Diner ダイナー

劇場公開日:

Diner ダイナー

解説

藤原竜也と蜷川実花監督が初タッグを組み、平山夢明の小説「ダイナー」を映画化。元殺し屋の天才シェフ、ボンベロが店主をつとめる殺し屋専用の食堂「ダイナー」。日給30万円の怪しいアルバイトに手を出したばかりに闇の組織に身売りされてしまった少女オオバカナコは、ボンベロに買われウェイトレスとして働くことに。ボンベロが「王」として君臨するダイナーには、全身傷だらけの孤高の殺し屋スキンや、子どものような姿をしたサイコキラーのキッド、不気味なスペイン語を操る筋肉自慢の荒くれ者のブロら、ひと癖もふた癖もある殺し屋たちが次々とやって来て……。ダイナーの店主ボンベロ役を藤原、物語の鍵を握る少女オオバカナコ役を玉城ティナが演じるほか、窪田正孝、斎藤工、小栗旬、土屋アンナ、奥田瑛二ら豪華キャスト陣が殺し屋役で出演。

2019年製作/117分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2019年7月5日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

インタビュー

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17
  • 画像18
  • 画像19
  • 画像20
  • 画像21
  • 画像22

(C)2019 映画「Diner ダイナー」製作委員会

映画レビュー

4.5究極の六倍映画

2024年8月10日
スマートフォンから投稿

笑える

楽しい

興奮

ニナミカの世界観で映像化したらこうなるという結果としては完璧な仕上がり。ファンタスティックなキャスティングに感謝と喝采を送りたい 平山ダイナーの緻密で些細な殺し屋たちとの緊張感溢れるやり取りの機微を味わい、蜷川ダイナーで極上の視覚美を堪能する、原作と映画の表現の相違を楽しむのもまたオツ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ismilk

3.0原作をだいぶ前に読んだのを思い出して、 レンタルしてみた。 思って...

2024年5月7日
PCから投稿

原作をだいぶ前に読んだのを思い出して、 レンタルしてみた。 思っていたよりは面白かった。 玉城ティナの、 ダメ人間っぷりが妙にはまっていた。 以前に何かのテレビのコメディ番組で、 この女優さんのリアクションにいらついたことあるが、 その感じが役に出ていて、 ぴったりの役だった。 一癖も二癖もある殺し屋がいっぱい出てきて、 ハイテンションなのが楽しいのだが、 見ごたえのある殺し屋ほど 先に亡くなっていくので、 後半の殺し屋は キャラクターが際立っておらず、 ちょっと残念だった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
あとぅーし

4.0映像の美しさにただただ心を奪われる

2024年2月27日
PCから投稿

映画開始の冒頭から主人公の自分語りが始まり、そこからたった数分のうちにあっという間に急展開。その間圧倒的な映像美に見る者の心を奪っていく。 この映画は原作がある作品ですが、映画の冒頭で「この街に行きたい」という色鮮やかな街が登場しますが、あのシーンは原作には登場しません。映画オリジナルです。 そこからもいかにこの映画が映像にこだわっているか理解できます。 あと原作と比べるとこの映画は圧倒的に振り切っていて素晴らしいです。 原作通りにしすぎると絶対に地味な映画になっていて記憶に残らなかったでしょう。 この映画はストーリーの細かな部分は覚えてなくても必ず映像のどこかの部分は記憶されるでしょう。 素晴らしいです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
みる

4.0蜷川実花を見直した!

2024年1月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

全ての評価点が拮抗している映画、というのが私にとっては2本目である。なるほど映画というのは、観る人のどの部分を刺激するのか、すべては受けて次第なのだと改めて思う。 映画に期待することというのは色々あって、大雑把に分けると「映像・物語・演出・演技」辺りかなぁ、と想像してみる。 とにかくスゲー映像に興奮したい人、心震わす物語を味わいたい人、神がかった演出を堪能したい人、情感たっぷりの演技に酔いしれたい人。 映画が「絵と音と動きの総合芸術」である以上、受け手の期待が一致しないのは仕方がない。 かく言う私は「ストーリー寄りの演出厨」であり、俳優萌えの監督推しという厄介な期待値を持って映画を楽しんでいる。 とは言うものの映像表現がブッ飛んでいればそれは大幅加点となるわけで、ともすればストーリーやら人物描写を地平の彼方へ追いやり、「この映画面白い!」と唸るしかない。 「Diner」はそういう映画だ。 私の記憶が確かなら、蜷川監督はアクション初挑戦のはず。「なのに」と言うべきか「だから」と言うべきか、目も醒めるようなスタイリッシュ・アクションを観せて頂きました。 横っ飛びガンアクションで「おぉ」と思ったら、相手も横っ飛びガンアクション、なんて普通は思うまい。「マトリックス」かよ! 外連味たっぷりなところが美術や世界観とあっていて、とても良い。 殺し屋専門ダイナー仕入れ問題、食材ストック方法の斬新さ、どこで買ったの?な衣装など、些末なツッコミなどどうでもよくなるな。 ラストはちょっと説明しすぎ感あるけど、全体としてよくまとまってたし、自分の強みを思いっきり活かして来た良作だと思う。 ストーリーの説明なんかどうでも良いから、ニコラス・ウィンディング・レフンやコルネル・ムンドルツォのように、独自の表現を磨いて突っ走って欲しい。 おまけで。 「料理が気色悪い」って言ってる人がチラホラいるけど、あれはわざとだからね。意図して美味しそうに完成した料理にドロッっとしたソースをかけてる。死の臭いが漂ってきそうな、気味の悪さをプラスしてる。 死を連想させない料理も出てきたでしょ?ネタバレになるから、どことは言わないけどね。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
つとみ