トレイン・ミッションのレビュー・感想・評価
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リーアム歳とったなぁ~
通勤列車や地下鉄、あるいは貨物列車を扱った作品はハリウッドのお家芸と言っても過言ではないが、ひとつのジャンルとして確立され作品数も多く出尽くした感がある。本作では保険会社を解雇された60歳の通勤サラリーマン(元警察官)をリーアム・ニーソンが演じ、その領域に挑む。日本の通勤列車とは違い本作の列車内はデンジャラスで絶対に乗りたくない陰湿で重苦しい雰囲気に満たされていた。たぶん本編冒頭、主役リーアムに接触する「謎の女」登場のために作られた演出であろう。この謎の女、出演時間わずか数分にも関わらず圧倒的な存在感で本編を極上のサスペンスへ誘う力がある。観客は初っ端から監督の手中に引きずり込まれてしまう。そして当然ながらリーアムが主役を務めるからには派手なアクションがおまけに付いてくる、常識では有り得ない不死身の男として観客を楽しませてくれる。しかし今回はやり過ぎです!あなたはスティーヴン・セガールやシュワちゃん、スタローンではないのだから年相応に演じてほしいしし、彼らとは一線を画す渋い俳優でいてください。ただ残念な点もある。事件の全容が分からずじまいで映画が終わる事にある。そこがミソなんだとお叱りを受けるかもしれないが、私は腑に落ちないのである。
〈ハラハラ〉と〈痛い〉がてんこ盛り!
主人公のマイケルは強いのか?弱いのか?分からないけれど、もの凄くタフ!
アクションにありがち?な“うそ〜ん”と突っ込みたくなる場面もいくつかあるけれど、迫力とスピード感もあって面白かった。
通勤電車の中を這い回る縦横無尽のカメラワークが冴える!意外な展開に向けて加速するB級サスペンスアクション
元警官のマイケルは10年務めた保険会社から解雇を宣告されて途方に暮れていたある日、通勤電車の車中で見知らぬ女性ジョアンナに声をかけられる。女性はこの列車の中に不審なカバンを持ったプリンという名前の乗客を見つけられたら10万ドル支払う、前金はトイレに隠してあると言い残して下車してしまう。悪い冗談だと思ったマイケルだったがトイレで2万5000ドルの入った封筒を見つけて驚く。慌てて電車を降りようとしたマイケルだったが、また別の見知らぬ女性から封筒を渡される。その中には妻の結婚指輪が入っていた。
『アンノウン』、『フライト・ゲーム』、『ラン・オールナイト』に続くジャウム・コレット=セラ監督とリーアム・ニーソンの4作目のタッグ作。狭い車内を縦横無尽に這い回る極めてテクニカルなカメラワークがドラマのテンションを高め、乗客と乗務員のキャラクター描写を丁寧に積み上げて終盤の意外な展開へとスピーディに繋いでいく演出も見事。ベラ・ファーミガ、サム・ニール、パトリック・ウィルソンといったベテラン陣の演技も冴えていて、最後まで楽しめる一級品のB級エンターテインメントに仕上がっています。
お決まりの.....。
期待したほど面白くなかった。リーアム・ニーソンの主演映画は過去に96時間レクイエム、フライト・ゲームなどを見た事があるが、ストーリーもアクションも似た内容、
それにいつも疑問に思う点はアメリカの映画は主人公が家族を人質に取られると何故か異常に必死になって何でもやりたい放題の行動をとってしてしまうという事。それとFBI職員の命は普通の人間と同じ命であるにもかかわらず何故かぞんざいに扱われる事、犯人が警官というパターンがやたらと多い事、最後のシーンのどんでん返しの終わり方も何処かで見た事があったような内容で、全てにおいて目新しいものはあまり見受けられかった。
一番の盛り上がりは終盤で追跡された人物が追い詰められてしまい遂に私が○○です声を出したら、それをかばう様にそこに居た3~4人が同じように私が○○ですと言って犯人をかく乱させ追跡された人物をかばうシーン。
しかし最後のキザでいやな男だけが続けて同じようにはいわずに私は○○ではありませんと言ったので思わず吹き出してしまいました。
睡魔が何回も襲ってやっと目が覚めた迫力ある列車の脱線シーンも途中でミニチュアと解るレベルのCG映像だし、大半が列車の中でのシーンという設定なので話を膨らませるには限界が感じられる映画だと感じました。
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