ワンダー 君は太陽のレビュー・感想・評価
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この映画に出会えて良かった。
ひとりの問題を抱えた少年が過ごす1年間を舞台にした映画と言えば簡単に聞こえるが、その少年を中心に誰もが経験した大人になるにあたって必要な成長を再度感じさせてくれる素晴らしい映画だった。
初めは一人の少年の成長を見るのだと見ていたが、その1つの成長の枝はとても複雑に分岐していく、姉に伸びた枝は、友達にも伸びていく。
その少年から繋がった無数の枝で、映画は構成され途中から涙し最後にはこの映画に出会えて良かったと感動をする。
これは、誰に見て欲しいとかではなく、みんなに見てほしい。
成長期で難しい精神状態や反抗期の子供達に見て欲しい。昔はこんな事で学校が嫌になったなと思い出せる大人達にも見て欲しい。子育てが終わり成長した子供達の過去を思い出しながら見れるお父さんお母さんにも見て欲しい。
日本での大ヒットを願ってます。
最後にこの映画で一番素晴らしいのは、お父さんだと思った。映画の時間をもう10分増やしてお父さんの枝も見たかった。
小学校版スターウォーズエピソード4
トリーチャーコリンズ症候群のため顔に27回の外科手術を余儀なくされたオーギーは宇宙飛行士になることを夢見るスターウォーズ大好き少年。母の決意で小5の新学期から学校に通い始めるも、その痛々しさが残る顔のせいで周りに溶け込めず挫けそうになるが、両親と姉や友人に励まされて少しずつ心を開き、周りの偏見を取り除いていく。
弟を深く愛しながらも弟に献身する母に構ってもらえない寂しさを抱え、祖母を亡くし親友ミランダが新学期から急によそよそしくなったことに心を痛める姉ヴィア、オーギーの風貌に戸惑ったものの彼の聡明さに惹かれ次第に心を通わせるクラスメートのジャック・ウィル、オーギーの家族を自分の家族のように思っているのに複雑な事情から彼らを遠ざけるようになったミランダといったオーギーの周りの人々の心情描写も丁寧に重ねることで、どこまでもキュートで奥行きのあるドラマに仕上がっています。ドラマのあちこちに滲むスターウォーズへのオマージュ、ミランダがオーギーに付けたあだ名、その他諸々のあるあるとトリヴィアで涙腺がバカになる小学校版スターウォーズエピソード4です。
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