ヘレディタリー 継承のレビュー・感想・評価
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怖かったけど。
怖いけど笑える
うわぁ……感満載
二度見
劇場で衝撃をうけてあまりの気持ちの悪さに二度とみるか!なんて思いながらレンタルで再び鑑賞。
初回時にはよくわからなかったことも見返してみると色々な事に気づく。
いろんなことが最初から仕組まれていたようで、カルト教団の不気味さ、超常現象は?な部分だがホラーと言うジャンルなので許されるのかな?
できれば人間離れした超常現象的なものは控えて人間的な部分のみでのホラーにして欲しかったけど。
気持ち悪さや不気味さが鑑賞後しばらく残るのは作品としては素晴らしいのかな
なによりあの女の子が不気味、顔と口を鳴らす仕草が映画鑑賞後も耳に残る、トラウマになりそうな程。
トイストーリー4の予告と同じ曲がエンディングに流れるせいでしばらくトイストーリー4を不気味に感じてしまった。
期待しすぎた。(ホラー初心者)
すごく怖い、寝れなくなる、トラウマになる、泣く。とても話題になっていたので、そんなに怖いのかと、家族が寝静まった夜中に、覚悟して見た。
(私はホラーを見たことが無い人です。初ホラーでした。)
結論はそんなに怖くなかった。期待しすぎたかもしれない。
血のシーン、虫のシーンはある。
怖いというよりは、うん、気持ち悪い。
後半、理解がおいつかず、何で???って何回か思ってしまった。
後で公式の完全解析ページを見て、ああ、そういうことなのか。
と思うものの、う〜〜〜ん??わかんなかったよ〜。もやもや。
頭の回転が速い人なら1回でわかるのかな。
ただ漠然と見ている人には難しい。
全てを理解した上で、もう1度見ようと思う。
いっそネタバレを見て、全て知った上で見たほうが、もやもやといったよけいな感情なしに恐怖を感じられるかもしれない。
驚かせにくる!という印象は無い。ただ、静かに、ずっと不気味な雰囲気が続く。これが現代のホラーなのかな。音楽も静かなので、家で見る時は音響環境良くしてみると良いと思う。
怖すぎて笑う
公開時、超気になったけどあえてスルーしてDVDで鑑賞。
ビビリなので、とても映画館(の逃げ場のない大画面で)観るのは無理! って思ったからだけど、DVDで観て、その予感が当たっていた事を確信した。
「オーメン」「エクソシスト」から連なる正統派オカルト映画の系譜にある作品で、ワッ! と脅かす系ではないけど、その分、やたらと不穏でよく分からないけど何か嫌な映像描写で画面が満たされてるし、ショック描写を実に効果的かつ悪意たっぷりに見せてくる。
同時に、気づいた時には全てが終わっている「悪の法則」的手法もとられている。
観終わったあと「え、コレはいつから始まっていたの!?」となって、もう一回観返すと、さらなる絶望感に苛まれると思う。
とにかくよく出来てる。
あんな人達が大勢いるとヤバい
祖母を頂点とした家族関係のグラハム家で
祖母エレンが亡くなると残された夫婦アニーとスティーヴン、高校生ピーター、持病にアレルギーをもつチャーリーに起こる不幸な連鎖が気持ち悪い。
祖母が亡くなった時から妻のアニーが不調になり、グループケアみたいなのに参加している。
高校生のピーターは早くもヤクを嗜んでいるバカ野郎で、発達障害のありそうなチャーリーも見た目から可愛らしいとはとても言えず、物語冒頭から鬱になりそうな展開。
居るのか居ないのか?わからない祖母の影やチャーリーの舌打ち、元々なのか解らないアニーの幻覚妄想などは精神科患者を見るようだったが、こういった患者様の言い分を映像化したらこの作品になるのではないかと思う。
狂った様や自傷行為、弛緩した表情などそのものだ。
家庭内で唯一普通である夫スティーヴンがとにかく可哀想だ。
ラストはカルト集団の登場で、悪魔ペイモンが息子ピーターに宿ったような表現があるがチャーリーが宿ったとも取れる舌打ちのクセ等、理解は出来るが諸々の説明は圧倒的に不足しており想像力の喚起はされるもののそれで物語が補完される訳でも怖くなる訳でもなかった。
映画の作り方、見せ方は自由だからこの作品は、不快感や混乱、狂信など異常な目的によって家族の崩壊を描いたとするなら十分な作品
恐怖や衝撃や不快さは継承したが…
2018年はハリウッド・ホラーの当たり年。
『クワイエット・プレイス』が大ヒットし(正確にはホラーじゃないが)、『ハロウィン』の新作や『サスペリア』のリメイク版も大いに話題を呼んだ。
中でも特に絶賛されたのが、本作。
“2018年最恐のホラー”“21世紀最高のホラー”などの声、声、声…。
期待と恐怖に身構えて見てみたら…、
う~ん…残念ながら、自分的には今一つだった。
映画は最初の数分間が命。
特にホラー映画の場合、最初の数分間で見る者を恐怖の世界で引き込めるか。
その点、『クワイエット・プレイス』は秀逸だった。
が、本作は…。
開幕のミニチュアハウス、淡々と行われる葬式の模様、何処か冷めてぎこちない家族の姿…。
改めて見直すと意味深で伏線もある重要な冒頭なのだろうが、なかなか入り込む事が出来ず、それどころか少々退屈に感じてしまい、結局それが最後まで引き摺ってしまった。
家長である祖母の死後、奇っ怪な出来事に見舞われるグラハム家。遂には末娘をある悲劇が襲う。
悲しみに囚われた母は…。
全くつまらないという訳ではなかった。
静かな中の恐怖演出はなかなかのもの。
アトリエに浮かび上がる亡き祖母の姿。
窓ガラスに激突する鳥。
何より末娘を襲った悲劇はあまりにもショッキング…。
末娘の癖である口を鳴らす音。本当に不快であり、悲劇後幾度もドキリとさせられる。
序盤はロースタートだったが、中盤からじわじわ盛り上がってきた。
“何か”に呪われているかのような家系。
ある女性に誘われ、母が開いてしまった禁断の扉。
祖母が遺した“何か”。
遂に明かされる衝撃のラスト…。
最高潮に達した恐怖は凄みすら感じた。
悲しみと狂気に陥っていくトニ・コレットの怪演はキャリアベスト級。
罪悪感に苦しめられ、ある標的にされる長男、圧倒的な異様さとこの上ない不気味さを放つ末娘、演者の恐怖演技は圧巻。
とてもデビュー作とは思えない新鋭アリ・アスターの全編緩む事の無い恐怖と不穏の卓越した演出とオリジナリティー溢れる脚本は、並々ならぬ才能ではない。
それらは素晴らしい。
あのラストシーンも気に入った。
だけどどうしても全体的に分かり難く…。
家族を襲う忌まわしい原因は何かの因果めいたものではなく、あるカルト的なもので、いつぞや見た『ウィッチ』のクライマックスのように衝撃と凄みを感じさせるに充分だったが、唐突な印象も…。
後味悪い作品は嫌いじゃないが(寧ろ、好きな方)、そういうんじゃなくて、何と言うかこう、パッとしないと言うかすっきりしないと言うか消化不良と言うか…。
この何とも言えぬ不快さは、これはこれで成功と言えるのかもしれないが…。
良く言えば観客が精神的に追い詰められる映画❗
怖かった!面白かったです
ラストがちょっと…
コレはまずい
怖いけど…
ホラー映画っていう観点からすると、とても恐怖を感じたので、面白かったと言える。ポスターに写る娘の不気味な感じ。あの子の顔、存在が、一番怖かったかも。授業中の窓にぶつかるハト、そのハトの首をハサミで切る娘、それを再現するかのような死に方をした娘。この前半だけで、ものすごく恐怖を感じた。でも、ポスターに写るくらいだから、主演なんだろうと思って見ていた娘が、あっさり死んじゃったら、誰を中心にストーリー展開するのか、分からなくなった。そして、ストーリーも、分からなくなった。継承って…何を?みたいな。皆さんのレビューを読んで、やっと、意味がわかった感じかな。もう少し、分かりやすいストーリーで、ああいう恐怖を感じられたら、もっと良かったのに…。少し残念だったかな。
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