ハッピー・デス・デイのレビュー・感想・評価
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不思議な映画
お話は同じ日を繰り返し過ごすタイムループ系。
主人公がビッチ系ヒロインなこともあり、あまり感情移入はできず。
ストーリーの内容は暗いはずなのですが、明るい雰囲気で構成されており、非常に見やすい作品です。
ただし、タイムループ物になりますので、同じシーンを何度も見なくてはいけない部分についてはやや疲れましたw
中盤少しテンポが悪いですが、後半はテンポが良く引き込まれそれなりに楽しく見終わりました。
=まとめ=
●よかった点
 ・ホラー映画なのに、明るい雰囲気で観れる
 ・明るい雰囲気の中でも、要所要所で怖がらせる仕込みを
  していて嬉しかったです
●悪かった点
 ・タイムループするのは良いのですが、なぜそうなるのか理由が
  明確ではなく、釈然としませんでした
 ・同じシーンを何回も見ることが苦痛
ホラーなのに何故かハッピー!
ハッピーで明るい印象すらある爽やかなホラー。これは面白かった。
主人公の女子大生ケリーは、3年前の母親の死をきっかけに父親とも疎遠になり、自堕落な生活を送っているようだ。そんな彼女が誕生日に仮面を被った何者かに殺された瞬間、その日の朝に戻ってしまった。そこから殺されては朝に戻るというループが始まる。決して誕生日から抜け出せない。
ループを抜け出すべく悪戦苦闘し、ある意味成長していくケリーを見ているのがとても楽しい。青春映画として十分成立している。
こんな作品がヒットしたらと思うが、名古屋では単館上映……知る人ぞ知る作品になるんだろうな〜
ケリー役のジェシカ・ロースの美貌、顔芸も出色で、続編も観るしかなかろうが。
なぜだかとても優しい気持ちになれました。
見事に意表を突かれました‼️
何故ループするのか。はさておき。
はじめの方のホラーサスペンスの怖さが、いつの間にか気がついたら、爽やか青春コメディのティストに。最後は娘とか姪っ子の成長に目を細めてるような後味の良さも。
成長モノですから、ビッチな主人公が他人を思い遣る優しさを身に付けていくのは珍しくないと思いますが、実は関わった相手にも喜びや気づきを与えていくのが、さり気なく、つまりは説教臭くなく描かれているのが、個人的な感動ポイントにドンピシャでハマりました。
ループすることで見えるようになった周囲の人たちのさまざまな事情。ループ出来ない我々一般人は普段、無意識にそれを想像力で補っていて、それが〝優しさ〟なのだと思います。街中で何か困っている様子のお年寄りや障害を抱える人を見かけたら、どう声をかけようか、何かお手伝い出来ることはないか、そんな想像力があれば自然と行動が優しくなるんだろうな、と思わせてくれました。
ま、この映画でそんな教条的な意義を語るのは野暮ですが、私が感じた後味の良さの理由を考えてたら浮かんでしまったので、すみません。
明るいホラー
緻密に計算されている
悪夢は続くよどこまでも
殺される一日のループは悲劇か幸運か。
異常な状況に頭おかしくなるけど、何回も何回もリセットされて助かるチャンスがやってくるなんて結構ラッキーじゃない?
何人かのグループが次々と殺されるスリラーは多いけど、それを一人で請け負うとは。
なんとまあ荷の重いこと。
定番化された殺人鬼モノにループ要素と謎解き要素が加わり、新鮮かつポップで楽しく観られる作品。
非現実的な舞台の中でも話の流れはリアル寄りで、そのバランスの良さが心地良かった。
顔のパーツが大きくて表情筋がよく動くツリー。
典型的な軽薄ガールだけど、こんな状況下でも成長できる芯の素直さや両親を巡る彼女の背景にはまんまと移入させられた。
お決まりの状況で目覚める度にだんだん様子が変わっていくのが好き。
メス犬のくだりや中庭のハプニングなど、ルーティーンが積み重なる毎に面白さが募っていく。
実に様々な方法で殺されてくれるし、それに対する恐怖のリアクションのバリエーションも多くて、見ていて全く飽きない。
また良い恐怖顔、悲鳴顔が見られた。
どの殺され方が一番好きかな。
何だかんだで最初の手口はめちゃくちゃ怖いし、追いかけっこもほんと怖くて好きだな。
最後の最後がだいぶ軽くて若干がっかりしたけど、サクッと観られるスリラーとしてちょうどいいかも。
テンポ良しアイディア良し、笑って怖がって若干泣けるジャンクなテイスト。
冒頭のロゴムービーもループするニクい演出が好き。
カーターの部屋に映画のポスターがたくさんあってキュンキュンした。
ティムの秘密とそれを知ったツリーの反応好き。
向こうの部屋から聞こえる「私のドライヤーが!」の声がなんか好き。
発狂間違いなしの目覚めの繰り返し。
悪夢を見た後の朝に似ているけど、この映画では目覚めてからが本当の悪夢。
悪夢を見るのは大好きだけど、現実に降りてきて無限に続くのは苦しくて嫌だな。
本人とその周りにどうしたって埋められない溝があって、理解されないし理解できないもどかしさがスパイスになる。
並行世界なのか、全員ループしてるけど記憶が無いだけなのか、ちょっと気になる。
続編も楽しみだな。
独り歩きの暗い夜道は恐怖の象徴。
今回の終映時間は紛れもない深夜。
つい先日、実害は無かったものの少し怖い経験をした身としては、家までの道に大きな目の吊り上がったマスクがその辺に潜んでいないかと、過敏なほど警戒しながら急ぎ足で帰ったことは言うまでもない。
なかなかどうして
ホラーというよりは
サスペンスコメディーに自己啓発の要素を織り交ぜたような映画でした。
【良かった点】
・本編冒頭のユニバーサルピクチャーズのロゴのループ
・作品のテンポの良さ
・オチのひとひねり
・小さなコメディー要素が散りばめられている
・ホラーの中に自己啓発要素が含まれている
【もう一つな点】
・犯人の目星がつきやすい
・解決方法が単純
・がっつりホラー好きには物足りない
個人的には非常に面白かったです。
ホラーは好きだけどがっつりは苦手な人におすすめかなと思います。
主人公の女性がデスループを通して自己の行いを正そうとするという部分も、ホラーコメディーの良さをうまく利用していると思いました。
もう一つな点を加味しても、使い古されたタイムループものの映画の新しい味付けを観てみる価値はあると思います。
事前に情報をシャットアウトする俺も悪いが、
登場人物の行動が現実的で良い
ホラー以外にもヒューマンドラマ的な場面あり。
見方を変えると時間を遡ってやり直せるということになるし、時間を戻す系はワクワクするから、題材としては正直ズルい。。だが、そういう利点をころすことなく最後まで持っていってた。
登場人物の行動が現実的。
よくありがちな、登場人物がマヌケでイライラするというシーンはほぼなかった。事象に対して合理的に行動してる。それにより、非現実な要素にも説得力をつけた点は大きな評価ポイント。
ホラー要素については、
怖いというよりは、スリリング。海外によくありがちなびっくりさする系。心臓に悪いシーンはあるので苦手な方は注意。
結末は勘のいい人なら読めそうだが、何クッションも展開がよういされており、読めても面白かった。
タイムリープ物の傑作!!
ぱっと見、B級ホラーを彷彿とさせるがよく練られたシナリオの傑作。
主人公はビッチな雰囲気、ホラー映画なら真っ先に殺されるキャラ、表情豊かで気持ちの変化と共に魅力的に見えていく変化も良かった。
話もテキパキとテンポよく殺され、次にどうするかが早い段階で進むので興味深くみることができる。
タイムリープ物は導入部はわかりやすく主人公と共になぜ繰り返すの?と感情移入しやすいが、毎回あまり変化のない展開だとマンネリタイムリープとなって原因がわかり、つまらなくなりがちだがこの映画は飽きさせない。
ホラーとしてのフェイントやベタな展開などもわかっているがハラハラする。
終盤ビッチ主人公が気持ちの変化とともに解決に向かい大団円となるかと思わせて、その先があるのがとても良かった。
マスクをつけた殺人犯の不気味さ、犯人の意外性、スクリーム以来の傑作だと思った。
次第に可愛いくなっていく主人公
『ゲット・アウト』スタッフによるミステリーホラーだと聞いただけ。
予告編も見ずに、何の知識なしで観たんですが。
まさかの殺人タイムループもの。
「誕生日に殺されるバッドエンドを回避するために、何度も同じ朝から1日を繰り返す」って言う、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』的な話だった。
怖くはない。
主人公はあらすじに書いてある「イケてる子」ではなく、どちらかというと「ビッチ」でむしろ殺されてもいいや、キャラ的には殺されればいいのにって感じの子。
ループを重ねていくたび、ビッチからだんだん心を入れ替えて…というか、今まで自暴自棄になってた自分を反省し本来の心の優しさを取り戻していくごとに、可愛くなっていくのは、非常に良かったのだが。
タイムループを起こす理由説明が何もなく、未消化な気持ち悪さが残った。
続編に期待したい。
こういうタイプの映画は
こういうタイプの映画にありがちな、
「こんな生活してると、良くないことが起きる気がする」
とロリが言った時点で、あっ、こいつが犯人だと予測が先走ってしまって、途中でシリアルキラーが登場して、「ちぇっ、ありがちな第3者かぁー」と思った途端、そこから逆転の、やっぱりみたいな結末。
まあ、アイディア賞。
どなたかも書いてますが、ユニバーサルスタジオのイントロムービーまでタイムループさせて凝ったつもりらしいので、プラス0.5。
雑なループ物。
ハラハラして笑って感動した。泣ける
ユニバのロゴまで
ビッチと称される女子大生が誕生日にマスクの人物に殺されるが、何故か同じ日に目が覚めてそれを繰り返す話。
コメディだったりシリアスだったり作風は種々あるけれど、作中セリフでも触れらる通り良くあるループもの。
そういう意味ではホラーだけど、内容的にはサスペンスでありコメディ作品。
結構早い段階で一回目の被害にあって、96分で何回イクんだ!?から始まり、少々の変化を持たせつつ、スリラーだけどキャッチーにサクサクと殺されていく。
サスペンスと言っても軽いノリで展開していき緊張感はほぼなくて、殺人なのに悲愴感皆無。
クソ女だしねw
マジメな作風でもないからサスペンスだけどかなりのご都合主義もそれ程気にならないし、結局何でループしてるのかもわからないっていうね。
まあ、難しいこと考えずにみられるエンタメ作品ということで。
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