シェイプ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
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ファンタジー・ラブストーリー
ギレルモ監督が、種族を越えた愛の形を描いたファンタジー・ラブストーリー。
後半は、ハードな痛みもありましたが、最後は温かな想いに包まれた作品でした。しかし、ファンタジーの中に、大人のリアルな愛の描写は、あり得ないと思いながらも、いつの間にか、その新鮮さに引き込まれていました。
主役のサリー・ホーキンスの感情豊かな体当たり演技は素晴らしかった。アカデミー賞にノミネート作品。受賞はどうでしょうね…⁉️
言葉がなくても
TSUTAYAが全面にオススメしてたのでレンタル。アカデミー賞13部門ノミネート、4部門受賞。作品賞・監督賞・美術賞・音楽賞。これだけで、この映画がどれだけ評価されてるのかわかる。
が、個人的にはそこまで衝撃的なモノは感じなかった。
話せないヒロインと謎の生き物が心を通わせる物語。言葉が無いからこそ繋がることができた。表情とか仕草、行動で伝わるものって大きいのかな。でも正直、あまりにもかけ離れた種同士が、ここまで繋がるか。。。彼の方から、あなたと私は同じだと伝えてたけど、うーーん、なにが同じなんだろう。難しい。
デリラの優しくて実は小心者なキャラが素敵。博士が国益ではなく科学者としての信念を貫こうとした姿は良い。
でも肝心の、イザベラと彼から何を汲み取ればいいのかわからない!
もう一回見ればわかるのかな〜。アカデミー賞って難しいな〜。
言葉が要らないラブストーリー
序盤から惹き込まれました。
性描写は多いとも思わず特に気ならず、暴力シーンとかのほうが痛くてグロさがありました。ラブシーンは真実の愛・動物の本能を描く為に必要な要素で、何より二人のシーンは綺麗でした。
差別や実験による虐待に憤りを感じ、してはいけないことだけど、助け出す行動力が凄いです。
自分だったら得たいが知れないものには正直、怖くて近寄れないと思います。。彼は彼女だったから心を開き、また彼女も同じで…とても映像が美しく観たことのない素敵なラブストーリーです。
また観ようと思います!
素敵なファンタジー
久しぶりに“あぁー!面白かったな!”と思えるこの手の作品でした🙂
なぜか気になってしまう、謎の水中生物。
その理由は…
エイリアンとか苦手なので、最初の方のシーンではギョッとしたし、乱暴な感じが怖くてドキドキしてしまったけど、見ているうちに愛おしく見えてしまう。
優しい気持ちになれる素敵な作品でした。
予想外な展開がまた面白かったところ!
アカデミー賞かぁ。
異形への愛と言えば、ET、美女と野獣、シザーハンズなどを思い出すけど、
彼を自由にしてあげたい…はというハンディキャップのあるイライザの優しさ、彼女に協力する他の出演者の演技には引き込まれるものはあるし、確かに映像は美しいけど…
あの半魚人にそこまで惹かれる理由がわからないし、何よりオトナのファンタジーとはいえ、アレとセックスってのはちょっとねぇ。
自分は共感できなかった。
LGBT
私の周囲での評判は余りよくなかった。
私もアカデミー作品賞との相性は必ずしも良くなかったので、
観る機会はあったのだが二の足を踏んだ。
結果オーライ、BDで十分だったと思う。
愛の形はいろいろあっていい。
但し、それに対する感じ方も多様であっていい。
私は生理的に受け付けない。
動物愛護の範囲と感じられるうちはそれなりに楽しめたが、
獣姦?にまで至るとさすがに気持ち悪い。
時代背景もあって全体がレトロで暗い雰囲気なのも気が滅入った。
最初から最後までこっちの単純な想像通りに場面が展開していく。つまり...
最初から最後までこっちの単純な想像通りに場面が展開していく。つまり浅い。薄っぺらい。くだらない。それでもその時代を復元している美術の徹底ぶりに目を奪われ最後まで観ようとする意思が持続され結果退屈だけど脱落する事なく完遂出来た。以前から言われてた事だけど質が落ちたな、アメリカ。
何とも言えない
水中は何もかもから解放されるような気になる。
同時に何か恐ろしさも覚えるのは我々の古い記憶なのか。
ギレルモ・デル・トロ監督の作品は亜人が度々登場する。
ヘルボーイ然り、パンズラビリンスしかり。
ヘルボーイの水中にいるアイツの過去話だと勝手に思っていたら全然違って、肩透かしを食らった。よく見りゃ全然違う。
題材として分かり合えるはずのない世界と世界が繋がることが描かれやすい。
これも唖の女性と魚人(?)の交流を描く。
主人公の女性が余り美形じゃないのも、安易なハリウッド映画ではないなと思う。
個人的に、セキュリティ担当者が主人公の女性に何故か惹きつけられるシーンが独特だ。ハンディキャップがかえって男の征服欲を掻き立てるのだろうか。その感情は分からなくはない、とても背徳的な気分になった。
肝心の主人公と魚人の恋は、リアリティが無いため余り感情移入できなかった。話せない女性とそれをありのまま受け入れる、他の人と違う視点で彼女を受け入れる魚人。勿論、魚人自身も異端である。
異端同士の恋と簡単に言ってしまえばそれまでなのだが、どうもしっくりこなかった。余りラブロマンス向きでは無いのかもしれない。
魚人が猫をムシャムシャ食べるシーンがあって監督は猫がきっと嫌いなのだろうと邪推する。その後無邪気に他の子猫と戯れているのも何だか可笑しみがある。こういう悲惨なシーンをちょっと許容範囲に落とし込むのは上手だなぁと素直に感じた。
浮力
醤油や塩や辛味とか
刺激的な要素が詰まってる
何故だか全体にまろやかな何かに包まれているように感じます
まるで重力を感じさせないかのような
人が人たるが故にその浮力は無くなり深く沈む
飛び越えればどこまでも自由に漂うことが出来るのかも
これぞ映画!っていう
ラブストーリー、コメディ、ミュージカル、サスペンス、ホラー、ノワール、特撮…と、古今東西あらゆる映画のエッセンスを詰め込んだような映画で、あー映画観たなー!って満足感でいっぱい。なるほどこりゃアカデミー作品賞も納得。(でも俺はスリービルボードの方が好きだけどね!)
全然関係ないけど、私の前の席に明らかに野球部な感じの男子3人組がいたんだけど、この映画観てどう思ったんだろう…グレイテストショーマンか何かと間違えたのかな…
既視感満載の異色ラブストーリー
ギレルモ・デル・トロ作品なので異色のラブストーリーかと期待を膨らませすぎた。1960年代の時代設定は物語に彩りを添えているが、なにせストーリーに既視感しか覚えない。
声を失った主人公が怪獣に恋をして懸命に助けようとするのはいいが、周りを振り回しすぎて、全く同情や共感の念が湧かない。
怪獣の造形も戦隊モノのようでアート感ゼロ。
エンディングまでチープさを貫いた。
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