ウォー・マシーン 戦争は話術だ!
配信開始日:2017年5月26日
解説
ブラッド・ピットの映画製作会社プランBとNetflixの共同製作映画で、ピット自ら製作・主演を務めた戦争ドラマ。「アニマル・キングダム」のデビッド・ミショッドが監督・脚本を担当し、実在の将軍スタンリー・マクリスタルを取材したマイケル・ヘイスティングスのノンフィクションを原作に、風刺やブラックユーモアを散りばめながら大胆に脚色。ひとりの将軍の栄光と衰退を通し、軍事力だけでは解決できない現代の戦争の裏側を描き出す。アフガニスタンの駐留米軍司令官に任命された生粋の軍人グレン・マクマホン陸軍大将は、泥沼化する戦争に終止符を打つべく意気揚々と戦地に乗り込む。しかし、ジャーナリストや政治家たちの様々な思惑に振り回されるうちに、事態は混迷を極めていく。揚げ足ばかりとろうとするジャーナリスト役をティルダ・スウィントン、食わせ物のアフガニスタン大統領役をベン・キングズレーがそれぞれ演じる。Netflixで2017年5月26日から配信。
2017年製作/122分/アメリカ
原題:War Machine
配信:Netflix
スタッフ・キャスト
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2022年11月1日
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本当の事と仮定ですれば、こう言った輩と間接的に戦っているのだと思う。テロリストと言われる武装勢力の人達は。
ベトナム戦争も含めて、『武装勢力を一掃する』と侵略戦争を言い換えている。
戦争を個人の話として、出来るだけしないほうが良いと思う。例えば、プーチン大統領を抑えても、戦争は終わらないという事。
統一教○を信じた重要人物がフェイドアウトしても、何一つ変わっていないし、それが当たり前。争いや平和は個人の力では抑えられない。
この主人公が語る事は、日本に於ける大東亜共栄圏だし、アメリカが語るベトナム戦争、湾岸戦争、プーチンが語るウクライナ侵攻と全く同じ。
2022年10月6日
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9.11テロの犯行集団を撲滅するためにアフガニスタンに乗り込んだ多国籍軍だが、特に成果のないまま8年が経過。新しく大統領に就任したオバマ氏は撤収を望み、イラクで功績のあった大将にその難しい仕事を任せた。彼はストイックで部下からの信頼も篤いが非常な自信家でもあり、現地に民主主義を根付かせことも正しくやれば可能であると信じていた。同時に軍人としての戦果も求めたため、手始めに、無理だし無視すべきだと言われた砂漠地域の掌握に乗り出す。そのためには兵士の増員が必要であり、自分達で声をあげるPR作戦を実行する。一方、民間人の中に潜むテロリストを掃討するのは難作業であり、一般人の犠牲も兵士の犠牲も出てしまった頃、広報活動でも失敗し、手柄空しく現地を後にする。
冒頭の語りで、成果がなければ替えればいい、とあって何かを批判しているっぽいなと思いながら見ていたら、司令官チームを追いながら、実はこんな困難で判断の難しい作業を軍に丸投げの大統領(civilian)を批判しているのだと気づいた。
取材をしていたローリング・ストーンズ誌の記者は、沢山の人に話題にして欲しかったからと言っているが、司令官達は記者を信頼して普段通りの様子を見せ、腹を割って話したのに書き方があれではひどいと思った。
ブラピ氏の演技は作り込んだ声音が逆に耳に引っかかって聴き取りにくいのが残念だったけれど、この作品をプロデュースした心意気は買う!
あとはティルダ姐さんが、それっぽいドイツ人にしか見えなくて、すごいなと思った。
2022年5月29日
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弱い風刺映画。ブラピの歩き方や話し方、彼の周りの部下たちもコミカルに描いているが大笑いするほどではなく、かと言ってマイケル・ムーアばりに強烈に政府批判してもいない中途半端な感じ。長年にわたりアフガニスタンに駐留し、現地の人々の反米感情は高まるばかりだが、具体的な成果も挙げられず、後戻りもできない、泥沼状態の中、新たに送り込まれた新指揮官の奮闘を描く。いくら輝かしい軍歴があった指揮官としても、兵士同士が戦う戦争ではなく、兵士と区別できない現地の住民と戦う戦争を指揮するのは難しい。そもそも侵攻したことさえ過ちだが、完全に撤退時期を逸したものであり、政治家がもっと早く主導すべきだった。
2022年2月16日
Androidアプリから投稿
ブラピがこだわりの強い軍人の役をやっているが、走り方、喋り方、表情まで全てがわざわざ作っている感じがして滑稽。カッコイイブラピが見たいのに、ストーリーもコミカルで、うーんイマイチ。。。ブラピの無駄遣い(笑)