ボヘミアン・ラプソディのレビュー・感想・評価
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フレディ・マーキュリーの生涯を知った作品。
たぶん3年ぶりくらい
2度目の鑑賞
自分は音楽はジャズしか聞かないので
「フレディ・マーキュリー」という人も
「クイーン」というバンドも
名前を知ってる程度
フレディ・マーキュリーがクイーンというバンドのメンバーと言うことも知らなかった
ただ、「世界的ミュージシャンが、エイズのために45歳の若さで他界した」
というニュースは知っていたので、この映画に興味を持った
たぶん、他の映画ファンとは違う視点で見た評価になると思う
実際の時系列と作品とで違いがあるらしいが
フレディ・マーキュリーというミュージシャンの生涯を知った
なぜ、そのような行動をとったのだろう
なぜ、その選択をしたのだろう
と思う点はあるが
それは本人にしかわからないことだろう
最後の「ライヴ・エイド」の成功は奇跡に近かったのだろう
当初、このライヴに参加すること自体に反対するメンバーもいたのだから
ジャズの世界でも、若くして生涯を閉じた名プレーヤーが数えきれないほどいる
かつて、ジャズ評論家の大橋巨泉氏が言っていた
「仕方ない、天才は一気に才能を出してしまうから」
フレディ・マーキュリーもそうなのだろう
これは泣ける
初期の段階からフレディマーキュリーの鬼才ぶりが発揮されていて、やはり彼は天才であることを改めて実感した。音楽家は人一番こだわりが強くないとやっていけないと思うが、最初はやはり周りを巻き込んでいくことから始めなければならないので彼は相当苦労したのではないかと思う。
落ちに落ちて病にも犯され、それでも彼は再びステージに戻ってくる。
最後のライブシーンはフレディのカリスマ性にも惹かれるが、やはりこれを演じることのできる役者も素晴らしい。ほんとによく作り込まれた映画だと思う
まぁ、つまらないわけはない。
映画鑑賞を積極的にしようと思って一番最初に見た映画。
QUEENの曲は前から知ってたけど好きな曲は更に好きに、知らなかった曲も大好きになった。
特にSomebody to love
でもない曲。オープニングで流れたときでかい声出ちゃった。
ストーリーとしては王道の流れだと思う。
QUEENの挿入歌がとにかくよすぎる。
自分史上最高の映画の中の1本。映画館で見たかったな。
魂の叫び
父親との確執、メンバーや恋人との出会い、孤独を抱え苦悩する姿…。
フレディ・マーキュリーとメンバーが交わす台詞がいい。
揺れる大観衆、瞳を潤ませステージを見つめる元恋人のメアリー( ルーシー・ボイントン)、本物のライブ映像にしか見えないラミ・マレック演じるフレディ・マーキュリーの姿に鳥肌が立った。
ー ライヴ・エイド(1985年7月13日 )
BS日テレを録画にて鑑賞 ( ライヴ・エイド完全版 )
フレディ(クィーン)の苦悩を描いた作品。!
苦悩するフレディマーキュリーを主人公にしたクイーンの映画である。!
映画タイトル「ボヘミアンラブソティ」は20世紀ポップスのNo1の名曲名と同じであるが、この曲の録音風景やエピソード(ガリレオて誰!)が興味深い。!
フレディ役のラミマレックとジョン役のジョゼフマゼロは戦争ドラマ「パシフィク」でも共演している。
(この太平洋戦争を題材にした戦争ドラマの戦闘シーンはプライベートライアンに匹敵。!)
ちなみに、「パシフィク」では憎らしい役のラミマレックたがこの作品ではフレディ役を見事に演じている。!
(雰囲気ありすぎ。!)
ラストのチャリティーコンサート「ライブエイド」の場面は涙もの。!
最初の曲「ボヘミアンラブソティ」は自身の状況(ゲイになってしまった自分を母への謝罪の気持ちとエイズの病で死への恐怖)
と重なり精一杯歌う姿勢が本当に上手く表現されてある。!
ブライアンメイが心配する眼差しもカッコイイ。!
なんでこんなに心が揺さぶられ、涙が出るのだろう。!
音楽の素晴らしさを再認識。!
クイーンの曲に浸りたい。!
名作
移民の少年がアーティストとして成功していく、だけれどいい事だけではない、信じていた仲間の裏切り、メディアからの心無い質問、病、愛していた人との別れ、こういう苦難があり、余命がわずかであろう中に行われたビッグイベント「ライブエイド」
そこで歌われる名曲の数々・・・素晴らしい歌声もだけれど歌詞の内容がまさにフレディマーキュリーの人生を歌っているようで胸を撃たれた。
洋楽の知識は全くないけれど、フレディマーキュリーの生き方について考えさせられる名作だなと思った。
期待したほどではない
フレディ・マーキュリーの伝記映画。
つまらなくはなかったが、世間で高評価だったので期待したほどではなかった。
1曲丸ごと使われてる場面はあまりなかったので音楽映画っぽい感じではないし、作曲の苦労を描いたり、メンバー間の友情中心の青春映画っぽい感じでもないし、恋愛中心の恋愛映画っぽい訳でももない。
何かに焦点を当てている訳ではない。
全体的に表現が抽象的で入り込みにくい。
作曲してる様子をもっと細かく描いて、曲は丸ごと1曲使って、恋愛ももっとリアリティのある感じにして欲しかった。
作曲もポンポン曲が出来上がっていって魂を込めて作曲してる感じが伝わってこない。
メンバー間では急に喧嘩が勃発。もっと徐々に拗れていく様子や、すれ違いがあったのでは?
恋愛をハッキリ描いているのは、メアリーだけ。やっぱり男性同士の恋愛は描きにくいのか?
病んでる時(薬中?)のこともHIVの病気の様子もあまりハッキリ描かれていない。
ライブエイドで終わったので晩年の様子やハットンとの恋愛も描かれなかった。
そう、リアリティがない。中途半端。綺麗に描こうとし過ぎている。亡くなっているので仕方ないかもしれないが、、、
それなら、何か一つに焦点を当てた方が良かったのでは?
感動したー…! ロジャーカッコいい…って思いながら見てたら途中から...
感動したー…!
ロジャーカッコいい…って思いながら見てたら途中からブライアンも相当カッコいいな!?ってなった。頼れる感じがたまらない。
・ブライアン激似
・喉仕上げてきたフレディに泣く
・マイアミが音響?のところで腕上げて盛り上がってる姿に泣きそうになる
・ライブ会場のスタッフがめっちゃおじさん。リアル。
・微笑み合うメアリーとハットンの関係が素敵
・ライブ中ロジャーにすぐ近づいてくジョンが末っ子っぽくて可愛いし絶対いい奴
・ロジャーがエロい
・ちゃんと礼するブライアン
・盛り上がる会場もいいけどスタッフもノッててキュンとする
・3人がドラムのところに集まって演奏する姿がたまらん
・というかなんだかんだQueenを家族と思ってる4人が泣ける
・フレディこそ神に選ばれしフロントマンて感じが最高
・デヴィッドはトイ・ストーリーのウッディ…?
・リロリロリロリロ エロエロエロエロ
・猫かわいい
(ライブエイドのシーンは、再現率高すぎて本物とごっちゃになってるかもしれない。)
Queenのすごさもさることながら、役者さんってやっぱすごいよなーと思う作品だった。
一声(世)風靡
ミュージシャンの伝記映画は多いが早逝したとはいえ半生を2時間程度で網羅するのは土台不可能ですし、誰に聞くかでも人物像は変わりがちです。ドキュメンタリーではないので脚色も当然あるでしょう、むしろどう切り取って見せるかが製作者の才能とセンス、そういう意味ではネガティブというか微妙な側面もあまり深堀せず、伝説のライブ・エイドをクライマックスに配置して盛り上げるプロットは絶品ですね。
ちょっと危ない面も否めませんがロックからバラードまで広い音域と魅力のミックスボイス、愛猫家で日本贔屓、愛猫の歌(デライラ)や日本語の歌(手を取り合って)まで歌っていたフレディ、お茶目で勉強家、ファンを大事にする稀代のパフォマーであったことは間違いありません。もちろんQueenの魅力はブライアン・メイのサウンドにもありますね、天文学の博士で動物保護の活動家でもあるそうな、もう少し彼のエピソードが入っていてもよかった。
劇中の歌唱はマスターテープからの本人の歌声、ラミ・マレックとの合成、マーク・マーテルによる吹き替えなど良く再現されていました、ただラミ・マレックはフレディ似というより蛙男のような顔立ち、特殊メークはやり過ぎでしょう。その辺を我慢できれば名曲、名唱の数々にしばし時を忘れさせてくれる力作、知らず知らず床を踏み鳴らしてしまいました。
タイトルなし
JAL機内にて。そこまで話題に上がる映画?と言う感じはしたが、独特のカリスマ、ミステリアスなフレディ・マーキュリーを演じている。恋人が可哀相な気もするが友人なんだろう。
Queen
Queenと言えば外国のすごい人、としか思っていないような本当にしらず、この映画を見ました。
レビューを少し拝見しましたが、Queenのファンの方はフレディ・マーキュリーをバカにしている、実話ではない、などの意見が多くありましたが、Queenを知らなかった私からするとこの映画を通してとてもQueenが好きになりました。
スター、という存在を感じるような、不思議な気持ちになりました。
途中、バンド仲間、特にロジャーとよく喧嘩をしていて、お酒やタバコなどに溺れ、ついにバンド仲間とも離れていき、メアリーは妊娠してしまい、孤独になり病気にもかかってしまった時はこの人は本当にスターなのか、実力は確かだけど非常識な人だったのではないか、後悔ばかりの人生だったのではないか、という印象を受けました。
しかし、バンド仲間とまた一緒にやる事を決め、練習終わりに病気の事を告白する時は感動以外の何者でもありません。
ただ、酒やタバコに溺れて、死んでしまうことに後悔があるなんて考えられなくなり、バンド仲間もフレディ・マーキュリーの思いどうりにされていて嫌っていたのではないかと思ったりもしなくなりました。
ただただフレディ・マーキュリーが愛おしくなりました。
そして、なにより最期のライブエイドでは世界がQueenと一体になったようなとても不思議な感覚でしたが、数十分前の(映画上)フレディ・マーキュリーの挫折もし、孤独でもう死も近くなった人生が認められたような、言葉では表せないような感覚でしたがバンド仲間がフレディ・マーキュリーを
見て笑っていたりしていてQueenが大好きになりました!
これからはQueenの事をただの凄い人なんて思わないです。
唯一無二の存在、フレディ・マーキュリーの人生、Queenの人生、心が惹かれました。
最後の一滴まで命を燃やし尽くせ🔥 伝説の男が観客に伝える”善き思い、善き言葉、善き行い”とは…。
伝説のバンド「クイーン」のリード・ボーカル、フレディ・マーキュリーの成功と苦悩、挫折と復活を描く伝記音楽映画。
監督は『ユージュアル・サスペクツ』『X-MEN』シリーズのブライアン・シンガー。
主人公フレディ・マーキュリーを演じるのは『ナイト ミュージアム』シリーズや『ショート・ターム』の、名優ラミ・マレック。本作でオスカーを獲得する。
クイーンのドラマー、ロジャー・テイラーを演じているのは『X-MEN:アポカリプス』『オンリー・ザ・ブレイブ』のベン・ハーディ。
フレディの妻メアリー・オースティンを演じるのは『シング・ストリート』『オリエント急行殺人事件』のルーシー・ボイントン。
🏆受賞歴🏆
第91回 アカデミー賞…録音賞/編集賞/音響編集賞/主演男優賞!✨✨✨
第76回 ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)…作品賞/主演男優賞!✨
第72回 英国アカデミー賞…音響賞/主演男優賞!✨
第42回 日本アカデミー賞…最優秀外国作品賞!
第61回 ブルーリボン賞…外国映画賞を受賞!
私はクイーン直撃世代ではないですし、特にクイーンに深い思い入れがありません。それでもこの映画には引き込まれた!
史実からはかなり脚色されているようですが、1人の人間としてのフレディ・マーキュリーがスマートに纏められており、非常にわかりやすい映画。
人種差別やバイセクシャルであることに苦悩するフレディ。大きな成功を収めたことで心身ともに荒んだ生活を送るようになり、周りの人間はどんどん彼から去っていく。最愛の人メアリーとも破局してしまい失意のドン底にいるフレディに、追い討ちをかけるように不治の病であるHIVが襲いかかる…。
この映画ではクイーンの成功までの過程は驚くほどあっさりと描かれ、その後はひたすら気が滅入るような展開が続く。
正直中盤までは結構退屈していました。全然スカッとしない展開が淡々と続いていたので…。
しかし、失意のドン底にいるフレディが、失った誇りを取り戻し、真の自分に覚醒してからの展開には舌を巻いた。
終盤までの溜まりに溜まったフラストレーションを一気に解放するような圧巻のバンド・エイドでのパフォーマンス!
映画中で披露された4曲、「ボヘミアン・ラプソディ」「レディオ・ガガ」「ハマー・トゥ・フォール」「伝説のチャンピオン」はどの曲もフレディの人生とリンクしているようで、鑑賞していて涙が止まらなかった😭
どんな人間でも命というのは有限である。そのことを自覚した時にこそ、魂は美しく輝くのだろう。
フレディのお父さんの教え。「善き思い、善き言葉、善き行い」とは、ありのままの自分を認め、家族や友人を大切にする。そんな当たり前のことである。
当たり前すぎて忘れていることを、フレディはその人生を通して我々に思い出させてくれた。
クイーンに興味がないという理由で、映画館に足を運ばなかった自分をぶん殴りたくなる…。
実は「クイーン」に興味が無かった人の方が、細かいことが気にならないので楽しめるのかも、と思ったりします。
ただ少し気になった点もある。
フレディに焦点を絞っている為、クイーンの他のメンバーはハッキリ言って脇役。最後まで特に掘り下げられないので、クイーンをよく知らない人間からすると「この人たち誰だっけ?」みたいな薄い印象しか残らない。その点は残念といえば残念。
また、フレディとビジネス以上の関係になるポールや、フレディの最後の恋人として有名なジム・ハットンの描写も薄く、彼らと恋愛関係に発展する展開がいささか唐突に感じられた。
まぁこれらの点は些細なこと。基本的には大満足の一作でした♪
ブライアンのレッド・スペシャルが奏でる20世紀FOXのファンファーレ。あれ、素晴らしいファン・サービスだよね。
クイーンをより好きになった
Queenはボヘミアンラプソディとか大好きで、ベストアルバムは持ってるけど、程度の知識で見た。
バンドとして成功するまでの話かと思っていたら、始まって15分くらいで割ともうバンドとしては成功してて展開の速さにびっくり。
でもそこからフレディーマーキュリーの内面を掘り下げられていて、ずっと飽きることなく見ることができた。
今まで何も知らなかったから何であんな奇抜な格好を?と思っていたけど、少し理解できて良かった。
最後の仲直り〜エイズ告白〜ライブエイド出演までの流れは感動した!!
もちろん音楽は素晴らしくて、終始自然に体が動きながら見てしまった。「僕らは同じ手法は二度とやらない」「Queenはジャンルに縛られない」の理念がかっこよすぎて、ますます好きになった。
いい
居場所のなかったフレディが本当の仲間と出会う物語。
最後、皆が見守る中の魂の籠った彼にしかできないパフォーマンスには心が動かされずにはいられない。
ライブエイドに辿り着くために何回でも見れそう。
心で鑑賞する作品
フレディは僕が生まれた翌年に亡くなってしまった為、リアルタイムで彼の凄さを知ることはできなかった。
洋楽に凄く興味があるわけではないが、それでもクイーンの歌は何曲も知っていて好きな曲も多い。
それはなぜかはわからないけど、無意識のうちに心が感銘を受けてるんであろう。
この作品また似たようなところがある。フレディの生い立ちを描いた作品のため、映画といえども大きな起承転結があるわけではない。
それでも約2時間見入ってしまうのは曲同様フレディという存在そのものが人を惹きつける偉人なのかもしれない。
作品中でも次にどんな曲を生み出し奏でてくれるのか、心が待ち望んでいた。そして流れるとやはり心から楽しんでいる。
頭で映画をみるというより、心で鑑賞する作品だと個人的には感じた。
善き思い、善き言葉、善き行ない、を心がけろ
映画「ボヘミアン・ラプソディ」(ブライアン・シンガー監督)から。
世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルの伝記なのだが、
私は当時、フォークソング(かぐや姫など)に夢中で、
あまりロックを聴かなかったからかもしれないが、
この作品を絶賛し、何度も映画館に足を運んだ、という人たちとは
ちょっと違った視点で、鑑賞したかもしれない。
映画として考えた時、こういった伝記ものは、
苦労して、世に認められて、自惚れて、我儘となり、
独立するが、最後は孤立したり、アルコールや薬物に依存したり、
という、ややもすれば「自業自得」的な結末を迎えるが、
それをストーリーに仕立てて、映画にすると、
知らなくてもよかった、知らなければよかった部分も見え隠れ、
なんだか、ヒーローがヒーローで無くなる気がしてならない。
冒頭、厳格な父親が、フレディ・マーキュリーにこう諭す。
「善き思い、善き言葉、善き行ない、を心がけろ」
このフレーズは、何回か登場するので、キーワードに違いないけれど、
まだ若かった彼は「それを守っていいことあった?」と言い返す。
なぜかこの親子の会話がとても印象に残っている。
ロックだから、破茶滅茶に生き方や考え方をしてもいい、ではなく、
「善き思い、善き言葉、善き行ない」をどこか心の片隅にあったら、
もっともっと長生きして、素晴らしい曲を作り出したかもしれないな。
(すみません、素人が勝手なことを書いてます・・)
微妙な所もあるが合格点
クイーンはデビュー当時からのファンなので思い入れも強い。
なので、デフォルメされ過ぎのフレディは受け入れがたい。フレディはあんなに不細工ではない。もっと美しい。
映画自体の作りは良かったと思う。もっといれて欲しいエピソードは沢山あるが、時間的にはこんなものだろう。
最後のライブシーンに感動した人が多いようだが、昔からのファンには最初のギグでKeep Yourself Alive を演奏するシーンに鳥肌が立つ様な感動を覚える。
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