ひかりのたび

劇場公開日:

ひかりのたび

解説

絵本「幼なじみのバッキー」で岡本太郎現代芸術賞に入選し、現代美術のフィールドでも活躍する澤田サンダー監督の商業映画デビュー作。とある地方都市で不動産業を営む植田は、冷酷非情な不動産ブローカーとして暗躍していた。父の仕事の関係で転校つづきだった高校生3年生の娘・奈々は、これまででもっとも長い4年間暮らしたこの町でこれからも住み続けたいと思っていたが……。奈々役にファッション誌「ピチレモン」の専属モデルを務めた志田彩良。不動産ブローカーの父親役にテレビ番組「カンブリア宮殿」のナレーションでおなじみの高川裕也。

2017年製作/91分/日本
配給:太秦
劇場公開日:2017年9月16日

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(C)2017「ひかりのたび」製作委員会

映画レビュー

3.5映像が美しい

2017年9月27日
iPhoneアプリから投稿
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サバカン

5.0題材があぶり絵のように浮かんでくる作品

2017年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

 澤田サンダー監督は、社会の中で誰もが内心思っていること、気付いていること、そういう題材を使って作品を作るのが好きなように思う。
 そして、その題材をプロットのポイントとして使うわけではなく、プロット上のあちこちに、まるで魚の骨が喉に引っかかったような、そんな使い方をするところが面白い。
 ちなみに、この作品のプロットポイントは、ある人物が秘密の告白をするところだろう。でも実は、この映画の登場人物はみんな秘密を持っている。秘密とは言えないまでも、伝えたい気持ちを持っているんだろうなという、そんな雰囲気を感じさせる人もいる。
 そもそも、秘密を持っていない人間なんていない。秘密があるからこそ、人に伝えたくても伝えられない気持ちがあるからこそ、人間関係にどこか気持ち悪さを感じるし、事件も起こるし、ドラマチックなことも起こる。だからこそ、そんな登場人物たちで織り成すこの作品は、すごくリアリティを感じさせるし、いい意味での「気持ち悪さ」を感じさせてくれる。
 この「気持ち悪さ」というのは、リアルな人間関係の気持ち悪さでもあるし、誰の考え方が正解なのかわからない気持ち悪さでもあるし、冒頭でも述べた、「題材」が魚の骨のように引っかかっている気持ち悪さでもる。
 題材を追う映画ではない。ストーリー、会話、人物関係、役者の表情、それらを追っていくうち、観終わった後に「題材」が頭に残る、そんな映画です。ちなみにこの作品の題材は「土地」。観終わった後、自分の故郷の土地問題を考えさせられました。
 「気持ち悪い」を連呼してしまいましたが、観終わった後に後味の悪さを感じる映画ではありません。それはきっと、志田彩良さん演じる主人公・奈々の未来に、「ひかり」を感じたからだと思います。社会問題を感じさせながらも、爽やかな気分にもさせてくれる、見事な映画だと思います。

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ルイベ

5.0引き込まれてしまう

2017年9月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

全編モノクロの作品だが、
そぎ落とされて、シンプルな絵になり
淡々としていて、それがまた良い。

激しいシーンがあるわけではないのに
心を揺り動かされ、引き込まれていた。

物語の最初は、よくわからないのだが、
中盤から押し寄せるように繋がっていく
もう一度、観たい。

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ころころ

5.0おもしろい!!

2017年9月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

とっても面白い。
とっても興味深く、色々考えさせられ、のめり込んで観てきた。
背景がモノトーンの田舎のため、余計な情報がなくグッと映画の中の世界に入り、集中できた。
素直に「見て良かった」と思える映画だった。

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