アリータ バトル・エンジェルのレビュー・感想・評価
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予備知識無しで鑑賞したら、世界観とか設定が全く分かりませんでした。...
予告がマイナス
原作未読なので、どれほど脚本に新しい要素が加わっているのかわかりませんが、ストーリー的には、あまりぱっとしない、というか、今ではすっかり見慣れたような展開ばかりで、感動は薄かったです。
しかし、やはりCG技術はさすがのものでしたし、派手な場面も、わかりやすいカメラワークで、純粋に楽しめました。
ただ、残念だったのが、数あるバトルシーンのなかに、予告で使われていないものが一つもなかった、という点です。どのシーンでも、「あ、ここ予告にあった」と思ってしまい、バトルを一貫して楽しむことができず、なんだか少し損した気分になりました。
集客につなげるために見所を予告に盛りこむのはいいですが、あまり見せすぎるのも考えものだと思います。
3Dである必然と、古くて新しいもの。
スッキリしない
シナリオ通りなのかは原作はみていないのでわからないのです。
アクションやCGは大変素晴らしいのですが、
それぞれのキャラクターが中途半端にアリータ以外の魅力あるキャラがフェードアウトしてしまい寂しく思います。
続編て再登場するのでしょうか。
イドの復讐はどうしたとか、アリータの因縁のノヴァを倒すにはわざわざモーターボールでチャンピオンにならなくちゃいけないけどその一歩前で終わったけど果たして規格外のアリータのライバルが出てきそうな描写がないこと。
ヒューゴは折角助けられたのにすぐに墜落?してしまいなんのために助けられたのか。
モーターボールも絶対死人でてると思うけど賞金首にならないのかとか、死人がでるスポーツ(決闘?)の何がたのしいんだ?とか腑に落ちないです。
「銃夢」
ジェームズ・キャメロンとロバート・ロドリゲスがタッグを組んだ今作、精密なCGと3D技術により、独特なサイバーパンクな世界観とアクションシーンを表現されてたのは勿論ですが、
ロバート・ロドリゲスらしい、腕や首などの切断描写、眼球飛び出しなど、ゴアな漫画表現を感じるやや残虐なシーンもこの映画の醍醐味であると思いました。
あと、全くアリータの目の大きさに違和感を感じることなく。むしろ、可愛く見えました。萌えます。
欠点を述べると、後半、ヒューゴの扱い方がやや雑に感じた点とこの作品だけではスッキリできない点。
しかし、(私は、原作を読んだことないのですが)どうやら海外ドラマのように、漫画1巻ごとに中心となる話が異なり、それらを1作品の映画としてまとめ上げたらしい。故にストーリーの若干無理な感じも納得しました。それどころか、分割されたものを繋いでいく労力を伺え、原作を読んでみようと思いました。
軸がわからない
リベンジ成功🎶
【3.1✩⃛初回観賞】 評価:3.3
【3.10✩⃛2度目観賞】 評価:3.3➡︎3.6
前回3Dメガネで大失敗してしまったアリータのリベンジ。10日前に観たばかりだからさすがに忘れっぽいあたしでもストーリーはもちろんバッチリ覚えていて。それても2度目鑑賞を楽しめたのはこの映画が面白いからなんだろぉなー。初回はチューブを脚で登ってゆくシーンがきちんと3Dで見たら相当な迫力なんだろぉな、と思っていたけど実際には前回の方がリアルに感じて怖かった。
とにかくいい作品。次回作にも期待!
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記念すべき2019年初の劇場鑑賞作品🌟
IMAXが今日からなくなってしまったので、DOLBY ATMOSで3D鑑賞。これが間違いだったのかな…持参した3Dメガネは以前IMAXで使っていた物。この辺詳しくないから気にもしてなかったけど、IMAX用とそれ以外のとでは仕様が違うのかしら??最初から最後まで全くもって3Dで見えず、全てがぼんやりボヤボヤで2時間見ていたら終わったあとで頭痛が_| ̄|○
それでも最後まで観ようと思ったのは①珍しく一緒に行った人が居たから②ストーリーは確かに気になるものだったから③そして何よりも超絶強いメンヘラガールの活躍が痛快だったから!!
なかなかアクロバティックなストーリー展開で頭痛の傍らでププッと吹き出してしまう場面多数。ちゃんと3Dで観れていれば評価はもぉ少し良かっただろぉに…。奇跡的にチャンスがあれば再チャレンジしてみる!
アリータに◎
ふつう強いヒーローはそれなりに強そうな姿形をしている。ところがアリータは可愛らしくて華奢な少女なのに滅茶苦茶強い。そのギャップが面白いのだろう。「アリータ」がなぜ心を持っているのかよくわからない。それに「最強兵器」なのに、外見は弱そうな少女なのもわからない。心臓に青と赤のチューブがつながっているなど、妙にアナログな所もあり、アリータはメカでもあり人間でもあるということだと無理矢理納得する。
彼女がどんどん自分で道を切り開いていくのがいい。自分が何者なのか少しずつ分かって、やるべきことを躊躇なくやってしまうのがとてもかっこいい。まだ物語の全貌は明らかになっていないが、アリータが今後人間の心を持ちながらどんな戦いをしていくのか興味が尽きない。
面白い…しかし深み不足⁇
アリータの虜になってしまった。史上最高のSFバトルだ
原作への愛に溢れた作品です
素晴らしかった。
キャメロンとロドリゲス、この二人が組んでいるというだけで気になっていました、しかもそれが「銃夢」なのですから。
とはいえ最初はキャメロンといえどやはり不安でした。
が、劇場でトレーラーを見て考えが一変しました。これは期待して良いんじゃないかと。
そんな心持ちで公開初日、久しぶりにIMAX3Dにしてみました。
その映像たるや、それはまさしく「銃夢」の世界が広がっていたのです。
世界で賛否が語られた「大きめの目」も、わかっているからこそのデフォルト。スクリーンにいたのは紛れもない「ガリィ」でした。
コミック原作でよく見られる「改悪」もなく、観ていてストレスもありません。
それどころか本当に良くやってくれたと嬉しくなります。
モーターボールの心奪われるような再現度は正にその通りで、IMAX3Dにして良かったと心から思いました。
このスピード感溢れるアクションシーンは本当に見応えありますよ。
今までこれだけ原作に忠実はハリウッド作品があったでしょうか?日本のコミック原作では思い当たりません。
強いて言えばもっと観ていたかったですね。
物語はモーターボール編まで駆け抜けるので、原作組の人は物語の進行に圧縮感を感じるかもしれません。それぞれのキャラクターの掘り下げが、もう少しあったらとは感じました。
とはいえ、其々のエピソードはとてもバランス良く繋がっており、とても見応えがありました。
そういった意味でも原作ファンも、映画で初めての人も楽しめる作品と言えます。
キャメロンとロドリゲスだったからこそ出来たことでしょう、原作者もすっごい喜んでいると思いますよ。
気になった点があるとすれば音楽が実にハリウッド的だったので、もう少しサイバーパンクな世界感に合わせたものでも良かったのかなとは感じました。
アナウンスから15年位経ったのでしょうか?完成してみると待った甲斐がありました。
続編も決まっているようでモーターボール編をもう少し掘り下げるのか、いきなりザパン編なのか、そしてどこまで描くのか楽しみでしょうがりません。
作品全体に原作に対する愛が溢れ出ていて、それはエンドロールのクレジットでも見て取れるほど。実に素晴らしい作品でした。
この映像美には、強くIMAX3Dをお勧めします。
ちなみに「アリタ」は英語圏でのコミックタイトルです。
確か「ガリィ」が英語で「不毛」とかそんな意味でイメージが悪いからと、出版の際に変更したとか。
原作でも後半「アリタ」の名前は出るのですが、それは逆輸入で採用したみたいです。
それよりも、もともとこの映画の邦題も「アリタ」だったのですが、去年の春くらいに『アリータの方が英語の発音に近い』とかで「アリータ」ってタイトルに変更されたんですよね。「アリタ」のままが良いのにダメだなぁ…と感じたのを覚えています。
※20119年8月追記
公開当時のインタビューで、監督が続編の事を語っていたのでレビューに書きました。
ですが20世紀フォックスの手を離れ現在はディズニーが所有、続編はかなり厳しそうです。
しかし海外のファンがネットを通じて続編製作を求める運動を展開しているらしく、何とか動いてくれる事を祈っています。
「アリータ バトル・エンジェル」のファンが続編製作求める運動を展開
https://eiga.com/news/20190724/9/
雲海に消えていくヒューゴの姿に・・・あっ!と思うはず。
恐ろしいくらい生身を感じさせる"CG人形"(サイボーグ)が活躍する本作は、ジェームス・キャメロンによる"アバター(avatar)プロジェクト"のひとつなんだと再確認させられる。アバター(avatar) とは、仮想世界で自分(ユーザー)の分身となるキャラクターのことを指す。
実際、キャメロンは「アバター」(2009)製作より先に、コンセプト3部作を言及していた。今回、監督は譲ったものの、脚本を始め、プロデューサーとして隅々まで関与した、待ちに待った新作である。
日本の漫画「銃夢」を原作としていることは、世界の映画トレンドからみると、もはや珍しいことではない。むしろ日本の特撮ファンであるギレルモ・デル・トロ(「シェイプ・オブ・ウォーター」の監督)が、キャメロンに原作を紹介したというエピソードに妙に納得する。
実写の俳優とCG(Comuputer Graphic)を融合するCGI(Computer Generated Imagery)技術を、さらに進化させたモーションキャプチャーが特徴。撮影時のアリータは女優ローサ・サラザールが演じているのだが、演技の動きにCGを被せることにより、主人公の"アリータ"がスクリーンの中で人間のように存在する。
特に"アリータの表情"は、フェイシャルキャプチャーを使うことにより、実に生々しい。こんなCGキャラクターは初めてだ。
キャメロンらしいのは、より人間らしく見せるために、"喜怒哀楽"と"人間的な欲求"を脚本に用意したことである。
作品冒頭、アリータはベッドで眠りから覚める。あくびをする彼女は、"睡眠欲"を持っている。ベッド脇に用意された服に気付き、階下におりる。ファッションは自身を着飾る"性欲(エロティシズム)"の一種である。そして、そこで"お腹がすいた"と言い、初めてオレンジを皮ごとかじる(食欲)。
野良犬をカワイイと感じ、初めて出逢った青年に不思議なインスピレーションを受ける(親愛)。また理不尽なことに怒り、涙を流したり、他人の夢に共感する。
キャメロンはCGオブジェクトに"ココロ"を埋め込んだ。そして観客はいつのまにか、アリータがCGであることを忘れてしまう。
世界興収の歴代1・2位(「アバター」と「タイタニック」)は、いずれもジェームズ・キャメロン監督作品である。
しかしキャメロンを語るのにいちばん分かりやすい"勲章"は、"アカデミー賞 視覚効果賞"だろう。
作品賞同様、毎年1作品しか選ばれないが、その名の通り、革新的な映像技術を評価するものである。
視覚効果賞の受賞は、「エイリアン2」(第59回/1987年)、「アビス」(第62回/1990年)、「ターミネーター2」(第64回/1992年)、「タイタニック」(第70回/1998年)、そして「アバター」(第82回/2010年)。キャメロンの代表作のほとんどが、その栄冠を獲得している。
いかに映像技術において、先進的で重要な役割を、キャメロンが果たしてきたかを示している。また蛇足だが、すべての作品の頭文字が"A"または、"T"になっている。だから本作は"ALITA"になったと言われる。
映像にこだわるキャメロンは今回、IMAX画角のシーンを用意している。全部ではなくオープニングからのアイアンシティと、モーターボール競技場のシーン、クライマックスなどが1.90:1(IMAX)だが、他は2.39:1(シネスコ)だ。
字幕を追っかけている日本人には画角が途中で変わることに気付かないかもしれない(笑)。ときに"吹替版"で観ることも、キャメロンのような映像を満喫する重要な選択肢である。4DXでも観たが、こちらはノーマル。可もなく不可もなく。
またキャメロンといえば、"3Dの権化"。マーベル作品「アベンジャーズ」などの多くの3D映画が2D-3D変換であるのに対して、3Dカメラを2台使ったデュアルストリップ3Dで製作されている。さすがキャメロン!
そして最後に、キャメロン作品には、必ず"愛"が描かれる。
今回もアリータとイド博士との"親子愛"、アリータとヒューゴの"恋愛"が作品の背骨になる。そしてその"愛"は、"悲劇"を伴うことで、よりドラマティックになる。
空中都市ザレムに繋がるチューブから落ちていくヒューゴが雲海の中に消えていくシーンに・・・あっ!と思うはず。その様は、「ターミネーター2」の溶鉱炉に降りていくT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)、あるいは大西洋に沈んでいくジャック(ディカプリオ)を涙で見送るローズ(ケイト・ウィンスレット)の姿と重なる。
(2019/2/21/TOHOシネマズ日比谷/IMAX・一部シネスコ/字幕:風間綾平)
(2019/2/22/ユナイテッドシネマ豊洲/4DX・シネスコ/吹替翻訳:前田美由紀)
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