スパイダーマン スパイダーバースのレビュー・感想・評価
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スパイダーマンはもう孤独じゃない
2019年3月19日 #スパイダーマンスパイダーバース 鑑賞
スパイダーマンのスピンオフ作品をCGで製作。パラレルワールド系のお話で、複数のスパイダーメンが登場し、今後の本家スパイダーマンにも波及しそうな展開です。マーベルの人種・世代・世界戦略も垣間見れた。スパイダーマンはもう孤独じゃないというのがポイントかな?
驚愕の表現力で実写も漫画も取り込んだまさにユニバース作品
長年NYの平和を守り続けてきたスパイダーマン、ピーターパーカーが死んだ。
不安に駆られる市民、動き出すヴィラン達の中、ピーターの意思を継がんと立ち上がった13歳の少年、マイルスモラレスを主人公とした、さまざまな次元のスパイダーマンが集結したスパイダーバースを描いた作品。
絶賛に次ぐ絶賛の嵐で第76回ゴールデングローブ賞アニメ映画賞、第91回アカデミー賞にて長編アニメ映画賞を受賞した今作。
スパイダーマンといえばピーターパーカーと認識していたが、黒人のティーンのスパイダーマン、マイルスモラレスを映画初登場ながら主人公に据え、慣れない能力のコントロールやヒーローとしての重圧に苦しむ等身大の10代の彼を支える中年のピーターBパーカーや気になる異性のグウェンステイシーら個性豊かなスパイダーマンも描きつつ、彼らをそれぞれの次元に戻し、因縁の相手キングピンとのケリをつけるために戦うハイスピードアクションムービー要素も兼ね備え、尋常じゃない情報量とスピード感で見終わったあと相当疲れる笑。
ライミスパイディやMCUスパイディのオマージュなどオタク延髄の演出やスパイダーマン伝統の信念「大いなる力には大いなる責任が伴う」などのお馴染みのスパイディワードがワラワラ出てくるし、大人気ペニーパーカーを初めとしたアニメーションの並びとしておよそありえないさまざまな作風のスパイダーマンの並びなどクオリティは信じられないほど高く、比較的綺麗な終わり方をした今作であったが、あっという間に続編確定のニュースも飛び込みまたしばらくヒーロー熱は続いていきそう笑。
あとは極彩色を通り過ぎてもはやサイケな色彩感覚に目がついていけるかが問題である笑。
過剰、しかしてCOOOOOL!!!
名作スパイダーバースをアニメ映画化、はたして?
アニメに漫画の要素を取り入れた作品にフリクリがあるが、間違いなく系譜の最先端にこの作品はある
全体に3DCGで構成されるキャラクターや背景に爆発やカートゥーンのキャラ、日本の萌えアニメキャラなどは平面で表現される、何でもありの良いとこ取りだ
ストーリーも王道中の王道、おじさんピーターとスパイダーマン見習いマイルスの交流と成長で間違いないヤツ
個人的にはスパイダーグウェンことスパイダーウーマンが動けば何でもいい心境で見た身としてはとてもキュートで満足でした
続編決定めでたいてすね、次なる冒険やいかに!巨大化したペニーのロボットがレオパルドンとして帰ってきてほしいな
MARVELを知らなくとも楽しめる
本作はストーリーがわかりやすい。だがそこそこの登場キャラクターが存在する。なのに混んがらないし、面白い。そこがすごい。
まぁ色んなキャラのストーリーを省いているのでファンには物足りない、と思わせて原作ファンやMARVELファンにはオマージュや小ネタでカバーするといった考え抜かれた作戦を感じる。それらのおかげでファンはファンの楽しみ方を見い出すことができ、初見の人はこの映画自体を楽しめる。そして初見の人がファンになって、もう1回観てみたらまた楽しめる。そんな作品だ。
観るのならばIMAXの3Dで観るのをオススメしたい。そして前の列で横のスクリーンの切れ端が見えないぐらいが丁度いいだろう。
本当に綺麗な映像美、カッコイイ音楽、憧れる世界観に引き込まれることだろう。
まぁもう上映してないのだが。
私はオススメしたようにIMAXの3Dで観ることができたので少し普通に観た人よりもは楽しめた自信がある笑。
ヒーローとは楽ではない、だがみんなヒーローだ。みんな偉大な力を持っている。そんな熱い想いを胸に込み上げさせるようなメッセージ性を感じた。てか泣いた。
親子で、カップルで、友達と、1人で、どんな感じで観ても感動すると思う。
アニメ映画でここまでいい物は珍しいんじゃないかと思わせてくれる程に良い映画だった。
USJのアトラクションにライドしているような感覚♪
トイ・ストーリーなどのピクサー系のアニメや、ミニオンなどのユニバーサル系のアニメとは一線を画する絵スタイルでした!少しポリゴン感の強いアニメーションでしたが、その画風が作品とマッチしていて、ストーリーへの没入感がスゴかったです。特に、スパイダーウェブで移動したり、戦ったりするような動きの激しいシーンは、USJのアトラクションを体験しているような感覚を覚えました♪ これ、映画館で3Dで見てたらもっと作品に入り込むことができたんだろうなー。。なんとなく、映画館で見なかった自分を今更ながら悔やみます・・。
さらに、途中からハードボイルド、ジャパニメーション、オールドアニメのような画風の違うキャラが出て、画面内で共演してる姿もまたユニークでよかったです。
加えて、コミックを読んでるかのような感覚を体感できる吹き出しや、効果音文字の描写もあまり他の作品では、見たことがなく印象的でした。
ストーリー的には、王道スパイダーマンな展開ですが、キャラクターたちの会話が楽しく、聞いてて心地よかったです。ずっと笑わせてもらいました♪
今までに見たことないアニメという点では、同じ2019年公開の「プロメア」を見たときと同じ感覚を覚えました。ポリゴンっぽい絵、映像のとてつもないパワー、今までにないアニメと共通点が非常に多かったです。個人的には、プロメアの方がインパクトは大きかったんですが、それは劇場で見たら見てないかの違いが大きいような気がするなー(汗) ホントに、なんで映画館に見に行かなかったんだー(泣) どっかで、リバイバル上映やってくれー、絶対行くからー(泣)
熱くてクールな映像と音楽
最高の最高の最高
これはすごいかも。。
最強:スパイダーマン初心者にもオススメ
テンポ感、絵、構成、全てにおいておもしろかった。
正直スパイダーマンは前にちらっと観たことがある、ぐらいだったのだが、一気にファンになってしまいました。
ただ、これに関しては設定など、アニメーションだから出来た映画であり、またいつもの(実写の)スパイダーマンとは違うのかな?
僕はスパイダーマン、でも1人じゃない、仲間がいる
映画「スパイダーマン スパイダーバース」
(ボブ・ペルシケッティ ピーター・ラムジー ロドニー・ロスマン監督)から。
恥ずかしい話、アニメとは知らずに観てしまった。(笑)
しかし、主人公の少年マイルスがスパイダーマンとして成長していく姿には、
共感する部分が多くあり、またアニメならではの魅力が出ていたと思う。
一番印象出来だったのは、ヒーローならではの「孤独感」。
自分が「スパイダーマン」だったことを誰にも言わず、知られず、
正義感をもって、1人で悪と戦うことの辛さは、なるほどなぁ、と感じた。
それが今回、何者かによって時空が歪めらる事態が発生したことにより、
全く異なる次元で活躍する、さまざまなスパイダーマンたちが集まった。
この場面設定は、とても新鮮だった。
ラスト近く「不可能だと思ってたことが今はできる。
誰でもマスクをかぶれる。君にもかぶれるんだ。
この物語でそれが伝わったらいいな」と言い切った後、
「僕はスパイダーマン。でも1人じゃない、仲間がいる」と主人公。
事件が解決し、それぞれの異なる次元へ帰っていくが、
彼たちの心には、同じ想いが根付いたはずである。
「1人じゃないってわかってよかった」
それが今回の作品のテーマなんだろうな、きっと。
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