テルマ

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劇場公開日:

テルマ

解説

鬼才ラース・フォン・トリアーを親類に持ち、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された「母の残像」などで注目されるノルウェーのヨアキム・トリアー監督が手がけたホラー。ノルウェーを舞台に、幼い頃の記憶を封印された少女テルマが、成長して初めての恋を経験したことをきっかけに、恐るべき秘密へとつながっていくさまを描いた。ノルウェーの田舎町で、信仰心が強く抑圧的な両親の下で育ったテルマには、なぜか幼い頃の記憶がなかった。そんな彼女がオスロの大学に通うため一人暮らしを始め、同級生の女性アンニャと初めての恋に落ちる。欲望や罪の意識に悩みながらも、奔放なアンニャに惹かれていくテルマ。しかし、やがてテルマは突然の発作に襲われるようになり、周囲で不可解な出来事が続発。そしてある日、アンニャがこつ然と姿を消してしまい……。

2017年製作/116分/PG12/ノルウェー・フランス・デンマーク・スウェーデン合作
原題:Thelma
配給:ギャガ・プラス

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(C)PaalAudestad/Motlys

映画レビュー

5.0タイトルなし

2022年7月3日
Androidアプリから投稿

映像が圧巻。ヒステリー、エディプス的トラウマ。主人公がいい。自らの力におののく感じはヒステリーもか? 氷の下の魚、弟、窓を貫く髪の毛、あるあるっぽい天井までの水の壁。どれも表現が素晴らしい。

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えみり

3.0無自覚?な選択肢

2022年4月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

知的

ライフルを突きつける場面が徐々に活きてくる序盤からホラーと言うより超常現象モノへと突き進む印象、そんなダークな雰囲気はなかったかのようにLGBT映画をハッピーエンドに描く恋愛モノとして終わらせる物語に驚愕してしまう。

弟や父親、彼女に対する思いが何かしら違う形でありながら邪魔な存在として無自覚で無意識のままなのであろう、果たされてしまう残酷でもある現象、己の力を悟りながらも自分の幸せを選ぶ選択肢だけは残されたが制御不可能な自分自身の行く末と将来は不安定。

幼いながらの嫉妬心と従いながらも幻滅に陥り、正しき意志を掻き乱される嫌悪感からの愛情だけは真実に委ねられる。

母親に対する気持ちだけは平常心を保ちながら!?

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万年 東一

4.0【”抑鬱からの解放”ノルウェーから遣って来た、ロマンティック・スーパー・ナチュラル・スリラー。あのラストをどのように捉えるかは、貴方次第である。】

2022年4月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

幸せ

ー 少女の力は封印された筈だった。初めての恋に落ちるまでは・・。-

■物語は、幻想的な序章から始まる。そして、美しく成長したテルマ(エイリー・ハーポー)はオスロの大学に通うために一人暮らしを始める。
 人里離れた小さな田舎町で、”信仰心が篤く厳格な”両親の育てられたテルマにとっては、総てが新鮮だった。
 そんなある日、彼女は激しい痙攣発作に襲われる。
 その時に助けてくれた同級生のアーニャ(カヤ・ウイルキンクス)と親しくなっていく、テルマ・・。

◆感想

 1.映画の雰囲気が、「モーリス」や、「キャリー」「RAW 少女のめざめ」に似ている。曇天の元、次々に起こる超自然的現象。
 ・北欧の酷寒の地を舞台にした詩的で、美しい透明感のあるラブストーリーであり、
 ・孤独でテレキネシスの能力を持つ少女という設定
 ・自分の内に秘められた隠された本性に気付く少女の苦悩と変異、家族のダークな物語が似ていると思ったのである。

 2.本作は、同性への初恋の苦悩、疎外感、自我の目覚めを美しくも幻想的に、且つ寓意的に描いているが、根本には悲痛でダークな家族の物語がある。

<ヨアキム・トリアー監督の、独創的でスタイリィッシュで、刺激的で、衝撃的な美しき作品である。>

・眼から赤い血を流すテルマのアップの表情が印象的な、フライヤーに記載されているコメント。
 ”神に背く許されぬ初恋は、封印されたはずの”怖ろしき力”を呼び起こす。”
 ”少女の中の”願い(タブー)”が目を覚ます。”

<2018年12月29日 今は無き半田コロナワールドにて鑑賞>

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NOBU

4.0フォースと共にあらんことを!

2022年2月24日
Androidアプリから投稿

久しぶりに鑑賞後にどっぷり浸れる作品に出会った。またもノルウェー産の作品。個人的にブームが来ているのであろう。他作品もそうだが、本作も「ノルウェーらしさ」が伺える作品だ。静かで、透き通るような描写の数々。これが不思議な空気感を生んでいる。恐らくこれをハリウッドリメイクするとまた違った世界観に感じるはずだ。このノルウェーが生み出した空気感こそが本作にピッタリなのである。
一応ホラーという位置づけの本作だが、その様子はあまり伺えず、ミステリー色の強いヒューマンドラマのように感じる。劇中の台詞から強いキリスト教信者の両親の元で育った様にとれる場面があるが、そういったものが最後の最後で回収されていく。物語の展開から何となく主人公の身に起きている事や結末がある程度予想出来てしまうのは残念であったが、それを何となく理解しつつも引き込まれていくストーリーには非常に魅力を感じる。主人公の身に起きている事は恐ろしい事であり、今回彼女はそれによる良い事と悪い事の両方を経験することになるのだが、彼女にとってそれに支配されない様にただされるがまま指示に従っていくよりも、彼女の持つそれ自体も含めて何を今後求めていくかによって、本作のラストの感じ方が変わるだろう。

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Mina
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