心に寄り添う。
劇場公開日:2018年5月5日
解説
「さらば青春、されど青春。」「天使に“アイム・ファイン”」などに出演する女優の希島凛がリポーター役を務め、幸福の科学が運営する宗教研究機関「HSU(ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ)」で映像制作を学ぶ若者たちとともに、幸福の科学グループが展開するNPO型活動を取材する様子を映し出したドキュメンタリー。希島と若者たちが、障害児支援を行う「一般社団法人ユー・アー・エンゼル」、不登校児支援を行う「ネバー・マインド」「一般財団法人いじめから子供を守ろうネットワーク」などに取材を敢行。それぞれの活動の実態を知るとともに、支援対象者やその家族にも話を聞くことで、心を開くとは、相手を思うとは何か、そして本当に大切なことは何かという問題を求めていく姿を追う。
2018年製作/89分/G/日本
配給:東京テアトル
スタッフ・キャスト
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ドキュメンタリー映画としてはフレッシュな作品だったと思う。大学生たちの視点で、一緒に成長している感覚があった。客観視もできるんだけど、憎めない感じも。
テレビ番組で芸能人がやる障害者との触れ合い、不登校児との触れ合いなんかは、芸能人の(製作側の)無理解さ(演出?)に対して時々腹立たしい場面もあるけど、この映画は清々しさと、終わった後の余韻を感じさせる。
2018年5月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
結局、この学生たちにとって「心に寄り添う」とはどういうことだったのか、答えが出たのか出なかったのか分からなかった。いいテーマなのでもっと考察や深みが欲しいと思った。考えさせられる。
交通事故で脳死判定されたというお子さんを持った母親の話は、感情移入して泣きそうになった。ハンデを持って生きる人、そしてそれを支える家族は、強さがある。
学生たちが主役だったが、対象者にもっとクローズアップする内容が見てみたい。
主題歌の歌詞が一番心に響く。
2018年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
なんだか胸をうたれた。最後の主題歌で泣けた。大川隆法作詩・作曲だったので驚いた。
2018年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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いやー、面白かったー!
予想以上に、すごく面白くて、けっこう寝不足気味だったので「寝ちゃうかも」と思っていたのだったが、寝る暇などなかった。
最初から惹き込まれて、飽きることなく、ずーっと、「次は、どんな人の口からどんな言葉が飛び出すのか?」と、スリリングな気持ちで観ていたら、急にエンドロールが流れ始めて、「え、まさかもう終わり? まだまだずっと観ていたいのにー!」と思ってしまった。
ドキュメンタリー映画ならではの、「ナマの人間像が見られる」というのが大きかったが、それは取材対象についてのみではなかった。
驚きだったのは、この映画が、単に「いじめから子供を守ろうネットワークや、不登校児支援スクールのネバー・マインドや、障害児支援のユー・アー・エンゼル運動や、自殺を減らそうキャンペーンなど、幸福の科学のNPO型の活動を紹介したもの」にとどまらず、というか、それ以上に、「それを取材する若者たちの成長物語」だった点だ。
本当にリアルに、絶対にあってはならない致命的な事件なども起きてしまったり、取材する側の人間像が赤裸々に映し出されて、目が離せなかった。
確か、そういう「幸福の科学のNPO型の活動を紹介したドキュメンタリー映画」として告知されていたと思うし、だから、「感動して泣いたりするのかな」と思いながら観に行ったのだったが、そしてそういう面ももちろんあったのだが、それ以上に、この本当にドキュメンタリーな感じの面白さが際立っていた。
そして、やはり、障害を持つお子さんをお持ちの親御さんが口々に言われる、「この子のおかげで、こちらのほうが、たくさんのものを与えられている」という趣旨の言葉は、本当に悟りの言葉で、心に深く感じ入るものがあった。
主題歌もいい。