劇場公開日 2018年3月30日

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ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書のレビュー・感想・評価

全343件中、41~60件目を表示

2.0芸達者が出演するものの、ストーリーが絶望的につまらない。

2020年7月19日
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鑑賞方法:映画館

最初にニューヨークタイムズが特ダネとして掲載した記事を大統領が差し止めたので、次にワシントンポストが社運を賭けて、二番煎じのネタを掲載しましたよ、というお話です。

もちろん大部分は事実なのだろうと思いますが、われわれ日本人にとっては、それが何、としか言えません。

この映画の最大の欠陥は何か。
実際に、ペンタゴンの極秘書類を数千枚もコピーし、外部に持ち出すことを決意した人間がいたわけです。

当時のコピー機は時間も掛かるし手間も掛かる。セキュリティだって厳しい。
にもかかわらず、莫大な労力を費やし、リスクを冒してまで、そのことをやってのけた人がいたわけです。
なぜ?
どういう人?
どういう気持ちで?
映画なら、そこを描かねば。
ナッシング!
その部分、そのドラマ、その人間像が、ほぼ無視されているのですよ。
もちろん、持ち出すシーンやコピーを取るシーンも部分的に出てくるけど、まったく説得力を欠いています。

この映画は、提供を受けた極秘文書(しかも二番煎じ)を掲載するかどうかという、社主や主幹の苦悩を描いているだけです。

だからこそ、思うのです。
「だから何なんだよ」と。

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お水汲み当番

5.0勇気とは

2020年7月5日
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ジジ

4.5新聞社の気概

2020年6月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD

 色んな意見があるかと思いますが、こんな文書を残しておくから非常事態になるのです。今の日本を見ればわかるように、専門家委員会は議事録を残してないし、モリカケ問題にしても文書が見つからない。とにかく何も残さなければ大丈夫!万が一やばいことが書いてあれば燃やしてしまい、すべて印象操作したら解決します。などと、不謹慎ながら逆から考えてみた。

 やはり自由の国というのは報道の自由も守られている。さすがに国家機密に関する書類はそのまま表に出すわけにはいかないのでしょうけど、国民が政府や大統領の嘘に踊らされて、死ななくてもいい人間までもが戦争に駆り出されてしまう。共産国の広がりを阻止するなどと言っておきながら、情報を封鎖してしまったら、それ以上のファシズムになる。要するに政権維持のために勝ち目のないベトナム戦争を泥沼化させてしまったことへの告発だったのに、新聞差し止めや最高裁に持ち込んで新聞社を潰そうとしたニクソン政権。権力による委縮は恐ろしいものがあります。

 何となく満点評価にならないのは、1971年はニクソン大統領だったのに、トルーマン、アイゼンハウアー、ケネディ、ジョンソンと歴代大統領の隠蔽を暴いているためパンチ力に欠けていたことだろうか。ワシントンポスト社主のキャサリンの友人関係も結局は穏便に済ませる方に向いている気もする。元大統領とも友人なのだから。

 もっともカッコいいのはダニエル・エルズバーグだったろうに、彼の存在も薄く影の情報源としか思われない。ニール・シーハンにしてもそうだ。マクナマラをまるで英雄のように扱うのもどうかと思うし・・・複雑な気分。ただ、日本で考えたら、印刷される前に“上から指示”とか“権力の介入”とかで記事は、悲しいかなすぐ差し替えられてそう。なんせ報道自由度ランキングの66位ですから・・・

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kossy

3.5政治と報道、影で何があったのか?

2020年5月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ニクソン大統領政権下のベトナム戦争の記録した機密文書
「ペンタゴン・ペーパーズ」が内部の人物によって外部に持ち出された。
政府の圧力の中、廃業になるかもしれないリスクを覚悟の上
新聞に機密文書の内容を掲載し、報道の自由の権利を改めて獲得した実話。

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April

4.0めちゃめちゃ面白かった!

2020年5月12日
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鑑賞方法:DVD/BD
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Bigmouth

3.5女社長の成長。

2020年5月3日
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知的

難しい

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せつこん

3.5やっぱり名優二人

2020年3月29日
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KEI

3.5安定の良作

2020年3月18日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

昨日の仕事の疲れで前半寝てしまったが、中盤から後半で盛り返し最終的に食い入るように観た。
情報源が同じ場合。。っていう絶体絶命からの逆転シーケンス、若干わからなかったので再確認必要。

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shinkato

4.5アメリカの良心

2020年3月1日
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鑑賞方法:映画館

メリル・ストリープとトム・ハンクスという名俳優の共演。
監督はスピルバーグ。

素晴らしいの一言です。

扱っているテーマも、トランプ政権のアンチテーゼとして作った作品というのが明らか。
この時代の人たちは、権力よりも市民のために行動ができた。ベン・ブラッドリーのようなジャーナリストだけではなく、新米経営者のキャサリン・グラハムも、ペンタゴン・ペーパーズを暴露したエルズバーグ博士も、みな「報道の自由」のために行動している。

これが、過去の「アメリカの良心」なんだろうな。。

今のトランプ政権や、我が日本の安倍政権と比較すると、その良心がどれだけ輝いているかが際立つ。

この映画の前に「ザ・シークレットマン」という映画を観たが、テーマとしてはつながっている。

この作品の一番最後でウォーターゲート事件を匂わすシーンがあったけど、この「ザ・シークレットマン」はそのウォーターゲート事件を扱っている。

全然違う作品だけど、テーマとしてはこの2作品は共通している。
権力者の暴走。それをどう止めるか?
ときにはルール(法)を破ってでも・・。

この「ペンタゴン・ペーパーズ」はエンタメ映画としてもよく出来た作品だけど、それだけで終わるべきではない。

スピルバーグ監督が何を本当に伝えたかったか?
なぜ、アメリカの良心がこの時代にあって、今はほぼ消えてしまっているのか?
を、よく考えてみるべきである。

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yone

4.5ワシントンポスト

2020年2月29日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

知的

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R♪

3.0スピルバーグは……

2020年2月17日
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楽しい

知的

国家機密保持か、報道の自由、人々の知る権利か。ジャーナリズムがつかえるべきは、国家ではなく、市民だ、という結論には素直に感動した。
今、日本の報道には欠片もこのジャーナリズムの精神は無い。

「ターミナル」があまりにもメチャクチャな映画だったんで、この監督は本当に終わったんだなぁと思ってたから、またこういう映画を作れたり、よく分からない人だなぁと思う。

まぁ、激突、ジョーズ、未知との遭遇、E.T、レイダース、ジュラシックパークとか時代の先端を作ってた時の、抜群の面白さや、ワクワクする輝きはもう無いけどね。

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ブロディー署長

4.0タイトルなし

2020年2月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ベトナム戦争を分析記録したアメリカ国防総省の最高機密文書(通称「ペンタゴン・ペーパーズ」)
その内容を暴露したワシントンポスト紙
実在のジャーナリストの闘いが描かれている
スピルバーグ監督
メリル・ストリープとトム・ハンクス出演
第90回アカデミー賞
作品賞・主演女優賞ノミネート作品
.
1971年
自ら危険を冒しベトナム戦争をめぐる米政府のウソを世に知らしめた20世紀を代表する内部告発
政府の圧力に屈せず報道した新聞社
このニュースには捏造や印象操作はない
真実のみを伝えた
.
その後に起きたウォーターゲート事件('72)を
きっかけにニクソンは大統領の職を引責辞任した
「ペンタゴンペーパーズ」のラストシーン
🎥「大統領の陰謀」の冒頭に
二つの話が繋がるように描かれている
.
🎥「ペンタゴン・ペーパーズ (2017)」
🎥「#大統領の陰謀 (1976)」
🎥「#ザシークレットマン (2017)」
3本続けて鑑賞するとよくわかる

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lily

3.5もう少し社主の女性をフューチャーしても良かったかも。

2020年1月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ベトナム戦争時代のアメリカ。極秘文書であるベトナム戦争の分析レポートの報道を巡る、記者と社主の物語。

実話を基にしたお話です。
デスクや記者が、ジャーナリズムの使命感に基づいて真実を報道する様を描きます。
ただ、鑑賞して心打たれたのは、メリル・ストリープ演じる女性社主の心情です。
主人の死から心ならずも受け継いだ社主の座。「主人の会社を任されている」という消極的な気持ちから、報道に対する責任、会社を守ることへの責任を自覚し、悩み、決断する様が描かれています。
まだ女性の社会進出が覚束ない時代の彼女の辛さが、エンディングの情景で表現されているように感じます。
映画としてみた場合、報道に係る政府側との攻防に弱さを感じました。そのこともあり、もう少し社主の心理描写を強く描いた方が、より深みが出たように思えます。

話は変わりますが、報道の自由は民主主義の根幹だと思います。時に行き過ぎがあることも理解していますが、それでも報道の自由を守るスタンスは大切ですね。

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よし

0.5ー実話ー

2020年1月17日
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鑑賞方法:映画館

難しい

バカすぎて話しについていけなかった…。

またいつか見直したい。

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x_x1020yam

4.0まさに今観るべき作品

2020年1月12日
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過去の出来事ではあるが、新聞というメディアが衰え、ネットでフェイクニュースが飛び交い重要な公開すべきが隠蔽される今、新聞というメディアが果たしてきた政権批判という重要な役割について改めて考えさせられる。

情報を残した国務長官の意図、やはり現に行政に携わる当事者らも結局は自身の記録を残し検証することが大事であると考えた証だ。安倍晋三政権の隠蔽体質と比べたい。

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素子

4.5【現代アメリカに対する警鐘として今作を世に出したスティーブン・スピルバーグの映画人としての気骨溢れる作品】

2019年11月2日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

幸せ

 泥沼化するベトナム戦争の真相、行く末を見抜いていた男の文書「アメリカ合衆国のベトナムにおける政策決定の歴史」

 ニューヨーク・タイムズに記載された文書の一部、そこにはトルーマン、アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン大統領たちがベトナム戦争の行く末に関して国民に嘘をつき、当時の国防長官ロバート・マクナマラはその文書を読み、この戦争に勝利なしを知っていた・・、という事実が記載されていた。

 只、ニューヨーク・タイムズは当時のニクソン大統領からの厳しい圧力に屈し、ワシントン・ポストがタイムズに負けじと動き出す。

 ワシントン・ポストにも及ぶ政府の圧力。それに屈しない判断を下したのは、夫が自死し、社主になっていたキャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)だった・・。

 経験も浅く、取締役会長のフリッツ・ビーブ(トレイシー・レッツ)の庇護の元、社主職を何とかこなしていたキャサリンがワシントン・ポストの編集主幹のベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)のバックアップもあり、徐々に自分の意見をきちんと発し、政府の圧力に対しジャーナリズムの矜持を発する決断をしていく・・。

 このような時代だからこそ、渾身の気概を込めてスティーブン・スピルバーグが世に出した、ポリティカルムービーの秀作。

 アメリカ映画文化の気骨を深く感じた作品である。

<映画は娯楽であるが、時勢により世に警鐘を鳴らすスタンスを前面に出す総合芸術であり、社会的メッセージを発するジェントリー・カントルマンとしての役割をも持つという事を再認識した作品>

<2018年3月31日 劇場にて鑑賞>

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NOBU

0.5くだらない

2019年10月10日
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ミステリーとして成立していない。
駄作です。

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アサシンⅡ

3.0権力分立制で良かったね。

2019年10月6日
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鑑賞方法:VOD

単純

ワシントンポスト誌がタイムズ紙にベトナム戦争への機密文書について先にすっぱ抜かれるが、タイムズ紙は政府の圧力にて後の掲載を取りやめる。ワシントンポスト誌は別に機密文書を入手し、続きを新聞に掲載しようとするのだが、、、。

スピルバーグ監督らしく、ネタの中身を重視せずに、それを取り巻く人間達を面白く描いているなというの印象の映画でした。(逆に中身が無いから面白くないとの他低評価のレビューもうなづける。)

髪型が変わり最初「お前誰や?」と思ったトム・ハンクスwやワシントンポスト誌女性社長にベテラン安定のメリル・ストリープと新聞社の中心に置くことにより、当初少し傾きかけたワシントンポスト誌でしたが、その後の展開はこの2人によって不安無く観れた様な気がします。

ラストは新聞社協力、権力分立によるハッピーエンドとニクソン・ウォーター事件への皮肉さ。アメリカらしい。

今の日本新聞業界はどうなんでしょうか?
昔は購読してましたが、今は右派、左派寄りもあり何かつまらないし、印象操作も多い。田舎の地元紙の方がマシに記事にしている状態。
昔の威信に掛けて何か成し遂げて頂きたいものだ。

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巫女雷男

3.5トム・ハンクス、、彼が出演の作品はおもしろい。

2019年9月7日
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トム・ハンクス、、彼が出演の作品はおもしろい。

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てかる

2.5ジャーナリズムとは

2019年8月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

ベトナム戦争に関する機密文書の報道を巡る、ジャーナリズムを描く実話(?)のストーリー。
ジャーナリズムを貫き、政府の欺瞞を報道する姿勢は素晴らしいと思った。
また、太平洋戦争を勝ったアメリカが戦争を続けていく中、いろいろな欺瞞もあったんだなと思った。

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マルコ・ヨドガワ