劇場公開日 2018年3月30日

  • 予告編を見る

ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書のレビュー・感想・評価

全351件中、121~140件目を表示

5.0マスコミ、こんなときこそ頑張れ!

2018年7月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

怖い

知的

文句なしの良作です!
公開当時も劇場で観てそれなりに感動したのですが
作品の良し悪しに関わらず、
どうしても眠気に負ける時間帯に観たせいで
うまくレビューが書けなかったので
今回ネット配信でしっかり観られて
本当に良かったし、改めて感動しました。

コロナ報道で、良くも悪くも
報道機関の重要性や
信憑性が問われる今だから
一般ピープルも「正しい報道」がいかに大事か、

また報道関係者も、襟を正して観てほしいしですね

で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては

前半は亡くなった夫から新聞社を引き継いだ
メリル・ストリープ演じるケイ(キャサリン)が

男ばかりの経営者や銀行家の社会で、
右往左往する様子が映し出されるのですが
後半、ペンタゴンペーパーを入手し

これを報道するか止めるかの判断をするときに


「これを報道すれば、誰も戦場に行かなくていいのね!
公共の福祉に寄与するのが新聞の役目だから〜」

そこのところをトム・ハンクスが演じる新聞編集長に

確認する社主のケイ(キャサリン)。
そういうのって、
権力の維持や
政権への忖度だけを考える男どもにはできない。
女性で経営の素人だから出来た決断だと思う。

そして中盤のトム・ハンクスの言葉
「報道の自由守るのは報道を続けることだけ」

最後の方で女性の記者が電話で聴いた裁判所の判事の言葉を
皆に伝えるシーン。
「報道機関が仕えるべきは、統治者でなくて国民です。」

自宅でネット配信で見ている気楽さで
この言葉には思わず拍手してしまった。

メリル・ストリープとトム・ハンクスの掛け合いのシーン。
流石のベテラン二人!

ほとんどアドリブに見えてしまう位の
ナチュラルさで見事!

裁判所から出てくるメリル・ストリープを多数の
女性たちが見送る。
それは兄弟や夫、恋人など大事な人が
戦場にいるのであろう女性たちであり
メリル・ストリープが案じるケイ(キャサリン)への感謝と

メリル・ストリープ自身へのリスペクトも相まって

感動的なシーンになってます。

最後の方で新聞の印刷機が動いて大量の新聞が
印刷されていくシーンがある。
これはスピルバーグから新聞社や報道関係者への
エールであり、
プレッシャーだと思います。

裁判所で本来ならライバルであるタイム紙の代表者も
一緒に報道の自由の裁判に出席して
「争っている場合では無い!こんな時に」
報道各社!よく聴いてとけ!

@お勧めの鑑賞方法は?
時間のある今だからネットやビデオでじっくり観て!

コメントする (0件)
共感した! 4件)
星のナターシャ

3.5時代の趨勢

2018年7月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

自分に不利な報道をフェークニュースと切り捨てる大統領の国で、報道の自由や報道の意義を問い、その決断を女性側から描くあたりは、時代の趨勢を捉える眼はさすがですね(^^)

コメントする (0件)
共感した! 0件)
shige12

4.5やっぱ

2018年6月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

実話映画って面白い
ウォーターゲート事件に繋がりそうな
エンディングが気になる…。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
しげぼん

1.5ストーリーが良く分からなかった

2018年6月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

正直な話、字幕を読むのに精いっぱいでストーリー全体があまり理解できず、この映画の面白さも良く分かりませんでした。吹き替え版だったらまた評価が変わっていたかも。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
canghuixing

4.0めっちゃ頭が冴えてる時に観よう

2018年6月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

夜の映画館。人はまばら。客層高め。

一番の後悔は飲み会帰りに行ってしまったこと。序盤、登場人物が多すぎて、もともと話を知っているor頭が冴えている、でないとついていけない。。眠くなります。
ただ、中盤からはカメラワークも面白く、話の展開もあり、一気に引き込まれていきます。面白いです。

人が決断する時に考えること。
記者として政治の番人でいるべきこと。
仕事に誇りを持つこと。

お仕事映画が好きなので、内容としてはとても好きでしたが、ただただ自分のコンディション不足でした。。。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
とも

4.0Decision in a sense of urgency

2018年5月26日
PCから投稿

興奮

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
cocoamaemae

3.5感慨深い

2018年5月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

メリル・ストリープも歳をとったね。でも気品があって良い。トム・ハンクスも良い。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
AMaclean

3.0実話

2018年5月18日
Androidアプリから投稿

元ネタの事件を知らなかったので前半少し寝てしまった。
でも途中復活してそこからはすごく楽しめた。
旦那と鑑賞。
旦那はとても楽しんでいた☆

コメントする (0件)
共感した! 0件)
HIRO

5.0必観

2018年5月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

観られてよかった。
“Post” が “local paper” だったというのも、知らなかった。
英字新聞📰の組版が見られたのも、よかった。英字には、活字を「拾う」ことなどないのは当たり前だが、活字が並んで行く過程は興味深かった。入力側は映してくれなかったが、タイプしていたのだろう。ミスのコストが高そうな工程。
日本でも活字が消えて久しいだろうが、印刷は輪転なのだろうか。現代の新聞印刷機が、見てみたくなった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
灰山羊

3.5報道のあり方とは

2018年5月18日
PCから投稿

この件に関しては、やはりタイムズの方に脚光が浴びている時間ではあるが、そこでワシントンポストの方に焦点を当てている。ウォーターゲート事件へ結びつく事件ということでそういう構成になったのかとは思うが、これまで知らなかった、ワシントンポストの功績について知ることができ、面白かった。

どんな国にもこういう報道の規制が働くとは思うが、はやり真実を伝えるという報道のあり方について再認識させてくれるいい映画だった。

メリルストリープの、難しい立場の演技はすばらしかったが、掲載の決断をした瞬間はあんなにあっさりしたものだったのだろうか。

あれが真実だとしたら、あっけなさ過ぎて運があるとしか思えないな、、

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ちゃーるすとん

5.0名匠の凄さ

2018年5月14日
スマートフォンから投稿

レディープレイヤーワンはワクワクする面白さ。この作品は心に響く深さがある。この2作を同時期に撮れるスピルバーグ凄すぎる。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
najm12

4.0横綱相撲やね〜

2018年5月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

都合の悪いことは藪の中へ。いつの世も、為政者の悪行は隠されて、握りつぶされて、なかったことにされてきたのだ。
そんなことあってたまるか、と義憤に燃える人たちの反逆のドラマは数々あれど、ハッピーエンドな物語はなかなかなかったのではないか。実話ならなおさら。
スピルバーグ、もうね、何をか言わんや。くすぐりの演出やインサートカットの冴えも随所に。盟友ハンクスと、初共演というのが驚きのストリープという鉄壁の布陣。うますぎる。ホンもいいね。「父が言ってた。新聞記事は歴史書の草稿だって。その通りだと思うわ」。いいセリフやね〜。
A.J.パクラの大傑作「大統領の陰謀」がもう一度見たくなった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
くーにー62

4.0女が決断すること

2018年5月9日
iPhoneアプリから投稿

新聞や報道の崇高さを描くと同時に、女性が初めて自分で決断を下すことに焦点を当てていて、スピルバーグの時代とのシンクロニシティに鳥肌がたった。

文字組、印刷、輪転機、配達の描写も美しく、ラスト近くの刷り上がった新聞が螺旋状に上昇していく引きのカットが素晴らしい。ちゃんと校閲や整理の描写もある。

もっとも感動したのは、裁判所を出て階段を降りながら沢山の女性たちが静かに彼女を讃えているシーン。女性が決断したことを女性たちが温かく見守り讃える、時代の変化を感じさせる。

「敵側」の彼女、ヒッピーの子だよね?
ブラッドリーの妻のセリフも説明的すぎず、うまく転換していて、見ている側もはっとさせられる。

素晴らしいテレビドラマがたくさん生み出される中、映画館の大きなスクリーンでこそ気がつく描写もあるのだと、改めて感じた。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
hyvaayota26

4.5報道機関への熱いエール

2018年5月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

スピルバーグが長年に渡って良作を生み出せるその理由は彼のストーリーテリング力の高さであろう。メディアVS政府の構図を取りながらも物語の真髄は真相の究明ではなく、得られた情報を公表する勇気に焦点を当てている。ジャーナリズムの本質とは何かをこのような切り口で描くとは全くもって脱帽である。

プライドか?エゴイズムか?政府は言ったこと、実行したことは決して間違いだとは認めないきらいがある。故に政府にとって不都合な事実は隠蔽されてしまう。しかし、国民には知る権利がある。そして、ジャーナリストたちには報道する自由がある。

最高機密文書を如何にして報じるか?話の筋だけを追えば、単純な話かもしれない。しかし、政府からの見えない圧力との戦いと、他の新聞社よりも早く報じなければならないというタイムリミットが異様なスリルを生み出し、物語に拍車をかける。だからこそ、輪転機が動き出す新聞社ならごくごく当たり前のシークエンスにものすごいカタルシスが生まれるのだ。

昨今のトランプ大統領のメディア批判発言から、今こそ本作を作らねばとスピルバーグが奮起したとの逸話も聞くが、何分これを他の国のことと思えない今の日本。新聞、メディアといった報道機関への熱いエールとなった一作である。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Ao-aO

5.0強い勇気をもらえた、大人な映画!

2018年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

アメリカの中枢に逆らったら、ケネディ大統領のように殺される危険。
また、会社がつぶされかねない危険に立ち向かった実話。

不可能を可能に出来るという、強く素晴らしい啓示をもらいました!

凹んでいる人に、ぜひ観て頂きたい!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
国立大学国際ビジネス研究會

3.0大統領の陰謀

2018年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

この手の作品では、やっぱり若き日のロバートレッドフォード・ダスティン・ホフマンに共感を受けるな~ぁ

アメリカがエネルギッシュに動いていた時代、ロバートレッドフォードの激昂した姿、ダスティン・ホフマンも若かった。そんな時代にぴったりの2人だった。

今の時代に、事件をえがくと、「メルリストリープ」と「トム・ハンクス」になるのかな?重厚な作品に仕上がっていましたわ。これはこれで見応えがありましたけどね。

そうそう、若き日のダスティン・ホフマンと言えば、メルリストリープとの間でのクレイマー、クレイマーがありましたね。あの頃はどちらも若かった。立派な女優さんになられました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
徹2001

4.0今の日本が見るべき映画

2018年5月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

内容は題名にあるようにペンタゴン(アメリカ国防総省)の文書についてでウォーターゲート事件について描かれている。
ドキュメンタリー感を含みながら国の汚職を暴く新聞社をドラマチックに表現している。
見る前か後にウォーターゲート事件について調べると一層理解が深まり一番最後の描写を理解することができるだろう。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
原

3.5トムハンクスとメリル・ストリープの圧勝!!

2018年5月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

トムハンクスとメリル・ストリープの圧勝!!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ききみみ

3.0サマワ・ペーパーズの行方

2018年5月3日
スマートフォンから投稿

 明日のごはん、どうしよう?。これも1つの決断です。人は決断を繰り返しながら、生きるものです。では、自分の決断が、共に働く仲間を、全員失業させるとしたら…。
 そんな悶絶しそうな現実に、大御所メリル姐さんが、いざなってくれるわけです。私が新聞社のオーナーだったら、そんなネタ、拾うんじゃありません!。返して来なさい!とか言いそう。ナッツ・リターンならぬ、ペンタゴン・リターンな、私です。
 しかし、なんですね。機密守って、人を守らぬ大本営発表にも、困ったものです。その尻拭いに、納税者の血と骨を、惜しげもなく投入するくらいなら、AI 機能満載のペッパー大統領でも作ったほうが、ましな気が。現実には、ダイオキシン満載の枯葉剤、作ってましたけど。
 正直、地味な映画かな?。ただ地味であるが故に、人ごととは、思えない感覚と、決断に苦しむメリル姐さんに、魅せらてしまいます。
 なんだか、海外派遣の日報が、見つからない国があるそうですが、不都合な真実を知る権利と、受け取る義務、それを克服する知恵が、要求される時代なんですね。本作を、海の向こうの昔話とするか、私達の未来予想図とするかの決断の時は、案外近いのかも。
 ところで、明日のごはん、どうしようかしら。私の決断が、まだ…。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
機動戦士・チャングム

4.0面白いんだけど

2018年5月3日
iPhoneアプリから投稿

なんかメリルストリープはキャリアウーマンなイメージがあるせいで違和感が…
いや演技が素晴らしいのはわかるんだけど、プラダを着た悪魔の残像が強すぎる(泣)

普通にいい映画。正義と自由マンセー。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
kin-dza-dza