シェイプ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
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性的表現の多いおとぎ話
正直、期待外れだった。話の筋が荒唐無稽なうえ、不必要なベッドシーンや性的表現が多い。特に、悪役のベッドシーンなんて、本筋とまったく関係なかった。モザイクまでかけてあんなシーンを入れてまで、15禁にする意味がわからない。話の筋は子供が喜びそうなものなんだから、ベッドシーン削って子供に見せた方が受けたんじゃないかな。半魚人がほとんど人間だったのも残念。主人公もそれほど孤独ではなく、どうして半魚人に惹かれたのか、よくわからない。ストーリーも繋がりがおかしい感じが多々見受けられた。
これは傑作だ!
祝アカデミー賞作品賞!
主人公の「性」までしっかり描いた、まさに有りそうで無かった大人のメルヘン。不思議な生き物との「交わり」、そして「愛」までもしっかりイメージできる傑作。
賞レースを競った「スリー・ビルボード」と今作…甲乙つけがたい傑作でありベストワン候補だ。
世界観がすき
飛行機の中で観た。面白かったよ、と隣の女性にすすめられて。知らない監督だったけど、これをきっかけに知れて良かったな。主人公がかわいすぎたし、なんというか小物とか服とか、家の中とかそういうのが全部良かった。半魚人←でいいのか、呼び方、、と心を通わせていく様子も感情移入できた。にごった水の中は怖くて息苦しく感じたけど、それも世界観。救いのないのかあるのかわからないラストも世界観。
信じられる恋。
脚本がおもしろい。
おとぎ話みたいな話だけど、特殊効果がリアルで違和感なく見れた。あれがちゃちかったら、内容に集中できてないと思う。
オープニングの海の中の部屋がとても美しかった。
窓の水滴が踊って、二つが一つになる、、そして赤い靴。乙女心ある美しい表現だな〜と思った。音楽も美しく、なんとなくアメリを思い出した。
職場では威張りちらす軍人さんも、家では家族にダジタジ。。だから、何も語らない主人公が魅力的に思えたのかな?
親友が年上のゲイのおじさん、ルーティンの毎日。
分かりやすい綺麗なヒロインではないけど、他人から見たら理解されない恋かもしれないけど、自分らしく生きてる彼女を見ていてとても素敵だと思った。
ひとからなんと言われようと、なんで?って思われても、恋に落ちたら仕方ないよね。
最後、ハッピーエンドで良かった。
女性が同感できる映画だと思う。
アカデミー賞を取るべくした、完成された作品
主人公の女性が想像の中で着たドレスがフリフリでちょっとミスマッチで、それが可愛くて良かったです。
物語は主人公の内面の美しさを良く引き出すことに成功しています。
神のような蘇生能力は解剖じゃあ解明できませんね。
気持ち悪かったし、観た後何とも言えない気持ちになった。記憶には残る...
気持ち悪かったし、観た後何とも言えない気持ちになった。記憶には残る作品。アカデミー賞が好きそうな匂いがした。あの女優さん、なんだか受け付けられなくて、そこがいいんだろうけど、ほんと、何とも言えない気持ちで終始鑑賞してた。
音楽とエフェクトがかかった映像がアカデミー賞らしくなくて秀作。 何...
音楽とエフェクトがかかった映像がアカデミー賞らしくなくて秀作。
何でアカデミー賞なのかわからない。50.60年代の超B級に通じる題材に今の時代だから少し切なさを加えて、ファンタジーとして売り出せば、一般ウケすんのかな。
ファンタジー・ラブストーリー
ギレルモ監督が、種族を越えた愛の形を描いたファンタジー・ラブストーリー。
後半は、ハードな痛みもありましたが、最後は温かな想いに包まれた作品でした。しかし、ファンタジーの中に、大人のリアルな愛の描写は、あり得ないと思いながらも、いつの間にか、その新鮮さに引き込まれていました。
主役のサリー・ホーキンスの感情豊かな体当たり演技は素晴らしかった。アカデミー賞にノミネート作品。受賞はどうでしょうね…⁉️
言葉がなくても
TSUTAYAが全面にオススメしてたのでレンタル。アカデミー賞13部門ノミネート、4部門受賞。作品賞・監督賞・美術賞・音楽賞。これだけで、この映画がどれだけ評価されてるのかわかる。
が、個人的にはそこまで衝撃的なモノは感じなかった。
話せないヒロインと謎の生き物が心を通わせる物語。言葉が無いからこそ繋がることができた。表情とか仕草、行動で伝わるものって大きいのかな。でも正直、あまりにもかけ離れた種同士が、ここまで繋がるか。。。彼の方から、あなたと私は同じだと伝えてたけど、うーーん、なにが同じなんだろう。難しい。
デリラの優しくて実は小心者なキャラが素敵。博士が国益ではなく科学者としての信念を貫こうとした姿は良い。
でも肝心の、イザベラと彼から何を汲み取ればいいのかわからない!
もう一回見ればわかるのかな〜。アカデミー賞って難しいな〜。
言葉が要らないラブストーリー
序盤から惹き込まれました。
性描写は多いとも思わず特に気ならず、暴力シーンとかのほうが痛くてグロさがありました。ラブシーンは真実の愛・動物の本能を描く為に必要な要素で、何より二人のシーンは綺麗でした。
差別や実験による虐待に憤りを感じ、してはいけないことだけど、助け出す行動力が凄いです。
自分だったら得たいが知れないものには正直、怖くて近寄れないと思います。。彼は彼女だったから心を開き、また彼女も同じで…とても映像が美しく観たことのない素敵なラブストーリーです。
また観ようと思います!
魚人のツクリは、ちゃちいけど。
完全なる純文学。ミニシアター系ラブストーリー。
言葉の通じない、得体の知れない魚人。物心ついた時から言葉を声に出来ない、手話で生活する女性。だからこそ通じ合うナニカがある。そういうお話。
これの結末は、個人的には唖然とする童話オチだったけど、デル・トロ監督の、映画制作の振り幅。
「パシフィックリム」のロボットアクションの人の映画ですよね?なんで、こんな映画作れるの??
三池崇史のNHK朝ドラ、鳥山明の少女漫画、B’zがプロデュースしたアイドル、、、何割か増しで、よく見える。
「ラ・ラ・ランド」でも思ったけど、ストーリーよりも見せるところに力を入れている。映画ならでは、小説とはちがうナニカが、最近のアカデミー賞のポイントになっているのかな。
テレビ屋の前で待つバス停、水槽の前で食べる昼食、映画館の二階の窓、ひとつひとつが絵になる。切り出してポスターにできる。青と緑と、ときどき赤。綺麗な映画でした。
素敵なファンタジー
久しぶりに“あぁー!面白かったな!”と思えるこの手の作品でした🙂
なぜか気になってしまう、謎の水中生物。
その理由は…
エイリアンとか苦手なので、最初の方のシーンではギョッとしたし、乱暴な感じが怖くてドキドキしてしまったけど、見ているうちに愛おしく見えてしまう。
優しい気持ちになれる素敵な作品でした。
予想外な展開がまた面白かったところ!
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