ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男のレビュー・感想・評価
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ゲイリーどこにいるの、、
まったく予備知識なく、「賞とったから」見に行った不届き者です(笑)
ゲイリー・オールドマンは割とよく見る俳優さんで、ファンとまではいかないまでも、なじみがある俳優さんですが、、、
お目目くらいですかね?すごいなメイク!
描いているポイントもわりと細かい!
ジジイのウザい仕草や生理的にイヤーっていうポイントおさえてきてる、、、なんかすごい、、、ウザいけどすごい、、(笑)
と思いながら見てたけど途中5分ほど意識飛んでました、すみません!(映画館って暗いから、、)
えーっと、タバコプカプカうわーそんなマナーやったん?ほんまイヤーとか思いながら(気が散る)見てましたが、なかなかいい感じで感情移入できたし映画としても楽しめました!
顔をかなりガン見してましたが、どこからがMASKで(メイク)、どこからがゲイリー・オールドマンの肌なのかがわからない!ってくらい特殊メイクがすごかった。すごいナチュラル!
キモイジジイぶりがよく描けていました(でもかわいいの)
上映館が少ない、映画館経営者は反省しなさい。
辻さんがアカデミー賞メイクアップ&ヘアメイク賞を受賞。
ゲイリー・オールドマンが主演男優賞受賞と話題性があり、
尚且つ作品自体も素晴らしいのに上映館が少ないのは映画館経営者は見る目がないのか?
『英国王のスピーチ』『ダンケルケ』を復習すると更に面白いと思います。
好きな人にはいいかもしれません
アカデミー作品ってやはり期待できないんだね。
チャーチルが興味あるひとには良いかもしれませんが
戦争の説明もほとんどないし
チャーチルの政治手腕てきな話ばかり
全体的に、退屈でした。
米国が参戦しなければ、英国も危なかったわけだし
そのあたりも含めてほしかったな。それは都合悪いか(笑)
注目すべきは特殊メイクとゲイリーの演技
見所はチャーチル演じるゲイリー・オールドマンの
オスカー受賞に至った力強い演技力と
ふくよかな体型を表現した辻一弘氏の特殊メイク。
第2次大戦初期、ドイツ軍の侵攻迫る中
フランスが陥落しようとする。
英国軍を救うべく救出作戦(ダイナモ作戦・ダンケルク)を
実行しようとするチャーチル首相。
政界内ではチャーチルを引きずり降ろそうとする官僚が
イタリアを通じドイツとの和平の道を探る。
チャーチルが新首相となりダンケルク作戦に
至るまでの約一月のみに絞った内容。
今作は政界・作戦本部がメイン。
ノーラン監督の「ダンケルク」のまさに裏の部分。
対で見るとよりその頃の戦争状況を垣間見れます。
のちに良き友人となった王室ジョージ6世は
「英国王のスピーチ」で人前で喋ると
どもってしまうという症候群を持っていたあの人。
家族、民衆と接する彼は非常にユニーク。
英国で最も嫌われていた人物がのちにカリスマある
リーダーとなっていくという点も面白い。
チャーチルの特殊メイクを見るとCGではない生物感が見事。
贅肉のプルプル感というかそこも注目です。
「猿の惑星」を見て感銘を受けた辻一弘氏が
数年の時を経てハリウッドでトップの技術を
持ったことに拍手を送りたい。
原題はチャーチルの名前は全くなく
「Darkest Hour」
直訳:最も暗い時
過去の名作「史上最大の作戦」(ノルマンディー上陸作戦を描く)
原題「The Longest Day」直訳:最も長い日
上記の作品に尊敬の念を送ったタイトルだったのでしょうか。
言葉を制する者、国を制する
ジョー・ライト監督は、文芸作品であっても「プライドと偏見」と「アンナ・カレーニナ」では、異なる手法で撮影したり、個人的には好きな監督。
今回も今までの作風とは、やはり異なり、実在の人物に焦点を当て、戦時下という事からか全体的に映像が暗めで、よりチャーチルの苦悩が引き立つ。
ゲイリー扮するチャーチルが窓明りに照らされ、アップになっても全く違和感がない肌質は、本当に素晴らしく、眼差しで「あぁ、やっぱりゲイリーなんだな」と気付かされる。特殊メイクアップの辻一弘さんの名前がエンドロールで大きく出た時には、思わず込み上げるものがあります。
辻さんのシルエット作りも完璧ですが、ゲイリー・オールドマンの身体の動かし方、声の出し方、セリフの言い回しも流石で、どんどん引き込まれていきます。
ヒトラーも演説の上手さで有名でしたが、チャーチルが市民の声を直に聞き、外部大臣達へやナチスと和解しようと傾く議会で、それを覆す演説は、観ているこちらも鷲掴みにされます。
リーダーは、人の心をいかに掴めるかで、大きく国の方向性をも変えてしまうものなのだと、ヒトラーとチャーチルという反する2人からも学べます。
「ダンケルク」、「英国王のスピーチ」も併せて見直すと、あの時代、それぞれの立場でそれぞれが戦っていたのが分かりますね。
ダンケルクと併せて観たい
ダンケルクでは描かれなかったもうひとつの戦い。
ゲイリーオールドマンは言われなければわからない位違う顔。
戦争映画は何ともやるせない気持ちになるのは仕方なし。
リリージェームズが居なかったら華が無く、退屈な映画になっていたかも。
悪魔の舌をもつ二人
まずは何より「ナチスドイツ電撃作戦」の見事さと恐ろしさ。これをドイツ軍を画面に出さずとも、伝えているのはお見事でした。ホントに怖かったし、そこから見えるチャーチルの葛藤と苦悩に引き込まれていきました。
日本人としては「チャーチルすごい!」ともろ手あげにはなれない所もありましたが、投げ出したくなる状況で投げ出さなかった指導者の物語として、涙腺を刺激される程震えさせて貰ったし、周囲の犠牲なくして成り立たない辺りを描いていたのも良かったと思います。
ダンケルク
ダンケルクも鑑賞したが繋がった、チャーチルの人間性 そんなことに感動しながら観ていた 久々にまだ期待しながら見続けたい作品だった、国を背負う人間は国の為に戦った兵士を見捨てる事もあるのかと、いやそれは見捨てたんじゃない?いろんな思いが頭の中をかけめぐった、1人の人間としてそうとうなプレッシャーもあっただろうが信念がイギリスを救ったんだな。
辻さんの名前があんなに大きく出ていたのでなぜか嬉しかった、ただチャーチルの姿は見事だった。
もはやゲイリー・オールドマンの独壇場
奇しくも同年公開の「ダンケルク」と表裏をなすようなストーリーが描かれたこの映画。イギリスの歴史の中でもかなり危機的状況にある中で首相に指名されてしまったウィンストン・チャーチル。ナチス・ドイツが勢力を増す中、イギリスという国家の立場としてヒトラーに屈してしまうのか、決断を迫られていくという筋書き。追い詰められ葛藤し、イギリスの歴史ひいてはヨーロッパの歴史が変わる!という高揚感・・・よりも目立つのはやっぱりウィンストン・チャーチルという人の個性とそれを演じたゲイリー・オールドマンになってしまうというのは、物語としてはやや頼りないような気も。
ゲイリー・オールドマンがどんな顔でどんな声だったか、思い出せないくらいの演技とメイクアップには絶賛を禁じ得ないし、オールドマンが放つセリフ回しと存在感。それがチャーチル本人とどんどん重なっていく面白さそして迫力には大満足である。そしてそこに描かれるチャーチルという人間の愉快さ痛快さそしてその葛藤から生まれる狂気のようなものも含め、「人間」を楽しむには十分な映画だと思った一方で、「歴史」を実感する意味では力が弱かったような印象が残った。
にしてももはやこの映画はゲイリー・オールドマン・ショー!全シーンにおいてチャーチルが乗り移ったかのようにオールドマンのパフォーマンスが冴えわたる。奇人変人泣き笑いユーモアとチャーミングさ・・・すべてをチャーチルの肉体と特殊メイクを飛び越えて表現させる演技に一切の不服はなかった。
見ごたえありました。
高校生の娘とチャーチル見てきました。
チャーチルの私生活での人間性と
首相としての葛藤を一か月という期間の中で
良く描くことが出来ていると思います。
陸軍の兵を助けるために犠牲にしなければならなかったもの。迫り来るナチス軍に対して戦うのかまたは
不本意でも和平交渉をするのかの難しい決断。
一緒に見た娘も飽きることなく夢中で見てしまった様です。
娘の感想は日本人はイギリスの市民みたいに戦かうという選択が出来るかな?国のリーダーとはなど見終わった後いろいろ感じたり考えさせられることが多かったと話していました。
若い方達にも国のリーダーや独裁者など今の世界にも共通する話だと思いますので前後の歴史を思い出しながら見て欲しい作品です。
チャーチルの難しい性格をゲイリー・オールドマンが
見事に演じきっています。
メイクは違和感も全くなく本当に素晴らしい。
すごい技術だと思います。
チャーチル首相就任からの4週間。
昨年秋に観た「ダンケルク」を思い出した。
違う方向から裏側を見たような、奥深いダンケルクでの戦いを感じられた。
特殊メイクを担当した日本人メイクアップアーティストの辻一弘さんがメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞したことは誇りに思う。
愛国心って?
妻役と秘書役は良かった。
アカデミー賞を取ったからと言って、ゲーリー・オールドマンが素晴らしいとは限らない。チャーチルらしく成ってたけどね。
確かに、言葉の魔術師と言われるだけあって、ドイツ侵攻を阻止すべく民衆を鼓舞する演説は素晴らしかった、が、ある意味、怖い。戦後随分経って、今の世界情勢が分かるからこそ、この映画が出来たのだと思う。今の時代の人から過去の戦争を題材にしているからこそ怖いのだ。鼓舞されて、皆で叫ぶところは、
フォークランド紛争の時のイギリス人って、あんな感じったなと、思い出す。
翻って、この映画の様に愛国心を揺さぶられた事が無い自分は、幸せ者なのかもしれない。
この邦題は違う気がする
第二次世界大戦の最中という激動の時代に英国首相に任命された、ウィンストン・チャーチルの心の葛藤、対立、決意と歴史的な行動を描く。何で顔を変えてまでもゲイリー・オールドマンが演じたの?って思っていましたが、鑑賞してガラリを考えが変わりました。アカデミー主演男優賞受賞も納得の素晴らしい演技!映画の中で、保健省バルコニーからの群衆に向かっての感動的な演説が無かったのが残念かなー。イギリスの歴史史上、”最も暗い時間”が本題なので、ストーリー的にそこまでを描いていないので仕方が無いけども。原題「DARKEST HOUR」が示すように、映画はこの時代にチャーチルが成し遂げた大きな決断が主題であるので、チャーチルの(色々と問題はあった人物の様だが)、政治家人生すべてを描いた作品では無いので、世界史でも指折りの支持率を誇るチャーチルの偉大さは、この映画だけでは理解できない。だから、勘違いを誘うこの邦題には賛成できないが、この映画をきっかけに、映画「ダンケルク」や、チャーチルの評伝や著作で、彼がいかに偉大な指導者であったかを知る入り口になればより良いと思う。
言葉の力
幹のしっかりした骨太の素晴らしい作品。
まあ言ってみれば嫌われ頑固親父みたいなチャーチルですが弁論が人を動かす持つ力って怖いくらい。上司がこんな人だったら部下はホント嫌でしょうが。
終盤チャーチルにアドバイスして展開のポイントになる国王って確か「英国国王のスピーチ」の吃音で苦労したジョージ6世ってのが皮肉な感じ。
『ヒトラーから』は世界を守った男
ウィンストン・チャーチル、この人は賛否両論有。私の解釈は覇権国家を手放してもグレートブリテン島を強い決断力でヒトラーから守った男。そこを賞するには異論ないのでは。そういう意味でも副題の『ヒトラーから世界を守った男』は意味深い。その後の暗黒国家ソヴィエト共産主義の半世紀にも渡る人類大量殺戮の歴史の暗躍の礎を築いたという点では彼には批判も多い。そこはさて置き、映画としてのクオリティは秀逸で、脚本力は非常に高い。NHKの歴史ドラマ的な観方ではお勧め。日本人をまた一人世界一に送り出した意味も深い作品。
傑作!
傑作!
チャーチルの演説を軸に、如何にして彼が国論を掴み、国家を導いたのかをつぶさに描く。
なんといってもゲイリー・オールドマンの芝居が素晴らしい!
滑舌や目の芝居でチャーチルその人を活写してみせたし、また特殊メイクのはずの頬なども含めてまるで本人のよう。
リリー・ジェームスがまたキュートな清涼剤になっていてまた良し。
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