モリーズ・ゲームのレビュー・感想・評価
全127件中、21~40件目を表示
興味深い世界ではあった。
スノージャンプの話で始まって、そこにまた立ち返るのはよかった。
あと父親ね。
ジェシカチャスティンは孤独になりがちだね。
強い女がうまいよね。
自分の名前の重さに気づく
モリーズゲーム
これが実話を基にした作品ということに驚き。
以前に鑑賞した『女神の見えざる手』ですっかりジェシカ・チェステインのファンになってしまいました。
一本芯のある知的美人を演じたら無敵だな。
共演しているイドリス・エルバとの掛け合いも小気味よく、トントンと進んでいく展開が見ていて楽しかったです。
オリンピック選手という夢が怪我によって断たれ、その後は自分の才覚だけで裏カジノのオーナーになるって普通では考えられない人生ですが実話。
出版社にカジノの顧客名簿を明かせと迫られても断る。
弁護士に勝訴できるからと言われても断る。
FBIに脅されても断固として顧客を明かさない理由がすごい。
自分のしていることの重さや責任を承知して腹を括っている潔さ。意志の強さが感じられる作品でした。
物語の後半ではトラウマである父親との対話と和解が描かれるのですが、その場面が号泣してしまうほど良い。
自分が生きていることを認めて欲しい。自分の真意を知っていて欲しいという願いが演技に込められていた最高の場面でした。
蛇足ですが
ポーカーとかギャンブルって日本では馴染みがないのでルールはチンプンカンプン。横浜にカジノができる前に、せめてポーカーの上がり手くらいは勉強しておこうと思いました。
素晴らしい
これ実話なのか?
今初めて知った。。。
緻密な構成と主役の知的な強固な意思でできたストーリー。彼女に起きた事件をたどりながらその波乱万丈の人生を味わい、堕ち、再び立つ勇気を与えてくれる、そんな映画だった!
平野ノラに見えてしまう…
13歳でモーグルの選手生命を断たれるような大ケガ。
からの、全米3位で迎えたオリンピック選考大会でのアクシデントでリタイア。
からの、思いもしないキッカケで自らの才覚で作りあげたビリオネア相手の賭博場運営で大成功。
からの、苦悩と好まざる圧力の恐怖に、ガサ入れ逃亡の末に2年後逮捕。
これが実話ベースっていうんだから、なかなか
刺激的。
どうなっちゃうのって思ってたら、突然の親子愛に少々肩透かしでしたが…。
アメリカは手数料を取らなければ、個人でもカジノ運営が出来るんですねぇ。
しかも動いてる金額はカイジの世界だもんなぁ。
有罪を主張してまで、顧客メールの提供を拒否するアイデンティティと職業倫理。
自分だったらホイホイ提供しちゃうな。
ともかく、「女神の見えざる手」も観ましたが、知的で意思の強い役がハマってますね、この女優さんは!(何故か名前が覚えられない。そして時々平野ノラに見えてしまう…)
そして、久々に観たケヴィンコスナーはスター感が枯れてきて、いい感じになりましたね!(どこ目線…)
「父」が与える影響
すごく良くできた作品だと思う。
嵐のようなセリフの応酬とか、「才覚ひとつで巨額のビジネス」を
構築する様子は見ごたえがあったし引き込まれた。
ただ鑑賞中ずっと引っかかっていたのは、
なぜ彼女は罪をひとりで引き受けようとするのか?ってことで、
個人的に納得できる説明は作中でされてなかったと思う。
彼女なりの矜持? 過去との決別? 自尊心の問題?
まぁ何にせよ、ここのポイントを理解できるかどうかが作品の評価につながるんじゃないか。
僕? 僕はまぁ、分かるような分からないような…笑
オチにはどうしても「女神の見えざる手」みたいな爽快感を求めていたので、
ちょっと肩すかしをくったような気分になってしまった。
勇気が出てくる映画
損得じゃなく、非合理的な判断を、する人間はカッコ良い。
金持ちで名を残した人はいない。
ヒーローは誰にも理解されなくても、だれも見ていなくても、良いことが出来る。
ワシントンの映画フライトを思い出した。
社会派ドラマ?
学業も優秀で元オリンピック・クラスの花形アスリートが裏カジノの胴元とは興味深い、事実は小説より奇なりということか。主演のジェシカ・チャステインは原作者のモリー自身の要望だったらしいが「女神の見えざる手」同様、個性的な才女をやらせたらぴかいちですね。
顧客情報を漏らさないのは映画の中では綺麗ごとに語られますが、漏らしていたら報復されるリスクが高いことを強盗事件で身に染みていたのかもしれませんね。彼女が裏稼業に走ったのには父親の影響があることは描かれるエピソードで十分伝わるのですが臨床心理学者の父親(ケビン・コスナー)が娘の動機の心理分析をやってみせるくだりは大スターを単なるヒール役で終わらせるわけにいかないというアーロン・ソーキン監督の配慮にも思えます。
回想録の映画化ということもあるのでしょう、逮捕に至るまでをナレーションを交えたエピソードで綴るのですがテンポもあり惹きこまれました。ポーカーゲームは遊びでしか知りませんが大金が飛び交うさまは凄まじい、クスリ同様ギャンブルも依存症、深みにはまってゆく怖さが伝わります。親の過度な期待や圧しつけ教育で壊れてゆく子供の事件は最近も耳にしました、そういう意味では興味本位のタブロイドものではなく説教臭のない社会派ドラマかもしれませんね。
絶対にはずさないジェシカチャスティン
絶対にはずさないジェシカチャスティン。ここのところ良作ばかり。
このシナリオのどこに見どころがあるのか、的確に理解していないと演じれないし、この完成度にはならない。どこで、主人公の感情が大きく揺らいでいるのかが強く伝わる。たとえば恋愛は経験値として演者の誰もが持つものだから、だれでも感情的に演じれるが、プラスアルファで人間関係の奥深い部分や作品ごとの専門分野をインプットとして備えて臨んでいる。勤勉さによるものなのか、もともと頭がいいのか。(良い時期のジョディフォスターみたいでもある)
作品としては申し分ない出来だと思う。単純な内容ではないので、好みはわかれそうかな。
「女神の~」同様マイナー感があるが、これは見てもいい。
傑作 チャスティンの存在感がすごい
主演女優J・チャスティンの演技力が高く圧倒された。賭博をめぐるいろんな人物の描写もうまくいい作品だった。主人公の決断、オリンピックの失敗から忍耐力を学び、逆境でも顧客の秘密を漏らさぬ正義感、一人の女性の壮大な人生が見事に再現されている。実話でもあるのでめちゃ印象深い作品やた。
タイトルなし
五輪出場も有力視されていたモリー
トップアスリートから
セレブたちを相手にした
ポーカールームの経営者へと転身
栄光と転落がテンポよく描かれている
.
実際のポーカールームは
JDも所有していたヴァンパイアルーム☠️
レオ様などハリウッドセレブも通っていたそう😲
.
『負傷し13歳で復帰。精神的につらかったはず。立ち直れない選手が多い。でも彼女は違うでしょう。きっと何かで復活してきますよ。彼女はきっと戻る。』
彼女はしぶとかった
彼女は人を守り
また立ち上がった😌
.
ジェシカ・チャスティンがよかった
脇を固める
イドリス・エルバ
ケビン・コスナー
よかった.
強い女の象徴
強い男を支配する。凄い気持ちわかるなーと、思いました。裏切られても、また真正面から勝負していく強い女性。見ていてたまらなかったー。周りに見捨てられても、自分の信念は捨てないところが、とても見ていて気持ち良かった。
【ジェシカ・チャステインと名脚本家アーロン・ソーキンが組んだ傑作。】
ジェシカ・チャステインと名脚本家アーロン・ソーキンが組んだ傑作。
早いテンポでストーリーが破綻なく続く。
一人の稀有な才能を持った女性の華麗なる人生を描いた作品。
飽きることが無い。
<2018年5月11日 劇場にて鑑賞>
<2018年5月18日 劇場にて個人的に最速での再鑑賞>
作品の余りの面白さとテンポの速いセリフに、初見の際一部ついていけなかったところがあり、一週間後に同じ劇場で再鑑賞した。
面白さは変わらず。いや、一度見ていた分、面白さ、細かい部分まで確認でき、大満足で劇場を後にした。
再見に耐えることの出来るレベルの作品である。
■<2020年4月2日 追記>
今作を鑑賞している方は、ジェシカ・チャスティン主演の「女神の見えざる手」を鑑賞している方が多いとは思うが、未観賞の方は是非、鑑賞をお勧めしたい。
私は映画は”自分で色々事前に調べて”、鑑賞すべきと思っているが、”その禁を破ってでも”もし、未鑑賞の方がいらっしゃったら観て頂きたい作品である。
公開後、暫く経ったので、このような感想も許されるだろう。
内容よりも俳優陣の見応えある演技に惹きつけられた。人生の分岐点はい...
内容よりも俳優陣の見応えある演技に惹きつけられた。人生の分岐点はいくつもあり、結局は前を向いていくしかないのだろう。
140分はムダに長い。
ギャンブルの駆け引きや、ライアーゲームのような騙し合いでどんでん返しのスリリング系かと思ってたら全く違ってた。
スキーの選手だったが、怪我で挫折、ロースクール入学までの数年間でギャンブルの経営にハマっていき、そこからギャンブルでの違法行為とドラッグで転落人生。
裁判で何とか収監こそ免れたという話。
そこまで長くする必要も感じないし、説明的な場面が多く、映像的にも面白くない。★も限りなく0。
ポーカーは「運」じゃない。スキルが必要よ
映画「モリーズ・ゲーム」(アーロン・ソーキン監督)から。
「トップアスリートからポーカールームの経営者へと転身した
実在の女性モリー・ブルームの栄光と転落を描いたドラマ。」とある。
ストーリーはその通りだけど、監督は私達に何を伝えたかったのか、
観賞中にメモした台詞からは、あまり理解できなかった。
彼女の波乱万丈の人生を伝記のように回想したかったのかも。
私の興味関心は、ポーカーが「ギャンブル(賭博)」かどうか。
冒頭、彼女がFBIに逮捕されるシーン。
FBIはこう叫んだ。「容疑は違法賭博の運営だ。分かったか」
違法かどうかは別の問題として、ポーカーは賭博と判断されている。
しかし、こんな会話が登場する。
「連邦法1955条に、ギャンブルは『運のゲームに掛ける』ことと。」
「ポーカーは『運』じゃない。スキルが必要よ」
ルーレットやスロットマシーンのように、単純ではないし、
勝負する相手がいることなので、運のゲームとは言えない。
だから「ポーカーはギャンブルじゃない」という彼女の主張は、
ごもっとも・・とメモをした。
日本の場合は、どう定義されるだろうか・・ちょっぴり気になる。
全127件中、21~40件目を表示