世界にひとつの金メダル
劇場公開日 2017年6月17日
解説
エリート弁護士の座を捨て、馬術の障害飛越競技選手となり、1988年のソウル五輪で金メダルを獲得した異色のメダリストの実話を「ザ・ビーチ」のギョーム・カネ主演・脚本で描く。幼い頃から父の指導で障害飛越競技に打ち込んできたピエール・デュランは、父の期待から逃れるように弁護士としての道を歩み始める。しかし、馬術への情熱をあきらめることができないデュランは、弁護士の輝かしいキャリアを捨てて、再び馬術選手となることを決意する。小柄で気性が荒い欠点だらけながら、高い跳躍力と才能を秘めた若馬ジャップルーをパートナーにしたピエールのオリンピックへ向けた鍛錬の日々がスタートした。自身も馬術経験を持つカネが主人公を演じ、マリナ・ハンズ、ダニエル・オートゥイユ、ドナルド・サザーランドらが脇を固める。監督は「ココ・シャネル」のクリスチャン・デュゲイ。
2013年製作/130分/G/フランス・カナダ合作
原題:Jappeloup
配給:レスペ
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馬映画で「競馬」は何回か見たことあるけど。この競技は初。
競技の場所は、障害物を設計する人がいることや。
レース前には、ライダー(馬に乗る人)が馬場を歩いて確認。
時に馬は他所へ「売られる」(馬の権利書があった)こと等。
へーの連続でした。
荒馬のジャプールは、主人公が乗っても振り落としたり。
合わないんですね。それをスタッフが諭す場面。
「あなたは、馬のことを解ろうとしていない」。パートナーなのにね。
最初の頃、練習の場面でジャプールが障害を越える時。
「あ、よっこいしょ」って、見ている方は声をかけるのですが。
終盤のレースでは、もう息を呑んじゃって。
主人公とジャプールが一体となって、飛躍する姿。
涙ボロボロ流しながら、応援しちゃいました。
見てよかったなあ。選んだ自分に👍。どこかで見かけたら、是非!。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「決める前に一歩引いて考えろ」
2021年12月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
子どもの頃、すごく好きだったマンガがある。「ロリィの青春」という、アメリカの少女が馬術をやる話。馬術には馬場、障害飛越、クロスカントリーの3種類の種目があって、そのマンガは障害飛越の方。日本ではマイナーな競技なのに、何で題材にしたのか、よくわからないが、未知の世界なのが逆に良かった。夢中になって読んだ。
ということで、基礎知識はマンガで得た程度だが、それで充分だった。順番通りに障害を飛び、バーを落としたら減点、制限時間をオーバーしたり落馬したらアウト、できるだけ早いタイムでゴールすると有利。馬が小柄だとジャンプも小さくなりがちだろうし、飛ぶ前の歩数も考えないといけないかも。競馬では有名な話だが、馬術でも血統は重要視されるらしい。たぶんジャップルーは、本当に無名だったんだろうな。でもジャンプ力がすごい。ジャップルー最高。ジャップルー万歳!
馬に反して、乗り手のピエールが感じ悪い。最終的にいい人になるけど、前半は嫌いだった。でも、ピエールを演じたカネの騎乗が立派で、本物感がジャバジャバ出ていた。まんま試合になる。あと、ジャップルーを大好きなラファエル、健気でかわいい。
東京オリンピックで、馬術の試合はほんと放送されなかったなー。日本人がメダルに絡まないから…。やはりヨーロッパがメインの競技、極東は不利なのであった。
馬という美しい生き物への愛が詰まった映画だった。BSテレ東の放送。
2021年11月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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初めての鑑賞
体が小さくて見栄えの良くない馬だけど、飛越の上手な馬
主人公は念願のオリンピック出場を果たすが、競技途中で馬が飛越を拒否し失格となってしまう
一度は馬の売却を決めた主人公だが、馬との信頼関係を作ることからやり直し、4年後のオリンピック出場をはたす
そして完璧な競技で優勝を勝ちとる
人馬一体という日本語がぴったりの映画だと思う
2021年9月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
転ぶシーンとか、リアルな感じで、馬も演技が出来るのかしら。ちょっとハラハラしながら観ました。監督が意地悪いとメダルから遠のくなんて、あってはならないと思うけど、そんな苦難もあったりするのね。と、馬術など縁遠いけど、興味深かったです。
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