空飛ぶタイヤのレビュー・感想・評価
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残念すぎる
WOWOWにて鑑賞。
池井戸潤の原作も既読。
池井戸作品はテレビや映画では引っ張りだこ。
公開当時見に行くか迷った作品。
感想としては映画館に行かなくても良かったと思った。
色々な意味で脚本に穴が空きすぎる。
いらないセリフや演出がたくさんある。
約二時間に入れ込まなきゃいけないので仕方ないかもしれない。
それと主役の長瀬智也の演技が酷すぎる。
赤松運送は倒産の危機に陥っているはずなのに長瀬智也の演技はその危機感が感じられない。
赤松は必死になって泥臭く駆けずり回ってその結果運命が切り開かれていくのだがこれが演技から感じられない。
次から次へと襲ってくる危機。
それごもうダメかと諦めてしまうドキドキ感が原作にはあったが色々と割愛されすぎ。
原作はとても面白かったのでこの作品のクオリティに残念としか言いようがない。
童話のようなタイトルwww
赤松はいつ被害者遺族と仲良くなったのか。「やっぱ弊社が原因やなかったで!」とノリノリで報告でもしたのか?被害者遺族はそれを聞いて遺族は赤松と本
当に仲良く出来たのか?
っていうか、これ赤松が奔走しようが挫折しようがまったく関係なく、銀行サイドの暗躍だけで真相は暴露されてたよね。
名門を汚すのはリコールじゃない、不正なんだよ
映画「空飛ぶタイヤ」(本木克英監督)から。
ストーリーは、予想通りの展開だったので、驚きはなかった。
テーマの1つである、大企業によるリコール隠しの現実が、
浮き彫りにされたけど、主役は誰?と思うような場面も。(汗)
そんな中、大きな組織であればこそのセリフが面白かった。
「誰が書いたかわからない書類は握りつぶされるでしょう、
それがウチの社風です。発信する前にはまず名前を名乗る」
「君にとってベスト職場と言うのはどういうものだろうか?」
「ベストかどうかを言っても仕方ないと思いますが、
会社には戦略がありそれに沿った組織作りがあるわけですから」
「私どもの組織と言うのは、若干一般には理解しづらい部分もありまして、
正直いつ調整がつくのかわからないところがあります」
「澤田課長がどんな素晴らしい企画を立てても、
現場で通すのは不可能です。企画の中身ではなく、政治的な判断で」など、
大きな組織になればなるほど、あり得そうな会話だな、とメモをした。
そして、大企業のリコール隠しを捜査した刑事が、狩野常務に向かって、
取調室で言い放つセリフが、面白かった。
「ホープ自動車っていや名門企業じゃねえか。
名門を汚すのはリコールじゃない、不正なんだよ」
そうそう、今回の作品は、このワンフレーズに尽きるな。
終始重苦しい雰囲気
原作は読まずに、主題歌がかっこよかったから観ました。
半沢直樹のような、大企業体質から生まれた不正への逆襲ストーリーだろうなと思って観ましたが、その通りでした。
運送会社が起こした脱輪事故の原因を巡る調査がテーマ。
主人公だけでなく、色んな所に正義感を持って立ち向かう人がいて、彼ら個人の小さな抵抗が最終的に勝利につながるというのは良いストーリーの作りだなぁと思いました。
ただ、始まりから終わりまで終始重苦しい雰囲気で、不正を暴く鍵を見つけた時の快感とか、勝利の爽快感があまりなかったのがとても残念。
クライマックスで畳みかけるようにパズルのピースが揃っていって、相手が勝利を確信したところで大逆転!みたいな話だったらもっと楽しめたかもしれない。
さて肝心のサザンの主題歌はというと、曲はもちろん最高なのですが、歌詞と映画がマッチしているかというと微妙。
死亡事故が話の軸なので、サザンのどこかコミカルな雰囲気はアンマッチでした。
どちらかというと出世争いの歌なので、半沢直樹の方が合ってそうです。
もしかして偏見かも
人は、富や権力の為にそんなに非常になれるものなのだろうか…
私の父もかつて社長をしており、とは言っても小さな印刷業で社員は母とその他1人の細々としたものだった
にもかかわらず地方テレビ局の名刺などを作るほどの大仕事もやっていた。
そこそこの組織と渡り合っていたのだなと今になって思います。
もしかして父も灰色の組織の一員だった頃があるのかも知れない、そんな気にさせるこの作品でした。
今は多種多様な作品が自由に作られる時代、それでもまだ上からの圧力がかかり最初からボツになる物もあるのかと思います。
それもまた何かしらの圧力が作品作りの妨げになっている事もあるのでしょう
何が言いたいのかよく分からなくなってきた
もしも自分がそんな上の立場の人間になったら、右に倣えで大差ないのかな、どうなんでしょうねそこんところ教えてくださいよ〜〜
ゴーンさん
でわでわ
現代版 山崎豊子作風 池井戸潤
社会派ドラマ、特に実在事件をモチーフに
している作品は非常におもしろい。
共通して描く小さな存在が大巨人に立ち向かう。
そして勝つ。
誰もが好きな水戸黄門的な展開なんだね。
描くに時間が短いとか、
セリフが足りる足りないと
様々なご意見で賑わっておりますが、
ま、これはこれでいい。
だって映画にしたんだから。
まー俳優陣の豪華さと、キャスティングだけでも楽しめました。ホント豪華✨
私は大企業に勤めていますが、
映画やドラマで会社のワンシーンで
違和感がいつもあるのは、配置転換や
異動内示が人事部から発せられる。
この映画もそうだ。
何千人も勤務する大企業の中の異動対象者に
人事部が辞令を出すのか?
人事部が、その人の何を分かっているの?
辞令は、所属部門の管理職でしょ。
うちだけかな??
二本立て一本目。事実を元にした池井戸作品。見応え充分。 ただ死ぬだ...
二本立て一本目。事実を元にした池井戸作品。見応え充分。
ただ死ぬだけの谷村美月に衝撃(笑)ディーンもちょい大袈裟気味か。
大きな権力に呑み込まれる理不尽さ。実際にはもっともっと酷いことがたくさんあるような気がする。所詮、庶民は泣き寝入りするのが当たり前。せめて映画の世界だけでも…
深キョンが嫁って、目のやり場に困る(笑)
命の扱いが酷いものすごく下衆な映画
長瀬だけは良い。先に言っておきます。
いまさら、こんなB級映画観る人もいないだろうけど
なんとなくこの映画について語りたくなった。
まず、シナリオがエグい。
主人公が失敗し窮地に立たされる
そして、起死回生の逆転。
これが、ものすごく短いスパンで繰り返される。
もう失敗が、成功のためのフリでしかなく
失敗に必然性も全く無くなっている。
これは時間に制約のある映画だから
仕方ない部分もあると思うが
もう途中どうでも良くなってダイジェストとかに
しちゃってる時点で失格だと思う。
しかし、まだこれは許容範囲。
この映画が一番終わっているのは
命の扱い方があまりにエグい点だ。
空飛ぶタイヤとあるようにトラックのタイヤが脱輪し
母子がその下敷きになって命を失う。という
ところから物語が始まるのだが
映画終盤、この事件現場に長瀬とディーンが居合わせる。
いわば、どちらも加害者側だ。
この2人のせいで罪もない小市民は命を失った。
その現場にて、この2人は
カッコつけ合い合戦を繰り広げる。
この角度で、このセリフ言えばオレカッコいいだろ?
みたいな歯の浮くセリフを
人が死んだその場でよくやるな、、と
どうしても言いたいなら、サ店くらい行けと。
不謹慎極まりなく、命をなんだと思っている!
と、ものすごく腹が立った。
自分を殺したイケメン2人が自分の死に場所で
カッコつけてイキっている。
そこに空飛ぶタイヤモンスターが舞い降りて
2人をギチギチに喰ってくれたら最高の映画だった。
できるだけ低予算で・・・
池井戸潤の作品を見るには低予算に限る。
してはならないのは
1)基本料金で見ること
2)割引があっても1000円以上で見ること
3)お金を出して。。DVDなどのレンタルで見ること
しまった。。
3)をしでかした。
ということで、内容は、こんなもんなので
可能な限り、金を使わずに見るべし。
コスパが高いことを喜ぶこと必定!
・・・ちなみに、内容。。。。。
それを語ることを求めてはならない!
わかりやすくて面白い! ベタでありきたりなストーリーかもしれないけ...
わかりやすくて面白い!
ベタでありきたりなストーリーかもしれないけど、これはこれで良いと思う。
映画だからといって、下手に狙ったり無理に難しくする必要はないかと。
まぁ、企業の闇の深さや解決までのステップが多少薄っぺらいかなとは思うけど、2時間の映画でこれで十分良かったと思う。
てか、深キョン好きなんだけど、なぜにこれでアカデミー賞にノミネートされてるの?
あと、サザンの歌が合ってない。
映画じゃ短すぎる。
池井戸作品の中でも実際にあった事故、事件を下敷きに作られた「空飛ぶタイヤ」
その内容から民放でのドラマ化は困難と言われ、WOWOWで2009年中村トオル主演でドラマ化された。視聴料金で成り立つWOWOWなら出来るドラマで、内容も満足いくものだった。
やはり、それと比べてしまう。
最初から映画の枠に納められるのか不安だったけど、やはり無理だったな~と。
モンタの件にしても一瞬だったし、PTAの件は話だけ。
せめて、前編、後編の2本に出来なかったかな。残念な仕上がりでした。
キャスティングミス
空飛ぶタイヤ/2018
★★☆☆☆ キャスティングミス。
・
まずはキャスティング。
長瀬智也という時点で映画館で見る気にならなかったからレンタルしたけれど、いい判断だった。
ディーン・フジオカも全く合ってないし、高橋一生はあまり印象に残らない。
そのせいか、ストーリーは薄っぺらく感じてしまったなぁ。
大企業とはなにか、組織とはなにか、そんなものはこれまでの池井戸作品を見れば分かることだけれど、大逆転的な展開はなく、大企業側が自らの過ちを正していくストーリーであるだけに、映画ではなくドラマの長尺で描いた方がよかった気がする。もっと、個々に焦点を当てて挙げないと難しい。
エンディング曲もなんだかミスマッチ。
2019-001
あっという間の120分
ちょっと物語のスピードについていくのが大変だったけどグイグイ引き込まれてあっという間に終わった…
終わった後のスッキリ感が最高でした。
ただ、長瀬智也さんがかっこよ過ぎて町場の運送屋さんには見えなかった。。ディーン フジオカとのラストシーンは色んな意味で美しかったです。
利益優先、巨大企業の恐ろしさを垣間見る
この事故によってではないが、リコール隠しと言う形で利益を守ろうとする気持ちは分かる。
実際はもっとスマートな形で行われるであろう隠ぺい工作だが、本気の巨大企業の圧力に抗える中小企業や個人は居ない。
白いものも黒くなるレベルの事が出来る。
作品の中では内部告発での情報が決め手になった形だが、充てているキャストからすればそうなるのが自然か(笑)
利益が優先されるのが当たり前な世の中だからこそ、人間の意思や意地が共感をよぶのだろう。
ラストの赤松と沢田の邂逅はムダなカッコつけにしか見えなかったので、どうせならその後ホープ自動車はどう変わったか?
事故で叩かれた運送屋はどうなったか?
被害者遺族の事など並べてくれた方が良かったと思う。
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