リバーズ・エッジ

劇場公開日:2018年2月16日

リバーズ・エッジ

解説・あらすじ

1993年に雑誌「CUTiE」で連載されていた岡崎京子の同名漫画を、行定勲監督のメガホン、二階堂ふみ、吉沢亮の出演で実写映画化。女子高生の若草ハルナは、元恋人の観音崎にいじめられている同級生・山田一郎を助けたことをきっかけに、一郎からある秘密を打ち明けられる。それは河原に放置された人間の死体の存在だった。ハルナの後輩で過食しては吐く行為を繰り返すモデルの吉川こずえも、この死体を愛していた。一方通行の好意を一郎に寄せる田島カンナ、父親の分からない子どもを妊娠する小山ルミら、それぞれの事情を抱えた少年少女たちの不器用でストレートな物語が進行していく。ハルナ役を二階堂、一郎役を吉沢がそれぞれ演じる。

2018年製作/118分/R15+/日本
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2018年2月16日

スタッフ・キャスト

監督
行定勲
原作
岡崎京子
脚本
瀬戸山美咲
製作
斉藤剛
中山道彦
原田知明
木下直哉
佐野真之
瀬井哲也
倉田奏補
小川真司
古賀俊輔
エグゼクティブプロデューサー
金吉唯彦
遠藤日登思
プロデューサー
小川真司
吉澤貴洋
古賀俊輔
杉山剛
アソシエイトプロデューサー
小林亜理
行実良
音楽プロデューサー
北原京子
ラインプロデューサー
新野安行
キャスティングディレクター
杉野剛
撮影
槇憲治
照明
中村裕樹
録音
伊藤裕規
美術
相馬直樹
装飾
田口貴久
スタイリスト
高山エリ
衣装
杉本真寿美
ヘアメイク
倉田明美
特殊造形
宗理起也
特殊メイク
宗理起也
VFXスーパーバイザー
進威志
音響効果
岡瀬晶彦
編集
今井剛
音楽
世武裕子
主題歌
小沢健二
スクリプター
工藤みずほ
助監督
是安祐
制作担当
大田康一
企画協力
藤野良太
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(C)2018映画「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社

映画レビュー

2.5インタビュー

2025年8月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
背中にエンジン

3.0二階堂ふみ結婚おめでとう!祝砲3発目

2025年8月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

ドキドキ

2018年公開作品
二階堂ふみ当時23歳くらい

二度目の鑑賞
前回はTSUTAYAレンタルDVD
今回はU-NEXT

原作は『ヘルタースケルター』『チワワちゃん』『ジオラマボーイ・パノラマガール』の岡崎京子
監督は『GO(2001)』『ピンクとグレー』『劇場』『窮鼠はチーズの夢を見る』『リボルバー・リリー』の行定勲
脚本は『アズミ・ハルコは行方不明』の瀬戸山美咲

屈折した青春物語
生きてたのかよ!死んだのかよ!
シュールな展開
映画観る前に「観た後に具体的にこういう感情になりたい!」とはっきり決めてる人には向かないし自分はそういうタイプではない
この作品の雰囲気が楽しめないときつい
狐につままれておしまいのオチ

この作品で吉沢亮が日本アカデミー新人俳優賞受賞
当時はイケメンだなと感じたもののそれほど魅力は感じなかった
しかし昨今の吉沢亮ときたらまるで違う
何があったのか知らないが役者として男として一皮剥けた感がある
決していやらしい意味ではないがそれでも今の彼には色気がある

いじめられっ子の山田一郎が若草ハルナが助けれてくれた
お礼に宝物だと見せてくれたのはホームレスになってしまった一人暮らしの爺さんのミイラ化した遺体だった
とても嫌な恩返しだ

この作品の一番の売りは二階堂ふみのヌードだろう
あと朝ドラ『虎に翼』でブレイクした土居志央梨のヌード
2人とも惜しみなく脱いだ
きっぷがいい
そして今がある
いちいちめんどくさい理屈を長々とこねる全く役に立たない左翼は嫌いだ

この作品の一番の特徴は度々登場するインタビューシーン
映像特典にあるような出演者に対するインタビューではなく演じている役に対するインタビュー
嫌いじゃないが必要か?必要なんだろうな
大林宣彦監督の『理由』を思い出す

あと画面のサイズが4:3
時代は93年の設定で当時を意識したものとか
原作が93年だから
台詞の中に「ウゴウゴルーガ」が出てくるが時代を感じさせるのはその類だけ
野村監督率いるスワローズがライオンズを破り日本一になった年だ

高校生だが私服だ
制服を揃えるとお金がかかるからだろう
メインにはスタイリストがついただろうけどそのほかは私服で現場にやってきたに違いない
それもあってか高校生に全く見えない
しかしお芝居を観る側はこれは高校生なんだという認識を持つのがエチケット
年齢的に無理があると役者にツッコミを入れるのはマナー違反だという境地に達した
映画comにレビューを投稿しはじめておよそ6年目になる

自分はわりとこういう内容の映画でもそこそこ楽しめる
好きな俳優がメインで出ていればそれでけっこう満足してしまうたちなので
どんなに映画評論家に叩かれても主演俳優が「くだらない内容でも映画会社のためになっているからやっている」と言わしめても多くの映画ファンが多羅尾伴内演じる片岡千恵蔵の七変化に拍手喝采したように
終戦間もない娯楽が少なかった時代である
今の時代は映画以外に娯楽はたくさんある
24時間は今も昔もこれからも変わらない
好きな映画俳優を観に映画を観るのが基本だと思うけど
映画評論で食べているプロじゃないから

配役
愛煙家の高校生の若草ハルナに二階堂ふみ
ゲイでいじめられっ子の山田一郎に吉沢亮
ハルナの元カレで大麻をやるなど素行が悪い観音崎峠に上杉柊平
ハルナの高校の後輩で人気モデルでレズの吉川こずえにSUMIRE
ハルナの友人で援交するなど不特定多数の男性と肉体関係を持つ小山ルミに土居志央梨
山田の女友達の田島カンナに森川葵
ハルナの友達で噂好きのタカハシくんと付き合っているよっちゃんに安藤輪子
ルミの姉でボーイズラブものの同人誌を書いているネクラでデブの小山マコに富山えり子
噂好きのタカハシくんに松永拓野
ハルナの母親に西田尚美
犬と散歩する男性に綾田俊樹

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共感した! 0件)
野川新栄

5.0シークレット・クラッシュ

2025年5月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

知的

 画面サイズ4:3。
 携帯電話が普及する寸前くらいの頃の話。
 演者は魅力的な人ばかりだし、なにげない会話にまで引き込まれ、謎のインタビューにも釘付けになり、各キャラクターに深みを感じて、最後まで夢中にさせてくれた。
 エロかったり残酷だったりと悪い描写がある、熱い青春映画である。
 秘密を共有したり、誤解したりされたり、好かれたり嫌われたり、死んだり生きたり、泣いたり笑ったりする全てのシーンが良かった。

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共感した! 5件)
Don-chan

3.5River's edgeなんだよね。社会の大きなウネリの中の端っこの方、と捉えました。

2024年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

二階堂ふみの体当たり演技もだけど、土居志央梨の方がもっとすごい。朝ドラの「虎に翼」に出てた土居志央梨がどんな演技をするのか見たくてこの映画にたどり着いたんだけど、すごかった。そこまでするか、と。

吉沢亮と二階堂ふみのやり取りも、引き込まれていく。監督が行定勲で、原作が岡崎京子じゃ、(悪い意味じゃなく)こういう映画にしかならないよね、という代表。だから、晴れ晴れとした映画じゃなく、色々と考えさせられる映画。

どこかモヤモヤを心に残しつつ、なんだかなぁ・・・と思いながら、でもこんな世の中だよな・・・と深淵に突き落とされる。

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しの