ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書のレビュー・感想・評価
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社会的なテーマであっても一流のエンターテインメントに仕立てる、こ...
社会的なテーマであっても一流のエンターテインメントに仕立てる、これこそがいわゆるハリウッド映画に見たいもの。スピルバーグと意識せず録画してあったものを何気なく視聴、途切れることなく鑑賞、やっぱり彼は素晴らしい。
歴史の勉強
ベトナム戦争を
ちゃんと知るきっかけになった作品。
20年もやってたんだ😱
勝ち目が無いのに。
そら、怒るでしかし❗️💢
そして、ラストカット。
かのウォーターゲート事件も、
ワシントンポストが
すっぱ抜いたんですってね‼️
勉強になるなー😳
「スポットライト 世紀のスクープ」
を思い出す人も多いでしょう。
あの件と比べると、
規模も対象も違い過ぎますが、
どちらも
新聞報道の気概を感じる、
熱い作品でした。
意外と泣けました😭
邦画「新聞記者」も
これくらいやって欲しかった。
強いて言えば、
元々文書を持ち出した彼らが英雄なので、
もっと光を当てて欲しいし、
法廷の結果を、
ワシントンポスト社内で聞くのも良いが、
実際の法廷内での結審の瞬間も
見たかった気がする。
スピルバーグらしい映画でした。
そもそもなんで政府がトップシークレットの情報を残す必要があるのかと...
よくぞ上映した!
ベトナム戦争に関する政府の機密文書、ペンタゴンベーパーズの新聞掲載...
放送免許に関わる判断
実話としての重みは感じるが
記者たちでバラバラになった文書を協力しあって並び直す雰囲気が良かった。
社主が自分なら掲載しないと助言された後に、記事の掲載を決断した理由はよく分からなかったです。
記事を掲載した後に、他の新聞社が追随して一面を飾ったのが、各社の報道に対する真摯な姿勢が感じられてとても良かった。
記事を掲載する最終判断や裁判での勝利などもっと盛り上げた演出でも良かったと思います。実話としての重みは感じましたが、淡々と話が進んで盛り上がりに欠ける印象です。
以上
思惑
ワシントン・ポスト社主キャサリンを演じたメリル・ストリープ、安定の演技力。
ダニエル・エルズバーグ( マシュー・リース )の勇気ある決断と行動、報道に携わる人々の姿に引き込まれた。
国家、報道のあるべき姿を改めて問いかける作品。
ー彼は嘘をつけなかった
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕版)
報道の自由を守る熱き闘い
予想外にシンプルな作品だった。メリル・ストリープ、トム・ハンクス共演のスピルバーグ監督作品だったので、もっとエンターテイメント性の強い作品だと思っていたが、本作は、報道の自由を守るために闘った人々にフォーカスしている。静かな冒頭から怒涛のクライマックスまで、常に熱気を帯びながら、一気に魅せてくれる本格的な社会派サスペンスである。
舞台は1971年アメリカ。夫の死で図らずも新聞社ワシントン・ポストの社主になってしまったキャサリン(メリル・ストリープ)は、周りのスタッフに支えながら慣れない仕事を熟していた。しかし、ベトナム戦争に関わる機密文書をニューヨーク・タイムスがスクープ報道したことで、状況は一変し、ワシントン・ポストも追従し、政府と対峙しながらも隠された真実を報道すべきか否かで社内は真二つに割れてしまう。葛藤、苦悩しながらも、キャサリンが出した決断とは・・・・。
実話に基づいた物語であり、報道の自由を守るための闘いがメインストーリーとなると、気高く崇高なイメージが鼻に付きそうだが、スクープ合戦、新聞社経営、など現実感のある要素を巧みに織り交ぜて、リアルで泥臭い作品に仕上げている。
メリル・ストリープは、従来演じてきた力強い女性像ではなく、当時の女性の地位を象徴するような家庭的で優しい女性像を好演している。そんな彼女が、物語が進むにしたがって、逞しくなっていく姿は、当時から現在に至るまでの女性の地位向上の歴史そのものである。
トム・ハンクスも従来演じてきた物分かりの良い男性像とは異なり、形振り構わず信念を持って突き進んでいく、報道の自由への迸る想いに溢れる辣腕編集主幹を熱演している。
本作のメッセージは明確である。作品全体を通して、自由は他力本願ではなく、自らの手でしっかりと掴み取るものであること、リスクを覚悟して強い想いで挑んでいかなければ、自由は手に入らないことを強調している。報道の使命は、隠された真実を暴き、伝えることである。真実は時代を照らす光であり、光が無ければ、時代を見通すことはできない。時代を正しく捉えることはできない。真実を知るために報道の持つ意味は大きい。
本作は、1970年代の事件を描いているが、事件の内容は普遍的なものであり、現代に通じるものがある。いや真実が見え難くなっている現代の方が本作のメッセージは重要である。本作は現代への警鐘になっている。スピルバーグ監督の意図はそこにあるのだろう。
本作は、無茶苦茶、面白い作品ではないが、普遍性のある歴史の一コマを丁寧に描くことで、現代について考えさせられる貴重な作品である。
マスコミよ、こんなときこそ頑張れ!
《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
うっかり、自分のアカウントにログインできない状態にしていまいました。(バカ)
以前の投稿の削除や取り消しもできないので、
これからは「星のナターシャnova」として
以前の投稿をポチポチ転記しますのでよろしくお願いいたします。
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文句なしの良作です!
公開当時も劇場で観てそれなりに感動したのですが
作品の良し悪しに関わらず、
どうしても眠気に負ける時間帯に観たせいで
うまくレビューが書けなかったので
今回ネット配信でしっかり観られて
本当に良かったし、改めて感動しました。
コロナ報道で、良くも悪くも
報道機関の重要性や
信憑性が問われる今だから
一般ピープルも「正しい報道」がいかに大事か、
また報道関係者も、襟を正して観てほしいしですね
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
前半は亡くなった夫から新聞社を引き継いだ
メリル・ストリープ演じるケイ(キャサリン)が
男ばかりの経営者や銀行家の社会で、
右往左往する様子が映し出されるのですが
後半、ペンタゴンペーパーを入手し
これを報道するか止めるかの判断をするときに
「これを報道すれば、誰も戦場に行かなくていいのね!
公共の福祉に寄与するのが新聞の役目だから〜」
そこのところをトム・ハンクスが演じる新聞編集長に
確認する社主のケイ(キャサリン)。
そういうのって、
権力の維持や
政権への忖度だけを考える男どもにはできない。
女性で経営の素人だから出来た決断だと思う。
そして中盤のトム・ハンクスの言葉
「報道の自由守るのは報道を続けることだけ」
最後の方で女性の記者が電話で聴いた裁判所の判事の言葉を
皆に伝えるシーン。
「報道機関が仕えるべきは、統治者でなくて国民です。」
自宅でネット配信で見ている気楽さで
この言葉には思わず拍手してしまった!!
メリル・ストリープとトム・ハンクスの掛け合いのシーン。
流石にベテラン二人!
ほとんどアドリブに見えてしまう位の
ナチュラルさが見事!
裁判所から出てくるメリル・ストリープを多数の
女性たちが見送る。
それは兄弟や親、夫や恋人など大切な人が
戦場にいるのであろう女性たちであり
メリル・ストリープが案じるケイ(キャサリン)への感謝と
メリル・ストリープと言う女優へのリスペクトも相まって
感動的なシーンになってます。
最後の方で新聞の印刷機が動いて大量の新聞が
印刷されていくシーンがある。
これはスピルバーグから新聞社や報道関係者への
エールであり、
プレッシャーだと思います。
裁判所で本来ならライバルであるタイム紙の代表者も
一緒に報道の自由の裁判に出席して
「争っている場合では無い!こんな時に」
報道各社よ!よく聴いてとけ!!
@お勧めの鑑賞方法は?
時間のある今だからネットやビデオでじっくり観て!
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