ベイビー・ドライバーのレビュー・感想・評価
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音楽とアクション、最高のマリアージュ!
これは万人ウケするズルイ映画。
エドガー・ライト監督がキュートなキャラクター達と、クールなチェイスシーンと、ポップな音楽が見事に溶かし合い最高のエンターテイメントに仕上げてくれた。
『ショーン・オブ・ザ・デッド』にもクィーンの音楽に合わせてゾンビをタコ殴りする痛快シーンがあったけど、それを真面目に作るとここまでカッコイィのか…と感動。銃撃戦×音楽がぴったり連動してるの、本当に何度見ても楽しい。
ベイビーも可愛きゃ同居人のおじーちゃんも可愛いし、勿論デボラも最強可愛いわけで。あぁ〜かわえぇ!とか言いながら、ケヴィン・スペイシーに癒される…。
ベイビーが耳鳴り酷いのが理由で音楽聴きながらドライブする設定の押しが少しだけ弱いんで、説得力目的で、音楽ないとてんでダメダメみたいなとこ欲しかった。
ただただ、主人公の耳になれる映画。
爆音映画祭でで観るならこれだよなーということで2回目の鑑賞。朝イチでしたが満席。ベイビー・ドライバー皆さん爆音で観たいよね、うんうん。
始まりからカーチェイスで、もうググッと引き込まれます。なにこの作り込まれたかっこいい空間、って。初めて観たときは、音楽に合わせて映画が進み、ノリノリでかっこいい映像が流れてるだけで内容が無い、という印象を持っていましたが、爆音映画祭で観て、これは何回観てもたまらない映画じゃないか!と気づきました。きっと映画館で見るからこそ映える作品。もしかしたら家で観たら楽しめないかもしれません。
爆音で観たからこそ分かったのですが、コーヒーの音さえバックミュージックにあっていて、音楽が流れてないところはちゃんと耳鳴りがしていて、その細かさに感動します。ああ、わたしは主人公の耳にいるんだって気づきます。
登場人物は皆狂っているので共感できないと思いきや、何故かベイビーに感情移入してる不思議さ。ミュージカル映画ではないのに、永遠に映像と音楽がシンクロしていて、動きがミュージカルのように見える不思議さ。ベイビー全然かっこよくないのに、最後には惚れちゃってる不思議さ。たくさんの不思議さの中で映画は終わり、最後には興奮さめやまぬ自分だけが残っています。スカッとしたいときにオススメです。
90%はハラハラと手に汗握る物語ですが、ホロっとする瞬間も。お話は狂っているのですが、この瞬間があるからこの映画が好きです。
ミニミニ大作戦を彷彿させるような。 男はこういうの観るとなんとなし...
ミニミニ大作戦を彷彿させるような。
男はこういうの観るとなんとなしに影響受けて今夜イケるぜみたいなカンジになってしまうんでは。絶対に私だけではないと思う。
ベイビーのドライビングテクのバックボーンが描かれてると、スクリプト的にもっと深くなったのでは。
もっといい俳優になってね
トリスターのはじまりはちょっと感動する(笑~)
キャラクターはわかるけど作りすぎで、強盗なのにもっと早く「走れよ」で突っ込みどころ多い。特異な異才ってもっと神経質で、病気なんだよね。病名忘れたけど。そこが出ているとすごく良くなる映画、まんがかな。
肝心の運転も、スタントマンのテクよりCGなのかな。。リアルさがない。
いちどは面白いけど、何度も観る映画としては耐えられない。二回目は10分。わるいけど、映画のつくりも役者もどうでもよく下手かな。
(2019.02.23)
米映画らしい。
テーマも古い銀行強盗だし、シーンや物語も新しさがない(笑)
あっ!コインランドリーの、洗濯物がくるくるまわるシーンがよかった。
それを補うっているのが、主演のアンセル・エルゴートのキャラがいい。ケビン・スペシーは、いつもと同じ。ジェイミー・フォックスは、どうでもよい。
演技がヘタだけど若さと性格の良さとドライブのカッコ良さで、映画に好感。
日常と頭の中の音楽シーンが交錯する彼の現実。神経症? そして指や手の使い方の演技でそれを象徴している。
軽快なドライブシーンは楽しい。そして赤のWRXが誇らしい。ぼくはスピードだすドライバーじゃないけど、赤いWRXはすき。いい車だと思う。
強さの存在と重さのウ”ィン・ディーゼルのキャラとまるでちがう。もっと軽妙。
そして、若いときのトムクルーズになれないまぬけ(笑)
CGのウォルト・ディズニー的米映画にうんざいりしているから、いい映画かな
(評価4 2018.2.1)
LOVELY BABY!
ゾンビ映画、刑事バディ・ムービー、侵略SFを独特のユーモアとセンスで描き、映画ファンから熱い支持を得てきたエドガー・ライト。
そんな彼がさらに映画ファンに愛されるだけじゃなく、まさかこんなに洒落ててクールなエンタメを撮れるとは…!
すでに大評判の通り、音楽×アクション!
どっちから語ろうか迷ってしまうほどが、じゃあまず、音楽から。
劇中ほぼずっと流れ続ける、監督お気に入りの楽曲の数々!
脚本も音楽ありきで書かれただけあって、音楽が全てのシーンにマッチ!
開幕早々の強盗&逃走シーンに始まり、アクセルを踏むと共に音楽も盛り上がる。
極め付けは、銃撃シーン。銃撃音と曲のビートが完璧なまでにシンクロ。
また音楽が主人公の心情や台詞などにもリンク。
正直音楽はそれほど詳しくはないが、それでも聞いた事ある音楽もある。
もうとにかく全編ノリノリ!
そして、アクション。
主人公は天才的なドライバー。
その神業的なドライブ・テクはスゲーの何のって!
まるで車が生きているような危険とスレスレなカー・アクション、疾走感あふれるカーチェイス…。
しかもそこに最高にノリノリの音楽が流れるのだから、堪らない!
言うなれば、ミュージカル・アクションだ!
幾ら音楽やアクションが良くても、キャラクターや話がお粗末だったらつまらないが、抜かりナシ!
天才的な運転技術を持つ青年、ベイビー。
借金返済の為、強盗団を車で逃がす危険な仕事をしている。
無口。幼い頃の事故の後遺症で、絶えず耳鳴りが。が、音楽を聞くと耳鳴りが消える。特異体質…?
なので音楽が入ったiPodが必需品。常にイヤホンで音楽を聴いている。
強盗の計画を全く聞いてないように見えて、実は誰よりもしっかり聞いていて、イチャモン付けてきた奴を一泡吹かせる。
ベビーフェイスのアンセル・エルゴートがカッコよく見える。
犯罪に加担しているが、悪人ではない。人殺しを激しく嫌っている。
そんな時、運命の出会いが。
馴染みのダイナーのウェイトレス、デボラ。
明るくて、音楽の趣味も合う。
こんな夢みたいな出会い、滅多に無いぜ!
リリー・ジェームズが可愛い! シンデレラが垢抜けた。
音楽×カー・アクションに、LOVEも絶妙にシンクロ。
ケヴィン・スペイシー、ジェイミー・フォックスがさすがの存在感。
特にスペイシーは、強盗団のボスで冷静沈着で非情でもあるが、ラストには美味しい見せ場もあり。
スペイシーが名優である事は間違いない。ここではあの問題には触れるまい。触れるとしたら、例の映画を見た時に。
強盗チームも個性が光り、バディは凄みあり、ダーリンはセクシーな美女。
また、ベイビーの車椅子の里親もナイス。
借金を返済して足を洗った。
運命的な女性とも出会った。
人生変わる筈が…。
危険な世界に居た者は、やはりまた危険な世界に戻ってしまう。
酷い言い方かもしれないが、やはりこうでなくちゃ面白くない!
最大最悪のピンチ!
スリリングな展開はどんどん加速!
最後まで全く飽きさせない!
興奮、スリル、爽快感、最後は意外にもハートをほっこりさせて、いやはや面白かった!
音楽、カー・アクション、LOVE、ウォルター・ヒル作品や往年のクライム・ムービーへのオマージュ…。
エドガー・ライトがたっぷり詰め込んだ、“LOVELY BABY”な快作!
もしかするとLaLaLaLandより好きかも
これまでのエドガーライトは映画マニア向けパロディで頭角を現した人だけど、この映画は決してマニア向けではなく、万人向け。
この人のセンスは本物でした。
これぞ映画!という作品。
家族と観てもよし。
デートで観てもよし。
一人で観てもよし。
グダグタ言ってねーで、とにかく観るべし。
ミュージックムービー
この手の手法は最近流行りですね。
古き良き名曲に乗せて爽快なアクションを繰り広げる
クライムカーアクションと相性がいいし、わかりやすいストーリーと合っていて、本当に全編通してミュージックビデオといった印象
ただそれ以上でもなく、内容も単純明快なのでもっとストーリーも凝っているとよかったのかなと
ベイビーと呼ばれる天才的ドライバーが汚れ仕事をさせられながら、運命...
ベイビーと呼ばれる天才的ドライバーが汚れ仕事をさせられながら、運命の人に出会うという
子供版トランスポーター的な映画
特筆すべきはBGM
ドライバーはiPodで聞いている音楽に合わせハンドルを握る
そう、音楽と映像がシンクロしているというのが面白い点
通常の映画においてBGMを楽しんでいるのは観客のみであって
劇中の人物にその音楽は関係ない
この映画では演者と観客の双方が同じ音楽を聴きながらストーリーが進行するというユニークな作り
ストーリー自体もよく練られていてカーアクションを見せつつもラブストーリーも織り込まれた良作
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