シンプル・フェイバー

劇場公開日:

シンプル・フェイバー

解説・あらすじ

アナ・ケンドリックとブレイク・ライブリーという人気女優が共演し、ダーシー・ベルのサスペンスミステリー小説「ささやかな頼み」を映画化。突如失踪した女性の行方を追ううちに、うごめく嫉妬や羨望、女の友情と利害、秘密と過去などが徐々に浮かび上がっていく様を描く。監督は「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」「ゴーストバスターズ」のポール・フェイグ。ニューヨーク郊外に住むシングルマザーのステファニーは、同じクラスに息子を通わせるエミリーと親しくなる。事故で夫を失い、保険金を切り崩しながら子育てをしている気立ての良いステファニーと、スランプに陥っている作家の夫との仲もむつまじく、華やかなファッション業界で働くどこかミステリアスなエミリー。2人は何もかも対照的だったが、お互いの秘密を打ち解けあうほど親密になっていく。そんなある日、エミリーが突然失踪してしまい、ステファニーは彼女の行方を追うが……。

2018年製作/117分/PG12/アメリカ
原題または英題:A Simple Favor
配給:ポニーキャニオン
劇場公開日:2019年3月8日

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(C)2018 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

映画レビュー

4.0ステレオタイプを逆手に取ったブラックコメディ

2019年3月28日
PCから投稿

笑える

楽しい

知的

リアリティなんて捨てて置け!とばかりに、戯画化されたキャラクターを演じるアナ・ケンドリックとブレイク・ライブリーの潔さよ。しかし物語が進むにつれて「空気を読めないサエない主婦」と「誰もが憧れるキャリアウーマン」というステレオタイプが、人間の裏と表を描くための装置だったことに気づかされる。

主人公の二人は、結局は「主婦」「美女」という世間が作り出した枠に押し込められた女性であり、そしてそれぞれのやり方でその枠を打ち破ろうとしたのではないか。ろくでもない人間しか出てこないブラックコメディだが、それでもこの映画の女性たちはどこか痛快なのである。

セルフイメージを玩具するかのようにハジケまくったアナケンとライブリーだけでも見応えがあるし、その先の皮肉をバシッと決めた監督にも拍手。普通にジャンル映画を期待すると、戸惑う人もいそうですが。

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村山章

3.5地味に面白い

2025年6月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:その他

地味でおせっかいな主婦が親友になったママ友の失踪を追っていく〜ってあらすじ、、

こんな簡単に人っていろんな情報を教えてくれるのってくらい色々しゃべってくれて、エミリーの失踪にたどりついていける、
実家まで乗り込んでるしねww

基本、シングルマザーでYouTubeみたいなので料理動画兼、エミリーの失踪したことを話したり、さらにことあるごとにさくっとご馳走をたくさん用意してくれたり、、
どこで寝てるん!?
後半のほうはほとんど子供預けて探しまわってるかんじな主人公さん。

首つっこんでいくにもほどがあるなーと感じるけど、しらけることなく、気づいたら主人公目線で真相を追ってる自分がいました。

はい、面白かったです。

最後に陰口ばっかり言ってるご近所、パパ友たちも一役かってたのは良かったと思う

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C

3.0軽快で楽しめる

2025年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ブレイク好き

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JK

3.0女の無邪気さはある時期に無神経という評価に変わる。

2025年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

辛い過去をー覆い隠すように底抜けに明るいシングルマザーとミステリアスでありながら我が身を頑なに守ろうとする女事業家のスリリングな関係。そこには男も女もなく人間としての欲望が渦巻いている。主人公の素直さや優しさは世間一般的で好奇心も人並み。映像プログで料理周りの陳腐な出来事を発信しては喜んでいる・・・・がしかし謎の女事業家の失踪の原因追及をブログに掲載しはじめた頃からこの物語は少々陳腐な方向に進み始める。誰しもが取り返しのつかぬ過去を後生大事に胸の中にしまい込み今を生きている。真相を知りたいがために正義を振りかざす。よくよく考えてみれば自分自身も同じようなことをしてきたはずなのに気がつかぬ振りをしてしまう。いや、この主人公は全く気付かぬうちにブログを発信し続ける。映画を見続けているうちに、どんどん主人公が嫌いになっていく。こんな映画は初めてだ。無邪気に世間を生き抜く脳天気なシングルマザーを気軽に描いて見せる謎解き映画で決してないことだけは確かだ。
女はこわい・・・いきものなのだ。
武器は無神経。

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はる

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