ハッピー・デス・デイのレビュー・感想・評価
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事前に情報をシャットアウトする俺も悪いが、
ボーッと劇場のポスターを見てチケットを買って、チャイルドプレイのリメイク版だと思い込んで見始めた。
てっきりチャッキーが出てくるのかと思ったら、全然違ってループのタイムリープものだったww
でも面白かったので良しとしよう。
登場人物の行動が現実的で良い
ホラー以外にもヒューマンドラマ的な場面あり。
見方を変えると時間を遡ってやり直せるということになるし、時間を戻す系はワクワクするから、題材としては正直ズルい。。だが、そういう利点をころすことなく最後まで持っていってた。
登場人物の行動が現実的。
よくありがちな、登場人物がマヌケでイライラするというシーンはほぼなかった。事象に対して合理的に行動してる。それにより、非現実な要素にも説得力をつけた点は大きな評価ポイント。
ホラー要素については、
怖いというよりは、スリリング。海外によくありがちなびっくりさする系。心臓に悪いシーンはあるので苦手な方は注意。
結末は勘のいい人なら読めそうだが、何クッションも展開がよういされており、読めても面白かった。
タイムリープ物の傑作!!
ぱっと見、B級ホラーを彷彿とさせるがよく練られたシナリオの傑作。
主人公はビッチな雰囲気、ホラー映画なら真っ先に殺されるキャラ、表情豊かで気持ちの変化と共に魅力的に見えていく変化も良かった。
話もテキパキとテンポよく殺され、次にどうするかが早い段階で進むので興味深くみることができる。
タイムリープ物は導入部はわかりやすく主人公と共になぜ繰り返すの?と感情移入しやすいが、毎回あまり変化のない展開だとマンネリタイムリープとなって原因がわかり、つまらなくなりがちだがこの映画は飽きさせない。
ホラーとしてのフェイントやベタな展開などもわかっているがハラハラする。
終盤ビッチ主人公が気持ちの変化とともに解決に向かい大団円となるかと思わせて、その先があるのがとても良かった。
マスクをつけた殺人犯の不気味さ、犯人の意外性、スクリーム以来の傑作だと思った。
次第に可愛いくなっていく主人公
『ゲット・アウト』スタッフによるミステリーホラーだと聞いただけ。
予告編も見ずに、何の知識なしで観たんですが。
まさかの殺人タイムループもの。
「誕生日に殺されるバッドエンドを回避するために、何度も同じ朝から1日を繰り返す」って言う、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』的な話だった。
怖くはない。
主人公はあらすじに書いてある「イケてる子」ではなく、どちらかというと「ビッチ」でむしろ殺されてもいいや、キャラ的には殺されればいいのにって感じの子。
ループを重ねていくたび、ビッチからだんだん心を入れ替えて…というか、今まで自暴自棄になってた自分を反省し本来の心の優しさを取り戻していくごとに、可愛くなっていくのは、非常に良かったのだが。
タイムループを起こす理由説明が何もなく、未消化な気持ち悪さが残った。
続編に期待したい。
こういうタイプの映画は
こういうタイプの映画にありがちな、
「こんな生活してると、良くないことが起きる気がする」
とロリが言った時点で、あっ、こいつが犯人だと予測が先走ってしまって、途中でシリアルキラーが登場して、「ちぇっ、ありがちな第3者かぁー」と思った途端、そこから逆転の、やっぱりみたいな結末。
まあ、アイディア賞。
どなたかも書いてますが、ユニバーサルスタジオのイントロムービーまでタイムループさせて凝ったつもりらしいので、プラス0.5。
雑なループ物。
ハラハラして笑って感動した。泣ける
ユニバのロゴまで
ビッチと称される女子大生が誕生日にマスクの人物に殺されるが、何故か同じ日に目が覚めてそれを繰り返す話。
コメディだったりシリアスだったり作風は種々あるけれど、作中セリフでも触れらる通り良くあるループもの。
そういう意味ではホラーだけど、内容的にはサスペンスでありコメディ作品。
結構早い段階で一回目の被害にあって、96分で何回イクんだ!?から始まり、少々の変化を持たせつつ、スリラーだけどキャッチーにサクサクと殺されていく。
サスペンスと言っても軽いノリで展開していき緊張感はほぼなくて、殺人なのに悲愴感皆無。
クソ女だしねw
マジメな作風でもないからサスペンスだけどかなりのご都合主義もそれ程気にならないし、結局何でループしてるのかもわからないっていうね。
まあ、難しいこと考えずにみられるエンタメ作品ということで。
すごく面白い。見終わった後はなぜかハッピーな気分に。
コメディホラー
期待値以上に良い
成長する一日
かなり前に観た作品。
この作品は、ストーリー展開や物語の内容が、面白く、個人的にはコメディとして成立していると思っている。特に利己的で思いやりに欠ける派手な女子大生が、ループを重ねる間にキュートなかわいい性格の女性に生まれ変わる過程もよくシナリオが練られている。
一日を繰り返すループ型コメディは、キャッチコピーが"寝ても覚めても明日にならない。どーすりゃボクに明日がくるの?"というビル・マーレイの「恋はデジャ・ブ」があるが、この映画はビル・マーレイ扮するフィルが、プロデューサーのリタを口説き落とす恋愛中心の物だったが、この映画はそれにサスペンス要素もふんだんにあり、シナリオが、よどみなく進んでいる。
しかし、主演のジェシカ・ローテは、あまり大学生に見えないほど年を感じさせている。失礼、ミス・ローテ。
またこの映画は、個人的な憶測として、次回作の「ハッピー・デス・デイ 2U」と同時進行で撮ったのではないかと思ってしまうような作り方をしている。
女版でホラー版
オマージュのままいくと思っていたが、あまりにそのままなので後半でカーターにGroundhog Dayをことを喋らせる。
考えてみると、同じ一日が何度も繰り返されるプロットは、2017年にようやくこのホラー映画で出てきたのが不思議なほど、汎用な使い途がありそうだ。
原本があまりにも傑作すぎるので、誰もが二足を踏んでいたのかもしれない。
続編ができるような話でもないし、ビルマーレイは再度フィルを演じられそうなほど元気で、それを考えれば、再映画化も早すぎる。
主題も役者も舞台設定もスクリプトも何もかも完璧すぎた。後発のクリエイターが触れなかったのも無理ないのかもしれない。
主役のツリーはJessica Rotheという女優で、絶叫しつつコミカルなバランスも備えている。プロット上、フィルと同様に、身勝手が強調される。男性関係の壊乱ぶりと自棄的なところは、母親を亡くし失望しているという設定が効いていた。
そのビッチぶりにかかわらず、ぜんぜん嫌味のない女優さんで、好感をもった。白人女性がオナラをする描写は、たぶんはじめて見たような気がする。
ただし、繰り返す一日の事象が、やや弱いと思う。
Groundhog Dayの場合、陽気な客に会い、朝食をとって、物乞いを見かけ、ぜんぜん思い出せない幼馴染みの保険屋に会い、ぬかるみの穴に足をとられる。そのひとつひとつが、翌日同じ目に遭ったときのフィルの反応を期待させるものだった。
ツリーも目覚めてから、同じ行程を繰り返すのだが、その事象に、もうひとつ魅力的なアイデアが欲しかったと思う。
ホラーに仕立てるために、新しい筋を盛り込んでいるものの、主人公が殺されることもあって、繰り返されるプロットに全く違和感がない。
観る者は、主人公が遭うプロット上のデジャブと、Groundhog Dayのデジャブ、二重のデジャブにさらされる、楽しい映画だった。
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