THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ

劇場公開日:

THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ

解説

「SLUM-POLIS」「MATSUMOTO TRIBE」で注目を集める新鋭・二宮健監督が、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015で審査員特別賞を受賞したインディーズ作品「眠れる美女の限界」を、商業映画デビュー作としてセルフリメイク。小さなサーカス団でマジシャンの助手をしている29歳のオリアアキ。女優を夢見て上京し、サーカスに入団した10年前はまだ若く美しかったアキも、30歳を目前に生きる目標すら見失っていた。アキはステージの上で、マジシャンの催眠術にかかる演技をしているうちに、彼女の妄想と現実の境界が揺れるようになる。自分が歩んできた人生、そして過去の疑問と屈折ばかりがアキの中を駆けめぐる。そんな精神状態のアキにとって、唯一の美しい思い出は、恋人カイトとの時間だった。主人公のアキ役を桜井ユキ、アキの恋人カイト役を高橋一生が演じる。

2017年製作/89分/R15+/日本
配給:アーク・フィルムズ
劇場公開日:2017年10月21日

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(C)2017 KingRecords

映画レビュー

2.0映研レベルなら良い出来。かなり若い監督

2023年5月22日
PCから投稿

視聴途中からどこか映研作品っぽいという印象(←とするならかなり上級レベル)。
とにかく集中を切らさないように見続けたが、ヒロインの幻想世界を描いている以上の意味は見いだせず。

有名俳優として知っているのは高橋一生のみ。
ヒロインは初見。演技は正直よろしくない。

夜の六本木、渋谷、スタイリッシュなアングラといった雰囲気もあり。

明確な意図やメッセージを捉えきれぬままエンド。

視聴後に情報を漁り、監督26歳ごろの作品と知る。なるほど映研っぽさ、とりとめのない勢いはその若さゆえかと納得。

総評二つ星

一つ気に入ったのが妄想銃撃シーン。血を流さずCGによる色付き弾煙で被弾とするスタイリッシュ演出は一つ前にレビューした「セーラー服と機関銃-卒業-」に用いられたなら適切だったのではなかろうかと思われた。

2007--

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resuwisshu311

0.5田舎から出てきた映像専門学校生のセンス。 これ評価してる人はあまり...

2022年2月26日
iPhoneアプリから投稿

田舎から出てきた映像専門学校生のセンス。
これ評価してる人はあまり映画見てないんだと思う。

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ふめ

5.0私は、面白かったけど。

2020年12月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

私は、面白かったけど。

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mamizo

4.0桜井ユキの七変化

2020年10月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

難しい

二宮監督の予習として。
妄想と現実が混ざり合い、女優になったことでズブズブと壊れていく女性オリアアキの物語。
開始早々のポリゴンショックでだいぶやられました。
ぼくはわるいこだからおへやをまっくらにしてみました。
よいこはまねしないように。
ネオンの極彩色はどぎついですが、すぐに慣れ、とても美しく感じられます。
映像がとても綺麗で、写真が宙に舞うシーンや、銃を撃つ妄想のシーンは特に印象に残る映像でとても中毒性がありました。
同じく音楽も繰り返し聴き続けたいような、ポップながらもどこか切ないミックスで、特に主題歌である『Hummingbird』という曲に合わせてダンスを踊るシーンは、何故か自然と涙が出てきました。
軽く観ていた僕には、ストーリーや作品の意図は少し難解。
時制がごちゃごちゃなので、途中でついていけなくなりました。
実力勝負の芸能界、死者との決別、妄想と現実の混同。
劇中で重要な役割を果たす『ハムレット』をもっと知っていれば、もう少しわかる部分が増えたかも。
でももしかしたら、内容はあんまりないのかもしれません。
そういう意味では、頭空っぽでも観れると思います。
そして、この映画でおすすめできる最大のポイントは、桜井ユキさんたち出演者の演技。
体当たりで次から次へと姿を変える桜井ユキさんは本当に素晴らしいですし、一見悪そうだけど実はいい奴なブッチを演じた古畑新之さんは細かい表情の変化がとても上手かった。
高橋一生さんの、耳元で囁いてくるかのような色気は、他の誰にもできない感じがあります。
満島真之介さん、成田凌さん、阿部純子さんもほんの少しの出演ですが良かったと思います。
また、エンディング・クレジットの出し方が洋画っぽいなと感じました。
夢の中のような1時間30分。
作品としてはかなり賛否分かれそうですが、映像、音楽、演技力など何かとクセになる、とても好きな作品。
とんかつDJアゲ太郎は観に行けない気がしますが、チワワちゃんあたりを観て、もう少しパリピ感に浸っていたいです。

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唐揚げ

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