シャドウ・エフェクト

毎夜、悪夢にうなされ気が付くとトイレで吐いている、悪夢とは殺しの現場、悪夢と思っていたが実際に事件は起きていた、自分はいったい何者なのか？
妻と食堂を営む平凡な夫、医者にかかるが一向に改善されない。
何か裏がありそうなことを臭わせて興味をひこうと言う魂胆なのでしょうが一時間近く訳の分からないシチュエーションに付き合わされるのでいい加減嫌気がさします。

（ネタバレ）
終わり近くにヒューマノイドと明かされる。狙撃の名手の元軍人の複製らしいがなんと１３体も作って使い捨て、道理で犯行後逃げもせず毎回自爆する訳でした。
理解に苦しむのが悪夢の真相、１３体のクローンが全てのクローンの体験をテレパシーのように共有すること、もっともクローンを使った生物兵器からして荒唐無稽だから何でも許されると思ったのだろうか。
観終わってみると、偽装結婚して一般市民のふりをする必要性が分かりません、単に暗殺目的なら研究所から直行させて爆死すればいいでしょう。ことほど左様に観客を煙に巻きさえすればサスペンスと、手段と目的をはき違えた強引な駄作でした。

まあまあ面白かったです。
途中から追われる展開でドキドキしました。
わたしはハッピーエンドが好きなので、最後に目覚めた時に声をかけたのがブリンだったらいいなと思いました。

ストーリーというか設定が滅茶苦茶感が強い。
双子が記憶を共有するということを拡大解釈した展開。最初の暗殺シーンからチャチかった。

要人達を暗殺しては最後に自分は命を絶つというビジョンが何回も脳裏に浮かぶ。
妄想だか誰かの陰謀かわからずも調べてみると、実際に暗殺は実行されている。
最後は意外な展開で驚いた。
まあまあ面白かった。