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映画「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」 文豪ストレイドッグス DEAD APPLE
劇場公開日 2018年3月3日
解説
中島敦、太宰治、芥川龍之介といった文豪と同じ名前を持つキャラクターたちが、それぞれの文豪にちなんだ異能力を使って戦う姿を描いたバトルアクション。原作・朝霧カフカ、作画・春河35による同名コミックを、「STAR DRIVER 輝きのタクト」などを手がけた監督・五十嵐卓哉×脚本・榎戸洋司×アニメーション制作・ボンズのタッグがアニメ化。2016年に2クールが放送されたテレビアニメに続く劇場版で、原作者協力によるオリジナルストーリーが展開する。ヨコハマの裏社会で巻き起こった「龍頭抗争」から6年後、不可解な「霧」の中で異能力者が自らの力を用いて命を断つという事件が世界各国で発生。内務省異能特務課は、この事件を「異能力者連続自殺事件」と命名し、武装探偵社に、関与が疑われる謎の異能力者・澁澤龍彦の確保を依頼するが、時を同じくして太宰が消息を絶ってしまう。
2018年製作/90分/G/日本
配給:角川ANIMATION
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私の思い描いていた最終回の話の縮小版(規模を小さくしたもの?)と言った感じだった。
思い描いていた最終回というのが、敦が「圧倒的な暴力を過信している芥川」を倒す事で過去の自分を救済。敦くんが孤独の中に未だにいる太宰さんを救済する事。だと思っていました。織田作→太宰→敦→鏡花の順になっている救済の連鎖を反対向きにするような感じ…。
まさにこの映画はそれでした。鏡花ちゃんが敦くんの手を引っ張っていき、過去に犯していた罪と向き合い、自分の中の生きるための爪(異能力の虎)を肯定し、最終的に織田作に言われたような「良い人間」になっているのか自信がなかった太宰さんをも勇気づけ、本当に私の描く最終回そのものでした。ただ、芥川を倒した訳ではなく、元々中に潜んでいた自分の力を肯定した為、本編ではまた違った救済が訪れるのでしょう。
もう一つの最終回と言っても過言では無いですね!
2018年12月28日
iPhoneアプリから投稿
キャラ1人1人の登場シーンがちゃんとしていてすごく面白かった!
キャラクター同士の関係性だけで(バトルにしてもそう)進行するファン向けの内容で、何故か言いようのない空っぽさが目立ちます。
原作もアニメも見ていない層からすると、全編通して薄ら寒い、どこかで観たアニメの内容と変わらず、これといった目新しさや感銘もありません。ごく普通の語るべき要素のないアニメです。
文豪を使う必要性は本当にあるのかというと、多分作者は思いつきと話題性だけでこの設定を選んだのではないかと思います。でなければもっと設定とストーリーがマッチした作品が作れるでしょうから。
生きるために虎の爪を立てるって、山月記は「虎になってはいけない」事を戒める内容の文学ですよね?
設定とルーツの噛みあわせが破綻していると思います。
総評すると、「すべてがとにかく陳腐」これに尽きます。
「キャラクターの顔を好きになる人」が好きなアニメです。
正直言って観た後疲れました。第二弾が出ても多分見に行かないです。TVアニメじゃないんだから、ストーリーにテーマくらい持った映画を作ってください。
感動していまいました!
また、観たくなる位でした!
澁澤さん格好良すぎ!!
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