空飛ぶタイヤのレビュー・感想・評価
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よかった!しかし現実は…。
「空飛ぶタイヤ」という題名を見て最初喜劇かと思ったが、あらすじを読み実際の事件を題材にしたものだと知り、鑑賞した。
(タイトルはやや不謹慎な感じがした)
この事件は記憶に新しい。しかも同様のタイヤ脱落事故が複数件あったことも記憶している。現実の報道でも車のメーカー等は判らなかったと思うが、のちに特定の車のメーカーの不正と判り、再三の不祥事に私は未だにその企業の車は買うまいと思っている。全ての従業員が悪いわけでは無いことも重々承知だが、トップ陣営が悪ければ同じことである。そしてそういう企業体質は安易には変わらない。
一方、濡れ衣を着せられ真の問題を暴くことに尽力した赤松運送のモデルとなった会社はどうなったか?ネットではすでに廃業したとある。その経緯も事実も定かでは無いが、あの事件が発端であれば悔しいし悲しい。
映画と同様に正義が勝つ現実であってほしい。
こんなことが・・・
テレビで池井戸潤のドラマ半沢直樹や陸王を見ているせいかそれらに比べると少しパンチ力が足りないかなと思いました。
ただ企業の内幕を追及していく中で脇役ムロツヨシの演技が良かったです。他の脇役人の演技も〇です。
予備知識なしで中の上。
大企業を相手取って戦う物語。疑問を持つ人が複数いたからこそ立ち向かえた話。有名俳優陣ばかりでそれだけでも見る価値あったような。
そして、嫌いじゃない。あのバカ真面目な熱血社長。今どきいないだろーなー。
良かった!!人間の生き方とは。。。
事件か事故か?!いつも恋愛系やコメディばかり見てるんですが、友人に誘われて見に行きましたが真剣に見入ってしまいました。人間1人が亡くなって、周りの人生は本当に変わる。中小企業と財閥の会社との戦いを見てて、本当にこういう話はまだまだ実話でもたくさんありそうだと思いました。みんな1人1人生きるために必死に仕事をしてるのが伝わってくる。長瀬くんの演技がとても熱かった...♪*゚そしてその奥さん役の深田恭子さんが、立派な奥さんすぎて尊敬そのものでした☆会社の経営者側として鑑賞していて、従業員との信頼関係は本当に大切だと思い勉強になりました。みんなが言っているように、ドラマ化してもっと長く見たかった気持ちはわかります。
うーん…
飽きることなく、観ました。
素晴らしい役者さんばかりで、こんなところにこの人が‼と、素晴らしい役者さんが次から次に出てきて、でも生かされることなく少ない出番で、なんだか物足りなさが積み重なった気がします。この配役で連ドラだったら、すごく見応えあっただろうな…池井戸作品のドラマならではの大げさな演出と熱いセリフに慣れてしまったせいか不完全燃焼です。
手ぶれがひどい
役者はいいが、序盤から映像の細かい手ぶれがひどい。シーンが変わるときれいに撮れているが、手ぶれありとなしのシーンが交互にあるので、すごく気になるし、酔う。映画好きには気になると思う。カメラマンが複数いるのか?なぜこれで完成としたのか謎。役者がいいだけに残念すぎる。
トレンディだね
文庫本にして上下巻になるような小説を、2時間で描け、ってのも無理な話で、原作に対しての忠実さは求めないつもりで観に行きました。
にしても、主人公ってカッコ良くないといけないの?中小企業の運送会社の社長って、あんな大きなお家買えるの? 原作のイメージからかけ離れ過ぎ。
長瀬智也が主演ってとこから、ある程度想像、覚悟してたけど、ちょっと表情なさすぎ。苦労、苦悩してる感じが全然伝わってこないから、メーカーに捜査入って、運送会社の従業員一同喜んでるクライマックスシーンに全くカタルシスがないんだよね。
ディーンフジオカと対峙してるシーンなんか、原作とは違う別のドラマ見てる気分だった。
人気俳優使ってる時点で、トレンディドラマ風になってしまうんでしょうね。あんまり期待してなかったから、まあこんなもんかな、って感想です。
原作が良くて、映画化されて尚良かった なんてなかなかないですよ。
池井戸作品で期待したけど…
「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」「下町ロケット」「陸王」などドラマで立て続けにヒットを続けている池井戸潤の原作。
映画はどうなの?と期待しながら見たせいか、過去の作品と見比べて見劣りしてしまった。
長い作品をコンパクトにしようとしたせいか、ひとつひとつのやり取りが短く、やや分断的に。半沢でいう、大和田部長のようなはっきりヒールがいなかったのも物足りなく感じた。勧善懲悪が特徴的な池井戸作品とは少し違うテイストだった。
どこがピークか問われると、どう返していいか困る作品。
個人的には期待はずれだった。
イケメン満喫映画
いやーディーン様がカッコ良すぎて会社で浮きまくってましたな。
カッコ良さ度120%全開でしたから
普通はも少し髪型を変えたりスーツを変えたりして会社員感出しませんかね?
運送会社社長もガッツリイケメン
タイヤ会社社員もモデル級ガッツリイケメン
警察の人はイケメンだけどちゃんとかなり崩してたけどイケメン
銀行員も違和感のないレベルのイケメン
イケメンばっかり揃えすぎでリアリティが薄まりますよね
監督はあまりリアリティを追求してないんでしょうね
エンディングの社長と社員のシーンもカッコ良すぎてリアリティ全然ないし
かっこつけ過ぎだな
ジャニーズからの演出リクエストが大分きついのか?
それとも監督の力量か?
ま、でもそんな悪くはない
万引家族の後に続けてこれ見たから
ちょいと色々映画としてのクオリティが気になった
比べちゃ駄目だけどね
よかったけどもったいないのも確か
・ダイジェスト版?
・記者は原作通り男性でよかったのでは?
・高橋一生の無駄遣い
さすがによくできてると感心しますが、それが故にダイジェスト版みたい。ここのレビューにも尺が足りないという意見は多いです。それには同感。だから悪いとは言いませんが、もったいないなと。
むさ苦しい濃い面々が多い中、癒やしになるのが赤松の妻と女性記者。特に赤松の妻はポイントに出てきて夫を励ます姿が印象的。
そして、記事は掲載されなかったものの、解決への糸口の一つにたどり着くきっかけを与えるのが女性記者。原作では男性らしいですが、ドラマでも映画でも女性に変更されてます。ここは男性でよかったような。女性にするならいっそ杉本あたりが面白かったかなとも思います。
そしてなんとも釈然としないのが高橋一生演じる井崎。出番が中途半端。井崎の出番を全部削って、他の人、例えば澤田に焦点を当てた方が、と素人的には感じます。
ただ、井崎に決して稟議を上げるな、うまくやっておく、と告げる部長がすごくうらやましい。あんな上司ならついてきます。まあ、それだけ信頼されているのでしょう。
総じてよかっただけにもったいないと思わされる作品。現実にもこんな希望があるとよいな。
この事件が起きた頃は大手企業がまさか、という時代でしたが、いまやもう大手企業もあてにならない時代になりました。現代だけど現代じゃないあたり、なぜ、今なのかも分かりづらくてもったいない。なんで2017年にしたんでしょうね。
補足
大事な証拠品のパソコンの扱いが随分と荒っぽいな、と。稼動中にひっくり返したり、バンバン叩いたり。
2018年7本目。
悪を正す爽快感。
この映画、見たかった。都合の悪いことを隠す組織は何も大会社だけではないが、小が大に向かって悪を正すストーリーは爽快。ましてや、モデルが誰でも思い浮かび、リアルなだけに面白みが増している。実際に、他人のいのちよりも、所属する組織にプラスかマイナスかで言動を選ぶ状況は、どこにでもあると思う。当たり前のことだけど、そのために何にも罪のない人間のいのちがおろそかにされては絶対にいけない。ついつい巨大組織の前では諦めてしまうんだよね。それにしても一徳さんは悪役がよく似合う。
時間不足ながらも
池井戸潤がブレイクする随分前にWOWOWのドラマ(主演 仲村トオル)を見て、凄く良かったので今作を見に映画館へ。
長瀬君は俳優として素晴らしいと思っているので不満は無いですが、やはりこれはドラマで色々な人物の思いや気持ちの変化を見ていかないと、最後の逆転の感動が薄いです。
高橋一生は、後付けキャスティングでしょうか?見せ場が無い感じ… 小池栄子と元恋人の関係には見えないし(笑)
岸部一徳が単純すぎる悪役で、ちょっと失笑。忘れましたが原作もそうでしたっけ?
本当は地上波でドラマにして欲しいけど、〇〇自動車が分かりすぎるから難しいのでしょう。
個人的にはエンドタイトルがサザンていうのも、あまりしっくり来なかったです。
実際に人が亡くなってる事件がモチーフなので、エンタメっぽくなるような気がして。
ともあれ、長瀬君やディーン・フジオカ、そして脇を固める役者陣も豪華、精一杯まとめてあるので、映画館で観ても後悔はしないかと。
三本柱なのか??
中小企業の社長でも何でも、おかしいと思ったことをおかしいと曲げないその信念の強さは大事ですよ。いくらフィクションでも(リコール隠しはどうやらモチーフがあるそう)、それが世界を変えるんです。実際そんなことはよく記事になるじゃないですか。
前もそんな映画を見ましたが、思い付きませんね。なんですっけ。
ただね、三人の男の熱い物語だったのかな??と思うばかりですよ。プロモーションの仕方が違ったとしか思えません。プロモーションは大切です。ある期待を持たせて客を引っ張り、映画館に呼ぶわけでしょう?その点おかしい!
赤松社長のやるせなくても思いを曲げずにもがいている人物像を軸にPRすべきでした。
そうよ、長瀬智也さん、名俳優。一アイドルのファンとして観に行くもんじゃないですよ。赤松社長の人間味がまっすぐに伝わってきました。悔しかった。そして熱かった。
PRに寄せるとすれば、もう24分追加して144分映画にして、その分井崎さん(高橋一生)に回すという方法がいいかな。
そうしたらサザンの主題歌ももっとザクッと映画に食い込んだんだろうな。信念に負けない熱い男たちの物語って感じで。
人ひとり亡くなってるのに「熱い」って不謹慎かな。
あと、"反撃"開始ってのもなんかおかしいよね~。
まぁそこそこ
それなりに楽しめたけど、薄いかな。。。
長瀬君、頑張っているのは分かるんだけど、苦労知らずのボンボン社長にしか見えない。。。
もっと社長の苦悩が伝わる苦悶のシーンや演技が欲しかった。
ディーンフジオカの方がその辺りの葛藤が表現できていたように思う。。。
佐々木蔵之介は、場面少ないけど、流石の演技。
岸辺一徳も安定だけど新味なし。
他の方も書いていたけど、映画というか、2時間ドラマ。。。
エンディングロールで、三菱ふそうの名が無いか探してしまった。
自身の企業スキャンダルを題材とする映画に制作協力とかしていれば、多少は罪滅ぼしになると思うけどな。
それができる会社なら、最初からリコール隠さないか。。。
スピード感もあり、みごたえある映画でした!
中小企業が大企業に立ち向かうという内容はありきたりといえばありきたりな話ではありますが、まったく飽きさせず物語が進みます。最終的には、中小企業が勝つ?のですが、それまでのプロセスも泥臭さもあり、心地のよいものでした。どの役者さんも素晴らしかったですが、もう少し高橋さんの裏でどのようなことを行ったのか描かれるとさらに面白いのではなかったかなーと思いました。
テレビドラマ的で映画館で見るのはどうだろうか
きょうは1080円で映画が見れるので、誰が出ているのかなど全く事前確認せず、書店に並んだ同小説の帯を見てブラっと映画館に入りましたが、主演が私の苦手なジャニタレのひとり。
ちょっと失敗した感が。。。
キャストはテレビドラマでよく見る人ばかりで、なんだかテレビドラマをシアターで見ている気分。
もっと社内で不正が行われたどろどろとしたメカニズムにフォーカスあてても良かったと思うし、スクープ記事を直前にもみ消される雑誌記者もあっさりしすぎで苦悩が伝わってこない。
運送会社の社長の嫁が深キョンって奇麗すぎるし(笑)
2時間という尺で出来る範囲何だろうが、なんだか全体的に中途半端だったような消化不良の作品だった。
折角映画なんだからもっとメリハリつけた赤穂浪士のような時代劇的な勧善懲悪にしてもいいんじゃない?
それなら深キョンの瑤泉院ならば全然OKだし、吉良殿の岸部一徳もOKだ!
長瀬くん、頑張ってた☆
池井戸潤の原作の映画ですので、ある意味安心してみていました。
役者さんがやはり人気を見越してか脇まで豪華。
でも、あまり長瀬くんに期待していなかっただけに、なかなか
社長役良かったです。
むしろ、ディーンフジオカはもう少し違う面を見せて欲しかった。
イメージが壊せないのかなぁ・・
個人的には、すごく良かった!と言える作品ではありませんが、
安心して鑑賞出来ます。
原作を見てないのですが、
中小企業の社長とその社員達
大企業の社員達 銀行員
それぞれの場所でそれぞれのやり方で
人間らしく闘う男たちはかっこよすぎた。
また、登場人物の一人一人の気持ちや仕事に対する姿勢、家庭の事情なども深くはないけどリアルに描かれていて、無駄なキャストがいないと思えた。
しかし、原作やドラマ版を見ている人からはほとんど不評みたいで指摘を見てると、理解が追いつけないわけではないけど、なるほどなど思える描写もいくつかある。
でも、いい話だっただけに、これはこれで完成されていて、楽しめたし見てよかった。
原作も読んで見たい。
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