劇場公開日 2019年4月19日

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愛がなんだのレビュー・感想・評価

全341件中、241~260件目を表示

4.0なんか、すごい

2019年5月17日
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鑑賞方法:映画館

角田光代の原作がいいのだろうが、この作品を撮ったのが男性監督って、すごく価値があることなんじゃないのかな。

ただひたすら尽くすという姿。相手に嫌がられたり便利に使われたりするが、それでも嫌になるわけではなく、ひたすら尽くし続ける。自分はそこまでできる方ではないが、そういう感じはわずかにはわかる。

女性男性という区別ではない。さらに、ぐるぐる回る関係性。尽くす側だけではない、尽くされているのに相手を嫌になる側にいた人も、ある日突然、別の人に尽くす側になる。

いいとか悪いではなく、そうなんだということ。小説ではなく、2時間の映画でそれを伝えきるのは、けっこう大変なことに思える。それを、恋愛に疎い自分ですらなんとなく理解できる映画にした、今泉監督の腕に感動。

なんか、うまく言えないけれど、すごい映画を観たんだと思う。ちょうど「勝手に震えてろ」を観た時のように。

2022/7/15 追記
そうだ。この映画が、今泉監督に触れた最初だったんだよなぁ。その後、多くの映画で俺を楽しませてくれている今泉監督、ありがとう。あなたの描く恋愛模様、すごく好きです。(恋愛に疎い俺に言われても嬉しくないとは思いますが、書かずにはいられない)

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CB

4.0観たかった度△鑑賞後の満足度◎

2019年5月17日
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鑑賞方法:映画館

映画らしい映画。very impressed.

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もーさん

3.5全く

Kさん
2019年5月14日
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K

3.5愛ってなんだろう。

2019年5月14日
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岸井ゆきのがかなりいい味出してたと思います。ダメ男にこれでもかってぐらい思いを寄せていく照子の感情を自然すぎるほど表現が上手にできていました。

クライマックスでは、一瞬ですが、切なさの中に美しさを表現することが得意な三木孝浩監督作品を彷彿させるようなところがありました。(一瞬ですよ。でも良かった。)

愛ってなんだろうとか、そんなことでずっとぐるぐる回っている方がいたらぜひ観てみたら良いと思います。この作品は「愛ってなんなんだろう」ってずっと考えさせるし、答えは結局出てないんだけど、迷っている人には何か吹っ切れるようなところもあるかもしれない。

ある意味、人生って迷って苦しんでやっと手に入れる”当たり前”があるから、幸せを感じるところもあると思う。回りに回って、元の場所に戻ってきたとしても、それまで体験したこと一つひとつが無駄にはならないし、きっとその迷いの森を抜けたときには、誰よりもその森の道案内ができる人になっていると思う。

登場人物たちも、ほんともっと理性的に考えてみればいいのになぁ、なんて思うこと何度も出てきた。

でも、人生答えがあっても、道標があっても道に迷っちゃうことありますからね。

その答えに真っ直ぐに進めれば楽かもしれないけど、迷い悩み、一人孤独を抱きしめて生きることも、純粋に一途に好きな人を追いかけてみれるのも、青春の特権だ。

愛はきっと「人に対して見返りをも求めず与えること」なんだと思う。

でも、青春の中に必死に生きている登場人物たちにはそれはまだ分からないだろうと思う。

それでいいのではないか。いつか、本当に愛ってなんなのかという答えが見つかるならば、その体験はすべて無駄にはならない。

そんなことを考えながら、観てしまいました。余談が多すぎました。以上です。

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虹孔雀

3.5ポスタ〜…

2019年5月14日
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ポスタ〜の映像がドコにもなかった…

アレはナンだったんだ…???

作品的には恋愛モヤモヤ映画…

嫌いじゃない。

ただ、ハッキリしない日本人を表していて
更にモヤモヤするね…

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ホリ。

3.5愛には届いてなくね?/後半面白くなる

2019年5月13日
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だいず

4.0刺さってただろうなぁ…

2019年5月13日
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若かったらもっと突き刺さっていただろうと思う。
問答無用で本人にもどうしようもない、訳も分からないままの『惹かれる』気持ちにどこまでも忠実な登場人物たち。
おじさんは「うんうん」と言いながら「あ〜あ」となるしかない…
岸井ゆきのが良い。いろんな場面で見せる「にっこり」とも「にんまり」ともつかない笑顔が最高。
しかしスゴい入りだったんだけど、成田凌がそんなに人気あるの…?

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ぱんちょ

3.03個は“いっぱい”じゃないけど、4個は“いっぱい”だよ

2019年5月13日
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kossy

4.5執着ですけど何か?

2019年5月11日
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面白かった。抜群に面白かった。

まるで自分の恋愛を振り返っているようだった。だからなんだかキツくもあった。

結局、人と生きることってまずは相手の気持ちをわかること。当たり前だけど、それに尽きる。

でもそれが出来ない。

ほんとは相手を知る小さな小さな積み重ねをいつまでも続けるしかないのに、そのスタートにもなかなか立てない。

難しい。

それは自信の無さから来る執着ゆえ、という作品でもあるように見えた。

でもヒロイン、自分で執着だって言ってしまう。面白い。

バカなのか、はたまたそんな自分の弱さを知っているのか。面白かった。

若い人に人気の作品と聞く。感想を聞いてみたい。

そして、岸井ゆきのが素晴らしい。成田凌もいい。

そして、深川麻衣。夜の灯りに浮かぶ深川麻衣がこんなに美しい人だってことを知った。

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エク

4.0笑って幸せになりたいものさ

2019年5月11日
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笑える

楽しい

幸せ

2回目の鑑賞

人物の個性が皆不思議と愛おしく、長回しのシーンで、仄かに前向きになれる彼等の対話にどこか救われる心地良さがあった。分からないものは分からない、なんだって構わない。何かは生き続け、前向きに生きる栄養になれている。

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室木雄太

4.0パスタ作る!

2019年5月10日
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Miyu

4.5テルちゃん(岸井ゆきの)もヨーコちゃん(深川麻衣)もスミレさん(江...

2019年5月10日
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テルちゃん(岸井ゆきの)もヨーコちゃん(深川麻衣)もスミレさん(江口のりこ)も自分とは違うけど、でもなんだかみんな愛おしい女性だった。
テルちゃんの想いは愛なのかなんなのか分からなくなってしまったけど、どんな形でも1人の人を想い続けられるテルちゃんの姿に羨ましささえ感じて、そのパワーに静かに圧倒されて涙が出た。
映画の中だからこういう風に感じられるけど、友達がマモちゃん(成田凌)みたいな男を好きだったら私も絶対反対する。笑
この作品で1番好きなのは仲原くん。優しすぎて一途すぎる男の子。今まであんまり意識したことなかったけど、若葉竜也の演技がめちゃくちゃ良かった。
観る人それぞれで感じ方は違うだろうけど、なぜだか私は清々しい気持ちになった。

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ゆう

2.0子供たちが喚いているだけ

2019年5月9日
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単純

 若者言葉が苦手である。品がなくて遠慮がなくて優しさがない。私見ではあるが、品というのは自立して他者に頼らない様子を言う。遠慮とは相手の存在を尊重することだ。優しさは寛容と親切の意味である。つまり若者言葉というのは、精神的に他者にもたれかかりつつも相手の立場を踏みにじる、不寛容で冷酷な言葉なのである。
 しかし若者言葉を全否定しているわけではない。人は成長するに連れて視野を広げていくが、視野が狭いうちは自分本位の精神状態であり、使う言葉も必然的に自分本位だ。赤ん坊は周囲の状況などお構いなしに泣き喚くし、小さな子供は時宜を弁えずにはしゃぎ回る。それが人間関係を経験し、ときに修羅場をくぐっていくうちに、少しずつ若者言葉を卒業していく。それが分かっている人にとっては、赤ん坊が叫んでも子供が喚いても若者が無礼でも、さほど気にすることはない。単なる雑音に過ぎないのだ。

 という訳で、本作品は赤ん坊が泣いているような映画だ。世界が狭く、周囲の人間関係に異常に影響されてしまうのは、相当に精神年齢が低いと言わざるを得ない。経済的に自立した生活を始めると、衣食住を確保しなければならない絡みで、人間関係は一気に複雑になる。その部分をバッサリと切った上で類型的な人間を排除し、典型同士の非日常的で危うい人間関係だけに焦点を当てる。
 少年少女のような純粋な感情のぶつけ合いを大人同士のドラマで観るのはかなりつらい。子供だからまだ自分なりの価値観はなく、世の中の一般的な価値観に流される。見た目を気にするし、幼稚なプライドもある。うわべだけのものの見方を排して、人の本質に迫ることができれば人間関係も変わるだろうが、いかんせん精神が幼すぎて、何も変わらないままに物語が過ぎていく。だから唯一大人の視点を持つナカハラの存在が浮き上がる。この人を高く評価する人が多いだろうが、他の登場人物が子供すぎるから目立っているだけである。
 最初からずっと雑音を聞かされたような、そんな映画であった。役者陣は熱演であったが、世界観が狭すぎて息苦しい。同じように世界が狭い人だけに共感されるだろう。平日の夜の渋谷の映画館は満席で、特に若い女性が多かった。中には泣いている人もいて、なるほどと納得したのである。

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耶馬英彦

4.0人間関係

2019年5月9日
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最初は狂ってはいるがいたって普通だ(矛盾している)。重たくて都合のいい女と体良く利用する男。濃さが若干違うだけで、よくある光景だ、多分。しかしそこから先の展開が難しい。
かつて狗飼恭子の「おしまいの時間」を読んだとき「恋愛とは諦めと妥協である」という台詞を眺めてそこだけ妙に腑に落ちた記憶がある。自分が好きな人が自分の事を好きなんて、確率的におかしいのだ。しかし人間はいい意味で忖度できるから危うい関係が成り立つのだ。
それでいうなら岸井ゆきの演じるテルコは、妥協しているようで妥協できない人間の極致だ。相手を飲み込むような、圧倒的なまでの愛、いや、本人も言うとおりそれは最早執着というか、「相手になってしまいたい」という乗っ取り的な感情。理解しがたいようで本質的に理解させられる恐ろしさ。
成田凌の守は純情とクズ男のバランスで成り立っている分まだ人間くさい。矛盾の象徴のようだ。自分がつらいと感じることを好きな相手にはできてしまう。繊細な癖に機微が分からない。作中随一の鈍感男。
ふたりは根幹の情の濃さが似ているが故に決定的に合わない。これ友だちだったらよかったね...と観ていてつくづく思ったが、多分無理だろう。恋愛という謎めいた執着心を媒介にしか繋がれないふたり。
深川麻衣と若葉竜也が大変よい。友人を叱る強く(見える)女とただ見守る男。だけではないなにかがある関係。若葉竜也演じる仲原がテルコに語るシーン、あそこでどことなく愛の違いが浮き彫りになる。飲み込む愛か、願う愛か。正しさではなく、ただの形の違い。
結果的にさまざまな愛=人間関係を観せられ続け、人間関係が駄目な私は疲弊しつも心が揺れた。揺れる。恋愛映画というだけではない、人間関係の映画。深く脆く面倒くさい。

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andhyphen

4.0とても良かった

2019年5月7日
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連休最終日の昼間、100人位のキャパの劇場がほぼ満席で熱気も凄かった。
登場人物の誰一人おざなりにしない丁寧な話の展開が良かった。テル子が、基本その行動には全く賛成できないが、でもその気持ち、分かるところもある!という絶妙な具合がとても良かった。中原君はただ素晴らしかった。成田凌はヒゲが濃い。
ぱっと見で恋愛ものと分かる映画を敢えて選ぶことは稀だが、ヒットの噂に釣られて見てみて良かった。男女含めた色々な人間関係について、見ている間だけでも少し考えさせてくれた。

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どんぐり

3.5好きな感じではあるけれど

2019年5月7日
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悲しい

知的

難しい

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serara

3.5じれったくはあるが嫌いになれない

2019年5月7日
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いや〜、今泉力哉監督らしい作品だった。キャストが豪華になってきたせいか、徐々にメジャー感を強めてきた印象だが、まったりとした独特の空気感は健在。

今作はマモル(成田凌)に片思いするテルコ(岸井ゆきの)の物語。もう自己満足で突っ走る。好きになったらどうしようもないのですね〜

私的にはテルちゃんの都合のいい女感がじれったく、今泉作品の中では共感度が低いほうだが、「愛がなんだ」とうそぶけるのなら何も問題なし。

テルちゃんの親友の葉子(深川麻衣)と妾だったという葉子の母(筒井真理子)が(好きなせいもあるが)印象に残った。この母娘でアナザー・ストーリーができてしまいそう。

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エロくそチキン

4.0なんとも複雑だけど現実っぽい

2019年5月7日
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映画の男女関係はなんとも、もどかしくて解決のないドラマですが、片思いの恋は、けっこうこの映画のようにもどかしいものだと思います。
あっちにこっちにとユラユラ揺れる心情が、青春恋愛モラトリアムの現実を捉えていてなかなかに痛い。

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shigeshigeshigeo

4.5愛はなんだろう

2019年5月7日
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悲しい

楽しい

とても自分は好きでした!
登場人物を見ているとイライラしますが、そのイライラは自分がどこかに持っているクズな部分とリンクしていて、結局自分のクズさにイライラしているのかなと思います!

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しょうねん