七つの会議のレビュー・感想・評価
全526件中、301~320件目を表示
映画としては物足りない
冒頭から会社の状況がしっくりきませんでした。
会議の内容、居眠り係長、なんか設定が古いのか?
それにキャストも・・・色んな方を使いすぎ、揃えりゃいいってもんでもないことを教えてくれました。
野村萬斎さん、どうしても狂言ちっく・・・この役柄には合っていないと思います。それも残念・・・
せっかく映画なのだから、テレビではない何かがあってほしかったです。これなら連ドラでいいんじゃない?というような気もしました。
4星満点で4星の映画
原作は未読です。
映画としては突っ込みどころ満載の企業ファンタジーでしたが、そこは置いといて、役者陣の熱量とお馴染みの池井戸作品演出で結局楽しめました。
基本的には半沢直樹に端を発する一連のドラマのダイジェスト版という感じです。
ですが単なるダイジェストで終わっていないのは、やはり野村萬斎の異物としての存在が大きかったからだと思います。
どうでもいいですが、実写版ねずみ男が一番ハマるのは大泉洋ではなく野村萬斎じゃないかなーと思ったりしました笑
朝倉あきはめっちゃいいですね。
エンドクレジットで世良さんの名前見て、うわ!あれ世良さんだったんか!ってなりました。
内容は凄く良いです。しかし、映画としては
前評判が大変に良かったので見に行ってきました。
「半沢直樹」もみていないのですが・・・・・
本作品、テレビ局が関わっているのに、シネスコープだったので、少し嬉しかったな・・・・
しかし、最近、テレビ局が絡む映画ですが、段々作りが良くなってきますね。逆に映画会社が映画を作らなくなったので、何とも言えない時代で少々辛い気がします。
そんな中、本作品ですが、テンポもよく、凄く楽しめる作品でしたが、しかし、本作品、テレビ放送の2時間ドラマでいいよねってレベルかな・・・
お話としても良く出来ていて、楽しめますが、電波と上映の違いをもっとはっきりとして欲しかったかな・・・・
映画だからこその内容や見せ場があると思うけどね・・・・
面白ければ良いとは思いますが、しかし、映画を長い間見てきた者としては、テレビと映画ならではの内容や表現の違いをしっかり分けて考えて欲しかったな・・・・・
ま、何度も言うようですが、決して映画の内容は悪くはなく、お勧め出来る作品です。
分かりやすい筋、萬斎さんはあまりピンと。
分かりやすい映画でストレスフリーでした。
サラリーマン世界は一皮むけば、程度の差はあっても同じようなもの。
サラリーマンあるあるで、最後まで楽しめました。
豪華キャストです。
女優は吉田羊と脇役でよくみる女優くらいで、最初から最後まで豪華男優ばかり。
萬斎さんについて一言。
現代劇だと違和感あるんです、台詞まわしも、動作も。
過去に観た萬斎さんの時代物は良かったのですが。
TBSの池井戸作品
池井戸作品出演者がこれでもか!と出てきて、館内は時に失笑さえ出ていました。
顔近いし💦
役所広司の贅沢な使い方には恐れ入ります。
萬斎さんの喋り方がサラリーマンとしては違和感がある感じがしましたが、概ねたのしく見れました。
20年前の八角のせいで亡くなった方って、なぜ自殺したのでしょう?よく分かりませんでした。
熱い、濃い、
萬斎さんの現代劇は、ちょっとキツかったな…陰陽師やのぼうの城は、ハマってたので好きだったのですが…他の役者さんも、凄まじかったです。歌舞伎、落語、映画の大御所オンパレードでこんなに贅沢な配役は他には無いと思うのですが、あくまでもそれは熱い男性陣。役所さんまで…
さておき、ストーリーは原作は知らずに観ましたが期待し過ぎたのか、あまり響かず。とにかく、くどい演技の方ばかりで香川さんがソフトに感じました。
『鬼が来た!』に出演していた香川照之
今では反日映画のレッテルを貼られてBSでもCSでも滅多にお目にかかれなくなった『鬼が来た!』。オープニングの演出はこの映画のギャグなんだろうと思ったけど、違うのかな?
実は池井戸作品を見るのがこれが初めての初心者です。TVドラマの半沢直樹や下町ロケットでさえ見てなかったので、流行語になった「倍返し」という言葉しか知りません。そんな素人でも楽しめる社会派エンターテイメントに今後はまりそうです。
顔芸見る楽しさ、顔が近すぎるからツバがかかるだろうと心配もし、日本の企業の体質を辛辣に批判する八角が素敵でした。ぐうたら社員の典型といえば「美味しんぼ」の山岡士郎だと思っていたのですが、山岡のようにきっと裏の人脈に何かある、弱みを握ってるんじゃないかと、八角の素性や行動に惹きつけられてしまいます。
企業の内部告発、リコール問題、企業の隠蔽体質など、人命まで考えることなく利潤追求する姿にはリアルでも嫌気がさすものです。近年で言えば、命にかかわる食品加工や高速バスなどの問題、どれもこれも利益のために起こったもの。大企業だけじゃなく中小企業にも存在する大問題です。
リアリティの無さ等のツッコミどころも多いのでしょうけど、一番腑に落ちなかったのがユニットバスを買わされたために自殺・・・というエピソード。それで怒りをぶつける遺族もどうかと思う。
まぁ会社勤めがイヤになったら、タクシー運転手にでもなってください。運転手不足です。
「働き方改革」って多分こっちだわ
顔芸大会はいつものこと(ソコ笑いどころ
野村萬斎の狂気感じる演技を、ふざけんてんのかwと始めは思ったものの、終盤にはめちゃくちゃ癖になる奇怪な演技というか、鬼気迫る感も含めて鬼演過ぎて最終的には「か、カッケー...(明日から真似しよ...」とすら思うレベルで、素直にすげーわ、この人と思いました。
プロットの甘さや取材が足りない・リアリティーが〜という点は、映画という時点でエンタメ・フィクションなので余り個人的には重点を置いておらず、半沢同様に「典型的な日系大企業の体質を描くこと」が必要条件だったように思い、気にするだけ損かなと。
※どうしても気になる・そういう粗探しが楽しい!が映画の楽しみ方であるなら、基本的にスタンスや求めてるモノが異なるのであんま参考にならないかも。。
「終盤深夜の旧知同期2人の語り」と「エンドロール」がズシンと来てて、やたらと「働き方改革」を錦の御旗として、やれ拘束時間短縮だ、オフィスの電気落とすだ、BIツール・RPA導入だなど、形式やフィジカル面に寄った何かがズレたアプローチをよく見かけますが、自分の働き方や所属してきた組織を振り返ると日本のサラリーマンの働き方改革ってこういう、
「正しいことを正しくやる」
という個人と組織のマインドセット変革の方が遥かに重要度・優先度は高いのかも、と思わせてくれる作品ではありましたし、職業モノのエンタメ作品としては個人的に満足です。
リアリティのないリアルな会社
2019年1本目。109にて。
コンプライアンスだなんだとうるさい今の世の中で、こんな会社ないだろうと思いつつ、やっぱりあるよね、と。
最後の日本人論、賛否はあるだろうけど、全くの的外れとは言えないですよね。藩とか家とか会社とか、そういうものに縛られつつ、やはりモチツモタレツなんですよ。
そんなことはないと笑い飛ばせる日が来るといいですね。
最後、今までの会社生活は何だったんだと北川部長が嘆くシーン。泣けてきました。やりたくもないことを仕事だからと続け、何も残らない。サラリーマンとは一体何なのか。御前様のような地位まで辿り着けばそんな嘆きとも無縁かもしれませんが、大多数のサラリーマンは何も残さずただ去るのみ。
夢中になって観れました。
抑えた演技ではありますが及川光博さんの熱演に好感が持てました。
野村萬斎さんと愛之助さんは、伝統芸能を思わせる独特の口調で好き嫌いが別れそう。
ただ、顔芸が強烈な香川照之さんにそれはなく、印象は強いのに何故か自然にセリフが映画に溶け込んでいる印象でした。ちなみに北大路欣也さんはより安定のセリフと顔芸で楽しめました。
池井戸さんの作品は、細かく分析すれば、突っ込みどころ満載なのかもしれませんが、言いたいことがはっきりしていて、組織で働く全ての人に勇気と元気をくれる作品です。
社会派エンターテイメント
香川照之は、どのドラマ見ても噛みつかれそうな狂犬的な役ばかりですな!?
ミッチーは、そんな中でも相変わらずの癒し系で好きです。私生活たいへんそうだけど頑張って欲しいと個人的に思う。
萬斎さん、いい声‼️以上
エンドロール終わり、明るい劇場では中高年のお客様たちが面白かったわねと口々に。だから、面白かったんじゃない?
ハラハラ感はないよ。
一本取られた!
ストーリー的には、半沢直樹と空飛ぶタイヤを足して2で割った印象だった。
野村萬斎さんはキャスティングミスだと思った。ちょっと演技がくどすぎて、会社員役には合わないなと。
展開としては、池井戸作品で見たことあるものだったので、薄々見えていたが、黒幕発覚のシーンで一本取られた。今までの作品とか見てた人だったら、香川さんが黒幕だと思うよー、絶対!そこから、黒幕候補から立場が逆転した香川さんが全部いいとこ持って行ったなー
営業マンは見るべし
マスカレード・ホテルを観ようと思って行ったら
結構混雑してたので、変更w
そんな感じで見たので、前情報無く
どんな感じかな〜って
出演者のかなりが半沢直樹と下町ロケットの人で
そういう意味で笑えました。
また出てきた〜ってね。
内容は結構好き。
営業会社にあるあるの話なので、営業マンは見た方が良い。
自分の持たされてる数字の意味など考えさせられる。
ちょっと豪華過ぎたかな...
原作読んでないのですが、映像より文で読んだ方がきっと面白い作品なのでは...。
俳優陣も豪華なんですが、その分ちょっと演技が大袈裟で、リアリティに欠けてしまうというか。
もうちょっと普通の「サラリーマン感」が欲しかった。こんな社員絶対居ない、こんな職場絶対無いだろう的な雰囲気が残念でした。
面白かったです‼
旬な作品になってしまいました⁉
待ってましたと言うタイミングです‼
劇場の入りは良かったです✨
原作読んでなかったのでかなり楽しめたのかな。でもグータラ社員の笑い方と最後の演説は好きになれない‼
現実味が薄い
高評価の様ですが、私にはリアリティが無く退屈な映画という感想です。
あくまで個人の感想なので、気を悪くした方は申し訳ございません。
野村萬斎さんは「のぼうの城」での演技に魅入られましたし、池井戸潤さんの小説も好きです。
ただ、この映画に関しては扱っている題材自体には現実味があるのにも関わらず、隠蔽に対してのリアリティが薄い。
隠蔽をするまでの過程や理由、隠蔽に辿り着くまでの過程や各役者の反応、隠蔽発覚してからの対応等々、全てにリアリティが薄いです。
こんな薄さの隠蔽なんて直ぐ発覚するのでは?と途中から冷めてしまいました。
少なからずもっと製造や検品側の部署を巻き込んでの内容にすればまだ良かったのですが…
野村萬斎さんの演技や細かいコミカルな演出は上記の理由により、更に浮いてしまってる様に思えました。
小さな事から大きな事件が発覚していくという流れは映画としては良い流れかと思いますが、もう少し内容練って欲しかったです。
本作の原作は未読ですが池井戸潤さんの小説ですし、もっとちゃんとしていたかと思います。
短くまとめるのに苦労したのだと思いますが、余計な場面も多かったのでそれを省けばもっと内容詰め込めたのではないかと感じました。
期待していた分、がっかりでしたので星2にさせて頂きます。
日本企業に共通する闇をえぐるブラックコメディ
大袈裟でツッコミどころ満載だが、妙なリアリティラインをキープした、まとまりのある作品に仕上がっている。日本企業のどこでもみられるような事象を、こってりとデフォルメし、ブラックコメディとして他にはない魅力を放つ作品であると感じた。
キャラクターそれぞれがキメ顔と決め台詞でやり合うあたりはアウトレイジシリーズっぽいし、現実にもあるコミュニティの権力闘争を大袈裟に描くという意味では、学園生徒会モノを外連味たっぷりに仕上げた帝一の國などに近い印象。顔面による表現の巧みな歌舞伎、狂言、落語家などの役者で固めていることも、狙いがしっかり噛み合ったキャスティングのように思う。これでもかと暑苦しいシーンの連続なのだが、原作自体がどこにでもある会社を敢えて劇的に切り取ることが魅力でもある為、この監督の映画は毎度くどさが目立つのだが本作はそれが持ち味になっている。野村萬斎は必見。あんなキテレツな演技で違和感を感じさせない圧倒的な表現力は流石の一言。日本の伝統芸能の底力。
作品が持つテーマ自体も現代の日本社会が持つ課題の本質をつく説得力がある為、ラストも説教くさい演出だが嫌味がしない。電通や日大、幾多のスポーツ連盟、芸能プロダクションなど、昨今、明るみになっている問題の共通の闇を突いている。日本の武士道、旧日本軍、部活動などの、日本独自の集団教育が、脈々と受け継いできた美学が、日本組織の正義の下敷きになっている。
日本が変革を求められるこの時代に、見つめ直さなければならない重要な課題について、真をくったテーマでありながら誰もが安心して観れる大衆娯楽に昇華したことは非常に意義が大きいのではないか。
全526件中、301~320件目を表示