ブッシュウィック　武装都市

ニューヨーク州・ブッシュウィック地区で女子大生が突如起こった市街戦に巻き込まれ右往左往する話。
平凡な女子大生のチートもラッキーも無い戦場体験を味わえる作品。
ヒーロではなくただの一般人な扱いが私的に好印象。
最後まで状況不明だったら更にリアルだったと思う。（物語としてはどうかと思うが）
全編で10カットらしいが、どうやって撮ったのか一見では分からないシーンもあり興味深い。

ネタバレあり

どんな映画か知らずに拝見。
誰もいない地下鉄の駅に突然火だるまの人が落ちてきて、地下鉄から出てすぐに彼氏が大火傷で死んじゃうところからずっとハラハラ。
カット数も少なく、この短期間でこんな死線を乗り越えたのか…と共感できる。
反撃されたから無抵抗の市民もみんな皆殺しは腹立つけど、戦争や争いってこういう風に突然に始まるのかなと。
登場人物と同じく何がなんだかわからないまま進んでいくのはおもしろかった。
カメラワークとカット数の短さ、息つく暇のない死線は結構好み。
22.8.2 テラサ

主人公だけど助からないのが、この世の摂理というか、
自分だけは大丈夫、という正常性バイアスが働いてるというか、
現実は甘くないと言うことがわかる…。
22.12.9

いきなり市街戦に巻き込まれた女性の逃避行を描く物語。

ＳＦアクション・・・と思いましたが、設定は現代のアクション映画でした。
奇想天外な設定なのに、それに相応しい仕掛けやアイデアが乏しく、観るべきものがない印象でした。
逆に、リアルに感じられる展開なのが、私的評価を下支えした・・・そんな映画です。

ニューヨークの地下鉄から降りると、誰も人がいない。
地上に出ると銃撃戦が行われ、彼氏は殺されてしまい、逃げ回ることに。
元軍人と一緒に行動、兵士を捕まえて話を聞くと、テキサス州が離脱、民兵が北部に進軍しているとのこと。
前の大統領だったらあり得るかも。