孤狼の血のレビュー・感想・評価
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役所さんの安定感
基本的に役所さんの演技が好きなのと、昭和感あるヤクザ映画が好きなので鑑賞。 ストーリーはお馴染みとゆうか、予想通りの流れだったので、残念!ではなく、期待を裏切らずで良かった。 で、松坂に注目。この役は絶対譲られない!みたいな記事をチラ見したので松坂演技が気になった。滅茶苦茶頑張ったんだなってのが伝わって良かった。しかし、まだまだまだもっと汚れて欲しいのは私の好みでの感想。そして今後更に化けるな。とゆう期待が膨らんだ。 正直、キャスティングはあまり好みではない。江口、竹野内は正直「?」だ。 真木さんのかさついてる感じはリアルだった。 ラストシーン、ラブシーンは笑ってしまう。が、ラストの大根ぽい感じが敢えて。ならば好きだ。昭和の後期とゆう時代設定だったが、そこに関しては微妙。現代感の方が強く映って見えた。それは役者の見た目だったり、いかにもな昭和のアイテムの使い方が何か難しい気がした。しかし江口さんが出るとしょぼく見えてしまうのは何故か…GOEMONの影響なのか…。 とにかく、また役所様様であった。松坂には汚れて頂きたい!今後期待大!
星5個つけたのは、愛があった
主役の役所広司さん、人間くさいマル暴に感じた。役所広司さんの人柄から醸し出されて、見え隠れする愛を感じたのは、私だけかな。 まさに、そこに、監督の思い入れがあったのかも知れないと思いました。 役所広司さんの若手俳優へのエールも感じた。松坂桃李さん、頑張ったと思う。アクションは、今後、これから先に出会う作品で自分のキャパを増やしていけばいいと思う。アクション映画が大好きなので、辛口でゴメンね。松坂桃李さんの演技に取り組む本気を感じました。 映像は、グロいととるか、リアリズムととるかは個々の視点かなと思う。 最初のシーンを観ながら、順どりなのかな、と思ったのは、松坂桃李さんの演技の変化、彼の心情の移り変わりがよく表現されてたように思ったから。 映画は作品に参加される全ての役者さんたちの力で成り立っています。役者さんたちのシーンにかける思いを感じる時、映画は素敵な芸術だと思います。 この作品で、真木よう子さんの、感情露わな一面も良かった。淡々と演じてらした役柄の作品を多く観てたせいかな。 もう一度、観てみたいと思います。 ステキな作品をありがとうございました。
よかった
昨日『犯罪都市』を見たばかりのせいか、あまりエキサイティングじゃなかった。『犯罪都市』がすごすぎて、あの中国人のような恐ろしいヤクザがいなかったせいかもしれない。しかし物語の主軸が謎めいた役所広司の行動や隠密の素行調査にあるから仕方がない。コンディションの調整も失敗して少しウトウトしてしまった。汗臭くヤニくさい感じはとてもよかったので、もっと興奮したかった。
(追記)
続編を見るに当たって、見返して見たらとても面白かったので星を3.5から4に変更した。原作小説も読んでいたのにすっかり忘れて新鮮な気持ちで見れた。冒頭の金融業の青年と大上がなぜ豚小屋で拷問を受けていたのか理由が不明だ。殺すのなら拷問は不要なので、よほどの恨みを買っていたのか、何か情報を引き出したかったのだろうか。それから、組同士の対立軸や人間関係が2回見ても原作を読んでいても把握しきれないままだ。
豚のうんちを食べさせる場面は小山田圭吾さんの件を連想させる。
ラスト30分の真実。エログロ満載の任侠系映画。
【賛否両論チェック】 賛:ヤクザが跋扈する荒んだ町で、戦い続ける主人公達の孤高な姿が胸に響く。豪華キャストも見どころなほか、ラストで明らかになる真実にも驚かされる。 否:やたらとラブシーンやグロい描写が多く、特にグロテスク系が苦手な人は絶対に観られない。 幅を効かせるヤクザに対し、汚い手段も全く厭わずに対峙していく大上と、そんな彼に不信を抱きつつも、どこか師のような感覚も覚えている日岡。役所広司さんと松坂桃李さんの迫真の演技から、2人の人間性がひしひしと伝わってくるのが印象的です。そしてそんな大上の真の意図が明らかになった時、日岡が取る行動の行方にも、思わず手に汗握ります。 難点としては、とにかくグロシーンが多い点です。拷問や暴力、殺害シーンなんかがこれでもかと続くので、苦手な人はヘドが出るどころか、観るのも不可能かと思われます。 任侠モノが好きな方は、観ておいて損はないかも知れません。
豚のクソ
警告:何か食べながら見ては行けません。 それはそれとして、懐かしいテイストの作品。舞台が30年前だという部分も手伝って、古いヤクザ映画を見ている気分になった。『仁義なき戦い』などのあの感じ。 別の見方としては、警官のバディ物。ヤクザとずぶずぶのベテラン刑事と潔癖な新人の組み合わせ。ベテランのやり口を許せない新人と、新人を相手にしていないベテランの関係が、話が進むにつれて変化してゆく。けれど、その変化は単純ではなく、あなたの期待通りの結末になるかどうかは分からない。 古いヤクザ物か警官のバディ物が好きな人は、ぜひどうぞ。ただし、食べ物は無しで。
うーん、ほぼほぼ面白い。
相変わらず、役所さんは凄く上手いし、松坂さんは次回作で大上巡査部長の意志を受け継いでいくのでしょう(ちょっと主役を張るには、とは思いますが。)が、やはり仁義なき戦いのあのテンポの良さと出演俳優の瞬発力、エネルギーには遠く及ばない気がします。深作さんは凄い。アウトレイジ(見てませんが。)よりは、私の好みです。 ただし、蓮司さんの首はやり過ぎだと思います。
持ちつ持たれつの業界
久しぶりの「やくざ映画」っていうか、今までもこの手の映画はあまり好んで見たことがなかった。警察とやくざの交流が、当たり前の時代があったのだなぁ。真面目な一市民は無秩序な道理に泣いていた実態があったんだろうなぁ。今の暴対法の中でも取り締まりの抜け穴で利権に群がる状況があるんだろうなぁ。さて映画はさすがの役所さん、一人で世界を築いている。ストーリーのつまらなさを埋めるに足る存在感。真木よう子さんも凛とした演技に拍手。松坂桃李さんはこの役、向いてないのでは。それにしても「やられた顔」のメイクは迫力満点だった。夢に出てきそうなインパクトを感じた。
演技力の差が
ある程度覚悟はしていましたが、グロかったです。 なんどか目をそらしました。 やくざはスマートにやってほしい。 今回は竹野内豊さんの半端ない浮き具合が恐ろしい。ぜんぜん怖くない、笑いさえでるのはなぜでしょう・・・ ヤクザ臭が全くしない。 せめて、スーツ着せていれば。 残念でなりません。
何回か目をつぶったけど、面白かった
グロテスクなのが苦手な方は、覚悟して下さい。 気持ち悪いシーンは目をつぶったけど 迫力あります。 きっと日本アカデミー賞ノミネートされると思うので 頑張って見て下さい(苦笑)
男の友情
役所さんの出ている映画なら絶対外れはないと思い、普段映画を見ない兄貴を誘って鑑賞しました。 いつもなら寝てしまう兄貴が一睡もせず終わったあと機関銃のように話し出すほど面白い映画でした。 役所さんを好きになったのは、「13人の刺客」と「最後の忠臣蔵」で忠誠心に満ちた男の生き様を観て以来ですが、今回はガラッと変わってヤクザと裏でつるんでいる刑事の役です。 ネタバレになるので詳しく言えませんが、後半は日岡刑事との友情に思わず涙し、拳を握りしめました。 カットの切り替えも小気味よく、どんどんのめり込んでしまいます。前半には色々伏線もあるので注意して鑑賞されたらいいと思います。 警察VSヤクザというキャッチフレーズの映画ですが、原作者はむしろ警察組織の腐った裏側を描きたかったのではないかと思えました。 いずれにしてもさすがの役所さん、松坂さんも心の動きが伝わってくるいい若手刑事でした。
広島の抗争が・・
行方不明者。現代でもどこかで闇に葬られる日本人はいる事実。この物語の最初にそんな命乞いする男の死にゆく姿が映される。昭和の時代に広島のヤクザ同士の抗争の匂いを嗅ぎ付ける刑事を演じるのは役所広司。彼は事務所まで入り込み警察とヤクザの間を渡り歩く危険極まりない男だ。獄中にいる者にまで接近する。部下を演じるのが松坂。広島の夜の歓楽街でシマを巡るトラブルが発生。物凄い迫力。抗争を防ぎたいという警察の執念を打ち破っていくヤクザの過激な暴走は最悪なラストへと突き進む。新人刑事演じる松坂の血と涙。昭和63年で広島ヤクザ社会は結末を迎えるわけだが、アウトレイジ風に言うなら「終わったと思うなよ」だ。
役所広司エロすぎ(褒めている)
東映の実録シリーズを彷彿とさせる演出は◎ 往年の東映広島弁も味わえます。 とにかく役所広司の溢れんばかりの色気に酔わされます、アウトローを演じてこれだけの色気を出せる俳優が他にいるだろうか?まさにはまり役なんじゃないですか? 新米刑事役の松坂桃李もいい演技をしているとは思うのですが昭和末期を演じるには現代風すぎたか? いまにもポケットからスマホを取り出しそうな雰囲気、役所広司との空気間の差を表現しているとしたらそれもアリなのか?見る側がどちらの俳優を重視するかによって意見が分かれそうなところ。 もしシリーズ化されるとしたら・・・松坂桃李の成長に期待するかキャストを入れ替えて別ストーリーにするか・・・迷いますねw
最高!
暴力描写が苦手なので行くのを躊躇しておりましたが鑑賞しに行って良かったです。痛そうなシーンは目をつむり対応しましたがある事件をきっかけにあいつらボッコボコにしたれー!って夢中でみてました。 こういうジャンル映画でまさか号泣するとは思いませんでした。役所さんと松坂さんのコンビがかっこよかったです。
東映映画
仁義なき戦い、北陸代理戦争、県警対組織暴力などふかさくファンの私にとっては何かその血をひいた映画として感じれました。 アウトレイジとはまた違ったヤクザ映画感、東映感って感じですね。 ただ、松坂桃李演じる日岡の葛藤をあらわしたドラマ的なシーンはいらないな、とにかくバイオレンスでドロドロな汚さをスピーディに展開して欲しかった。 また、竹野内豊がチンピラ的な役ででてますが、もっとはちゃめちゃでそれこそ千葉真一が演じた大友勝利のような暴力シーンがほしかった。 深作映画で川谷拓三が菅原文太に取調室でボコボコにされるシーンが有名ですが、役所広司が養豚場の息子をボコボコにするシーン・・・目を背けるほどリアルでしたね。 ちなみにこれは狙ったのかな??? 江口洋介演じる一ノ瀬守孝・・・名前モリタカ、これ狙い? いろんな意味で楽しめた 東映にお願い ①シリーズ化して欲しい ②仁義なき戦いをそのまま現代の役者で再現して欲しい
匹敵するテーマ曲があれば
仁義なき戦いを意識したそうですが、仁義なき戦いと言えば何と言ってもあの曲、あれを聞けばその世界に入っていけるくらいインパクトのある物。それが無かった。俳優の演技、撮影、編集、ストーリーは良かった。原作を読んでるので変えてほしくないない所もあったがそれでも全体良かった。近年の日本映画ではベスト!東映には大人の観れる秀作を作っていってほしい。
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