MASTER マスターのレビュー・感想・評価
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悪役のイ・ビョンホン…
何を演じても様になる。騙し騙されの展開は面白い。警察側、詐欺師側のそれぞれ女優のオム・ジウォン、チン・ギョンが良いアクセント。気楽に見れた。
実際にあった事件を元にして作られたとの事ですが、エンターテイメント...
実際にあった事件を元にして作られたとの事ですが、エンターテイメントとして、脚本も演出もとても巧く作られていたと思います。
カリスマ詐欺師のチン会長と知能犯罪捜査班のチーフのキム・ジェミョン刑事の対決に天才ハッカー・パク・ジャングンという、どちらに着くのか不確定要素が加わわり、三つ巴になりそうな雰囲気も匂わせながら、最後まで緊張感のあるやり取りが続き、終盤にはきっちらアクションまであり、至れる尽くせりな作品で楽しめました。
チン会長を演じたイ・ビョンホンの演技はさすがと言っても良いくらい堂に入ったものでしたし、カン・ドンウォン演じたキム・ジェミョン刑事もキム・ウビン演じたパク・ジャングンも良い味を出していましたね。
いろいろ制約はあると思いますが、日本もアニメ原作のような作品ばかり作っていないで、もう少しこういった方面に力を入れていって欲しいですよね。
ゴリラ先生♡
チョン・ウォンジュンやオ・ダルスのようなオジサン俳優が登場してくると、ストーリーも引き締まり楽しくなってくる。オ・ダルスに関しては数多くの映画に登場しているため見飽きた感もあるが、『冬のソナタ』でゴリラ先生役をやっていたチョン・ウォンジュン(警察庁長官)の顔がわかると嬉しくなってしまいます。
イ・ビョンホンが演ずるのはカリスマ的な投資会社の会長チン・ヒョンピル。巧みな儲け話で数万人の庶民から多額の資金を集める詐欺グループのトップだ。チン会長の尻尾をつかもうと知能犯犯罪捜査班のキム・ジェミョン(カン・ドンウォン)はあの手この手で攻めようとするも、あと少しのところで逃げられてしまう。とにかく帳簿さえ手に入れれば立件できると踏んで、側近である天才ハッカーのパク・ジャングン(キム・ウビン)に協力すれば罪を軽くしてやると持ち掛けるのだった。
パクに監視カメラを付けてチンの豪邸に潜入させたりと、的を一本に絞った捜査は緊迫感たっぷりでした。しかし、そんなチンと相棒のキムママ(チン・ギョン)は裏切り者の存在を察知し、大金を持って行方をくらますのだが、1年後、チン会長の遺体が海外で発見されたというニュースが報道される。そんな簡単に死ぬはずないだろうと、執拗に追いかけるキム班長。舞台は韓国からフィリピンへと移る。
マネーロンダリングのために3兆もの金を動かすという情報を得て、洗濯屋とダブルで成りすまし交渉するシーンが面白かった。洗濯機に入れる!と笑わせる会話も。全体的にはそれほどの展開もないし、予定調和的な結末へと向かうのですが、終盤にきてコミカルな部分が多くなって楽しませていただきました。ハチミツの相棒はハチミツ作りに専念するのかな~
【2017年11月映画館にて】
韓国らしい
いかにも政界と経済界の癒着が甚だしい韓国にありそうな話だと思ったら、実在の人物をモデルにしてるのですって‼️この国に生まれた庶民は辛いだろうな、お金も容姿にも格差があって、やっぱりデモとか抗議してないとやってられなさそう。
とはいってもその容姿には際立ったものがあって、カンドンウォンやイ・ビョンホン、見事としかいいようがない素晴らしい見栄え。フィリピンを舞台にしてもちっとも嘘っぽくならないから見ていて飽きない。話は少し展開が早すぎて、心理作戦も実働部隊も中途半端な仕上がりのように思うけど、時間のあるときには目の保養にいいかな。
【イ・ビョンホン主演映画に(ほぼ)外れなしの法則が、当てはまった作品。】
ー イ・ビョンホンが、金髪のチンピラを演じた作品。ー
・面白き作品であった。
・韓国の名優は、どんな役でも飄飄とこなすところが真の役者と感じ入った。
<キャッチ・コピーは”イ・ビョンホン 悪に染まる”だったなあ・・。>
<2017年11月12日 劇場にて鑑賞>
韓国映画の刑事ものにハズレは少ない
事前の情報なしで観賞。イ・ビョンホンとカン・ドンウォンが出てるってだけで選んだがなかなか面白い映画だった。
イ・ビョンホンの悪役ぶりがいい感じ。人たらしで、非情で。こんな役の彼ならまた観たい。
騙しあいだけでなく、韓国を飛び出してフィリピンを舞台にカーアクションを繰り広げたりもする。飽きさせない作りで、最後のどんでん返しも及第点かな。
イ
出色は、マニラ。海外ロケがバチっと決まってる。これは結構凄いことな気が。MOZUは観てないけど、日本映画でマニラ撮るとウゲッてなるけど、韓国は先にアジアの壁超えてきた感がある。もうちょい短くても良かったけど。
当然の仕事をしただけ
僅か数年で大成長を遂げた金融投資会社。
会長のチンは世のカリスマ。
ひと度公に出れば人々を魅了、彼の演説に人は涙を流すほど。
しかし、
彼の本当の顔は、詐欺師。
約4万人の個人投資家を騙し、国の権力者に賄賂をバラまき、己の利益を上げてきた非道者。
そんな彼を追い続ける知能犯罪操作班のチーム長、キム。
チンの側近であるハッカーのパクに接触する…。
韓国で実際に起きた金融投資詐欺事件をモチーフにした極上のサスペンス。
いやはや面白い。
隣国なのに、どうして韓国だけこんなにハイレベルのエンタメ映画を撮れるのか。
日本映画界はもっと頑張れ~。
極悪詐欺師を逮捕せよ!
その決め手として彼の右腕を司法取引を条件に引き込むが…。
会長は勘が鋭い。一瞬の隙も見せられない。
しかし、捜査官側もエリート。プロ。
会長vs捜査官&ハッカー、もしくは、
会長&ハッカーvs捜査官、それとも、
会長vs捜査官vsハッカー。
果たして、勝つのは誰だ…?
遂にチン逮捕に踏み込む。
が、ある裏切りで逃してしまう。
キムは責任を取り警察内で干され、チンは海外に逃亡するも事故で死亡のニュースが…。
何とも後味悪い結末…
NO!NO!NO!
ここだけで映画一本分のような前半約一時間。
そもそも、主役であるイ・ビョンホンが前半だけでそう簡単に退場する訳ない。
だって、演じたチン会長は稀代の詐欺師なのだから…。
イ・ビョンホンが見事と言うより、さすがの存在感と演技力を放つ。
年齢の割りに若々しく、まだまだ韓国イケメンスターとして通じるが、本作では、髪を白髪混じりにし、ロマンスグレーな雰囲気。
大物会長役は荷が重いかと思ったが、これがハマった。
状況に応じて人々を魅了する裏の顔と稀代の詐欺師の本当の顔を使い分け、雰囲気や容姿や言葉遣いまで変わる凝った役作り。
また新たな一面を魅せ、もはや名優だ。
彼に抑えられっ放しではない。二人の若いイケメンも熱演。
当初は板挟み状態でありながらユーモアも滲ませるパク役のキム・ウビンに面白味を感じたが、キム役のカン・ドンウォンも後半になってから大きな見せ場がある。甲乙付け難い!
スター性ではイ・ビョンホンが主役だが、物語上は若い二人が主人公だ。
チンを取り逃がしてから一年。
キムとパクは再会する。
パクは借金まみれで、詐欺師の元身内という事で、被害者から糾弾の対象。
パクはチンの片棒を担いだが、全てを失い、彼も今となっては被害者の一人なのだ。
チン死亡のニュースは流れたが、キムは今もチンを追っている。
チンは生きている!
マニラで、新たな巨大詐欺ビジネスを始めようとしていた。
チンによって苦汁を舐めさせられた二人。
手を組み、今度こそチン逮捕に全てを懸ける…。
後半は韓国からマニラへ。
物語の舞台だけじゃなく、詐欺の計画もその金額も逮捕の頭脳戦も何もかもスケールアップ。
今回もまた裏切り、裏切られ、騙し、騙され…。
クライマックスは銃撃戦やダイナミックなカー・チェイスのサービスも。
正真正銘、今度こそ、熱き闘いの行方は…?
韓国サスペンスでもどんより系ではなく、エンタメに徹した作り。
韓国サスペンスにバイオレンスやKO級の衝撃を求める人にはちと物足りないかもしれないが、面白さは本当に保証付き!
最初から最後まで、中弛みナシの快テンポ、エンタメ力。
エンタメなのでオチは承知の通り。
決着に、OPの印象的な台詞が被った。
特別な大層な事をしようとした訳じゃない。
当然の仕事をしただけ。
最後まで目が離せず。
実在する巨額金融詐欺事件を基に描かれたクライム・アクション。
極悪詐欺師と犯罪捜査官の攻防に天才ハッカーが絡む怒涛の展開
から目が離せず143分の長丁場も気にならないほどのめり込める。
韓国犯罪映画お決まりの後半はカーチェイスと銃撃戦もたっぷり。
そもそも詐欺絡みの話なので誰が裏切るか出し抜くかが気になり
ラストのまさかを期待してしまう。ベテラン二人に挟まれた若手
キム・ウビンがとにかくいい味を出している。イケメンに芸達者
にいい脚本と演出が加わればこれだけ面白くなることを証明した。
男たちの熱い戦い
大金を騙し取る詐欺師とそれを追う刑事の話。
このような映画を久々に観て楽しかった。
ハラハラドキドキ 騙し騙され カーアクションあり
銃撃戦あり ほろっとさせられたりして
最近 漫画原作 ベストセラー原作の邦画に押されて
外国映画は押され気味ですが
面白かったです
上映館数も少なく ましてやあまり宣伝もされていないので
面白いのに残念です
私はカン・ドンウォンのファンなので観にいきました
刑事役がとてもかっこよかった
相変らずお美くしや・・・
いやいや参りました。駆け引きが面白かった。
期待半分で観ましたが、かなり面白かったです。
イ・ビョンホンの詐欺師具合、カン・ドンウォンの刑事役も良かったのですが、やはり1番良かったのは間に挟まれストーリーを面白くしているキム・ウビンですね!
騙し合いの良いアクセント役になってます。
日本でも詐欺の事件は多いですが、今の日本映画で真似してこのくらい面白く出来るかと言えばNO。
日本映画も頑張って貰いたい!
CG頼りでは無い最近の映画では私の中では上位です。
オススメします。
お互いの騙し合いと裏の取り合いが凄くて、もうどうするの?て心配して...
お互いの騙し合いと裏の取り合いが凄くて、もうどうするの?て心配してしまうくらいのギリギリを通るストーリーを、最後まで突き落とす面白さは韓国映画ならではの見事さでした。
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