ボヘミアン・ラプソディのレビュー・感想・評価
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Queenのドキュメント作品ですね
あまりにも有名過ぎるQueenのドキュメント作品であると言える。バンド結成の成立ちから作品作り、そして晩年の解散に至るまでの事柄を映像化したもの。物語が良く練られていて感動すると言うものではなく、例えるならWikipediaの人物経歴のようなもの。作品自体はお金もかかっており見応えのある映画だと思います。
ロックスターの栄光と影、2018年における最高の一本
70〜80年代のUKロックの代表として必ずと言っていいほど名前があがるQueen。そのフロントマンであるフレディマーキュリーの半生を追った作品。ラミマレックによる本人が憑依したのではないかと見紛う演技は本作を名作に押し上げた要素であることは言うまでもありません。Queenのメンバーであるブライアンメイとロジャーテイラーが技術指導に携わっており、特にライブエイドの場面での演者等の動きはもはや本物と言っても差し支えないのではないでしょうか。2018年のベストに押したくなるような、そんな作品でした。
バンドの成功の陰にある、フレディの人知れぬ苦悩と葛藤
とあるショップでバンド『スマイル』のライブを聞いたフレディは、彼らの演奏に惚れ込み自らをヴォーカルとして売り込みます。
そうして新たなバンド『クイーン』として活動した彼らは瞬く間に有名となり、フレディ自身も恋人となるメアリーと、彼女が働く店での出会いを果たすなど順風満帆に成功の道を歩んでいきます。
しかし、それだけ有名になってもフレディにはどこか満たされぬ想いがあるのでした。
僕も大好きなバンド『クイーン』のヴォーカリスト、フレディ・マーキュリーにこんな苦悩や葛藤があったとは、と意外な想いで鑑賞しました。
映画の中で流れるクイーンの名曲の数々は思わず一緒に歌いだしそうになりますし、その音楽の魅力も相まって非常に没入感が高い映画です。
冒頭でフレディがこれまでの経歴を振り返る、という形で始まり、ラストシーンで最高潮に盛り上がる演出も必見です。
フレディ・マーキュリーという存在の肯定の物語
フレディ・マーキュリーという人間の苦悩と人生の失敗、罪とも言えるほどの過ちを描くことで、彼の持つ神格性をとっぱらい一人の人間としての「存在」を赦す物語だと思った。
この物語におけるフレディ・マーキュリーとはQueenのボーカルとしてのフレディ・マーキュリーであると共に、誰しもが持っている欠点やマイノリティが具現化した存在とも言える。
同性愛者としてのフレディ、インドからの移民としてのフレディ、エイズ罹患者としてのフレディ。それら全てを受け入れたのは、家族と音楽だった。
きっとこの映画は彼の人生を肯定することで、彼と同様な悩みを持つ存在をも肯定するように出来ている。
ライブエイドの再現は鳥肌もの
日本でも熱狂的に支持された本作、いわゆる流行に乗るのを避けるタチであるから、盛り上がってるときは、まあ見ない。盛り上がれば盛り上がるほど、見ない。これに限らずで、最近だと鬼滅の刃、はい、スルーしてます。
でも、ほとぼりさめたころにやっぱり気になって見る。で、だいたい万人の評価でいききった作品の場合、大ハズレってない。好みでそこまで、ってことはあるが、何かがやっぱりある。
で、本作も理解した。ライブエイドの再現は鳥肌ものだわ。みんなが映画館で、っていうのはわかる。これ、映画館だとすんごい映像体験だと思う。ママ~~~~で、自分でもよくわからない涙腺崩壊が起こる笑
アルバムも持ってたけど、クイーンてフェイバリットではなかった。でも、これでクイーンの歌の力を再認識できたし、そういう意味でも良かったかな。非常にかいつまんだヒストリーだが、どこを見せるか意図がはっきりしているのも、リピーター中毒者が続出した理由なんだろう。
パフォーマー精神は良いが、、
世代では無かったためか、彼等の音楽は多少知ってるものの感情移入がしにくく、紐解いたバックボーンや史実を覗き見ているドキュメントには心響きませんでした。
まるで仮装か物真似している感が否めないビジュアルが単純に私の好む世界観ではなかったです。
ただ、130億もの日本興業収入になっていたのは意外で、愛されていたのだなぁとは思います。
確かにクライマックスでライブエイドの彼等の熱唱と観客の一体感は、熱こもる圧巻な見応えがありました。
沢山の偏見と闘う主人公
今はLGBTに理解が進んでるけど当時はカミングアウトもできず辛かったんだな。彼は人種差別の偏見もあり、また容姿にもコンプレックスがあり。。。偏見との闘いをずっと続けていて、スターにはなったけど孤独だったんだと。マイケル・ジャクソンもそうだけど、スターは孤独なんですね。
ヒットの理由が理解できない
ロケットマンと似た感じですが、こちらを後に見たせいか微妙に感じました。
主人公があまりにもフレディマーキュリーとかけ離れていて、一挙手一投足が軽く、ガリヒョロインキャ君が下手なモノマネしてる感じでライブシーンも全く盛り上がりません。もう少し歌い方や動きだけでも似せて欲しい。
ザロボットは好きなのですが完全なミスキャストですね。
一声(世)風靡
ミュージシャンの伝記映画は多いが早逝したとはいえ半生を2時間程度で網羅するのは土台不可能ですし、誰に聞くかでも人物像は変わりがちです。ドキュメンタリーではないので脚色も当然あるでしょう、むしろどう切り取って見せるかが製作者の才能とセンス、そういう意味ではネガティブというか微妙な側面もあまり深堀せず、伝説のライブ・エイドをクライマックスに配置して盛り上げるプロットは絶品ですね。
ちょっと危ない面も否めませんがロックからバラードまで広い音域と魅力のミックスボイス、愛猫家で日本贔屓、愛猫の歌(デライラ)や日本語の歌(手を取り合って)まで歌っていたフレディ、お茶目で勉強家、ファンを大事にする稀代のパフォマーであったことは間違いありません。もちろんQueenの魅力はブライアン・メイのサウンドにもありますね、天文学の博士で動物保護の活動家でもあるそうな、もう少し彼のエピソードが入っていてもよかった。
劇中の歌唱はマスターテープからの本人の歌声、ラミ・マレックとの合成、マーク・マーテルによる吹き替えなど良く再現されていました、ただラミ・マレックはフレディ似というより蛙男のような顔立ち、特殊メークはやり過ぎでしょう。その辺を我慢できれば名曲、名唱の数々にしばし時を忘れさせてくれる力作、知らず知らず床を踏み鳴らしてしまいました。
本当にごめんなさい。
見たかった作品なんですけど
世代じゃなさすぎて
へ〜。としか思えませんでした。
曲も聞いたことあるな程度で
これこれ!ってこともなく。
クイーンのボーカルが
ゲイでエイズだったことすら知らなかったし
ほぼ興味がない無知な私が見る映画ではなかった。
直観は正しかった・・・。
多くの方にこの作品は見るべきだと言われたものの、やはり当初の予感が当たってしまった。僕はやはりクイーンに関しては最初の二枚のアルバムしか好きでなくて、その後の作品アルバムはどうも好きになれず、ただただひたすらその楽曲の完成度の高さを認識する一方で自らの感性とかけ離れていくクイーンは、傍の人たちが熱狂的にクイーンを押していた頃の自分とのギャップまでは理解できず、この映画クイーン好きのあなたは絶対見るべきと言う程度のにわかファンには、なかなか良く出来たエピソードストーリでした。
圧巻のライブエイドシーン
物凄くヒットしていたのでそんなにいいのかな思って映画館に足を運んだ。
まずは、やり過ぎではないかというくらいにフレディを再現していて驚いた(個人的には歯の詰め物までしなくてよかったと思う…)。が、一つの時代を築いたシンガーの一生を2時間でざっくりと掴めるのと、ライブエイドの画面が圧巻で、自分もフレディと一緒にステージに立っているような感覚を得られるのが、人気の秘訣かな、と思った。
クイーンがさらに好きになる感動の名作
クイーンは中学の頃から好きでよく聴いていた。もちろん歌詞はよくわからないけど、リズム感、ノリが心地よく、カッコ良かった。
この作品は、そんなクイーンがどのように誕生し、数々の名曲が生まれたのかを知ることができる。そしてボーカルのフレディの生い立ち、苦悩、再起を知ることで、クイーンの曲を本当の意味で味わえるようになるだろう。
魂震えるラスト20分間は圧巻。クイーンが好きな人には、是非観てもらいたい。知らない人も、その魅力に気付かされると思う。
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