未来のミライのレビュー・感想・評価
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こういう映画作りたい!っていうのは伝わってくるんですが、話の展開が...
アニメの可能性を拓く一歩
2018-81
見た目は子供、頭脳は大人、その名は!
すみません、普段のわたしなら絶対見ないであろうタイプの映画です。
がきんちょ苦手、主題歌を歌う方がどーしても苦手(すみません)、くんちゃんの声の子も苦手(お姉ちゃんは大丈夫やねんけどなぁ)という……ほんとすみません。
なぜ見たかというと、同僚がこの映画見たという話を何回かしとるうちに、金曜日の退社前に、見たら感想教えてください✨✨とさわやかに言われたんです。こら。
始まってすぐ主題歌が流れて、あ、やばいと思ったんですが…
でも、思ってたよりは楽しめたし、そこまでイライラもしんかったかなぁ……まぁイライラしますけど。アニメだから耐えれるのかもしれない。
それより、くんちゃんに違和感。
4歳児とは思えない語彙力(わたしのほうがボキャ貧)、あとみなさんおっしゃるように声が合ってない。完全に大人の女性。
その違和感がずっと続くので、それがすんなり受け入れられればもっと楽しめたと思います。
タイトルから、未来のミライちゃんがずっと生活に入り込んでくるかと思いきやそうではなく、くんちゃんが登場人物の未来や過去にタイムスリップしていく話。
そういうことを伝えたいんだろうなということがまんまでしたが、それはそれでよき。
この監督さんは、『マトリックス』みたいなアレ(あの黒い背景に緑の文字が並ぶやつ)、のようなアレ(4歳児に負ける語彙力のなさ)が好きなんやなぁと思いました。前もあったよね?
あと、『君の名は。』でもそうだったけど、普段乗ってる電車とかがアニメで出てくると、こんな興奮するのなんでやろ、鉄ヲタでもないんに🤔
あまりに斬新。生き生きと「今」の貴重さを描く。
1人の甘えん坊の男の子が頼れるお兄ちゃんになって行くまでの苦しい苦しい過程を、細田監督らしい現実とファンタジーを行き来する展開で生き生きとした映像で描いています。
くんちゃんの生きる現在から急にトリップして、過去の自分の家族に出会い、そのたびに1つずつ、くんちゃんはいっちょまえの男の子への階段を登っていきます。そして自分の今が、過去の様々な人の小さな選択でできた奇跡的なものだということを学びます。
相当に斬新でファンタジックなストーリー展開が、観る方によっては支離滅裂に見えてしまってこのような評価の二極化を生んでいるのだと思います。しかしこのファンタジックさ、色鮮やかさがこの作品にこの上ない生命力を宿らせているように僕は思います。
家族1人1人どの目線で見ても成長物語であるだけでなく、普段無意識のうちに感じてしまっている自分の選択なんて大したことじゃない、自分の人生なんて小さくつまらないものだ、という思いを強く美しい映像世界で鮮やかに払拭してくれる素晴らしい作品でした。コメディ的な要素も秀逸で、劇場でくすくす笑ってしまいました。
「今から嫌と言うほど一緒にいるじゃない。」未来のミライちゃんのその台詞に、今すぐ家族に会いたくなりました。
バケモノ、オオカミの細田守とは思いたくない作品
バケモノの子とオオカミの両前作は物凄い感動して何度も見ています。
が、
この映画ははっきり言って今期最低の映画です。0点に近い。主に以下の点から。
・主役のくんちゃんの声優が浮いてる。
⇨4歳の子供らしさがゼロ。一言目から違和感で内容に入っていけません。
・未来のミライちゃんではない。
⇨くんちゃんのタイムトラベルです。
・セリフや言動がおかしい。
⇨どんな描写でどんなことを表現したいのか不明なセリフと言動が多すぎ。
・映像技術は100点、脚本0点
⇨映像技術は素晴らしいですが、無駄遣いです。展開がはやいのか、主人公が精神的不安定だからなのか、ストーリーの脈絡が0に感じます。
・気味が悪いシーン多数
地下のシーンは意味不明です。自我の確立?を表しているのでしょうか?どちらにせよ、気味が悪いだけです。
不思議な冒険で描かれる、温かい家族の物語。
【賛否両論チェック】
賛:不思議な冒険を通して成長していくくんちゃんや、子育てを通して本当の親になっていく両親の姿が、微笑ましくて温かい。過去や未来が巧みに交差して紡がれていくストーリーもステキ。
否:展開はかなりファンタジー要素が強く、理屈で理解は出来ないので、その辺りの好き嫌いは分かれそう。小さい子が怖がりそうな場面も少しだけある。
両親の愛情を妹に取られ、閉口するばかりだった甘えん坊のくんちゃんが、数々の不思議な冒険を通して、次第にたくましくなっていく様が微笑ましいです。そして冒険のことは知らずとも、そんなくんちゃんの成長ぶりに目を細めつつ、自分達も子育てに悪戦苦闘しながら、少しずつ親として成長していく両親の姿も、また感慨深いものがあります。
また、このお話の中でもう1つ印象的なのは、過去や未来を繋ぐ「家族」の物語であるということです。くんちゃんが冒険の中で出逢う、自分が生まれる前の家族達や、未来の妹。彼らの存在や言動を通して教えられる「小さな出来事の積み重ねで未来が作られていく」という様子も、また心に残ります。
ファンタジーなので理屈で観るのではなく、家族で色々な感情を共有しながら観たい、そんな作品といえそうです。
意味がわからない
正直言って映画にするまでの内容でもなかった気がします。映画は何かテーマがあるものなのに、そのテーマが全く伝わってきませんでした。そして疑問に思うところが多すぎて映画中も見た後もずっともやもやしていました。まず、同じ場所に同じ人が2人同時に存在することはない的なことを言っていたにもかかわらず、駅でくんちゃんと未来のくんちゃんが同時に存在していました。お雛様をしまうくだりは本当に必要だったのかも分かりません。みらいちゃんの痣もおおげさすぎます。ゆっこが人間になったりくんちゃんな犬になったりする意味もわかりません。その場面いる?というところが多すぎでした。大きな木に突っ込んでいって色々な人の過去を見るところでゆっこがお母さんと土手に座っている場面で少女だったのが1番の謎でした。ゆっこは結局男なんですか女なんですか。1人で作ったの?と思うくらい矛盾している点がたくさんあります。時間とお金の無駄でした。
面白いというより感慨深い
ここの酷評見てどんなしょうもない映画かと思って観に行きましたが、個人的にはかなり楽しめました。
ここの感想が二分化されているのを見ると人によって感じ方に凄い差が出るようで。
別に何かを説法のように説くわけでもなく、当たり前の事を色んな手法で表現していて、なかなかアニメの良いところを思いっきり使った感じがあって良かった。はっきり言って考えに考え込まれていて無駄がないなぁと。
ただ当たり前の事なんだけど、忙しい?日常と繰り返される毎日?によって忘れるというか、考えなくなるというかそんなものを掘り起こされた感じで、一種の癒しに近いと感じました。
今はもう亡くなった祖父母達に愛されていたから?かはわからないけど他の方達と違う感じ方が出来るのはやはり愛されていたからかな?と、ふと今更感謝している鑑賞後でした。
あ、最後になりましたが毎週山下達郎さんのラジオも聴いているので最初から最後まで楽しめました。
この映画を製作していただきありがとうございました。
そんなに薄い?いいえ。
この映画が薄いと感じる、ただの家族のつながりがなんだっていうんだ、と?
私はそうは思いませんでした。薄い様で薄くない。軽い様で軽くない。ファンタジーな様でリアル。
上手く纏められなかったであろう余計な内容も確かにあります。けれど、くんちゃん(子供)が主人公だと改めて考えると、そんなに余計ではないのでは。
これを薄い退屈な内容と感じてしまうような環境で育ったのは正直羨ましくもありますが、この、何とも言葉で表現し難い大切なことを知らずに過ごすのは、私は嫌です。
両極端なレビューは、今、激変しつつある日本の社会、人々を反映しているかのよう…。映画を見て、レビューを見て、色々と考えさせられました。
兄、姉、弟、妹、独身の人、これからパパママになる人、定年した人~、
様々な時代、立場で感じて欲しいという細田監督の願いの様なものを感じました。
映画、見に行ってよかったです。
葉っぱはナニから出来ているか?
さすがの細田守監督でした!いい映画は現実に返ってくる。必ず親、祖父母がどういう人だったのか、家族で話す良い機会になるだろう(^^)
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子供が楽しめる分かりやすい映像と、大人がルーツを思いだす感慨にふけることの出来る良作!!オープニングから神!!.
子供とも大人ともいえない中高生にはつまらなく感じるかもね。ガキ、ウザっていう。。
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1つ☆なのは、最後のとこで未来ちゃんがスゴイ説明しちゃった所。そこはカットだけの連なりでもっと色んな人を魅せてくれたら最強涙だったな。
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君の名は的なノリで観るとダメですよ。
このあとは長くなるので読まなくていいですw
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今作の評価として、主人公の"くんちゃん"がウザいというのが多いですねw.
たしかにウザいw.
でも子供を無条件で"可愛いモノ"として捉えられすぎてるのかもね。それは可愛いくないと"いけない"というレベルまで。
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そんなことはいいとして.
本題は、ねぇ、葉っぱはナニで出来ているの??.
ということだと思います。昔のアトラス系のゲームでありましたw.
そして.
世界は"情報"で出来ている。分子、原子、もっと小さな素粒子、もっともっと元を辿って、ヒトはそれを"情報"としか定義できなくなった.
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今っぽいねー
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しかし世界が救われた後.
いや、世界は"みんなの想い"で出来ている。想いは受け継がれ、元来たところへ還り、そう、俺たちの旅はまだ始まったばかり.
となる。
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自らの(世界の)ルーツは必ず人々の想いが受け継がれた結果であり、そして自分の未来"旅"は開かれている。これは良かったねw!!.
怪しげな空間で"名前を聞かれる"あたりも特にね。まさにペルソナ、パーソナル。
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最後に、クライマックスで、くんちゃんの産まれたところに飛んでいくシーンも入れたらダメかなー!?!?命名のとこ、くんちゃんの名前を見たかったーー!!くんちゃんなので、君也はどう??.
まさに"きみ"なり。この主人公はもとからそういう名前だよって、終わる!。ま、そこまではやり過ぎかな!ダサいかな!
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op.ed山下達郎は神。
夢
なぜ、わからないのかが、わからない。
今まで、細田監督の映画は見たことがありません。ですから、今までのより、どうだこうだ…という先入観が一切ないところでの感想です。
結論からいうと、めちゃめちゃよかった!
一瞬たりとも寝ることもなく、画面に釘付けの90分でした。
ファンタジーの世界。意味なんかわからなくてもいい。
日常を生きている人たちの、どこにでもある日常。それから時空を超えて、いろんな世界に行く。
もしかしたら、それは夢かもしれない。
ホントに起こっていることかもしれない。
わからないけど、なんかわかる。あるあるあるよねー。
そんな気分で過ごした幸せな時間でした。
くんちゃんの声、全然気になりませんでした。
大人が思っているより、子供って、いろんなことが出来るんだから。
子供は子供らしく…なんて大人の先入観。
酷評のレビューを見て、躊躇しましたが、観に行って良かったです。
良かったけどな
予備知識ゼロで思春期真っ盛りの息子と見に行きました。
くんちゃんの言動ひとつひとつが、あーあんな事あったな、あの時は大変だったなと思いながら見ていたので、少しずつ成長していくくんちゃんにも周りのキャラにも共感できました。
だけど一緒に行った息子にはいささか退屈だったかも?と思い、鑑賞後感想を聞いてみたら…くんちゃんが小さい頃の自分に重なったようでとても面白かった!と言っていました。
みなさんの感想が知りたくて映画のレビューを見てみたら…なかなか辛口が多いですね。
良い映画だったのになぁ。
ひとつだけ気になったのは、今作だけでなく最近のアニメ映画はやたら俳優さんを使いたがるけどそれがせっかくの映画をイマイチにさせてると…
声優さんが声をあてた方がもっともっと良い作品になると思います。
アラサー女には響きました
好き嫌いが分かれる映画。
正直、同年代の子供を持つあるいは兄弟姉妹の子育て経験のある一般家庭の親が気にいる映画だと思います。
私はボロアパート暮らしですが笑、子供がちょうど4歳のひとりっ子。
そのせいか共感出来るシーンが多々ありました。
4歳児らしい性格と4歳児独特の夢と現実の行き来や、他者と比べ始める事。
ちょっと4歳にしては絵が上手過ぎたり滑舌良過ぎな感じはありましたが、まんま描かれていると思います。
物足りなさは確かに感じます。
でも細田監督の過去作を思い出される演出があったり監督のファンとしては嬉しかったですね。
学生やまだ子育て世代でなかったり、子育て中でも環境が違うのであればなかなか共感しきれないかも。
ストーリーは主人公のくんちゃんになりきって見れば楽しめます!!
色々と解らないところは4歳なので許してください、ですかね。
子供連れは多かったけど、我が家の4歳児に見せるかは悩んでしまいます。
これ誰ー?と終始なりそうで‥‥笑
ある程度、予測をできたり、話の前後を理解できる年代の子なら楽しめると思います!!
くんちゃんの声が違和感すぎて辛い時間だった
くんちゃんの声優さんで台無し
びっくりするほどのゴミ作品
ただただびっくり。
主人公である幼稚園児の息子が自分家の庭で、未来や過去の家族と出会っていく。
ただそれだけでした。
主人公が未来や過去を行き来することによって、問題が起こるのかなとか、未来で大変なことが起きてて妹が未来から来たのかなとか色々考えながら見てたけど、全くもって何の捻りもなく勝手に終わってました。
正直、この映画が何を伝えたいのかが意味不明です。
ひな祭りの飾り物をしまわないとお嫁に行くのが遅くなるとあり、必死に片付け用とするシーンがありましたが、未来で妹の婚期がおくれたのでしょうか?
そういうことでもないのにあのシーンを深堀する必要が無いと感じます。
期待していただけに残念です。
面白くありませんでした。
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