検察側の罪人のレビュー・感想・評価
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検察側のガッカリな人たち
原作未読。
木村検事とニノ検事ということで、映画を見る前には勝手に「検事同士の知的な頭脳バトル」みたいなものを期待してました。
突然途中から、比較してはいけないと思いつつ「あれっそういえば・・・この人久利生公平だったんだ」と。
まあそれが邪魔をしたわけではなかったのですが、久利生さんを切り離したとしても「松倉を何が何でも犯人にしなければ」と
思い始めた頃からの行動(証拠隠蔽やら取り調べ盗聴?・・・そしてついに殺人まで)がもうエゲつなくて見るのが辛くなってきました。
そして沖野検事の方も・・・「ブラックペアン」を超えたあの恫喝がすごい、演技力がすごい(んなことはわかってますよ~ニノはすごいですから)と
高評価のようですが、松倉のオフレコの自白を引き出したとはいえ、なぜあんなにまで・・・と思ってしまってこれも違和感だらけでした。もう少し論理的に追い詰めるのならともかく。
途中であの松倉さんが可愛そうになってしまって「やめて~もうやめて~」と心の中で叫んでいたのはご愛嬌??
「そういう話なんです」「そういう映画なんです」「そういう監督なんです」と言われればハイそうですか・・と思ってしまうかもしれませんが
やっぱり大スター2人を検事という特殊な役柄に置いたからにはもっとそれなりの(←自分勝手なイメージですが)
陳腐な表現ですが知的なバトルを・・・専門用語満載でもいいから・・・繰り広げてほしかったな。
感情的になったり思わず恫喝してしまったりするのは、言葉である程度やり取りをしてそれがうまく行かなかった時でいいと思う。
で、ラストシーン。「えっ終わり?最上捕まえるトコまでやらないの?」と思った人は多かったと思います。
続編あっても見ないだろうな。うん、見ません(笑)
レビューを信じてはダメです!
はじめにレビューで低評価の人は、おそらくはじめの10分で映画に振り落とされたのだと思います。
原田監督の映画ですから、内容も濃く、情報が多いのでそれを集中して処理しないとダメだからです。
なんとなく冷やかして観に行った人はブツブツいうと思いますが、私は映画に圧倒されました。
それぞれが信じている正義を貫いているので、頭が痛かったです。二宮くんの役も、木村くんの役も、自分の正義を貫いていたからです。
世の中正しいことをしたら、褒められるとか、悪は滅びるとか、正直に生きたら幸せになるとか、100%保証はないですよね。
ずる賢い人が生き残ったり、嘘をつくことで仲良くなったり‥それと似ていると思いました。
そのやるせなさが、最後の二宮くんのやり場のない叫び声で、胸が痛みました。
ぜひ一度見て欲しいと思います!
できれば、人物の相関図だけは見て行った方が、焦らなくて良いと思いますよ!
とても内容が濃くて、圧倒させられました
まさに原田監督の映画でした。
おそらくジャニーズの人が出でいるから!と思って気を抜いて見に行った人は、つまらないあるいは、わからないのでよくわからないのだと思います。
はじめから情報が多いので、集中して映画に振り落とされなあように見ればこんなに凄い映画は今年初めてでした。
正義とは何か?
正義のために悪の道に行くのか?正義を貫いたのに、何も残らず虚しいのか?
私もやりきれない気持ちでいっぱいでしたが、現実社会はこんな感じなのだろうと思いましました、
漫画ではないので、必ず悪が滅びるとか、正しいことをしていれば幸せだとかありえないので
そういう意味でなんだか考えさせられました。
ぜひぜひ、オススメの映画です!できれば人物関係だけでも予習しておけば(特に平岳大さん!)焦らなくていいと思いますよ!
原作未読なので
原作未読(読もうと思ったけど文章が苦手で入って来なかったです)なまま、観ました。
原作ありきにありがちな、エピソードをつまんだ感じは否めないと思います。人物設定もちょっとわかりにくかったかなと思うし。唐突すぎる感じもあるし、よくわからない舞踏集団もでてくるし。
でも、一番わからなかったのはラストシーン。
え?もう終わり??
みたいな感じでした。
ジャニーズだから、とか、ジャニーズありき、とか言われますが、それは彼らがジャニーズなので当たり前かなと思っています。そこに作品への感想を絡めるのはどうかと思います。彼らは演者として全うしているし、私には制作側にもう少しわかりやすさを求めたかったと思いました。
それさえも、意図を汲んで欲しいと言われてしまえばそれまでですが。
悪役の俳優陣の演技が見どころ
殺人を犯す松倉、弓岡を演じた酒向さんと大倉さんの演技がすごく良かったです。人間のクズっぷりを見事に表現しています。
松倉と弓岡は最終的に殺されるのですが、殺されても全然胸が痛みませんでした。嫌悪感を抱かせる人物を完璧に演じきっていて、さすが役者さんだなと感じました。
木村さんと二宮さんの演技もよかったのですが、酒向さん大倉さん、あと諏訪部(裏社会の人間)を演じた松重さんの演技のレベルが抜きんでていたように思いました。
映画タイトルの「検察側の罪人」は、そのままの意味でした。
ラストシーンでは沖野が最上の真実と気持ちを知り、やりきれなさから叫ぶのですが、最上(上司)をそこまで慕っているような場面がなかった気がしたので、個人的にはあまりしっくり来ませんでした。
キムタク 🆚 ニノ
キムタク、初の汚れ役ということで、どうひと皮むけるかと楽しみにしていました。随分、キムタクも、頑張っていましたが、最終的にやっぱり、キムタクはキムタクでした。
キムタク以上にニノの演技は、なかなか良かった。特に松倉への尋問場面は迫真の演技でした。また、松重さんもいい味だして、脇を固めていました。
ストーリーも前半は、それなりに理解できましたが、後半は展開の雑さが目立ち、裁判の結果も丹野の死も、それに前衛的な踊りも、今ひとつ着いていけなかった。
特に、最後の終わり方は、それで終わるか❓って感じでした。
検事の権力を利用して、私情と仕事を混同すると、堕ちるところまで、堕ちてしまうからいけないよ…という戒めの作品だったのかな…(笑)
難しそうに見える映画
鑑賞記録
見応えのある素晴らしい映画でした
俳優の圧巻の演技力
充分傑作だった。
解りにくかった
プーさんとどっちにしようか迷ったが、邦画を選択。出演者に見応えを期待して見た。あらかじめレビューで大まかな評判は確認の上、あまり先入観持たずに見たが、ストーリーとしては解りにくかった。私がバカなのか、ぼんやりしてたせいか?と思ったけど他の人のレビューを改めてよく見てみて、やはり作り手の力量不足だと思う。
平岳大演じる議員がなぜ逮捕されるのか?最上が若い頃に共通の女友達が惨殺されたことへの恨みは理論的ににはよく解るが、視聴者として感情を盛り上げるほど伝わってこなかった。過去の女子の殺人犯と、最近起きた老夫婦の殺人犯、そして最上の復習を手助けする男の登場に加え、最上を見張る橘とか、橘と沖野のラブシーンとか最上の家庭不和の実態とか、なぜ沖野が女子殺しの犯人に謝りに行くのかも解らなかった。なんだか散漫で、しまいに感情移入できないまま、え?これがラストシーン?という感じで終わってしまい非常に残念な映画だった。
出演者の迫力ある演技で救われたと思う。見所はそこかな。
見て損はなかったかな。 絶賛はしないけど面白かったかな。 ニノもキ...
キムタク、二宮和也、吉高さん。 俳優が揃うとそれだけで映画にな...
キムタク、二宮和也、吉高さん。
俳優が揃うとそれだけで映画になると思いました。演技もよかったけど、やっぱ俳優は容姿が占める部分も大きいと思いました。
※ 吉高さんは「ユリゴコロ」で知りました。演技派だと思います。今、司会者になっている女性が、練習生のとき吉高さんの演技を見て俳優をあきらめたと聞きました。
※ 大倉孝二さん。「ロマンス」からのファンです。大倉さんの持つ雰囲気が好きです。
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