分に振り向いてくれないとわかっていながら離れられないナカハラくん。
恋愛における温度差を相手に合わせて上げたり下げたりして調節するということの難しさを感じた。
幸せになりたいっすねえ。愛がなんだってんだ。
2回見に行きました。
1回目は1人で、2回目は友人と見に行きました。
初めてこの映画を視聴した時は、個性の強い登場人物それぞれの恋愛観について考え、自分と照らし合わせ共感したり、首を傾げたりしながらも映画のストーリーそのものを楽しみました。
2回目は1回目の視聴後に感じたテルコへの違和感?(マモルになろうとしてる?)を考えながら、ワンシーン、ワンシーンを丁寧に見ました。
丁寧に映画を見ていくと、初回では気付けなかった至る所にに散りばめられている伏線を見つけることができました。
中でも印象深かったのはテルコが中原くんのことで葉子に怒るシーンでした。
それまではテルコ自身と近しい存在だと認識していたはずのヨウコが、実は孤独を感じない自分とは違う感性を持った人間なのではないのかと疑いながら話しているシーン。
ヨウコはテルコより物理的にも精神的にも高い場所から会話を行い、とても綺麗に見えました。
まるで本当にヨウコが別人になったかのように。
このシーンからこの映画は山田テル子という人物の変化について、テルコを中心に描かれた映画なのかなと感じました。
そして、好きという感情を越えて、マモルになろう(マモルと同じ景色をみたい)とテルコは考えるようになったのかなと思いました。
だから、映画の最後でテルコの前からマモルのことが好きな幼少期のテルコは、マモルが好きだという感情と同時に消えたのだと感じました。
最高に心地良くて大好きな作品!!
期待以上に心地良くて最初から最後まで完璧でした!かなり好きな映画になりました。映画なんだけど映画じゃなくてドキュメンタリーのように感じた。
原作読んでたから内容は知ってたけど新鮮な気持ちで観れた。
冒頭からテルコのマモルの片思いが止まらない。
岸井ゆきのさん演じるテルコがピュアすぎてキラキラしすぎて眩しい。
成田凌さん演じるマモルのテルコに対する行動や態度にイライラ!
マモルがテルコを家に呼び出して用が済んだら夜中なのに追い出したり
普通あり得ない!危ないし何かあったらどうするの!最低!
でもそんなことをされてもマモルが好きなテルコ。なんで?普通は幻滅するでしょ…と思うけど「普通」だったり「好き」は人それぞれだ。 「恋は盲目」という言葉通り
恋をすると理性や常識を失ってしまう。
マモルのテルコに対する態度は理解できなくて嫌だ。ひどすぎるし自分勝手すぎる。だから尚更テルコにいい恋愛をしてほしいと思いました。
テルコはテルコでマモルの洋服や下着の押入れが乱れてたから勝手にキレイに整頓したりありがた迷惑な行動をしてしまうんだけど…。
テルコ・マモル以外にも
深川麻衣さん演じるテルコの友達の葉子、その葉子に恋をする若葉竜也さん演じるナカハラの二人が絡んできてさらに「それぞれの恋」は止まらない。
ナカハラはまさに男版・テルコ。
葉子に呼び出されたらすぐ駆けつけるし「ビール買ってきて」とパシリに使われても喜んで出て行く。
葉子が好きでしょうがないナカハラ。
ナカハラを好きじゃない葉子。
ナカハラのピュアな気持ちに男の自分は一番共感しました!
「寂しいとき誰かと話したくなる。
そんなとき葉子さんが自分のことを少しでも思い出してくれたらそれでいい」というセリフ。
片思いするピュアな気持ち。
ナカハラと葉子がいたから更にこの物語は素敵になったんだと思う。
この作品に欠かせない「ビール」
とにかくビールを飲みまくる。テルコがマモルの家を追い出されて歩きながらビール、葉子と二人でビール、ナカハラとビール。
ビールを呑めない自分も「ビール美味しそう!」と思うくらい美味しそうに呑む!女の子が缶ビールを呑む姿に少しドキッとした。
片思いするすべての人が共感できると思う「愛がなんだ」
派手なシーンはなく大きな展開はないけどこんな面白いと感じるとは!
たくさんの人に観てほしい!
愛がなんだのタイトルに納得
先ず最初に私は今泉監督の作品を観るのは
この作品が始めて。なので観に行こうと思った理由は
「愛がなんだ」のタイトルに惹かれての鑑賞です。
岸井ゆきの演じるテルちゃん成田凌演じるマモちゃん。
この二人の恋愛を主に話が展開される。だいたい私は恋愛映画にドロドロな濡れ場は期待しない。かと言ってこの手の作品は女優さんの登竜門でもあると考え観るので音楽と撮影さんカメラには注目度があがる。その点ではこの作品私好みな音私好みな撮影で非常に満足感は高い。原作の角田光代さんからの脚本。実際には私原作読んでないので脚色がどれくらい入ってるかはわからないですが脚本は間違いなく良いとヒシヒシ胸打たれながらの鑑賞。テアトル梅田ほぼ女性。男性比率5パーセントぐらいの中で「愛がなんだ」をひたすら観る。
テルちゃんはマモちゃんが好き。でも私にはテルちゃんはマモちゃんを好きな自分が一番好きと言った感覚で見てしまう。マモちゃんを好きなことで自分の生き方をその方向で合わせる。実際には仕事などしたくない、やりたくない、でもそれでは生きていけない、もしマモちゃんを好きになることをやめてしまったら単純に道が見えなくなってしまうのがコワイのかなぁ〜と思ってしまう。こんな思いも一欠片でしかなく一言一言の単純な台詞にさまざまなな思いを感じ取れてしまうから最高に楽しく最高にツラく最高に泣きたくなる。愛は必要で愛がなければ人は悲しく荒んだ気持ちで生きて行かなければいけないと思う。だがこの作品を観ることで「愛がなんだ」その響きに逆に愛を感じさらには愛の上にあぐらをかけそうな気にもなることで愛と上手く付き合っていける気がした。間違いなく必見映画。
区切り区切り
前作の「パンとバスと二度目のハツコイ」がとても好きだったのでまた今泉監督の作品をもう一度観たいなと思い、観にいきました。
成田凌君と深川麻衣さんのファンなのでその時点でワクワクしてました。
物語が区切り区切り繋がれていて分かりやすかったのですが、裏を返せば短編を観ているような感じでした。一本の映画としては少し物足りないなと思いました。
勿論、いいシーンもありました。
キスシーンは岸さんと成田君の演技力が醸し出す雰囲気に圧倒されました。あれは興奮ものです。
ドカン!と来るものがないけれど、決して悪くはない。そんな作品です。
観る人の想像力が深ければ深いほど楽しめる映画と私は思います。
この映画を冷静にレビューするって、
私には難しい。
他の沢山のお客さんと同じように、私も映画館で悶絶しながら観た。
予告編や宣伝で全面に押し出されてるのは、極端に恋愛体質で猪突猛進なテルコと、クズ男のまもちゃん。
実際映画でもずるずると煮え切らないふたりが描かれていて、「極端すぎて感情移入できない」「煮え切らなすぎて飽きちゃう」という人がいるのも、まぁわかる。
でもこの映画の人間関係はこの2人だけではなくて、強気だけど寂しそうな親友な親友ヨーコ、愛に悩みながら迷走するナカハラくん、カラッとしてるけどまた寂しさを持ってそうなすみれさん、そして実は不器用でダサいところもあるまもちゃん…と、結構フクザツで多面的だ。そして皆恋に空回っていて、気持ち悪い。
この気持ち悪さがリアルで、身につまされてしまう。
苦しい切ない映画だけど、見終わったら一周回って元気が出た。
それはひたすらに前向きなテルコのおかげでもあるけど、正論や成長物語でまとめないでくれているおかげかも。ダサくてもズルくても気持ち悪くても、愛は愛だ…って、開き直れそうな気がした。
愛がなんだ
この映画は万人ウケの王道型ではないが、刺さる人にはここぞとばかりに深く刺さり沁みるのではないかと思う。
普段淡々としたとんとん拍子の映画が多いこともあり、テンポが悪い、ダラダラしている、と捉える人もいるだろう。同じく彼らの恋愛の様を見て私のように痛いほど心に刺さる人もいれば、そんな人いるわけないと思う人もいるだろう。本当に観る人によって賛否両論様々だと思う。
私はすごく好きな作品でした。
出てくる登場人物一人一人に生き方や恋愛観がちゃんとあって、感情移入がしやすい上にいい意味でとても人間臭い。こんなにもリアルな仕上がりはストーリーや演技は勿論、間の取り方やカメラワークの演出が活きているのもあるからだろう。
笑える、と言っている感想もあるがここに関しては本当に個人の経験や価値観によって違ってくると思う。
私は誇張されてはいると思うがどちらかというとテルコやナカハラ側の人間に分類されるだろう。
だからこそ、途中のナカハラの綴る言葉には深く刺さるものがあり、あまりに生々しく伝わってくる苦しさに耳を覆いたくなってしまった。
賛否両論賛否両論と言ってしまったが、予告を見て世界観や雰囲気に惹かれた人には是非一度観てみてほしい。
"こいつらなんだ?"な映画
クスッと笑えるシーンもあったけど、なんか"重た〜い""煮え切らな〜い"人たちの恋愛話を、2時間以上観せられるのは、正直ちょっとつらかった(笑)
*「愛がなんだ」と言うよりも、この人たち、一体「何だ!?」という感じでした…。
*監督がtwitterで、テルコの愛は"純愛"だと呟いてたけど、そうかなぁ?
純愛という言葉があまり私的には嵌らなかった…なんかしつこくて変態なだけ…だいぶ濁ってたと思う(笑)
*今年のキネ旬ベストテンに入って来そうですな、この映画…(笑)
*テアトル梅田にて鑑賞。夜の上映時間にも関わらず、レディース・デイか?って思うほど、8〜9割が女性で埋まってた。ヒットしているようです、スゴッ!(笑)
誰かが大々的に宣伝してるんとちゃうん、これ(笑)
終わりそうでなかなか終わらない映画❗
星🌟🌟🌟🌟 マモルにいいように利用されてテルコ馬鹿な女だなぁ❗と思って観ていたのですが意外とこう言う関係身近にあるかも…と途中で思うようになりました❗テルコ役の岸井ゆきのが美人と言うよりコケティッシュな魅力の方なので役に合っていてテルコと仲原vsツンデレのマモル、葉子の対比で作品の均衡が保てていた気がします❗一番まともなのは意外とすみれのような気が…❗正直だらだらした作品で終わりそうで終わらない長く感じた映画でしたが意外と後からいろんな思いが頭に浮かんで来るスルメみたいな味わいの作品です❗劇中のテルコのすみれの悪口のラップには思わず笑ってしまった❗葉子役の元乃木坂の深川麻衣意外と上手かったです❗
切ない、、
振り向いて欲しいのに振り向いてくれない、、
どんな形でもいいから一緒にいたい。
そんな救いのない恋愛をしてきたひとに刺さりまくる映画だと思います。
テルコのマモルに対してのやりすぎな行動に驚きながらも、自分もやっているのではないかと思ってしまうくらいリアルに描いています。わかるけど、分かりたくない。笑
登場人物はクズな人ばかりだけど、全員憎めない。
追いケチャップのシーンはきゅんきゅんします。
ベクトル
お互いに思う人のベクトルが違う方向に向いているので、辛いですよね。出てくる会話は普段からあり得る会話が多くて身につまされた部分もあります。岸井ゆきのちゃんの顔は好きなのですが、バックショットヌードとか、歩き方には色気が無いですね。🙇♂️
日本の3割の恋愛はこんな世界。
今泉監督はリアルな恋愛模様を描く事で有名ですが、
今回も偏った恋愛の世界が広がっていました。
照子演じる岸井ゆきのさんとマモちゃん演じる成田凌さんの自然過ぎる演技は映画だということを忘れさせられる程でした。
映画ど素人の方で邦画と洋画の精度を比べる人達がいますが、この映画を観たらそんなもん関係ないと黙らせる事ができる気がします。
全員がどうしようもないけどそれがとても魅力的でした。
有名な役者ばかりを使うビジネス映画でないのでフラットな気持ちで観ることができました。
ありがとうございます。
てるこの行動にイラッとしつつも、多少共感できてしまったり。 守にも...
てるこの行動にイラッとしつつも、多少共感できてしまったり。
守にもてるこに似た部分があったり。
人は皆どこかこじらせながら生きてるんだ。
穂志もえかさん
気のせいかもしれませんが、横顔のシーンが多いですよね。
また、正面から表情を撮ったシーンが有っても、視線があまり前を向いていない気がしました。
それで思ったんですが、恋愛ってそんなものなのかもしれません。
よく、恋をすると夢中でその人以外見えなくなるって言うけれど、実際にはしっかり前を向けてなかったり、自分でもどこを見ているのかわからない状態だったりするんじゃないかな、恋愛下手な人は特に。
それでも終盤になると、登場人物達は関係性にそれ程進展が無くても、視線が前を向いてる場面が増えていた気がします。気のせいかもしれませんが。
恋愛経験少ない私がこれ以上レビューを書くとボロが出そうなので、ここからは本筋に関係のない話を。
テルコの同僚役の穂志もえかさん。
私、彼女の出演作を一つしか見た事が無いのですが、それが映画でもドラマでもなくて、JUJUさんの『東京』のMVなんです。
父と気持ちがすれ違う娘の役だったんだけど、これが結構泣けるんですよ。
それでですね、その父の残した手帳の中に子供の頃の写真が挟んであるんです。
そして、その裏に「今日も笑っていられますように」って書いてあるんです。
それを見ちゃったら、彼女の笑顔が見たくなるじゃないですか。
そのMVの最後に、彼女の笑顔が少し見れるのですが、物足りないんですよね。
それで、この映画に期待したんですが、もうすぐ結婚するのに、あまり幸せそうな笑顔じゃない・・・。
この映画の世界観だと、あれ以上の笑顔は求められないんだろうけど。
彼女の飛びっきりの笑顔は、他の作品までお預けですね。
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