劇場版 ハイスクール・フリート
劇場公開日:2020年1月18日
解説
「ストライクウィッチーズ」「ガールズ&パンツァー」の鈴木貴昭が原案を手がけたテレビアニメ「ハイスクール・フリート」の劇場版。国土水没によって海上大国となった日本。海の安全を守る「ブルーマーメイド」は、女の子の憧れの職業となっていた。ブルーマーメイドを目指して横須賀女子海洋学校に入学した岬明乃は、教育艦「晴風」の艦長に任命され、クラスメイトたちと海洋実習に参加する。個性豊かなクラスのメンバーは、数々の困難を共に乗り越えるうちに固い絆で結ばれていく。ある日、国内の全女子海洋学校の生徒が一堂に会し文化祭と体育祭を行う「競闘遊戯会」が横須賀で開催されることになり、明乃たち晴風クラスのメンバーも歓迎祭の準備に奔走する。大和・信濃・紀伊など超大型艦のクラスも集い、様々な種目で賑わう中、彼女たちに新たな危機が迫り……。
2020年製作/105分/G/日本
配給:アニプレックス
スタッフ・キャスト
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2020年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
所々、作画が気になったものの、個性あるキャラクターたちと迫力の艦隊バトルが見られて楽しめた。主人公の親友ポジションながら、TVシリーズではあまり活躍できなかったもえかがきちんと本来の実力を発揮しているのがよかった。敵が占拠しているフロートへの潜入シーンがリアルにできていて、手に汗握った。ハンドサインの徹底、制圧の順序の組み立て方など、プロのそれっぽくて感心する。艦隊バトルもなかなかに迫力あって良い。秋乃ともえかの息のあった連携がようやく見れたのが感慨深い。
ただ、他の海洋学校の生徒たちも多数登場したのに、あまり活躍の場を作れていないのはもったいない気はした。大和型の戦艦も登場したのだから、もっと思い切り艦隊戦をやってもよかったのでは。もしくは、半端に外部の敵を登場させるのではなく、あくまで学校交流の一貫で、各学校の対抗戦をやるみたいな展開も面白いのではとちょっと思った。それなら新キャラも余すところなく、活躍させられ、ましろと秋乃のドラマも描けたのではないか。
とはいえ、おおいに楽しい作品だった。劇場映えするタイプの作品だったし、またOVA展開でもいいので劇場で見せてほしい。
2022年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
始まったとき、屋台とか歓迎会とかやってたのでOVAの延長で、あまり晴風の活躍ないかな?って思ってたらガッツリありました。
今回はしろちゃんの比叡の艦長にって話から始まりましたが、ラストは落ち着くところに落ち着きましたね。ニケ、しろコンビじゃないとね。
最後、要塞内決戦はヒヤヒヤしましたが無事解決。晴風クルーじゃないとあれは解決無理って言う感じ。りんちゃんも大活躍でしたね。次もあればいいな。
けど、船でスピンターンは可能だろうか?
2021年10月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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大前提として、TV版見てないと人となりや関係性やノリが分からないのでどこかリーガルな手段で見てから観劇する事をオススメします。自分も本放送時に首を傾げて数回見て飲み込めた位なので。
本作はTV版(超大雑把に書くとミケちゃんの生長譚)であったのに対し、シロちゃんの生長譚としての側面が濃い目に描かれているため、前述の通りTV版を見てからでないとその辺の機微が分からないかも知れません。
基本既存のファン向けお祭り映画でありそれに全振りしたアドレナリンがアガる楽しい内容です(特に中盤~後半の洋上プラントに関するシーン)。
白眉は夜の海上に浮かぶ武装化された洋上プラントに一行が立ち向かうシーンです。
劇場版パトレイバー1作目の『方舟』と対峙する特車二課を思い出し、勝手にブチ上がってました。
劇伴も無類に良く、特にレースの所で流れたアーメンブレイクゴリゴリの曲とブルーマーメイドの先発隊が洋上プラントに潜入する際の曲が印象に残りました。
反面、海賊に加担してまでお父さん探しに日本まできたスーちゃん報われてない(お父さん見つかってない)よねとか公開時作画が若干不安定とかありますが、(作画はともかく)その手の整合性を希釈するどころかテンション爆アゲになる演出がスタッフロールに至るまで続くので何の問題もありません。
ともあれ、そんな素敵で激アツなファンサービスでした。
早く続編発表されないかな。
2021年7月24日
Androidアプリから投稿
このお話の世界は、航空機の発達しなかった世界、地盤沈下で都市が海面に沈んだ日本。
映画から作品に入りましたが、個性豊かなキャラクター、艦船の天敵の航空機が発達しなかったゆえに残り続ける戦艦群。
無理のない設定、その設定も細かく作られていて、実に面白いです。
この映画を観るために今も横須賀に通う日々です。