イット・カムズ・アット・ナイト

劇場公開日:

イット・カムズ・アット・ナイト

解説

「ザ・ギフト」では長編初メガホンをとるなど多才ぶりが注目される俳優ジョエル・エドガートンが主演のほか、製作総指揮も務めた心理スリラー。ポール一家は夜になるとやってくる正体不明の「それ」から逃れるため、森の中の一軒家に隠れ住んでいた。そんなポール一家のもとに、ウィルと名乗る男とその家族が助けを求めて訪れてくる。ポールは「それ」の侵入を防ぐため、夜は入り口の赤いドアを常にロックするというルールに従うことを条件に、ウィル一家を受け入れる。2つの家族による共同生活はうまく回っていったかに思えたが、ある夜にロックされているはずの赤いドアが開け放たれていることが発覚。2つの家族に芽生えてしまった猜疑心、そして「それ」への恐怖から、それぞれの本性が次第に露わとなっていく。監督は数々のインディペンデント映画賞で受賞歴を持つ新鋭トレイ・エドワード・シュルツ。

2017年製作/92分/G/アメリカ
原題または英題:It Comes at Night
配給:ギャガ・プラス
劇場公開日:2018年11月23日

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(C)2017 A24 Distribution,LLC

映画レビュー

2.5恐怖の「原因・結果」ではなく「過程」を描くも中途半端に終わる

2024年10月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

A24の映画はホラーが多いようだが、従来のホラー映画とは異なって、「原因・結果ではなく過程を描く」方針ということがよくわかる一作。

本作も前提となる感染症のパンデミック、それによる社会崩壊はきちんと説明されず、単にそれから避難してきた2家族の内閉した日常、軋轢と戦い、そして感染症の拡大というやりきれない過程を描くこと自体が主眼となっている。

普通に抱く「どんな感染症か」「社会はどうなっているのか」「最後はどうなるのか」などの疑問には一切答えない。
恐怖の環境に囲繞されたら、人間はどう振る舞うか、どんな生活を余儀なくされるか等々を見せるだけなのである。

まあ、それもありなのだが、その場合、描かれる過程が満足感を与えてくれるか否かが問題となる。同じA24のアリ・アスター『ミッドサマー』等は一応の成功例なのだろうが、本作はいま一つという感を免れない。

「何だか中途半端だったな」と思うだけの作品より、蛇足であったとしても「原因・結果」を追加したほうが面白かったのではないかと、ついつい思ってしまう。

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徒然草枕

1.0ぶん投げ〜〜〜!

2021年4月1日
PCから投稿

視聴者に考えてもらいたいんだろうが、普通にあんまり面白くなくて考える気にならない。

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aaaaaaaa

1.5クオリティがある悪趣味

2020年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ギフトもそうだったけど、この人クオリティがある悪趣味が好きだよな。

凝ったバッドエンドへと巧みに導いて行くわけだけど、それってほとんど自慰クリエイターの趣。心理描写に深い理解があって製作してるのが良く伝わるけど、これ観てどう思えっていうのだろう。
気分悪いでしょ、これ。ってことか?だとしたら、この野郎とんでもないサディストだな笑

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okaoka0820

3.0謎が残る・・・くらいで、想定内

2020年12月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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りょう